今、あらゆる食の中で、ラーメンほどダイナミックな進化を遂げているジャンルはない。札幌ラーメンもその例外ではない。僕は、現在の札幌ラーメンが第三世代に突入していると考えている。第一世代とは、「純連、すみれ」に代表される、かん水の多い西山製麺系の黄色い中太縮れ麺を使用し、たっぷりのラードで炒めた野菜が載っているラーメン。第二世代とは、「山頭火」や「五丈原」などのように、ラード炒めの野菜を用いず、より細めのかん水の少ない麺を使用し、清湯にこだわることなくスープが持つ本来の旨みを追求したラーメン。第二世代になると、脇役だったチャーシュー、煮卵などの具材にも力を入れるようになり、オリジナルご飯なども登場した。魚介系の旭川ラーメンや「山岡家」などの家系ラーメンも、札幌ラーメンでは第二世代と考えて良いだろう。第三世代のラーメンとは、腰の強い中太~極太麺と、より濃厚な豚骨あるいは白湯スープの組み合わせが特徴の新世代ラーメン。最近流行のつけ麺などもこの中に入る。この種の店は、濃厚なスープにベストマッチな魚粉や魚介系ジュレを使用するのも特徴。この組み合わせが病みつきとなり、一度食べたらハマル味だ。
中央区
麺や きさ乃
中央区で人気を博した「とし井」が、店名も新たに今年(2025年)桑園BRIDGE内に移転オープンした。かつてここは、「いせのじょう 桑園高架下店」があった場所である。高架下ビル1階にある店舗は、L字型のカウンター7席だけという小さな店。なので、1回転目で食べるためには、開店10分前に到着していなければならない。しかし場所柄のせいか、13時過ぎるとかなり空いてくる。
先ずは、自動券売機で食券を購入。レギュラーメニューは、「つけめん」、「らーめん」、「味噌らーめん」の3種類。この他に月替わりのラーメンがある。僕の唯一のお勧めは「つけめん」。今回1つ星評価としたのは、あくまでも「つけめん」だけなのでご注意を。
「つけめん」の麺は、西山製麺に特注しているという全粒粉の中太平打ちストレート。中太ながらもしっかりとしたコシがあり、まさに僕好み。麺の量は「並(190g)」、「中(285g)」、「大(380g)」の中から選べるが、「中」がお勧め。「中」までは無料で、「大」はプラス150円となる。グラム数は異なるが、「らーめん」や「味噌らーめん」も同様に「中」への変更は無料となっている。つけ汁のスープは、豚骨や鶏ガラをふんだんに使用し、さらにカツオやサバを中心とした魚介の風味をきかせたコラーゲンたっぷりな濃厚スープ。僕の大好きな東京「つじ田(→ 銀座グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」のつけ麺のスープにも似ているが、「麺や きさ乃」の方がさらに濃厚。また、「つじ田」と違って麺にはスダチが付かず、食べた後のスープ割りもないのが残念。スープの中には刻みチャーシューとメンマ、焼海苔、ネギなどが入っているが、「特製つけめん」にすると、麺の上に更にチャーシューと塩玉子(塩味玉)、焼海苔が加わる。(2025年11月追加)
https://www.instagram.com/menya_kisano/?hl=ja
中央区北10条西14丁目1−2 ソウエンBRIDGE1階 ![]()
電話番号:非公開
定休日:月曜(月曜以外にも不定休がありInstagramより要確認)
営業時間:【火〜金】11時〜15時、17時〜20時【土日】11時〜15時
予算:つけめん980円
アクセス:JR桑園駅高架下にある桑園BRIDGE 1階。JR桑園駅のより徒歩1分
最寄りのランドマーク:JR桑園駅、イオン札幌桑園ショッピングセンター
お勧めポイント:魚介香るコラーゲンたっぷりな濃厚スープのつけ麺が美味しい
ソウエンBRIDGE1階にあります。この日は土曜日の開店10分前でしたが、既に行列が
注意書き
並び方の説明
店内はL字型のカウンター7席だけという小さな店
レギュラーメニューは、「つけめん」、「らーめん」、「味噌らーめん」の3種類。僕の唯一のお勧めは「つけめん」
レギュラーメニューの他に月替わりのラーメンもある
先ずは、自動券売機で食券を購入(旧札しか使用できないので、新札しか持っていない場合には両替してもらう必要が)。券売機の右側には、黒い紙エプロンが用意されている
「特製つけめん」。麺の量は「並」
通常の「つけめん」と同じく、スープの中には刻みチャーシューとメンマ、焼海苔、ネギなどが入っている
「つけめん」の麺は、西山製麺に特注しているという全粒粉の中太平打ちストレート。中太ながらもしっかりとしたコシがあり、まさに僕好み
「塩玉子(塩味玉)」
「塩玉つけめん」。麺の量は「中」
「らーめん」。麺の量は「並」
「つけめん」のスープ同様に、コラーゲンたっぷりの濃厚スープ。やはり、このスープはラーメンよりもつけ麺の方が合う気がする
全粒粉の中太麺
「味噌らーめん(麺の量は「中」)」には、花椒がかけられている。ポタージュのようにトロミのあるスープは、味噌がマイルドであまり個性的ではない
「チャーシューごはん」は、サイコロ切りの炙りチャーシューがのっている。香ばしいのは良いが、甘めのタレの味はスープには合わない
「高菜ごはん」は、胡麻油というよりもハーブのような香りなので、好み分かれる
支那そば 鋳(ちう)
2021年12月にオープンした円山の人気ラーメン店。実は、この店の店主・川南さんは、清田区で「RAMEN RS改(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」をやっていた方。そもそも、彼は元々中央区でやっていて、その後清田区へ移り、再度中央区に復帰したという流れである。
扉を開けると通路があり、さらに中の扉を開けると、そこにはBGMのジャズピアノが流れ、ゆったりとしたL字型のカウンター席が広がる。とてもラーメン店とは思えない高級感のある店内であるが、それもそのはず。実はここは、中標津から進出してきた薄野の高級寿司店「鮨 わたなべ」の姉妹店である「鮨 八つ葉」があった場所だ。オープン当初は昼がこの店、夜は「鮨 八つ葉」という二毛作スタイルであったが、「鮨 八つ葉」が薄野へ移転したのに伴い、現在はこの店だけとなっている。
まずは、自動券売機で食券を購入。ラーメンは「地鶏光麺・醤油」と「地鶏光麺・塩」の2つだけで、トッピングは味玉、ウズラの玉子、生たまご、チャーシュー、地鶏角煮、メンマの6品。この日は、期間限定のラーメンは無かった。「RAMEN RS改」がいろいろと種類があったのに比べると、とてもシンプルなメニュー。川南さんがこれぞベストと思える彼の集大成なのであろう。
どちらのラーメンも甲乙付けがたいが、僕のお勧めは「地鶏光麺・醤油」。どちらも鶏油が浮かぶ鶏ガラベースの清湯スープであるが、「地鶏光麺・醤油」の方が醤油の香りとコクによる重層感を感じ、余韻も長くて良い。「地鶏光麺・塩」は、鶏の香りと旨みをより強く感じ、シンプルに美味しい。函館の豚骨ベースの塩清湯スープとは、全く異なった香り高いスープである。この店の自家製麺は、低加水だった「RAMEN RS改」とは異なる平たい中細のストレート麺である。コシが弱めで物足りなさも否めないが、スープに良く絡んでマッチしているのではないかと思う。そのためなのか?“写真は20秒以内に撮りましょう”という注意書きが書かれている。チャーシューは3種。焼かれてスモーキーな焼豚(モモ?ウデ?)と低温調理された焼豚(肩ロース)、そしてローストビーフのような牛肉がのっており、太めのシナチクも含めて美味しい。麺だけがちょっと引っかかったが、スープと具材の美味しさで、今回は3つ星とした。(2025年1月追加)
中央区北1条西27丁目2−13 リバーサウス円山1階 ![]()
電話番号:011-624-6669
定休日:木曜と金曜
営業時間:11時〜14時半
予算:地鶏光麺・醤油1100円
アクセス:札幌地下鉄東西線・円山公園駅1番出口を出て円山バスターミナルとは反対方向に進む。環状通の交差点を右折し、富士メガネ円山店、すし善本店を過ぎると右側に茶色い木枠のマンションが見えるのでその1階。円山公園駅から徒歩2分
最寄りのランドマーク:すし善本店、富士メガネ円山店、円山バスターミナル、北1条西27丁目バス停
お勧めポイント:清田区人気ラーメン店「RAMEN RS改」の進化版ラーメンが食べられる
環状通沿い(すし善本店の並び)にあります
このマンションの1階です
入口には「支那そば 鋳」と「鮨 八つ葉」という2つの店名が
扉の前には・・・
行列店ならではの注意書きが書かれています
扉を開けると通路があり、さらに中の扉を開けると
そこにはBGMのジャズピアノが流れ、ゆったりとしたL字型のカウンター席が広がる。とてもラーメン店とは思えない高級感のある店内であるが、それもそのはず。実はここは、中標津から進出してきた薄野の高級寿司店「鮨 わたなべ」の姉妹店である「鮨 八つ葉」があった場所だ。オープン当初は昼がこの店、夜は「鮨 八つ葉」という二毛作スタイルであったが、「鮨 八つ葉」が薄野へ移転したのに伴い、現在はこの店だけとなっている
まずは、自動券売機で食券を購入。ラーメンは「地鶏光麺・醤油」と「地鶏光麺・塩」の2つだけで、トッピングは味玉、ウズラの玉子、生たまご、チャーシュー、地鶏角煮の5品。この日は、季節限定のラーメンは無かった。「RAMEN RS改」がいろいろと種類があったのに比べると、とてもシンプル。川南さんがこれぞベストと考える彼の集大成なのであろう
基本は木曜と金曜が休みのようだが、2月19日からほぼ1か月間休みになるようだ(道外催事のためと書かれている)
現在は一人1杯限定となっているよう
卓上に置かれている「柑味酢」。3プッシュしてみたが、意外にも柑橘控えめで、完璧なスープを壊さないので、味変としては悪くない
「地鶏光麺・醤油」に「地鶏角煮」をトッピング。焼き海苔が別盛りになっているのが良い
「地鶏光麺・醤油」
チャーシューは3種。焼かれてスモーキーな焼豚(モモ?ウデ?)と低温調理された焼豚(肩ロース?)、そしてローストビーフのようなチャーシュー(牛モモ?)
この店の自家製麺は、低加水だった「RAMEN RS改」とは異なる平たい中細のストレート麺である。コシが弱めで物足りなさも否めないが、良くスープに絡んでマッチしていると思う。そのためなのか?“写真は20秒以内に撮りましょう”という注意書きが書かれている
醤油も塩も鶏油が浮かぶ鶏ガラベースの清湯スープであるが、「地鶏光麺・醤油」の方が醤油の香りとコクによる重層感と余韻を感じる
「地鶏角煮」は、弾力があって濃く味わい深い。恐らく、親鶏を使用しているものと思われが、山椒の風味もマッチしていて、親鶏好きには堪らない一品
「地鶏光麺・塩」。海苔は別盛りになっているのがいい
「地鶏光麺・塩」
鶏の香りと旨みをより強く感じ、シンプルに美味しい。函館の豚骨ベースの塩清湯スープとは、全く異なった香り高いスープ
トッピングの「味玉」は半分に切られており、薄味ながら悪くない
麺と海の幸 宮商
青森出身の店主・宮川さんは、「すみれ(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」で18年間働き、2024年7月にこの店をオープンした。この店が他店と異なるところは、青森で水揚げされた鮮度抜群の海鮮丼も楽しめるということ。とくに夜営業ではメニューが異なり、昼は日替わりミニ海鮮丼が2種なのに対し、夜は7種類の海鮮丼や酒とおつまみが楽しめる。これを意識してなのか、窓側の小上がりには居酒屋のような掘りごたつのテーブル席がある。
先ずは自動券売機で食券を購入。ランチタイムの支払いは現金のみのようだ。ラーメンは「みそ」、「塩」、「正油」、「宮しょうゆ」の4種類のみで、今流行の「辛みそ」などはない。純連・すみれ系なので、もちろんお勧めは「みそラーメン」。たっぷりのラードが浮かぶスープは、濃厚で独特のコクがあり、しっかりと炒められたモヤシとタマネギ、挽肉が入っている。スープは、「すみれ」というよりも「純連」に近い、いや、むしろ母親がやっていたオリジナルレシピの「らーめん駅」に近いような気がする。麺はオリジナルの純連・すみれ系よりも僅かに細めの中太ちぢれ麺。「塩ラーメン」や「正油ラーメン」にはフィットするが、「みそラーメン」だと若干物足りなく感じてしまう。また、薄切りのシナチクは美味しいが、大きめに切られたチャーシューは、「すみれ」と同様やや脱水気味なので、「純連」の様に小さく薄切りにした方が良いと思う。
次にお勧めなのは「正油ラーメン」。「みそラーメン」同様ラードが表面にたっぷりと浮いており、札幌ラーメンらしく焼き強めのたまり醤油のようなスープ。ラードのオイリーささえ気にならなければ結構コクがあって悪くない。スープがやや混濁した「塩ラーメン」も美味しいが、繊細な塩というよりも動物系のコクと野菜の旨味がグッとくる感じだ。
ちなみに、平日は店の前に1台のみ駐車可能だが、他店舗が休みになる土曜と祝日だけは4台まで駐車が可能となる。(2024年12月追加)
札幌市中央区北5条西14丁目1-50 鹿友ディアプラザ札幌1階 ![]()
電話番号:011-206-0082
不定休(Instagramより要確認)
https://www.instagram.com/mentouminosachi_miyasho/
営業時間:11時〜15時、17時〜20時(水曜は夜営業なし)
予算:みそラーメン950円
アクセス:JR桑園駅東口を出て信号を渡り、イオン札幌桑園ショッピングセンターに沿って進む(右側にauとNTT docomoが見える)。中央カクマンビル(札幌練成会)、ローソンを過ぎ、北5条・手稲通手前の左側のビル。JR桑園駅東口から徒歩6分
最寄りのランドマーク:北5条・手稲通
お勧めポイント:桑園エリアで唯一“純連・すみれ系”ラーメンが味わえる店
JR桑園駅東口から進み・・・
もう少しで北5条・手稲通という看板が見えたら・・・
ココです!(桑園側からのアングル)
ココです!(北5条・手稲通側からのアングル)
昼のメニューはラーメン3種と日替わりのミニ海鮮丼
夜は7種類の海鮮丼や酒とおつまみが楽しめる
ハーフサイズのラーメンもある
何故か?札幌の無人販売所だけで売られている「餃子の桂馬」の餃子も販売されている
平日は店の前に1台のみ駐車可能だが、他店舗が休みになる土曜と祝日だけは4台まで駐車が可能となる
この日のランチタイムの海鮮丼は「青森県産ミニタコ丼」と「ミニサーモン丼」
先ずは自動券売機で食券を購入。ランチタイムは支払いは現金のみのようだ
厨房側にはカンター席、窓側の小上がりには居酒屋のような掘りごたつのテーブル席がある
お勧めの「みそラーメン」。たっぷりのラードが浮かぶスープは、濃厚で独特のコクがあり、しっかりと炒められたモヤシとタマネギ、挽肉が入っている
スープは、「すみれ」というよりも「純連」に近い、いや、むしろ母親がやっていたオリジナルレシピの「らーめん駅」に近いような気がする
麺はオリジナルの純連・すみれ系よりも僅かに細めの中太ちぢれ麺。「塩ラーメン」や「正油ラーメン」にはフィットするが、「みそラーメン」だと若干物足りなく感じてしまう
次にお勧めの「正油ラーメン」。「みそラーメン」同様ラードが表面にたっぷりと浮いており、札幌ラーメンらしく焼き強めのたまり醤油のようなスープ
ラードのオイリーささえ気にならなければ結構コクがあって悪くない
スープがやや混濁した「塩ラーメン」も美味しいが・・・
繊細な塩というよりも動物系のコクと野菜の旨味がグッとくる感じ
「ミニサーモン丼」は想像通りの普通の味
札幌タンメン MEN-EIJI
「MEN-EIJI(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」は、昨年から今年にかけて急速に多店舗展開をしているラーメン店である。札幌駅の近くに「MEN-EIJI SATSUEKI BRIDGE」、札幌ドーム横に「MEN-EIJI 月寒FACTORY」をオープンさせ、さらには、鴨だし中華そば専門店「DUCK RAMEN EIJI(札幌グルメバイブルに掲載せず)」を苗穂と薄野にオープンさせた。そして、2020年の12月に「MEN-EIJI」が新たにプロデュースするフランチャイズ店「札幌タンメン MEN-EIJI」が加わった。
タンメンとは、野菜や豚肉などの具材を炒め、そこに鶏ガラスープを加えて旨味を抽出し、麺にかけたもので、モヤシと豚挽肉を炒めてスープと煮込むサッポロラーメンと調理法が類似している。本場・関東のタンメンは、どちらかというと塩味でサッパリとしていて塩ラーメンに近いが、「札幌タンメン」は「長崎ちゃんぽん」寄りの濃厚系である。かつて、「山嵐(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」が、薄野中心部にちゃんぽん専門店「札幌ちゃんぽん 股旅」をオープンさせたことがあるが、この店は既に閉店している。しかし、この店のちゃんぽんが豚骨タンメンと名前を変え、現在でも「山嵐天上天下龍我独尊(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」で食べることができる。「山嵐天上天下龍我独尊」の豚骨タンメンは、通常の塩味の「白タン」と辛いバージョンの「赤タン」の2種類がある。豚骨スープと鶏白湯との違いこそあれ、「札幌タンメン」も塩と辛いバージョンの2種類があり、発想としては、「山嵐」にインスパイアされたほぼ同じ麺と考えても良いと思う。
テレビ塔の地下にある店舗に入ると、手前と中央にカウンター席があり、奥にテーブル席がある。コロナ禍でのオープンだったせいか、カウンター席は白いアクリル板で仕切られている。まずは、自動券売機で食券を購入。メニューを見ると、タンメン(札幌タンメンと札幌辛いタンメンの2つ)、つけ麺(札幌タンメンつけ麺と札幌辛いタンメンつけ麺の2つ)、汁なしタンメン(札幌汁なしタンメンと札幌辛い汁なしタンメンの2つ)の3種がある。ディナータイムには、これに味噌味バージョンが加わる。また、サイドメニューには、「唐揚げ」と「鶏油飯」、「チーロー飯」などがある。
全ての麺には、たっぷりの道産野菜が入っているが、あくまでもメインはモヤシとキャベツで、それに豚挽肉が少し加わる。野菜は火の通し方が良く、キャベツの食感と甘みがいい。また、ブラックペッパーとたっぷりの刻み生姜がのっているのも特徴だ。ベースとなるスープは、北海道産鶏100パーセントの鶏白湯スープで、白濁したコラーゲンたっぷりのスープは、濃厚でありながらも繊細で、ニンニクが出過ぎておらず、実に完成度の高いスープである。スープが素晴らしいだけに、インパクトを出すための刻み生姜は不用であり、別盛りにしてもらった方良いかも。もしも入れて食べるのならば、まずはそのまま食べ、後半に加えて、さらに昆布酢を少し入れていただくのがベスト。
麺は「MEN-EIJI」らしく、かなりこだわっている。留萌市と小平町でのみ栽培されている硬質小麦「ルル ロッソ」を使用し、無添加で作られているという。しかし、タンメンで使われている中太の縮れ麺は、コシがあるものの弾力に欠け、ちょっと微妙だ。一方、つけ麺で使用されているストレートの太い平麺は、冷やもりなのでモチモチとしており、タンメンの縮れ麺よりもずっといい。なので、僕のお勧めはつけ麺で、とくに辛い「札幌辛いタンメンつけ麺」がお勧めである。もちろん、ベースとなっているのは「札幌辛いタンメン」であるが、ラー油やブラックペッパーによる辛味が加わることで、通常の「札幌タンメン」よりも味に深みが増している。汁なしタンメンは、下にオイリーな汁が溜まるので、よくかき混ぜていただく。ストレートの太い平麺はもっちりとしており、通常のタンメンよりもボリュームを感じる。「混ぜそば」というよりも、野菜炒めがたっぷりと入っているので、オイリーな野菜焼きそばといった感じだ。
サイドメニューの「唐揚げ」は、ニンニクと生姜が効いた醤油味のオーソドックスなもの。「鶏油飯」は、ラー油と鶏油がかかったご飯で、「チーロー飯」は、「鶏油飯」に蒸し鶏がのったご飯。どれもそのまま食べると脂っこく、さほど魅力を感じないご飯だが、これにタンメンのスープを入れて食べると、辛さと鶏油が相まって最高のパフォーマンスを発揮する。
ちなみに、店員の教育もよく行き届いており、ラーメン店としてはかなり好感の持てる店である。(2021年4月追加)
中央区大通西1丁目 さっぽろテレビ塔 地下1階 ![]()
電話番号:050-8881-0080
定休日:不定休
営業時間:11時〜20時
予算:札幌タンメン880円、札幌辛いタンメンつけ麺1000円
アクセス:地下鉄大通駅から地下街オーロラタウンへ向かうと、さっぽろテレビ塔の地下へ直結している。大通駅から徒歩5分
最寄りのランドマーク:さっぽろテレビ塔
お勧めポイント:野菜たっぷりの濃厚系タンメン
テレビ塔の地下にあります
まずは、自動券売機で食券を購入
メニューを見ると、タンメン(札幌タンメンと札幌辛いタンメンの2つ)、つけ麺(札幌タンメンつけ麺と札幌辛いタンメンつけ麺の2つ)、汁なしタンメン(札幌汁なしタンメンと札幌辛い汁なしタンメンの2つ)の3種がある。ディナータイムには、これに味噌味バージョンが加わる。また、サイドメニューには、「唐揚げ」と「鶏油飯」、「チーロー飯」などがある
手前と中央にカウンター席があり、奥にテーブル席がある。コロナ禍でのオープンだったせいか、カウンター席は白いアクリル板で仕切られている。これは手前のカウンター席
中央のカウンター席
奥のテーブル席
言えば、マスクケースがもらえます
言えば、紙エプロンも出てきます
いろいろなこだわりがあるようです
「札幌タンメン」
全ての麺には、たっぷりの道産野菜が入っているが、あくまでもメインはモヤシとキャベツで、それに豚挽肉が少し加わる。野菜は火の通し方が良く、キャベツの食感と甘みがいい。また、ブラックペッパーとたっぷりの刻み生姜がのっているのも特徴
ベースとなるスープは、北海道産鶏100パーセントの鶏白湯スープで、白濁したコラーゲンたっぷりのスープは、濃厚でありながらも繊細で、ニンニクが出過ぎておらず、実に完成度の高いスープである。スープが素晴らしいだけに、インパクトを出すための刻み生姜は不用であり、別盛りにしてもらった方良いかも。もしも入れて食べるのならば、まずはそのまま食べ、後半に加えて、さらに昆布酢を少し入れていただくのがベスト
麺は「MEN-EIJI」らしく、かなりこだわっている。留萌市と小平町でのみ栽培されている硬質小麦「ルル ロッソ」を使用し、無添加で作られているという。しかし、タンメンで使われている中太の縮れ麺は、コシがあるものの弾力に欠け、ちょっと微妙
「札幌辛いタンメン」
刻み生姜とブラックペッパーにラー油が加わることで、更にスープの深みが増している
「チーロー飯」は、「鶏油飯」に蒸し鶏がのったご飯
そのまま食べると脂っこく、さほど魅力を感じないご飯だが、これにタンメンのスープを入れて食べると、辛さと鶏油が相まって最高のパフォーマンスを発揮する
「札幌辛いタンメンつけ麺」
ベースとなっているのは「札幌辛いタンメン」である
つけ麺で使用されているストレートの太い平麺は、冷やもりなのでモチモチとしており、タンメンの縮れ麺よりもずっといい
最後はスープ割りで
「札幌辛い汁なしタンメン」
下にオイリーな汁が溜まるので、よくかき混ぜていただく。ストレートの太い平麺はもっちりとしており、通常のタンメンよりもボリュームを感じる。「混ぜそば」というよりも、野菜炒めがたっぷりと入っているので、オイリーな野菜焼きそばといった感じだ
「鶏油飯」は、ラー油と鶏油がかかったご飯
サイドメニューの「唐揚げ」は、ニンニクと生姜が効いた醤油味のオーソドックスなもの
辛いラーメン14
薄野にあった辛いラーメンの専門店。2019年に札幌駅南の道庁近くに2号店がオープン。その後、従来の本店がなくなって2号店であった南口店が本店となった。さらに、新ラーメン横丁にも支店ができた。辛いラーメンの専門店とは言っても、もちろん辛み抜きにすることも可能である。
この種の「辛さ」を売りにする店は、往々にして市販の辛味ペーストや旨味調味料などを使用し、辛さ抜きでは食べられないような店が多い。しかし、この店のラーメンはベースがしっかりしているせいか、辛み抜きでも美味しく食べられる。この店の辛さへのこだわりは、超高級唐辛子で知られる「中澤農園」のものを使用していることでも分かる。その辛さは普通から14倍まで注文することができ、僕の感覚では、「普通」が中辛、「2倍」が辛口、「3倍」が辛口〜大辛くらい。もしも、スープの旨味を楽しみたいのなら2倍がベストで、少なくとも3倍までに止めておいた方が良いだろう。しかし、マニア向けにはプラス50円で、国産山椒と四川産山椒をブレンドした「シビレ」をトッピングすることも可能だ。
まずは、自動券売機で食券を購入。メニューを見ると、ラーメンは「辛味噌」、「辛塩」、「辛醤油」の3種類の他に、2018年からは「スパイスラーメン」が加わった。「スパイスラーメン」の辛さだけは、小辛、中辛、大辛、激辛の4段階となっている。中でも、僕の一押しは「辛味噌」で、もう一つ選ぶならば「辛塩ラーメン」である。
基本となるスープは、豚骨に鶏ガラと魚介を加えたトリプルスープらしく、「辛味噌」は2種類の味噌をブレンドして作られているという。「辛味噌」の具材は、炙りチャーシュー、味玉、メンマ、ネギの他に、気付かないかもしれないが、焦がしニンニクのマー油も使用されているらしい。味玉はあまり味が染みていないが、炙りチャーシューは美味しい。麺は森住製麺の中太縮れ麺で、適度なコシがあってモチモチ感がある。山椒の効いた 「さっぽろ 純連(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」の「辛みそラーメン」と共に、札幌でのお勧めの辛味噌ラーメンだ。一方、「辛塩」は西区の「担担(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 を彷彿させるような赤い塩ラーメン。シンプルながら辛さの中に旨味が感じられ、お勧めできるレベルに仕上がっている。麺を食べ終えた美味しいスープに、是非ご飯を入れて食べることもお勧めしたい。(2026年1月改訂)
https://karairamen14-takeout.com/
http://www.karairamen14.com
【札幌南口店】
中央区北4条西6丁目1-1 毎日札幌会館1階 ![]()
電話番号:011-211-1408
定休日:日曜
営業時間:【火曜〜金曜】11時~15時、17時~21時、【土曜、月曜】11時~15時、17時~19時半
アクセス:JR札幌駅、地下鉄南北線さっぽろ駅の地下道8番出口(札幌国際ビルディング出口)を出てい左へ。すぐに中通りへ左折し、ローソン(加森ビル)を過ぎ、ソラリア西鉄ホテル札幌、アスティ45ビルを過ぎた交差点を道庁側に左折すると、すぐ右側のビルの1階。さっぽろ駅から徒歩5分
最寄りのランドマーク: ソラリア西鉄ホテル札幌、アスティ45ビル
定休日:日曜
営業時間:18時~翌3時(月曜祝日の場合は営業、月曜、火曜定休日に振替)
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅3番出口を出てすぐ右側(薄野交番の並び)。すすきの駅より徒歩1分
最寄りのランドマーク:薄野交差点 、薄野交番
遠くに見える緑のビルです
このビルの1階に本店があります
ココが本店です!
手前に待合スペースがあり、奥にカウンター席とテーブル席があります
カウンター席とテーブル席から入口を見たところ
まずは、自動券売機で食券を購入
汗が出るので、ティッシュではなく、紙ナプキンがありがたい
中澤農園の唐辛子を使用している
辛さの説明
同じ値段で半麺と小ライスに変更可能
「辛味噌(味玉トッピング)」の麺半量と小ライスを注文

辛さ普通の「辛味噌」のスープはこんな感じ
麺は中太の縮れ麺でコシがある
スープと共にライスをいただく
ちなみに、これは辛さ2倍の「辛味噌」のスープ
「辛塩」チャーシュートッピング
「辛塩」の辛さ2倍のスープ
「辛醤油」
「辛醤油」の辛さ3倍のスープ
道庁前のビルの1階の赤いココです!
追加で発売となった「スパイスラーメン」
敢えてカレーラーメンと言わなかったのは、一般的なスープカレー店よりも複雑かつスパイス感に溢れているため?まさにスパイスラーメンというネーミングが、ピッタリと当てはまるようなスープ。最初はどうかなと思うが、後引く味でクセになる。中辛でも一般的な辛口くらいの辛さ
中太縮れ麺はもっちりとして美味しい。もちろん、麺を食
麺屋 169
店内は右側にカウンター席があり、左側にテーブル席、そして店主の趣味なのだろうか?壁にはサーフボードが飾られている。メニューを見ると、ラーメンは「芳醇醤油そば」、「中華そば・塩・醤油」、「淡麗煮干しそば」、「濃い煮干しそば」の4種類のみ。一方、トッピングはいろいろとあり、「チャーシュー」、「海老入りワンタン」、「岩のり」、「のり」、「穂先めんま」、「味付け玉子」、「青ねぎ」など。また、ご飯ものはライスの他、「辛い明太マヨ丼」と「肉味噌丼」、「たらこ山わさび飯」。「(青ねぎ)ねぎ飯」がある。
この店の僕の一押しは「中華そば・醤油」。何と言っても丸鶏でとられたスープが抜群に美味しい。ほんのりと野菜の甘味と程よい魚介の旨味が感じられる。無化学調味料なのでインパクトこそないが、後から旨味がどっと押し寄せてくる。飲めば飲むほどその美味しさが止まらない完成度の高いスープなのである。どこかしら、故・佐野 実のプロデュースした「支那そばや」を彷彿させるようなスープでもある。「中華そば」の麺は、塩も醤油も中細のストレート麺で、コシもほどほどあっていい。具材である火が完全に通る直前のチャーシューや柔らかい穂先メンマ、九条ねぎ、味玉、海苔などの脇役陣もいい。これに対し、「中華そば・塩」は、「中華そば・醤油」と同様にスープは美味しいものの、「中華そば・醤油」と比べると若干完成度が落ちてしまう。また、鴨チャーシューの上にのった黒トリュフと黒発酵ニンニクで味変を楽しめるという「芳醇醤油そば」は、あくまでも「中華そば・醤油」の変化球である。
ちなみに、前述のように全てのラーメンに柚子皮が入れられてくるが、僕的にはこれは不要だと思うので、予め入れないように言うかどけて食べた方が良いのかも。(2016年4月追加、2026年1月改訂)
中央区南16条西9丁目1-1 松名ビル1階
電話番号:050-5486-7681
定休日:月曜
営業時間:11時〜15時
予算:中華そば(醤油)1000円
アクセス:札幌市電・静修学園前電停で下車し、電車通りに沿ってススキノ側に進む。「札幌静修高校」、「アルファ個別予備校(ライオンズマンション静修学園前)」を過ぎた次のベージュ色のマンション(カルム静修学園前)の角を左折して進むと、2つ目の交差点左角にある。静修学園前電停から徒歩10分
最寄りのランドマーク:札幌静修高校
お勧めポイント:かつての「支那そばや」に匹敵する完成度の高い中華そば
このビルの1階です
ココです
店内
ラーメンのメニュー
トッピングとご飯のメニュー
「中華そば・醤油」
チャーシューはほんのりピンク色で、完全に火が入る直前の状態
柔らかい穂先メンマと海苔、味付け玉子
このワンタンはトッピング。ワンタンは「中華そば カリフォルニア」の方が美味しい
スープは丸鶏で取られた旨味のあるスープ
中細のストレート麺はコシもほどほどあっていい
「中華そば・塩」
スープは美味しいものの、「中華そば・醤油」と比べると若干完成度が落ちてしまう
「中華そば・醤油」と同じ中細のストレート麺
別盛りで出てきたトッピングの「岩のり」。風味が抜群に良い
後半に岩のりを投入
「煮干しそば」
鯵とカタクチイワシの2種類の煮干しを使用したスープは、煮干しの旨味と苦みを感じる
手もみの中太縮れ麺とスープの一体感に欠ける
「濃厚煮干しそば」
スープは「煮干しそば」と同様に混濁している
「煮干しそば」と同様に手もみの中太縮れ麺
「辛い明太マヨ丼」は意外と美味しい
「肉味噌丼」は、味噌の風味が強すぎてイマイチ

らーめん 信玄 南6条店
夜になると行列が絶えない薄野エリアナンバーワンの人気ラーメン店。実はこの店、本店は札幌郊外の石狩市花川にあるローカル店なのである。にもかかわらず、ここは札幌ではもの凄い人気なのだ。
店内に入るとL字型のオープンキッチンのカウンター席があり、その後ろに待合のベンチシートがある。見渡してみると、客は地元客と観光客が半々といった感じだ。メニューを見ると、それぞれのラーメンには日本各地の地域名がついている。この店の人気は何と言っても味噌ラーメン。味噌ラーメンにはコッテリ系の「信州(コク味噌)」とアッサリ系でピリ辛の「越後(辛味噌)」の2種類があるが、僕のお勧めは「信州(コク味噌)」の方だけ。
どのラーメンも表面にラードが浮き、モヤシ炒めが入ったクラッシックタイプのサッポロラーメンであるが、豚骨と野菜を50時間以上じっくりと炊き上げたというスープが美味しい。「信州(コク味噌)」のスープは限りなくマイルドでバランスが良く、どこかしら 「麺屋 彩未(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 のスープを彷彿させる。しかしながら、「麺屋 彩未」に比べると旨味調味料がかなり強いため、星を一つ下げての評価となった。麺は「小林製麺」の黄色の中太縮れ麺で、こちらも札幌ではポピュラーなタイプの麺である。サイドメニューの「チャーハン」や「チャーシュー丼」は、どちらも脂っこくてお勧めできない。「餃子」も焼き方も含めて全くお勧めできない。ちなみに、この店は最近では少なくなった通し営業で、しかも無休で深夜までやっているのでとても使い勝手が良い。(2016年3月追加)
札幌市中央区南六条西8
電話番号:011-530-5002
定休日:無休
営業時間:11時半~翌1時
予算:信州(コク味噌)760円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅4番出口を出て、「東急REI」が見える西方向へ直進。 「アパホテル札幌」を過ぎ、歩道橋がある信号(セイコマートあり)を左折して4つ目の交差点角。地下鉄南北線・すすき の駅より13分
最寄りのランドマーク:アパホテル札幌すすきの駅西
お勧めポイント:クラッシックなタイプのコク味噌ラーメンが美味しい

この日は昼の開店直後だが、後ろにある待合のベンチシートにもビッシリと客が。昼はいつもこんな感じで、夜は更に行列ができる
壁にあるメニュー
テーブルにあるメニュー
コッテリ系の「信州(コク味噌)」
バラ肉を使ったチャーシューは平均レベル。ネギは食感を重視して斜めに切っている
スープは限りなくマイルドでバランスが良く、どこかしら「麺屋 彩未」のスープを彷彿させる
麺は「小林製麺」の黄色の中太縮れ麺で、こちらも札幌ではポピュラーなタイプの麺
アッサリ系でピリ辛の「越後(辛味噌)」
「信州(コク味噌)」に比べると色が濃い
「土佐(あっさり塩)」
スープ自体は悪くないが、表面に浮いたラードが脂っこくバランスを悪くしている
「チャーシュー丼」
一見するとかなり美味しそうなのだが、かなり脂っこく、ラーメンと一緒に食べるのはどうかと思う
昼のセットメニューについてきた「餃子」。皮がブヨブヨでレトルト食品の餃子に近い
らふ家
地下鉄・大通駅近くにある“油そば"の専門店。夜は瓶ビールを飲みながら油そばを楽しめる“油そばビアバー"に変身する。とは言っても、実は常にビールを出していて、土日などの休日には、昼間からビールを飲みつつ最後に「油そば」を食べて帰る客もいるという。
店内はオープンキッチンのカウンター席が5つと入口側に2席しかなく、まるで屋台のような狭さである。当然、調理もサービスも店主一人がやっている。この「oyoyovalley」というビルの2階は、同じような小さく個性的な店が集まっているようだ。
メニューを見ると、昼と夜のフードメニューは基本的に同じである。レギュラーの油そばは、「油そば」、「辛そば」、「ネギマヨそば」、「辛マヨそば」、「しおそば」の5種類。「さがみ屋製麺」に特注した平太麺はモッチリとしていてコシの方はまあまあ。普通盛り、大盛り、特盛りともに値段は変わらず良心的だ。さらに、ご飯ものとして、油そばの麺がご飯になった「油飯」や「ミニチャーシュー丼」などがある。ランチタイムにはこれらにソフトドリンクが付く。また、夜メニューには「台湾まぜそば」が加わる他、「生さつま揚げ」や日替わりのつまみもあるので、食べた後の2軒目の店としてもいいかも。
この店の僕のお勧めは、「辛そば」と「台湾まぜそば」、「ネギマヨそば」の3つ。「辛そば」は0〜3の4段階から辛さを選べる。2の辛さで通常の辛口程度と考えていただきたい。通常の「油そば」で感じた物足りなさを、「辛そば」のニラと辛さが見事にカバーしている。「台湾まぜそば」には、魚粉、ニラ、刻みタマネギ、ピリ辛に炒めた挽肉、卵の黄身などが入っている。名古屋の 「麺屋 はなび(→ 名古屋グルメバイブル・台湾まぜそばの頁を参照)」 の様に、背脂やニンニクが効いていないのでインパクトこそないものの、これはそれなりに美味しい。ちなみに、「追い飯」は有料である。「ネギマヨそば」は、マヨネーズのコッテリした旨みとネギや辛みのバランスがいい。(2015年8月追加)
中央区南2条西4 oyoyovalley2階
電話番号:011-231-7200
定休日:月曜
営業時間:【昼】11時45分〜16時、【夜】17時〜21時半
予算:辛そば750円、辛マヨ700円
アクセス:地下鉄・大通駅10番出口を出て、札幌駅前通りを反対方向の「4丁目プラザ」方向へ向かう。「ピヴォ」手前の小路を右折し、交差点を1つ過ぎた左側にある。大通駅より徒歩5分
最寄りのランドマーク:4丁目プラザ、ピヴォ
お勧めポイント:平麺タイプの油そばが食べられる小さなバー
このビルの2階です
となりは中華そばの店で、続いて取材する予定です
オープンキッチンのカウンター席はたったの5席
外に立ててあったメニュー(中にもあります)
ビールのメニュー
トッピングメニュー
変化を楽しむための調味料の説明
辛そば
唐辛子とニラがタップリ
混ぜたところ。油そばやまぜそばで太打ちの平麺は珍しい
「台湾まぜそば」は最も多くの具材がのっている
混ぜてみたが、魚粉がなかなか均等に混ざらない
「ネギマヨそば」には、たっぷりの長ネギと海苔が入っている
海苔をどけると、タマネギのみじん切りもタップリ入っている

すみれ 札幌すすきの店
「純連」と「すみれ」の両店は、札幌に住んでいる方なら誰もが知っている味噌ラーメンの店。元を辿ると、両店主の母親である村中明子さんがやっていたラーメン店「純連(と書いて“すみれ”と読んだ)」からそれぞれ漢字と平仮名をとって分かれた店なのである。それ故、いずれかの店から独立した「純連・すみれ」系のスープも、強火のフライパンで焼かれ、表面にタップリとラードが浮いた濃厚さが特徴な味噌ラーメンなのである。なので、具材のモヤシはシャキシャキとしていないのが特徴の一つ。もちろん麺は黄色い中太の縮れ麺である。
札幌パークホテルの近く(現在の 「味噌らーめん専門店 狼スープの場所 →札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照」 )で営業し、その後北区新琴似に移転して店名を変更し、「らーめんの駅」を開店した。さらに、「らーめんの駅」は2010年に新横浜ラーメン博物館に移転したが、明子さんの引退により現在は「すみれ新横浜店」となっている。昨年、「札幌南3条店」が閉店したため、現在札幌にはこの「札幌本店」と「札幌すすきの店」の2店舗だけである。両店とも基本的に味は変わらないが、「味噌ラーメン」に関しては「札幌すすきの店」の方が味が濃いめで、チャーシューも硬かった。また、「札幌すすきの店」の方は自動券売機であるが、「札幌本店」の方は従来通りのレジでの後払いであり、メニューに「キムチ味噌ラーメン」が加わっている。
前述のように、これら「すみれ」と「純連」、「らーめんの駅」の名物は何と言っても味噌ラーメン。他店では味わえないようなオリジナリティあふれる味噌ラーメンである。たっぷりのラードでしっかりと炒められたモヤシと豚挽肉、そして濃厚なスープは、何とも言えないくらい後を引く味だ。人によっては「脂っこい」とか「塩辛い」と感じる方もいるかも知れないが、頼めば割りスープをもらえたり、濃さを調整してもらえる。「すみれ」と「純連」との違いは、「純連」の方が焼きが強く濃厚で、ルーツである母親の「らーめんの駅」に近い味だが、「すみれ(札幌本店)」の方がオリジナルを更に進化させ、よりスパイシーで洗練された味わいとなっている。
以前と変わった点といえば、「札幌本店」で食べたチャーシューも多少豚の臭みを感じてイマイチであった点と、美味しかった「味付け玉子」が何故か味のない普通の「ゆで卵」に変わってしまった点である。さらに、以前は聞かれなかった麺の固さも注文時に聞かれるようになった。ちなみに、硬さは「普通」か、後で丁度良くなることを考えて「硬め」にするのがお勧めである。さらに、「札幌南3条店」にあったショップが、「札幌本店」の横に移転してきた。ここでは、人気の「チャーシュー」が冷凍で販売され、バンダナやドンブリ、オリジナルTシャツなどのグッズも販売されている。しかしながら、以前販売されていたストレートスープのお土産用ラーメンの販売はされなくなっており、お土産品店で売っている日持ちのする濃縮タイプだけになってしまったのは残念である。
気になったので、ついでに「味噌キムチラーメン」も試してみたが、これはこれで美味しいものの、キムチ味によってこの店の味噌の特徴が失われてしまっていて、旨味調味料も感じてお勧めできない。また、サイドメニューでは唯一、刻みチャーシューの入った「チャーハン」がお勧めである。コンガリとパラパラに仕上げられた炒飯はとても美味しく、セブンイレブンのおにぎりとして販売されたほど。加えて、この店では北海道代表する地ビール「大沼ビール(すみれビールのラベル)」が飲めるのもいい。(2015年5月追加)
【札幌すすきの店】
中央区南3条西3丁目9−2 ピクシスビル2階
電話番号:011-200-4567
定休日:不定休(基本は無休)
営業時間:平日:17時~翌3時、土曜:11時~翌3時、日曜・祝日:11時~24時
予算:味噌ラーメン900円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅1番出口を出て、「
最寄りのランドマーク:地下鉄南北線・すすきの駅、薄野交差点、
お勧めポイント:すみれの味噌ラーメンが深夜に食べられる
札幌すすきの店

メニュー


サッポロクラシックの他に、すみれビール(大沼ビール)もあります

外国人も多いのか?入口には「only cash」の表示も

タッチパネルの自動券売機

札幌本店と同じくらい広い

味噌チャーシューメン

チャーシューはモモの部分?と思うくらい硬かった

Japanese Ramen Noodle Lab Q (旧・Q)
時計台のすぐ北側にある人気のラーメン店。実はこの店、昼はラーメン店、夜は焼鳥店「ヤキトリ、ワイン、日本酒Q」に変身する二毛作の店なのである。店名を、かつての「Q」から「Japanese Ramen Noodle Lab Q」へと変更しただけでなく、鶏白湯と鶏清湯の2種類のスープを鶏清湯一本に絞り、素材を厳選することで北海道トップクラスのスープを実現した。しかし、その分価格も2倍に上昇し、具材を全てのせる「特製醤油らあめん」は値段も北海道トップクラスとなってしまった。
地下への階段を下りると、外に自動券売機があるので、まずは食券を購入。扉を開けると、中はワンフロアのロフト風インテリア。奥にカウンター席が、そして真ん中には巨大なテーブル席と手前に小さなテーブル席がある。コロナ禍である現在は、手前の小さなテーブル席をなくし、椅子だけを並べて待合スペースにしている。しかし、アクリル板などの仕切りはないので、ちょっと不安になる。
現在のスープは、北海道唯一の地鶏である新得町の「新得地鶏」をメインに、熊本の「天草大王」、「名古屋コーチン」、「丹波黒鶏」、「博多地鶏」などを使って作られている。清湯スープは「醤油」と「塩」の2種類あり、どちらも甲乙付けがたいくらい鶏の旨味が溢れていて美味しい。中でも、「醤油」スープの「醤油ちゃあしゅう麺」が僕のお勧め。もしも、「醤油」のスープだけで評価するなら、北海道ナンバーワンと言っても過言ではないくらい。さらに、「ちゃあしゅう麺」のチャーシューも美味しい。カタ、ロース、バラ、内モモ4種の豚チャーシューと鶏チャーシューが入っているらしいが、どれも低温調理でシットリとしており、素晴らしい出来。残念だったのは、北海道産小麦を使用して作られたという中細の自家製ストレート麺とワンタン、シューマイなど。以前からも清湯スープの麺はそれほど良くなかったが、現在の麺もコシがなくブヨッとした感じだ。同じような食感は、ワンタンやシューマイの皮にも言える。サイドメニューの「炭火炙りちゃあしゅう飯」は、そのまま食べるよりも、麺を食べ終えた後にスープを入れてお茶漬けのようにして食べれば最高なので、是非一緒に注文してほしい。
それにしても、1つ星だったリニューアル前からはかなり美味しくなってはいるが、その分価格がグーンと上がったことや、スープやチャーシューの美味しさに自家製麺のレベルが追いついていないことなどを考慮しての2つ星である。(2021年1月更新、2026年1月改変)
中央区北1条西2丁目1−3 りんどうビル地下1階 ![]()
電話番号:011-212-1518
定休日:日曜
営業時間:11時〜15時
予算:醤油ちゃあしゅう麺2200円、炭火炙りちゃあしゅう飯750円
アクセス:地下鉄大通駅31番出口を出て、南への一方通行を北へ進む。「さっぽろ創生スクエア(HTB北海道テレビ放送)」の北角(JR札幌駅側)の信号を左折するとすぐ左側(ローソンが入っているビル)。大通駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:さっぽろ創生スクエア
お勧めポイント:北海道最高レベルの清湯スープラーメン
ローソンと同じビルのココです!
階段を降りると・・・
自動券売機があります
鉄の扉
カウンター席
中央にある大きなテーブル席
お土産ラーメンは具材なしの冷凍
具材を全てのせた 「特製醤油らあめん」
「醤油」のスープだけで評価するなら、
北海道産小麦を使用して作られたという中細の自家製ストレート麺
カタ、ロース、バラ、
全粒粉を使ったというワンタンの皮は張りがなく餡もイマイチ
味付け玉子は中がトロトロで合格点
「 塩ちゃあしゅう麺」
透明感のあるスープは、鶏の旨味が凝縮されている
白髪ネギだけでなく、芽ネギとゆず皮がのっている
「シューマイ」。皮はブヨッとした柔らかな食感で、
味噌らーめん専門店 狼スープ
今や北海道を代表するラーメン店となった「すみれ」と「純連(じゅんれん)」。そのルーツは、現経営者たちの母親・村中明子さんが昭和39年に開いた中の島の「純連(“すみれ”と読む)」に始まる。昭和57年に一時閉店となり、翌年移転してこの地で「純連(じゅんれん)」として営業を再開した。その後昭和62年に長男の教愛さんが澄川に「純連(じゅんれん)」がオープンしたのを契機に明子さんが経営していた本店は閉店となった(後に新琴似に「駅(えき)」をオープンしたが閉店)。一方、遅れること2年、平成元年に創業地である中の島に、三男の伸宣さんが「すみれ」をオープン。実は、「狼スープ」の店主は「すみれ」で修行し、「純連(じゅんれん)」のあったこの地に現在の店を開いたのである。店内は以前と同様に狭く、カウンター席とテーブル席2つしかないため、基本は相席である。天井と壁にはサイン色紙が飾られており、まさに昭和のラーメン店である。
「すみれ・純連」系のラーメン店は、修業先そのままの味という店がほとんどだが、この店は 「彩未(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 とともにスープにオリジナリティがあり、自然な味の美味しいスープなのである。しかしながら、「すみれ・純連」系の中ではかなり味が濃い方なので、年輩の方なら“味を薄めに!"と告げた方が良いかも知れない。
メニューはごくシンプルで、「味噌らーめん」と「味噌卵らーめん」の2種類しかない。但し、お昼の12時〜16時まで限定で、麹入り熟成味噌を使用した「特製味噌らーめん」と「特製味噌卵らーめん」が加わる。「特製味噌卵らーめん」の方が色が薄く、マイルドで味に深みと複雑さが加わり、僕のお勧めである。麺は黄色の中太より僅かに細めの縮れ麺で、「すみれ・純連」の麺に比べると、プリプリとした食感やコシに欠けるのが残念である。土日の16時から限定で、福島の白河ラーメンを無化学調味料で再現した醤油味の「中華そば」も頂ける。ちなみに、駐車場は1台しかないので、そこが駐車出来ない場合には、「ホテル ライフォート札幌」北側隣にある有料駐車場を利用するしかない。(2013年8月追加)
中央区南11条西1丁目5−1
電話番号:011-511-8339
定休日:水曜(祝日の場合には営業 ほか月一回水曜を含めた連休あり)
営業時間:【平日】11時〜18時45分、【土日・祝日】11時〜20時15分 スープなくなり次第閉店
予算:味噌らーめん750円、特製味噌らーめん800円
アクセス:地下鉄南北線・中島公園駅1番出口を出て右へ。「札幌パークホテル」前を通り、「キリンビール園」側へ信号を渡る。右へ進み、「キリンビール園」、「ホテル ライフォート札幌」を過ぎた角を左折するとすぐ右側。中島公園駅から徒歩5分。
最寄りのランドマーク:札幌バークホテル、キリンビール園、ホテル ライフォート札幌
お勧めポイント:すみれ・純連系の美味しい味噌ラーメン















175°DENO 〜担担麺〜
札幌を中心に、全国9店舗を展開する担々麺専門店。本店は細長く、入り口側にL字型のカウンター席があり、奥には2人用と4人用のテーブル席が1つずつある。最初はこの小さな店からスタートした担々麺専門店だが、現在では札幌駅北口に「札幌駅北口店」、札幌駅南口に「札幌南口店」、さらに「札幌駅前通店」の3つの支店ができた。
何れの店舗も、先ずは入り口にある自動券売機で食券を購入する。自家製ラー油が自慢であるこの店のメニューは、基本的に「汁なし・担担麺」と「汁あり・担担麺」しかなく、両メニューとも無料で「痺れない」、「痺れる」、「すごく痺れる」を選択できる。違いは、「痺れない」がラー油のみの辛さで、「痺れる」はラー油と3種の中国産花椒がスプーン2杯分が入っている。無理矢理カレーに例えるならば、「痺れる」は辛口程度である。もしも中辛くらいにしたいのなら、「痺れない」と「痺れる」の中間である花椒スプーン1杯でもオーダー可能だ。前述のように、味の辛さは中国産・唐辛子(ラー油)に、痺れは中国産・花椒によるものである。更にもっと辛さと痺れを追加したい場合には150円で「辛さ増し」をオーダーできる。最近、「一七五郎まぜそば」やサイドメニューに「薬膳チキンカレー」なども登場したが、未だ試していない。
僕のお勧めは、中国四川省で一般的な「汁なし・白ごま担担麺」の方。麺は「うどん」のような極太平麺で、モチモチとした弾力がある。干しエビ、カーシュナッツ、挽肉が入った辛い汁を絡めて食べると、胡麻ペースト「芝麻醤」とラー油の風味が一体となって美味しい。さらに、食べた後の残り汁に「小ごはん(玄米入り北海道産ゆめぴりか)」を入れてかき混ぜ、名古屋・台湾まぜそばの「追い飯」のようにして食べると満足感は倍増する。「汁あり・白ごま担担麺」はコシのある中細ストレート麺で、麺自体は美味しいのだが、美味しいスープと上手く絡まない。
汁が飛ぶのが気になる方には、ヘアゴムと紙エプロンの無料サービスがある。ちなみに、店舗ではこの店の自家製ラー油「175°辣油」が販売されている。(2016年7月更新、2026年1月改変)
【本店】
中央区南1条西6−20 KYビル1階
電話番号:011-596-8175
定休日:なし
営業時間:11時半〜14時半
予算:汁なし・白ごま担担麺1000円
アクセス:地下鉄南北線、東西線・大通駅1番出口を出て左へ。角に「富士フイルム札幌ビル」のある次の信号を左折して、すぐに一方通行(進入禁止)の中通りを右折すると左側にある。地下鉄南北線、東西線・大通駅から徒歩2分
最寄りのランドマーク:富士フイルム札幌ビル
お勧めポイント:中国産唐辛子と花椒を使った担担麺専門店
【札幌北口店】
北区 北7条西4丁目1-1 東カン札幌ビル1F
電話番号:011-769-0334
定休日:なし
営業時間:10時半~22時45分
アクセス:JR札幌駅・西改札口から北口を出て、ファミリーマートの隣のビルの1階。JR札幌駅北口から徒歩1分
最寄りのランドマーク:ホテルルートイン札幌駅前北口
【札幌駅南口店】
中央区北4条西2丁目1-2 キタコートレードビル1階 ![]()
電話番号:011-596-7102
定休日:なし
営業時間:11時〜15時、17時〜22時45分
アクセス:JR札幌駅・東改札口から南口を出て、タクシー乗り場の前を通ってさっぽろ東急百貨店側へ渡る。ホクレンビルの方へ進むとジャンガラの入っているビルの1階。JR札幌駅から徒歩2分
最寄りのランドマーク:さっぽろ東急百貨店、ホクレンビル
【駅前通】
中央区北2条西3丁目 敷島ビル地下1階
電話番号:011-211-4157
定休日:日曜
営業時間:【月曜〜金曜】11時〜15時、17時半〜21時半、【土曜、祝日】11時〜14時半
アクセス:JR札幌駅から駅前通を大通方面へ進み、「日本生命札幌ビル」、「赤レンガテラス」を過ぎたら左側のビル(札幌グランドホテルの手前)。JR札幌駅から徒歩3分
本店はこのビルの1階奥にある


ビルの奥へ進むと自動券売機が見える

先ずは食券を購入


正面にカウンター席、左奥にテーブル席がある

漢方の成分も入っているという自家製のラー油

汁無・担担麺(痺れる)

干しエビ、ナッツ、挽肉が入った辛い汁を絡めて食べる

混ぜた後の状態


汁有・担担麺



鶏ガラベースのスープは美味しい

しかし、コシのある中細ストレート麺とは上手く絡まない

「北2西3 駅前通店」はこのビルの地下


コの字型のカウンター席のみ

汁が飛ぶので紙エプロンは必須アイテム


汁無・担々麺の麵を食べた後にライスを投入

ライスをかき混ぜ、名古屋・台湾まぜそばの「追い飯」のようにして食べると満足感は倍増
旭川ら〜めん むら山
ラーメン 木曜日
昨今の全国的な“煮干しラーメン”ブームは、ついに札幌まで押し寄せてきた。しかし、どの店も煮干し特有のエグ味が前面に出てしまい、バランスが悪く洗練されていない。しかしながら、この店は「らーめん 侘助(閉店)」以来、久々に登場したハイレベルの煮干しラーメン店である。店内はL字型のカウンター席のみで、カウンターは通常のラーメン店よりもかなり高めだ。
お勧めは「煮干し正油」。まず最初に感じるのは、「らーめん 侘助」を彷彿させるような麺の素晴らしさ。キレとコシのある自家製中細ストレート麺で、全粒粉なのか?麺の中に粒子が見える。希望すれば、麺は手もみの縮れ麺にも太麺にも変更してもらえるが、通常の中細のストレート麺の方が絶対にいい。スープは煮干しの風味が全体を支配しているものの、決して出すぎておらず、豚と鶏で丁寧にとられた動物系スープと絶妙なハーモニーをみせる。あまりにスープが美味しいので、小ライス(小でも多いので極小ライスで十分)を注文し、おじやの様にして完食してしまったほど。トッピングの味付け玉子も中がトロトロで、2枚入っているバラ肉のチャーシューもしっかりとした味付けされたシナチクも美味しい。また、「つけ麺」は太麺かと思いきや、通常のラーメンと同じ中細麺で、悪くはないがどうしても物足りなさを感じてしまう(現在は「太麺」で「あつもり」にもできる)。(2013年5月追加、2026年1月改変)
中央区南8条西13丁目3-35 ![]()
電話番号:011-563-6525
定休日:日曜
営業時間:11時〜15時
予算:煮干し正油700円
アクセス:札幌市電・西線9条旭山公園通電停で降り、左角に「北海道ハイヤー会館」のある菊水旭山公園通を右折。右角にレンガ色のマンションが見える信号を左折するとすぐ右側
最寄りのランドマーク:北海道ハイヤー会館
お勧めポイント:北海道“煮干しラーメン”の最高峰

























らーめん 庵(いおり)
札幌医大近くにある味噌ラーメンの美味しい店。この店は「純連・すみれ」系の店なので、味は若干濃いめ。「すみれ」のラーメンをもう少しアッサリさせ、洗練させたような味噌ラーメンである。スープは現在では閉店となった味噌ラーメンの名店「ゆーらっぷ」と「やぶれかぶれ」の良いところだけを融合させたようなスープで、たっぷりと摺り下ろされた生姜が濃厚さを上手く中和している。以前より麺が太くなった?と思うくらい中太縮れ麺にコシがあり、これがスープと抜群の相性を見せる。チャーシューもとろけるように美味しいので、「味噌チャーシュー麺」が僕の一押しである。できれば、もう少しラードを控えめにして、塩辛さを抑えられたらパーフェクトだ。ちなみに、本店とは名乗っていないが、前店主がいる千歳の 「IORI(→ 道央版の頁を参照)」 は、どうやらこの店とは別ブランドで売っているようだ。(2013年4月更新)
中央区南4条西16丁目2-20
電話番号:011-512-5160
営業時間:11時〜15時半、17時〜20時
定休日:月曜
予算:味噌ラーメン770円
アクセス:地下鉄東西線・西18丁目駅2番出口を出て右側へ。1つ目の大通の信号を右折し、南1条通の信号を渡る。札幌医大の横の通りを進み、信号を渡ってサンクスを過ぎるとすぐ左側。地下鉄東西線・西18丁目駅駅より徒歩5分。
最寄りのランドマーク:札幌医科大学、北星学園女子中学・高校
お勧めポイント:洗練された純連・すみれ系味噌ラーメン




喜来登(きらいと)
狸小路6丁目にある芸能人もよく訪れるラーメン店。この店は昨年「食べログ ベストラーメン2012」に選出。店内は入り口近くと右奥にカウンター席が、左側にテーブル席がある。この店のメニューは「しお」、「みそ」、「しょうゆ」の3種類しかなく、実にシンプル。なんとチャーシューメンすらないのである。僕のお勧めは「みそラーメン」。僕の分類からすると、“第一世代”のクラシックなラーメンということになるが、まさに第一世代のお手本とも言える正統派の味噌ラーメンなのである。運ばれてくると、“ドンダケ~”というくらい刻み葱がたっぷりとのっている。京都の九条ネギならまだしも、香りが強く甘みの少ない白ネギなので、予め少なめにするように言っておいた方がよいかも。ネギの他の具材は、炒めたモヤシと挽肉、メンマだけで、チャーシューなどは入っていない。いまどき味玉や海苔などのトッピングもできないのである。この点も“第一世代”の正統な札幌ラーメン店と言える所以である。麺は札幌ラーメンの定番であるあの黄色い中太縮れ麺。スープを口に含むとほんのりとした野菜の甘さと、しっかりとした味噌のコクが広がり、ニンニクの風味もする。札幌で流行の「純連、すみれ」系のような生姜の効いた濃厚で茶色いスープとは異なり、オーソドックスな白味噌系スープなのである。味噌汁のように親しみやすいマイルドなスープなので、ついつい最後の一滴まで飲み干してしまうほど美味しい。ちなみに、店内は禁煙となっている。(2013年4月更新)
中央区南2条西6丁目3-2 狸小路6丁目
電話番号:011-242-6070
営業時間:11時半~22時
定休日:木曜
予算:みそラーメン800円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅2番出口を出て、サンクスの方へ信号を渡り、次のアコムの看板のある信号を右折。次のセブンイレブンの信号を過ぎて、狸小路を左折してすぐ右側。すすきの駅より徒歩5分。
最寄りのランドマーク:狸小路6丁目
お勧めポイント:お手本とも言える正統派の味噌ラーメン








千寿
この店は日本臨床眼科学会用に作成した2005年度版で初めて掲載されたものの、2007年度版からは特に理由もなく忘れ去られて掲載が見送られてきた。今回の「札幌グルメバイブル2017」は、久しぶりに学会向けに作成されたバージョンであるため、学会場である「ロイトン札幌」からアクセスの良いこの店が再登場となったのである。店は北1条宮の沢通沿いの「ヤマダ電機テックランド札幌本店」南側の目立たないビルの地下にあるため、よく捜さなければ迷うかも知れない。階段を下りて店内に入ると、テーブル席が1つと離れたカウンター席が2つだけとかなり狭い。平日の昼時には行列を作ることもあるが、回転はすこぶる速い。味が濃く表面にラードが浮いたスープは、一口飲むとそれが“純連・すみれ系”のラーメンに近いことが分かる。聞くところによると、店主は「すみれ」で店長をされていた方らしい。しかし、スープの色は若干異なっており、少しくすんだ黄土色である。これは恐らく使っている味噌の違いによるのではないかと思われる。同じ“純連・すみれ系”でありながらアレンジされ、ニュアンスが若干異なっている点では 「麺屋 彩未(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 と少しイメージが被るが、「麺屋 彩未」の方はもっと円やかでバランスが良い。切った煮卵がのっている点やスープが荒削りでスパイシーな点などのオリジナリティがあり、黄色い中太縮れ麺もモッチリしていて美味しい。なので、学会場から徒歩圏内で味噌ラーメンを食べたくなった時に、是非思い出してほしい店である。ちなみに、換気が良くないので、衣服が油臭くなるかもしれないのでご注意を。(2013年3月追加)
中央区大通西8丁目2-39 旭ビル地下1階
電話番号:011-281-1101
定休日:日曜
営業時間:11時〜19時半
予算:味そラーメン780円
アクセス:地下鉄南北線、東西線・大通駅5番出口を出て、駅前通りをJR札幌駅側に進む。「りそな銀行」を左折して北1条宮の沢通を西に進む。「中央警察署」を過ぎ、「札幌トヨタ」を過ぎると右に「STV札幌テレビ放送」、「ヤマダ電機テックランド」が見えるので、「ヤマダ電機テックラン」前のT字路を左折すると左角のビル。地下鉄大通駅から徒歩10分。ロイトン札幌から徒歩5分。
最寄りのランドマーク:STV札幌テレビ放送、ヤマダ電機テックランド札幌本店
お勧めポイント:独自にアレンジされたスパイシーな“純連・すみれ系”味噌ラーメン





えびそば一幻(いちげん)総本店
海老の頭を煮込んだスープが大人気のラーメン店。昨年、隣の駐車場に新たに総本店をリニューアルオープンさせ、北海道ではこの他に 新千歳空港店(→ 札幌グルメバイブル・新千歳空港の頁を参照) を、その後は東京に「新宿店」、そして更に昨年9月には関東2店舗目となる「ラゾーナ川崎店」をオープンさせ、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのあるラーメン店である。
新しい総本店は以前と同じウッディなインテリアで、中央にはコの字型のオープンキッチンのカウンター席がある。さらに、人気店らしく入口側には長い直線型ベンチの待合席もある。
スープは、総本店が「そのまま(海老のストレートスープ)」、「あじわい(トンコツスープを加えたもの)」、「ほどほど(その中間の濃さ)」の3種類、新千歳空港店は「そのまま」と「あじわい」の2種類。また、麵は「太麺」と「細麺」の2種類から、味付けは「えびしょうゆ」、「えびしお」、「えびみそ」の3種類から選ぶことができる。僕の一押しは「えびしょうゆ」の「あじわい」。そして次に「えびしお」の「あじわい」がお勧めである。しかし、観光客に一番人気の「えびみそ」は、イマイチスープとマッチしていないので、お勧めでない。麵は「太麺」がいい。中太より僅かに太いストレート麺であるが、歯ごたえがしっかりとしていて、濃厚なスープとよく合う。
具材のチャーシューも美味しく、ピンク色をした生姜風味の天かすとエビ味噌のような蝦子が薬味として味を引き立てている。サイドメニューの「えびおにぎり」は、餅米を使った中華ちまきのようなおこわで、干しエビが深みを与えている。ちなみに、総本店と新千歳空港店を比べてみると、新千歳空港店の方が仕事が丁寧で、美味しいと感じた。また、最近両店を食べた感想としては、オープン当初よりもエビの風味が少なくなって食べやすくなり、麵のコシも若干弱くなった様な気がした。(2015年3月更新)
【総本店】
中央区南7条西9丁目1024-10
電話番号:011-513-0098
営業時間:11時~翌3時 (スープなくなり次第終了)
定休日:水曜
予算:各780円
アクセス:地下鉄南北線すすきの駅4番出口を出て、「札幌東急イン」の方向へ向かう。「駐車場ジャンボ1000」を過ぎ、「ススキノグリーンホテル」の信号を左折して市電の線路沿いに進む。「札幌トヨペット」を過ぎ、「東本願寺前」電停の信号を右折。左に東本願寺を見ながら進むと右に「らーめん五丈原本店」が見えるので、そこを過ぎた角を右折するとすぐ左。地下鉄南北線・すすきの駅より徒歩15分
最寄りのランドマーク:東本願寺
【新千歳空港店】
千歳市美々 新千歳空港ターミナル3階 北海道ラーメン道場内
電話番号:0123-45-6755
営業時間:10時~20時半
定休日:無休
予算:各780円
アクセス:新千歳空港の3階中央エスカレーター近く
最寄りのランドマーク:新千歳空港
おすすめポイント:唯一無二の完成された海老そば
旧店舗の隣りにできた新しい総本店


ベンチ型の長い待合席

待合席からオープンキッチンのカウンター席を見たところ

カウンター席からキッチンを見たところ

総本店のメニュー

新千歳空港店のメニュー

「えびしょうゆ」の「あじわい」太麺




「えびおにぎり」は、餅米を使った中華ちまきのようなおこわ


「えびしお」の「あじわい」太麺


赤星
オープン間もない頃に訪れたとき、あまりの塩味のきつさに掲載を見送った店である。今年の春に日経新聞の記者が取材に来たとき、久しぶりにこの店の名前を耳にしたので、改めて取材してみることに。相変わらず塩味がきつめなので、年配の方には向かない店だが、作り手によって微妙に異なることに気づいた。日や時間帯によって、店主と従業員の2人で交互にラーメンを作っているが、若い従業員の方が若干塩味がきついようだ。しかし、2人とも全てのスープを味見しながら作っているところをみると、意図的に濃い味付けにしているのかも知れない。鶏白湯スープは、魚介風味が比較的押さえられているが、具に磯の香りがする岩のりが加わることで、ちょうど良い感じになっている。もっと魚介系の風味がお望みの方は、テーブルに置いてある自家製の「さばにんにく粉」をかければ、コクのある魚介系ラーメンに変身する。また、「赤玉」なる辛い肉ミンチをトッピングすると、担々麺に変身する。欠点と言えば、塩味がきついことと、チャーシューがイマイチなことくらいで、このような丁寧にとられたスープを使ったラーメンがワンコインで食べられるとは、札幌に住む我々は何と幸せ!僕のお勧めは醤油!!(2012年7月追加)
中央区南3条西7丁目7 狸小路7丁目
電話番号:011-272-2065
営業時間:11時~22時 (なくなり次第終了)
定休日:無休
予算:醤油ラーメン500円
アクセス:地下鉄南北線すすきの駅2番出口を出て、ファミリーマート側の信号を渡り、市電線路沿いに月寒通を進む。「駐車場ジャンボ1000」の交差点を過ぎ、市電の線路が左に曲がって月寒通からなくなる資生館小学校前の交差点を右折する。2つ目の狸小路7丁目商店街を左折すると左側にある。地下鉄南北線すすきの駅より徒歩8分
最寄りのランドマーク:狸小路7丁目商店街
おすすめポイント:ワンコインで食べられる最高レベルのラーメン


東区
麺 鐘馗
2022年にオープンした北24条駅近くの人気ラーメン店。店主の中野さんは、京都で「らーめん セアブラノ神(→ 京都グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」をやられていた方で、2019年に既に僕は取材していた。当時の記事をみてみると、現在のメニューの原型が既に出来上がっていたように思う。また、2024年に北海道警察本部の南側にセカンドブランド「麺と神の子」も立ち上げ、今や絶好調のラーメン店である。店内はBGMにサザンの曲が流れ、奥にオープンキッチンのカウンター席があり、手前にテーブル席がある。
メニューは、人気の「北海道三大昆布水つけ麺」と一番人気の「背脂煮干し(そば)」、そして「麺鍾馗中華そば(旧・京都背脂醤油)」と「月替わり限定ラーメン」の4種類。サイドメニューには名物の「鍾馗丼」の他、「チャーマヨ丼」や「ブタマゴ丼」があり、それぞれハーフサイズもある。麺は京都「棣鄂(ていがく)」と札幌の「さがみ屋製麺」の2社の麺を使用している。僕のお勧めは、味玉子入りの「味玉・余市麦豚・北海道三大昆布水つけ麺」で、「特製・・・」になると、味玉に加えてチャーシューが1枚多くなる。今回2つ星の評価としたのは、あくまでもこの「北海道三大昆布水つけ麺」であり、他のラーメンに関しては1つ星評価であるのでご注意を。
利尻昆布と羅臼昆布、真昆布の3種を使用した「北海道三大昆布水つけ麺」の麺を、何も漬けずに昆布水からそのまま啜ると、濃厚な昆布の旨味と香りがストレートに感じられる。今までいろいろな昆布水つけ麺を食べてきたが、ここまで昆布を味わえるつけ麺はなかなかない。また、オイリーな塩スープは、香味野菜と昆布の旨味、それに酸味がバランス良く溶け込んでいる。麺は意外にも「背脂煮干し(そば)」で使用する極太縮れ麺ではなく、全粒粉の中太ストレート平麺。それほどコシは強くないが、このスープと昆布水に見事にマッチしている。(2025年12月追加)
東区北26条東1丁目2-25ノース26 1階
電話番号:011-768-8029
定休日:火曜(不定休あり)
営業時間:11時〜15時半、17時〜20時
予算:味玉・余市麦豚・北海道三大昆布水つけ麺1550円
アクセス:地下鉄南北線・北24条駅1番出口を出て左側へ進む。「ファミリーマート・JOY FIT 24」、「宝来」、「セブンイレブン」を過ぎた広い創成川通を渡り、「ホリデイスポーツクラブ」の信号を左折する。「北海トラベル」、「ネッツトヨタ札幌」、「札幌トヨタ」を過ぎた左角のマンションの1階。北24条駅から徒歩10分
最寄りのランドマーク:ホリデイスポーツクラブ、札幌トヨタ・北光支店
お勧めポイント:「北海道三大昆布水つけ麺」が美味しい
このアパートの・・・
1階にあります。この日は平日でしたが、開店前から既に行列ができていました
この店です
基本火曜日が定休日ですが、不定休もあります
先ずは、入口近くにある自動券売機で食券を購入
メニューは、人気の「北海道三大昆布水つけ麺」と一番人気の「背脂煮干し(そば)」、そして「麺鍾馗中華そば(旧・京都背脂醤油)」と「月替わり限定ラーメン(11月は家系風)」の4種類
今月の「月替わり限定ラーメン」は「鴨鶏豚醤油らあ麺」
マンションの1階にも駐車スペースがあるが、満車で別なコインパーキングにとめた場合には、駐車券を提示すればトッピングやライスの無料サービスが受けられる
京都出身の店主らしく、テーブルには「原了郭」の黒七味や一味がある。その他に味変のためにリンゴ酢も置いている
「北海道三大昆布水つけ麺」を注文したら、先ずはレモンに柚子胡椒・・・
そしてスープ割りスープポットが出てきた
味玉子付きの「味玉・余市麦豚・北海道三大昆布水つけ麺」
麺は意外にも「背脂煮干し(そば)」で使用する極太縮れ麺ではなく、全粒粉の中太ストレート平麺。それほどコシは強くないが、このスープと昆布水に見事にマッチしている
オイリーな塩スープは、香味野菜と昆布の旨味、それに酸味がバランス良く溶け込んでいる。軟白ネギと紫玉ねぎのダブルネギも良いアクセントになっている。柚子胡椒で味変してもいいが、どうしても繊細な昆布の香りが飛んでしまう
店主が新潟県燕三条のご当地ラーメンをオマージュして作ったという一番人気の「背脂煮干し(そば)」
この大きなチャーシューが柔らかくて美味しい。さらに、この「黒ばら海苔」と新潟らしい玉ねぎ
これらをスープに混ぜながら食べると、魚介の風味が増してなお美味しい
細めのうどんのような多加水の極太縮れ麺。これが魚介スープに合っているかは別として、これはこれで美味しい。しかしながら、麺はかなり好みが分かれるので、ストレート細麺かどちらかを選べるようにした方がいい
味玉子付きの「味玉・麺鍾馗中華そば(旧・京都背脂醤油)」。鶏チャーシューは旨味あり、低温調理された豚チャーシューも柔らかくて美味しい
九条ネギと細ストレート麺はスープにピッタリマッチしている
背脂が浮かぶスープは、マイルドなコンソメスープのような味。もう少し魚介風味を加えた方が味に厚みが増して良いかも。京都背脂ラーメンの元祖「ますたに」のスープの方が僕好み
名物の「鍾馗丼」。甘辛のタレに絡めた刻みチャーシュー、それに卵黄と九条ネギが加わる。これがラーメンのスープに合うかどうかは微妙だが、これはこれで美味しい
麺屋イロトヤ
東区元町駅近くの宮の森・北24条通沿いにある人気のラーメン店。ここはかつて、担々麺の名店「札幌担々 旨なり」があった場所である。店内に入ると、店主はタバコを吸うのか?多少のタバコ臭がする。入って左側にオープンキッチンのカウンター席があり、右側にテーブル席が1つある。この店はワンオペ営業なので、混み合うと出てくるのが多少遅くなる。
まずは、入口近くの自動券売機で食券を購入。この店のスープは、淡麗系の「和風出汁」と濃厚系の「魚介白湯」の2種類で、店のお勧めは濃厚系の「魚介白湯醤油ラーメン」、僕のお勧めは淡麗系の「和風出汁醤油ラーメン」である。濃厚系は「魚介白湯ラーメン醤油味」の他に、「魚介白湯塩ラーメン」と「魚介白湯味噌ラーメン」、「スパイシーラーメン(増辛できる)」などがある。一方、淡麗系は「和風出汁醤油ラーメン」の他に、「和風出汁塩ラーメン」がある。サイドメニューは、定番の「チャーマヨ丼」と「おかか飯」の他、「ニラたっぷり水餃子」があるのは、ラーメン店としては珍しい。
店イチオシの「魚介白湯ラーメン醤油味」のスープは、水を一切足さずにじっくりと2日間かけて煮込んだ鶏白湯に、サバ節をメインとした魚介を合わせたものだという。混濁したトロみのあるスープはサバ節が香り、まさに濃厚な和風出汁で、バランス的にも悪くない。麺はコシのある中細ストレート麺で、僕好みにドンピシャ。麺は数量限定ながら、道産小麦の平打ち太麺にも変更ができる。低温調理の鶏・豚チャーシューは普通だが、メンマやトッピングの味玉は美味しい。僕のイチオシの「和風出汁醤油ラーメン」は、清湯スープでありながら、濃厚なサバ節が香る旨味爆発のスープ。おそらく、清湯醤油のスープとしてはトップレベルであり、このラーメンだけに限って評価するならば、2つ星でも良いと思えるほど。添えられた磯海苔も、スープの旨みをさらに増している。また、ほんのりと優しい野菜の甘みも味に奥行きを与えている。(2025年7月追加)
https://menya-irotoya.com/
東区北23条東13丁目2−5 ![]()
電話番号:011-839-5940
定休日:月曜
営業時間:11時〜14時半、17時〜20時(日曜は夜営業無し)
予算:和風出汁醤油ラーメン850円
アクセス:地下鉄東豊線・元町駅5番出口(北洋銀行)を出て宮の森・北24条通を左(西)へ向かう。「ENEOS Enejet」を過ぎると左側にある。元町駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:北洋銀行・元町支店、宮の森・北24条通
お勧めポイント:トップレベルの清湯醤油ラーメンが味わえる店
ここはかつて、担々麺の名店「札幌担々 旨なり」があった場所
入って左側にオープンキッチンのカウンター席があり、右側にテーブル席が1つある
まずは、入口近くの自動券売機で食券を購入
濃厚系は「魚介白湯ラーメン醤油味」の他に、「魚介白湯塩ラーメン」と「魚介白湯味噌ラーメン」、「スパイシーラーメン(増辛できる)」などがある。一方、淡麗系は「和風出汁醤油ラーメン」の他に、「和風出汁塩ラーメン」がある。サイドメニューは、定番の「チャーマヨ丼」と「おかか飯」の他、「ニラたっぷり水餃子」があるのは、ラーメン店としては珍しい
この店はワンオペ営業なので、混み合うと出てくるのが多少遅くなる
店イチオシの「魚介白湯ラーメン醤油味」。青ネギ、磯海苔、メンマ、鶏チャーシュー、豚チャーシューがのっている。低温調理の鶏チャーシューは普通だが、メンマやトッピングした味玉は美味しかった
スープは水を一切足さずにじっくりと2日間かけて煮込んだ鶏白湯に、サバ節をメインとした魚介を合わせたものだという。混濁したトロみのあるスープはサバ節が香り、まさに濃厚な和風出汁で、バランス的にも悪くない
麺はコシのある中細ストレート麺で、僕好みにドンピシャ。麺は数量限定ながら、道産小麦の平打ち太麺にも変更ができる
僕のイチオシの「和風出汁醤油ラーメン」
清湯スープでありながら、濃厚なサバ節が香る旨味爆発のスープ。おそらく、清湯醤油のスープとしてはトップレベルであり、このラーメンだけに限って評価するならば、2つ星でも良いと思えるほど
スープが美味しいので、お腹に余裕のある方は、麺を食べ終えたスープの中に「小ライス」をダイブさせて食べるのもお勧め
「魚介白湯塩ラーメン」
スープに乾燥バジルが入っているが、それほど気にならない。むしろ魚介白湯スープに馴染んでいるくらい美味しい
「和風出汁塩ラーメン」
「魚介白湯塩ラーメン」よりも何故か物足りなく感じてしまう。特に欠点らしい欠点はないものの、何故かしっくりとこない
「魚介白湯味噌ラーメン(鶏チャーシューをトッピング)」
サバ節風味が主張する味噌スープは珍しいが、これはこれでアリかも
麺はコシのある中太縮れ麺
「スパイシーラーメン(増辛できる)」
辛味噌ラーメン風だが、どこかエスニック風でもある
コシのある中太縮れ麺は美味しい
「チャーマヨ丼」
「ニラたっぷり水餃子」があるのは、ラーメン店としては珍しい
皮は厚め。餡は少なめで、胡麻油とニラが香り、ジューシー。餡がもう少し多ければ、満点の出来の水餃子
斗香庵 HIGASHI
屋号に小さく「中華そばとどんぶり」と書いてあるラーメン店。実はこの店、「らーめん ほっぺ家(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」が展開するセカンドブランドなのである。豚骨スープの「らーめん ほっぺ家」とは異なり、魚介系醤油スープの麺とサイドメニューをドンブリに特化した店である。昨年、新たに新琴似の2号店「斗香庵SHINKOTONI」も加わった。
改めて店の前に立ってみると、記憶が確かなら、ここは以前もラーメン店だった建物のように思う。ドアを開けると、店内はL字のカウンター席のみと非常に狭い。まずは入口前にある自動券売機で食券を購入。メニューを見ると、オール440円のドンブリと740円の「中華そば」、さらに11時半までの限定メニュー「鶏中華そば(夏季限定メニューを提供期間中はない)」がある。ドンブリは全て440円なので、中華そばと両方注文しても1180円と格安である。ドンブリは、「タレカツ丼(醤油味)」、「味噌カツ丼(八丁味噌仕立て)」、「カツ丼」、「カツカレー丼」、「鶏から揚げ丼」、「鶏から揚げカレー丼」、「斗香庵のチャーシュー丼」、「サーモン丼(数量限定)」の計9種類と、その充実度は半端ない。
「中華そば」のスープは、煮干し特有の苦味やエグ味がなく、非常に洗練されている。これは、店主の丁寧な仕事ぶりに加えて、小振りな小羽煮干しを使用していることによるものだろう。津軽ラーメンのスープでも、ここまで洗練された煮干しスープはなかなかない。加えて、特注している道産小麦100%の中細ストレート麺も、魚介系スープとの相性が抜群。但し、具材のシナチクが細めであるにもかかわらずやや硬く、厚く切られたチャーシューがたまに塩辛いことがある点がマイナス。もう一つの麺の「鶏中華そば」は、一口目は魚介系の風味を感じ、二口目は鶏と野菜の旨味を味わえる。鶏ガラベースのスープは魚介の旨味たっぷりで、こちらもトップレベルのスープだ。トッピングのお勧めは「もち豚ワンタン」で、皮がトゥルンと柔らかく肉餡も美味しい。
ドンブリのお勧めは、「タレカツ丼」。「タレカツ丼」は、新潟カツ丼と群馬カツ丼のいいとこ取りのような感じ。鶏ささみカツ3枚と千切りキャベツが入っていて、出汁の効いたサッパリとしたタレともよく合う。(2021年8月取材、2026年1月改変)
東区北10条東4丁目2-51
電話番号:011-704-4080
定休日:水曜と木曜
営業時間:9時50分〜14時半
予算:中華そば740円、タレカツ丼(醤油味)440円
アクセス:地下鉄東豊線・北13条東駅2番出口を出て右へ向かう。「天使病院」、「コメダ珈琲」を過ぎた信号を右折する。「GEO」と「ツルハ」の交差点を右折したら右側にある(「大阪王将」、「スポーツデポ光星店」の北向い)。北13条東駅より徒歩10分
最寄りのランドマーク:スポーツデポ光星店、DCMホーマック光星店
お勧めポイント:美味しい魚介系中華そばとドンブリが一緒に味わえる店
ココです!屋号に小さく「中華そばとどんぶり」
朝の9時50分からの営業
メニューを見ると、オール390円のドンブリと590円(
まずは入口前にある自動券売機で食券を購
店内はL字のカウンター席のみと非常に狭い
「中華そば」
スープは、煮干し特有の苦味やエグ味がなく、
加えて、特注している全粒粉入りの道産小麦100%
具材のシナチクが細めであるにもかかわらずやや硬く、
もう一つの麺の「鶏中華そば(
一口目は魚介系の風味を感じ、
「中華そば」にもち豚ワンタンと背脂をトッピング
背脂を入れたら動物系の味が濃くなると思いきや、
「もち豚ワンタン」は、
ドンブリの一押しは「タレカツ丼」
ふたを開けると、
ら〜麺 どらせな
北海道泌尿器科記念病院のすぐ向かいにある2020年にオープンしたラーメン店。入って正面にオープンキッチンのカウンター席があり、それを挟むように両側にテーブル席がある。店内は明るく清潔感があり、今時のラーメン店といったところ。
先ずは自動券売機で食券を購入。ラーメンメニューは、醤油、塩、味噌、辛味噌の4種類。麺は中細ストレート麺だが、手揉み縮れ麺もリクエストが可能だ。具材はトッピングの「味付き玉子」の他、それぞれの味の「わんたん」、「チャーシュー」、「わんたんチャーシュー」に具材をボリュームアップできる。
僕のお勧めは、「ワンタン」をトッピングした「醤油ら〜めん」。「醤油ら〜めん」には既に鶏チャーシューと豚チャーシューが入っているので、チャーシュー増しにしなくても十分である。鶏油が浮かぶスープは、鶏の旨味たっぷりで美味しい。中細ストレートの自家製麺もコシがあって喉越しも最高で、かつて狸小路市場にあった「支那そば屋・札幌店」を彷彿させる美味しさ。特筆すべきは、この店のワンタン。海老ワンタンと肉ワンタンが2つずつ入っているのだが、海老ワンタンはプリプリで、香港で食べた海老ワンタンと比べても遜色のない美味しさ。チャーシューは、豚、鶏ともにシットリと柔らかく美味しいが、鶏チャーシューにかかっている柚子皮だけは不要だと思う。
一方、「塩ら〜めん」のスープも鶏の旨味たっぷりの最高レベルの美味しさ。恐らく、スープのベースがよほどしっかりとしているのだろう。「味噌」のスープは濃厚なトンコツベースに変わり、味噌がやや甘めで僕好みではない。「辛味噌」のスープは、辛味が入っている分、味噌よりもバランスが良くなっているものの、お勧めと言うレベルではない。(2021年2月追加、2026年1月改変)
東区北42条東1丁目1-1
定休日:水曜
営業時間:11時〜15時、17時〜21時
予算:醤油ら〜めん890円+トッピングわんたん380円
アクセス:地下鉄南北線・麻生駅4番出口を出て右へ進む。次の五叉路(アパマンショップと常口アトムの間の通り)を右折し、丘珠空港通りを進む。北海道労働金庫・札幌麻生支店を過ぎ、広い新川通を渡ったらすぐ左角(右に回転寿し・和楽の看板と北海道泌尿器科記念病院がある)。麻生駅から徒歩6分
最寄りのランドマーク:北海道泌尿器科記念病院
お勧めポイント:北海道史上最高レベルのワンタンが入った絶品ラーメン
北海道泌尿器科記念病院のすぐ向かの・・・
ココです!
看板には、道産小麦を使った自家製麺との表記が。ワンタンも自慢のようです
先ずは自動券売機で食券を購入
入って正面にオープンキッチンのカウンター席があり、それを挟むように両側にテーブル席がある。店内は明るく清潔感のある現代的なラーメン店といったところ
「わんたん醤油チャーシューら〜めん」。 「わんたん醤油ら〜めん」と「わんたん醤油チャーシューら〜めん」の違いは、チャーシューの枚数であり、「わんたん醤油ら〜めん」でも鶏チャーシューと豚チャーシューが2枚ずつ入っているので十分満足できる
鶏油が浮かぶスープは、鶏の旨味たっぷりで美味しい
中細ストレートの自家製麺もコシがあって喉越しも最高
特筆すべきは、この店のワンタン。海老ワンタンと肉ワンタンが2つずつ入っている。特に、海老ワンタンはプリプリで、香港食べた海老ワンタンと比べても遜色ない美味しさ
チャーシューは、豚、鶏ともにシットリと柔らかくて美味しいが、鶏チャーシューにかかっている柚子皮だけは不要だと思う
「わんたん塩ら〜めん」
スープは鶏の旨味たっぷりの最高レベルの美味しさ
「味付き玉子」も美味しい
「わんたん味噌ら〜めん」
「味噌」のスープは濃厚なトンコツベースに変わり、味噌がやや甘めで僕好みではない
麺は中太麺になり、やや縮れている
「わんたん辛味噌ら〜めん」
「辛味噌」のスープは、辛味が入っている分、味噌よりもバランスが良くなっているものの、お勧めと言うレベルではない
「鴨と香味にんにくの和えそば」は、玉ねぎの刺激とレバーペーストの苦味が、唯一無二の独特の深みを与えていて面白いが、こちらもお勧めと言うほどではない
スナック菓子の様なドライレンコンは、混ぜて食べると、水菜とともに食感にアクセントが加わる
麺を食べ終えた後に、無料の追い飯を投入
しっかりと混ぜてリゾットのようにしていただくと、満足感がアップする
らーめん ほっぺ家
当初は「サッポロファクトリー」の近くにあった店だが、ビルの再開発のため現在の地へ移転してきた。以前と比べて変わったことは、店主が「斗香庵 HIGASHI(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」を開店したため、店主が若くなった事や、自動券売機で食券を買わなければならなくなったことである。
実はこの店、かつて塩ラーメン(潮らーめん:現在の和風塩らーめんとは全く違う)で有名になった店である。しかしながら、僕の一押しは「つけめん」。太麺や極太麺を使用してインパクトを前面に出す店が多い中、敢えてこの店は火の通りが早い中太麺を使用している。なので、この店のつけ麺は“冷もり”のみで、“温もり”には出来ないのである。麺は香り高い茶色の全粒粉を使用しているので、中太麺とは思えないくらいのコシとプリプリとした食感が味わえる。これがガツンとパンチの効いた魚介系の濃厚トンコツスープと良く合うのだ。さらに、脇役の四角い極太シナチクやチャーシューもいい。また、トッピングの煮卵も美味しく、スープ割りも旨い。もう一つのつけ麺「辛いつけめん」は、基本的に通常のつけ麺と具や麺が同じである。スープは豆板醤が入ったようなピリ辛スープで、濃厚なトンコツスープとも上手くマッチしており、思ったほど辛くない。一押しではないが、これも結構お勧めである。(2013年1月追加、2026年1月改変)
東区北11条東6丁目1-40 館ビル1階
電話番号:011-752-0011
定休日:水曜
営業時間:【月曜と火曜】6時~8時半、11時〜14時45分、【木曜〜日曜】11時〜14時45分、17時半~20時半
予算:つけめん1000円
アクセス:地下鉄東豊線・東区役所前駅4番出口を出て「東8丁目篠路通」を東区役所方面(南へ)進む。東区役所の手前角の信号を右折し、更にすぐの信号を左折すると右側に見える。東区役所の裏側にある。東区役所前駅から徒歩2分
最寄りのランドマーク:東区役所
お勧めポイント:中太麺の魚介系トンコツ醤油つけ麺が美味しい














麺や 亀陣
東区太平にある自家製麺と無化学調味料スープで人気のラーメン店。店内は、手前にL字のカウンター席と奥にボックス席が1つだけという小さな店だ。 まずは自動券売機で食券を購入。混み合う時間帯に来店すると呼び出しベルを渡され、20~30分くらい車で待つこととなる。なので、土日は開店10分前の10時50分頃に到着するか、閉店時間が近い14時半くらいがベストタイムかも。
この店のスープは、基本澄んだ清湯(ちんたん)スープと濁った白湯(ぱいたん)スープの2種類。清湯スープは「丸鶏中華そば 醤油」と「丸鶏中華そば 塩」、「有機白醤油えびの香り」などがあり、白湯スープには「鶏白湯 醤油」と「鶏白湯 塩」の2種類がある。さらに、清湯と白湯の両方を使用した「味噌らーめん」と「辛味噌らーめん」がある。この他に、「季節限定のラーメン(この時は、白湯魚介トマトらーめんと鶏とガゴメ昆布の冷たい醤油らーめん)」と「鶏白湯醤油つけ麺」がある。
店の一番人気は「鶏白湯 醤油」だが、僕のイチオシは清湯系の「丸鶏中華そば 醤油」。両者とも麺は自家製の低加水細ストレート麺で、しっかりとしたコシがあってスープに良くマッチしている。また。両スープとも鰹節が香るコクのある洗練されたスープで、思わず全て飲み干してしまうくらい旨い。チャーシューは鶏と豚が1枚ずつ入っており、豚チャーシューは厚めで脱水気味だが、低温調理された鶏チャーシューはシットリとしていて美味しい。トッピングの「味玉」は、以前よりも洗練された味に進化していてお勧めできる。これらに対し、「丸鶏中華そば 塩」や「鶏白湯 塩」などといった塩系は、魚介の風味が控えめでスープの個性が感じられず、もちろんそれなりには美味しいが、お勧めというレベルではない。「味噌らーめん」や「鶏白湯醤油つけ麺」なども同じような印象で、とくにお勧めではない。
ちなみに、250円を追加すれば、麺を食した後にお茶漬け風の「〆ご飯(旧名・ライスイン)」が頂ける。「〆ご飯」には岩海苔、刻みチャーシュー、ネギ、柚子皮などが入っており、残ったスープをかけて食べるとサッパリと美味しく、お腹に余裕があれば是非追加購入することをお勧めしたい。(2024年7月更新)
東区北47条東8丁目 1-1 47ビル1階 ![]()
電話番号:011-753-1305
定休日:水曜
営業時間:11時〜15時、17時〜20時
予算:丸鶏中華そば 醤油900円、鶏白湯 醤油900円
アクセス:市内中心部から東8丁目篠路通を北へ進む。高速道路(札樽道)を過ぎ、さらに丘珠空港通りの「ドン・キホーテ北42条店」を過ぎた500m右側にある
最寄りのランドマーク:東8丁目篠路通、ドン・キホーテ北42条店
お勧めポイント:鰹節が香る無化学調味料スープが旨いラーメン店
店は東8丁目篠路通沿いにあります
店内は、手前にL字のカウンター席と奥にボックス席が1つだけという小さな店
8台分の駐車スペースがあります
先ずは自動券売機で食券を購入します。容器代を払えば、テイクアウトもできる(フードデリバリーのWoltにも対応している)
混み合う時間帯に来店すると呼び出しベルを渡され、20〜30分くらい車で待つこととなります
僕のイチオシの「丸鶏中華そば 醤油」に、味玉をトッピング
表面に鶏油が浮いた清湯スープは、鶏と鰹節が香る旨味溢れる最高のスープ
麺は自家製の低加水細ストレート麺で、しっかりとしたコシがあってスープに良くマッチしています
トッピングの「味玉」は、以前よりも洗練された味に進化していてお勧めです
店の一番人気の「鶏白湯 醤油」
魚介の風味が前面に出ていて、基本的に「丸鶏中華そば 醤油」と同じですが、より濃厚に仕上がっています
麺は同じ低加水の細ストレート麺。こちらの「鶏白湯 醤油」の方が、この麺に合っているかも
「有機白醤油えびの香り」に味玉をトッピング
塩に近い白醤油スープは干しエビの香りが前面に出ているので、好みが分かれるところ
麺は同じ低加水の細ストレート麺
「鶏白湯 塩」
鶏の旨み十分だが、乳化されていないせいか滑らかではない
麺は同じ低加水の細ストレート麺
「味噌らーめん」
個性的で濃厚なスープは、好みが分かれるところ
麺は全粒粉の中太縮れ麺で、コシがあっていい
「鶏白湯醤油つけ麺」
鶏白湯スープは濃厚。スープ自体の魚介風味は強くない
麺に魚粉と太メンマ、山椒がのっている
麺は味噌ラーメンと同じ全粒粉の中太縮れ麺で、高加水でモチモチしている
「チャーシューごはん」は普通
麺 あやめ
「あらとん 本店」で修行を積み、 「麺処 蓮海」 の平岸店と真栄本店を立ち上げた細川さんが独立して開いた店。
先ずは自動券売機で食券を購入。メニューは、「あっさり塩らーめん」と「あっさり正油らーめん」、「濃厚正油らーめん」、「濃厚塩らーめん」、「味噌らーめん」、「ピリ辛味噌ラーメン」、「エビ塩ラーメン」、「エビ醤油ラーメン」、「正油つけ麺」、「濃厚魚介つけ麺」、「塩つけ麺」、「激辛味噌つけ麺」、「ピリ辛味噌つけ麺」と、開店当初からかなり増えた。
僕の一押しは「味噌らーめん」。炒めたモヤシとタマネギ、豚挽肉、そして背脂豚骨と3種類のブレンド味噌が絶妙なハーモニーを奏でる。スープが何とも言えないコクがあって後を引き、全てを飲み干したくなるほど美味しい。間違いなく、北海道味噌ラーメンランキングのトップを狙える美味しさである。これに対し、烏賊ゴロと赤ワインを使った一番人気の「濃厚正油らーめん」は、その名の通りの濃厚な魚介スープ。まさに、「蓮海」のスープを彷彿させる味で、トロリとした鶏白湯スープに、オーブンで焼き上げられた魚から抽出された今流行の鮮魚系スープが加わり、「蓮海」よりも上品な味に仕上がっている。具材は白髪葱とタマネギのダブル葱、海苔、極太で濃い味付けのシナチク、大ぶりのチャーシューが1枚のっている。これで麺がスープとマッチしているかといえば、「濃厚正油らーめん」に関して言えば微妙なところ。「あっさり正油らーめん」はオープン当初は焦げ茶色に混濁し、外見的には「濃厚正油らーめん」とほぼ変わらなかったが、その後差別化を図るために修正が加えられた。その結果、魚介系風味を抑えて鶏油を加えたことによって、鶏の風味が強くなり、中華そばのように透明度も増した。スープだけで評価するなら、断然こちらの方が完成度が高く、「あっさり正油らーめん」の方が断然お勧め。また、具材の白髪葱や太めのシナチク、海苔、乾燥麩、鶏団子、チャーシューなども「あっさり塩らーめん」と共通になった。もしも味が修正されていなければ、「あっさり塩らーめん」は清湯というより少し混濁した鶏ガラスープである。鶏団子と鶏油が加わることで、鮮魚系スープがメインの「濃厚塩らーめん」よりもスープの一体感があって美味しい。ちなみに、「濃厚魚介つけ麺」は未だ試していないが、「正油つけ麺」はそこそこのレベルである。(2014年5月追加、2026年1月改訂)
札幌市東区北33条東13丁目1-20
定休日:火曜
営業時間:11時〜14時45分、17時〜20時45分
予算:味噌らーめん1000円、濃厚正油らーめん1000円
アクセス:地下鉄東豊線・新道東駅5番出口を出て右へ。「au」を過ぎ、「イオン札幌元町ショッピングセンター」角の信号を右折して300mほど進むと右側にある。新道東駅から徒歩4分
最寄りのランドマーク:イオン札幌元町ショッピングセンター
お勧めポイント:鮮魚系スープが美味しいラーメン店






味噌らーめん





濃厚正油ラーメン




正油らーめん





濃厚塩らーめん



塩らーめん




正油つけ麺






西区
中華そば 第三灯籠
まずは、初めて見る最新型の券売機で食券を購入。メニューを見ると、昼は「鶏しお」、「鶏しょうゆ」という2種類の中華そばに加え、「花椒旨辛味噌」や「第三灯・朗」、「油そば」、「第三の台湾」、さらには季節のそばが加わる。夜はこれに、「味玉札幌塩」や「味玉札幌醤油」、「汁なしカラニラ」などが加わる。また、サイドメニューには、この店の名物の「第三のまぜ飯」や太田ファームのファフィ卵を使用した「卵かけご飯」などがある。店には駐車場がないため、近くの有料駐車場の駐車券を提示すると、お好みのトッピングを一つ追加できるという特典もある。
僕の一押しはやはり中華そばで、とくに「鶏しお」がお勧め。これより300円高い「特製鶏しお」は、通常の具材に加えて味玉と2倍量のチャーシューが入っている。チャーシューは薄くスライスしたものと短冊切りにされた2つが入っており、短冊切りされた方は硬めで良くないが、低温調理された大きめの薄切りチャーシューは柔らかくて秀逸である。「鶏しお」のスープには鶏油が浮かび、和食のお椀のような出汁と日本酒の風味を感じさせる独特な和の深みがある。それもそのはず。店主は元和食の職人で、ラーメン好きが高じて店を開いたという。その店主が作る「鶏しお」は、魚介の旨味たっぷりの味わい深い北海道トップクラスの塩ラーメンである。この素晴らしいスープに対し、中華そばで使用される通常の麺は、全粒粉を使った低加水のストレート細麺で、コシがあるものの食感がイマイチスープにマッチしていない。麺は高加水ストレート麺にも変更でき、多少コシは落ちるが、こちらの方が滑らかでしっくりくる。
「鶏しょうゆ」のスープは、ブラック醤油と言ってもいいくらい濃厚な色をしている。これは、“再仕込み醤油(醤油で醤油を仕込む製法で、熟成期間の長い濃厚な醤油となり、色、味、香りが濃厚で、旨みのある味わいとなる)”を使用していることによるものらしい。鶏油が浮かぶ真っ黒なスープは、鶏の旨みと醤油のコクが麺とよく絡み、こちらもお勧めである。一方、「花椒旨辛味噌」は、西山製麺に特注した中細縮れ麺を使用しているが、こちらの麺はコシがあるものの、モチモチ感に欠けて歯切れも良くない。また、味噌スープは花椒が香るものの、それほど辛くなくインパクトに欠ける。「油そば」は中太麺を使用し、やや硬めのアルデンテに茹でられている。具材のモヤシや刻みチャーシュー、刻みメンマの食感は良く、味付けも悪くないが、汁なし担々麺とは違って、やはりサッパリとした油そばには細麺の方が合うと思う。しかしながら、後半に酢とラー油を加えて食べると味に複雑さが増し、それなりに美味しく食べられた。この店の名物である「第三のまぜ飯」は、叩いたマグロの赤身と刻んだ沢庵や海苔、ネギなどがのっているミニどんぶりである。寿司のトロタクをイメージして作られたのか?卵黄と花椒が香るラー油が加わった具材に、醤油をかけて混ぜて食べると、予想通りの間違い無い美味しさであった。(2023年8月追加、2026年1月改変)
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https://www.instagram.com/daisantourou
西区二十四軒1条5丁目5-1 サブウェイ24 ![]()
電話番号:011-590-9133
定休日:無休(不定休あり)
営業時間:11時〜15時、17時〜21時、【土日】11時〜20時
予算:鶏しお900円、鶏しょうゆ900円
アクセス:地下鉄東西線・二十四軒駅4番出口を出るとすぐ
最寄りのランドマーク:まいばすけっと二十四軒1条5丁目店、プレイランドハッピー二十四軒店
お勧めポイント:塩中華そばが美味しい
二十四軒駅4番出口を出ると・・・
AEONの「まいばすけっと」が見え、その隣にある・・・
ココです
店内に入ると、手前にコの字型、奥に直線のカウンター席があり、さらに4人掛けと2人掛けのテーブル席が一つずつある
まずは、初めて見る最新型の券売機で食券を購入
メニューを見ると、昼は「鶏しお」、「鶏しょうゆ」という2種類の中華そばに加え・・・
「花椒旨辛味噌」や「油そば」、さらには季節の蕎麦(この時は夏季限定の「夏のちょっと辛い黒い冷やし」)がある。夜はこれに、「味玉札幌塩」や「味玉札幌醤油」、「汁なしカラニラ」などが加わる。また、サイドメニューには、この店の名物の「第三のまぜ飯」や太田ファームのファフィ卵を使用した「卵かけご飯」などがある
僕の一押しはやはり中華そばで、とくに「鶏しお」がお勧め。写真は「鶏しお」よりも300円高い「特製鶏しお」で、通常の具材に加えて味玉と2倍量のチャーシューが入っている。さらに、駐車場特典で岩のりがトッピングされている
スープには鶏油が浮かび、和食のお椀のような出汁と日本酒の風味を感じさせる独特な和の深みがある。それもそのはず。店主は元和食の職人で、ラーメン好きが高じて店を開いたという。その店主の作る「鶏しお」は、魚介の旨味がたっぷりの味わい深い北海道トップクラスの塩ラーメンである
この素晴らしいスープに対し、中華そばで使用される通常の麺は、全粒粉を使った低加水のストレート細麺で、コシがあるものの食感がイマイチスープにマッチしていない。麺は高加水ストレート麺にも変更できるので、好みに合わない方は変更していただきたい
味玉はトロトロで美味しい
「鶏しょうゆ」。駐車場特典でチャーシューが2倍になっている
ブラック醤油と言ってもいいくらい濃厚な色をしている。これは、“再仕込み醤油(醤油で醤油を仕込む製法で、熟成期間の長い濃厚な醤油となり、色、味、香りが濃厚で、旨みのある味わいとなる)”を使用していることによるものらしい。鶏油が浮かぶ真っ黒なスープは、鶏の旨みと醤油のコクが麺とよく絡み、こちらもお勧めである
チャーシューは薄くスライスしたものと短冊切りにされた2つが入っており、短冊切りされた方は硬めで良くないが・・・
低温調理された大きめの薄切りチャーシューは柔らかくて秀逸
「花椒旨辛味噌」
西山製麺に特注した中細縮れ麺を使用しているが、こちらの麺はコシがあるものの、モチモチ感に欠けて歯切れも良くない
味噌スープは花椒が香るものの、それほど辛くなくインパクトに欠ける
「油そば」
中太麺を使用し、やや硬めのアルデンテに茹でられている。具材のモヤシや刻みチャーシュー、刻みメンマの食感は良く、味付けも悪くないが、汁なし担々麺とは違って、やはりサッパリとした油そばは細麺の方が合うと思う。しかしながら、後半に酢とラー油を加えて食べると味に複雑さが増し、それなりに美味しく食べられた
この店の名物である「第三のまぜ飯」
具材に醤油をかけて混ぜて食べる
叩いたマグロの赤身と刻んだ沢庵や海苔、ネギなどがのっているミニどんぶり。寿司のトロタクをイメージして作られたのだろうか?さらに具材に卵黄と花椒が香るラー油が加わり、醤油をかけて混ぜて食べると、予想通りの間違い無い美味しさ
ななし
担担(タンタン)
西区にある「タンタンメン」が名物の中華料理店。しかし、「タンタンメン」とは言っても、いわゆる四川風の担々麺ではなく、塩味の担々麺なのである。唐辛子がタップリ入っており、透明な鶏ガラベースのスープにゴマ油が香る。これにフワフワ玉子と豚挽肉、刻みニンニクが入ることで何とも言えない深いコクが生まれる。麺は黄色の中太縮れ麺で、これがまた不思議とスープにピッタリと合う。辛さは「普通」、「中辛」、「激辛」の3段階から選べ、「普通」が中辛、「中辛」はかなり辛い。何も言わなければ「普通」で供される。麺を食べ終えたら「小ライス」を注文し、残ったスープの中に入れて食べるのが僕流。これが下手な韓国料理店のクッパよりも遙かに旨いので是非試してみてほしい。店は夫婦二人でやっており、ご主人が作るときも奥さんが作るときも、どちらも味は変わらない。ちなみ に、7のつく日(7日、17日、27日)は感謝デーで、「タンタンメン」が500円で食べられる。もしも時間があれば、帰りにすぐ近くにある 「ジェラテリア ジェリー ム(→ スイーツの頁を参照)」 でジェラートを食べると、満足度は倍増すること間違いなし。(2012年10月更新)
西区西野3条6丁目7-31
電話番号:011-665-7113
営業時間:11時半~20時
定休日:火曜
予算:タンタンメン750円、小ライス200円
アクセス:中心部から北1条宮の沢通を西に向かい、びっくりドンキー、ダイソーを過ぎて3つ目の信号(ジェラテリア ジェリームの交差点、ホーマック手前)を右折するとすぐ右側。
最寄りのランドマーク:びっくりドンキー、ダイソー、ホーマック
お勧めポイント:ピリ辛の塩担々麺が最高の店






ふくや
“昭和ラーメン"の看板を掲げる二十四軒のラーメン店。この店の創業は昭和22年というから、札幌のラーメン店としては間違いなく老舗に入る。メニューは「塩ラーメン」と「醤油ラーメン」の2種類だけしかなく、職人肌の老店主がラーメンを作り、女性店員がサービスを行っている。店内はL型のカウンター席と窓際のテーブル席のみであるが、思っていたよりも広めだ。何と言ってもこの店の特筆すべき点は、どちらのラーメンもワンコインの500円で食べられること。
「醤油ラーメン」は表面に僅かに油膜が張り、麺はコシのない中細縮れ麺。これで魚介をもう少し強調すれば、旭川ラーメンと勘違いしてしまうほど。スープは鶏ガラとトンコツのブレンドなのであろうか?とてもコクがあって野菜の甘みも感じる旨味のあるスープである。また、“昭和ラーメン"と言うだけあって、どこかしら懐かしい優しい味だ。スープだけならほぼ完璧で、これで麺とチャーシューが良ければ文句なしの3つ星点である。しかも、500円であるにも関わらず、チャーシューが2枚入ってくる。「塩ラーメン」も具材は同じで、こちらのスープも醤油のスープと甲乙付けがたいくらい美味しい。「塩ラーメン」のスープもやや薄濁りで、こちらのスープの方が繊細なだけに麺のかん水の臭いを感じてしまう。なので、どちらかと言えば「醤油ラーメン」の方がお勧めである。それにしても、同じワインコインの名店 「ラーメン 木曜日(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 や 「赤星(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 に勝るとも劣らない円熟味を感じさせるワンコインラーメンである。(2013年8月追加)
西区二十四軒3条4丁目2−2
電話番号:非公開
定休日:水曜
営業時間:11時半〜19時くらい スープなくなり次第閉店
予算:塩ラーメン、醤油ラーメン500円
アクセス:地下鉄東西線・二十四軒駅3番出口を出て右へ。「パールモンドール」、「ふかざわ病院」の前を過ぎ、信号を渡ると「常口アトムJOG」の並びのビル。二十四軒駅から徒歩5分。
最寄りのランドマーク:常口アトムJOG、ふかざわ病院
お勧めポイント:ワンコインで食べられる超ハイレベルの醤油ラーメン













八乃木(はちのき)
西区発寒の住宅街にオープンした 「すみれ(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 出身者のラーメン店。まずは、券売機で食券を購入。入ってすぐ右側にL字型の分離したカウンター席が、そして左側にテーブル席がある。
「すみれ」系のラーメン店だけに、もちろん一押しは「みそらーめん」だが、この店の特筆すべき点はそれだけではない。何と、通常の「すみれ」系ラーメン店では絶対に見かけることのない京都 「本家 第一旭 たかばし本店(→ 京都グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 そっくりの「中華そば」を食べることができるのだ。
「みそらーめん」は、「すみれ」譲りのラードタップリの第1世代の札幌ラーメンである。麺は黄色い中太縮れ麺で、「すみれ」に比べるとスープのファーストインプレッションは弱いものの、その分、後味に旨味調味料を感じないのがいい。また、モヤシの炒め方が浅く、シャキシャキとした食感を残している点も異なる。「すみれ」や 「さっぽろ 純連(じゅんれん)(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 系のチャーシューはとても美味しいだけに、値段は張るものの「みそチャーシュー」で食べることを是非お勧めしたい。
前述のように、「中華そば・しょうゆ」は、「本家 第一旭 たかばし本店」のラーメンにも似た清湯スープだ。九条ねぎがタップリとのせられ、チャーシューは他のラーメンの厚切りチャーシューとは異なる薄切りのチャーシューである。唯一残念だったのは、低加水の中細ストレート麺が中途半端な食感となっていて、スープに全く合っていないのである。この麺さえ改善されれば、3つ星にしても良いくらいスープが美味しいだけに残念である。(2016年8月追加)
西区発寒7条14丁目1−33
電話番号:011−590−1992
定休日:木曜
営業時間:11時〜15時、17時〜19時半(水曜11時〜15時)
予算:中華そば・しょうゆチャーシュー1000円、みそチャーシュー1000円
アクセス:JR発寒中央駅・南口を出て線路と反対方向へ向かう。突き当たった「ラッキー」のあるT字路の交差点を右折する。「発寒西公園」を過ぎた信号を左折して2つ目の交差点右側。JR発寒中央駅から徒歩8分
最寄りのランドマーク:発寒西公園、ラッキー発寒店、イオン札幌発寒店
お勧めポイント:京都「本家 第一旭 たかばし本店」のラーメンを彷彿させる中華そば
ココです
このような住宅街にあります
ココです
暖簾に「すみれ」の文字が・・・
まずは自動券売機で食券を購入する
メニューは、ラードたっぷりの第1世代タイプの札幌ラーメン「みそらーめん」、「しおらーめん」、「しょうゆらーめん」3種の他、「中華そば・しょうゆ」がある
L字型の分離タイプのカウンター席の横の部分
L字型の分離タイプのカウンター席の縦も部分
「みそチャーシュー」
摺り下ろし生姜、炒めたモヤシ、刻みネギ、厚切りの肩ロースのチャーシュー
スープはラードたっぷりの濃厚味噌スープ
黄色い中太麺はコシがあって良い
「中華そば・しょうゆチャーシュー」
九条ねぎと薄切りのチャーシューがのっている
清湯スープが抜群に美味しい
低加水の中細のストレート麺がイマイチなのが唯一残念
南区
麺処まるは RISE
グルメバイブルにも掲載されている「麺処まるはBEYOND(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」のセカンドブランド。この店は「麺処まるはBEYOND」とは異なったコンセプトで展開しており、最近人気となっている貝出汁スープにこだわった店である。店内は正面にL字型のカウンター席があり、左側にテーブル席がある。内装は今時のラーメン店らしくスタイリッシュに仕上がっている。
まずは自動券売機で食券を購入。僕のお勧めは「貝出汁 醤油」。麺はストレートの細麺で、ツブツブが見えるところをみると全粒粉なのかも。スープはアサリやムール貝でとられた魚介スープに、ポルチーニオイル(ポルチーニ茸をオリーブオイルで揚げたもの)の香りが加わることで、口に含んだ瞬間、えも言われぬインパクトのある香りが鼻腔に広がる。独特なので人によって好みが分かれるかもしれないが、キノコ好きな方にとってはクセになる味だ。以前紹介した「銀座 篝 札幌店(閉店)」のスープが、ストレートに貝の旨さを味わえるスープであるのに比べると、この店のスープは、貝の旨味に複雑さや重層感が加わっており、僕にとってはパーフェクトなスープである。具材には、切り方の異なる白ネギが2種類と穂先メンマ、三つ葉などの他、「レアチャーシュー」が入っている。「レアチャーシュー」は日によって火の入り方にムラがあり、トッピング具材である「とろとろチャーシュー」も含めて火が入りすぎていた。これでチャーシューが良くなれば、さらに評価を上げても良いかも。
「貝出汁 塩」は、ほんのりと甘味を感じる潮汁のような優しいスープだ。決して悪くはないが、「貝出汁 醤油」ほどのインパクトは感じられない。「貝出汁 つけそば」のスープは、意外なことに塩味だったが、「貝出汁 塩」よりも味が凝縮されている分、貝出汁の個性が引き出されており、こちらはお勧めである。但し、麺が太麺でなく全粒粉の中太麺であるため、物足りなさ感は拭えない。角切りのチャーシュー、三つ葉、茹でキャベツ、穂先メンマ、ブラックペッパーマッシュルーム、鷹の爪などの具材が入っているが、最初はそのまま食べ、後半に鷹の爪やブラックペッパーマッシュルームを入れて味の変化を楽しむのが良いであろう。また、スナック菓子の入った「まぜそば」は、ニンニク味が効いたジャンクフードのような麺で、こちらも予想通りの味。
トッピングの「味玉」は、若干塩味が強いものの美味しい。サイドメニューの「レアチャーシュー丼」は、甘く酸味のあるニンニクタマネギ醤油のようなソースでイマイチ。「とろとろチャーマヨ丼」は、白髪ネギとの相性は良かったものの、ごく普通の味でお勧めではない。「〆の山葵のりご飯」は、あられ、青海苔、山葵、などの具材そのものは悪くはないが、むしろ、白ご飯にかけて食べた方がスープの美味しさを味わえていいと思った。(2018年2月追加、2026年1月改変)
南区澄川3条3丁目4−7 ![]()
電話番号:011-795-8276
定休日:不定休
営業時間:【平日】11時〜14時半、17時半〜20時45分、【土曜】10時〜18時半、【日曜・祝日】10時〜14時半
予算:貝出汁 醤油800円、貝出汁つけそば850円
アクセス:地下鉄南北線澄川駅・北口を出て左へ向かう。信号を左折し、平岸街道を進む。「北海道銀行」、「マックスバリュ」、「北洋銀行」、「ツルハドラッグ」を過ぎたら右側にある(NTT docomoショップの並び。裏に駐車場あり)
最寄りのランドマーク:北洋銀行・澄川中央支店、ツルハドラッグ・澄川3条店
お勧めポイント:貝出汁のスープが売りのラーメン店
土日はの開店前には行列も
駐車場は平岸街道の1本裏通にあります
店内は今時の店のようにスタイリッシュなインテリア
まずは自動券売機で食券を購入します
メニュー1
メニュー2
僕の一押しの「貝出汁 醤油」
切り方の異なる白ネギや三つ葉の他、「レアチャーシュー」が入っている。本来ならほんのりピンク色でなければならないのだが、見たとおり、火が入りすぎだ
スープはアサリとムール貝でとられた魚介スープに、ポルチーニオイル(ポルチーニ茸をオリーブオイルで揚げたもの)の香りが加わることで、口に含んだ瞬間、えも言われぬ独特のインパクトのある香りが鼻腔に広がる。人によって好みが分かれるかもしれないが、キノコが好きな方にとってはクセになる味だ
全粒粉の中細のトレート麺はこのスープにピッタリとマッチしている
トッピングの「味玉」は、やや塩味が強いが美味しい
「貝出汁 塩」
ほんのりと甘味を感じる潮汁のような優しいスープ。決して悪くはないが、「貝出汁 醤油」ほどのインパクトはない
「貝出汁 つけそば」
角切りのチャーシュー、三つ葉、茹でキャベツ、穂先メンマ、ブラックペッパーマッシュルーム、鷹の爪がのっている
麺は全粒粉の中太麺だが、太麺に比べると物足りなさ感は拭えない
「貝出汁 つけそば」のスープは意外なことに塩味だった。「貝出汁 塩」よりも凝縮されている分、貝出汁の個性が引き出されてお勧めである
最初はそのまま食べ、後半に鷹の爪やブラックペッパーマッシュルームを入れて味の変化を楽しむのが良いだろう
「まぜぞば」
フリトレーのスナック菓子(ドリトス・メキシカンタコス味?)や鰹節、生卵の黄身、茹でキャベツ、チャーシュー、メンマなどが入ったニンニク風味のジャンクフードだ
マヨネーズ、ラー油、酢などで味を変化させる
混ぜた状態
山嵐天上天下龍我独尊
石山通に沿いの“藤野エリア”は、“澄川・平岸エリア”と並ぶラーメン激戦区。この石山通沿いに、昨年 「山嵐(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 の2番目の支店(正確には1店閉店したので3番目の支店)が出来た。この店の特徴は、本店の「山嵐」と昼・夜2つの顔を持つ1番目の支店「山嵐黒虎(昼)・山嵐雷文(夜)」、そして閉店した「札幌ちゃんぽん 股旅」の3店のいいとこ取りと言おうか、集大成を味わえる店なのである。それはメニューを見れば一目瞭然で、「山嵐」を代表するラーメン「白スープと海スープ(この店では豚骨らーめんと三代目 海)」、「山嵐雷文」の「あぶら中華そば」、そして「札幌ちゃんぽん 股旅」の「札幌ちゃんぽん(この店では豚骨タンメン・白タン)」と「サンギ(この店では藤野ザンギ)」をそれぞれオマージュした進化形が味わえるのだ。外観は黒っぽい現代的なデザインで、テーブル席が2つとゆったりとした間隔のカウンターが6席ある。店内にはジャズが流れていて、モダンなラーメン店である。先ずは食券機でラーメンを選び、席に着く。
本店の「海スープ」は、「白スープ」に魚粉が入ったような味であるが、この店の「三代目 海」は、魚粉を用いずに鰹節(本枯れ節)と黒いマー油(焦がしニンニク油)を用いている。また、本店が太麺を使用しているのに対し、この店の麺は 「men-eiji HIRAGISHI BASE」 を彷彿させるコシのある中細ストレート麺なのである。全体的なイメージとしては、「山嵐」のラーメンを熊本ラーメン風に進化させたものと考えれば分かりやすい。ちなみに、この「三代目 海」が僕の一押しである。「豚骨らーめん」にもマー油が入っており、麺は同じ中細ストレート麺でなかなか良い。
「豚骨タンメン・白タン」は、前述のようにどこかで食べた味だと思ったら、「札幌ちゃんぽん 股旅」で食べたあの味そのもの。白湯トンコツスープ(恐らく海のスープ)に、炒められた白菜やキャベツなどがタップリ入った豚骨タンメンなのである。麺は「さがみ屋製麺」の太麺を使用している。野菜炒めの油が円やかなスープに微妙にマッチしていない気もするが、全体的にはまとまっていて美味しい。これに対し、「白タン」にタップリの赤唐辛子が入った「赤タン」は、「白タン」の違和感を上手く補っており、これも僕のお勧めである。辛さはそれほどではなく中辛程度。「札幌ちゃんぽん 股旅」のザンギは通常のザンギだったが、この店の「藤野ザンギ」はかなり大ぶりだ。ジューシーで美味しいが、外側の衣が硬く、お勧めと言うほどでない。そのままでも十分味が付いているが、特製タレをかけて食べると、中華の「油淋鶏(ユーリンチー)」のような別な味となる。
「あぶら中華そば」は、通常の「正油」と生卵入りの「月見正油」がある。「山嵐雷文」との最も大きな違いは、具が全て別盛りにされていること。まずは麺と背脂入りスープだけの素ラーメンで味わってほしいという意図なのだろうか?煮干しと鰹節の香りがする繊細なスープなので、生卵入りでない方が美味しいと思う。深夜まで営業しており、ニセコ・定山渓方面へ行くときには是非寄って食べたい店だ。(2013年1月追加)
南区藤野3条2-1-52
電話番号:011-592-0005
定休日:月曜
営業時間:11時半~15時、17時~22時(スープなくなり次第閉店)
予算:三代目 海750円、赤タン850円
アクセス:札幌中心部から国道230号線石山通を定山渓方面へ向かう。藤野の「スターバックス」、「マックスバリュ」を過ぎて200mほど進み、左側にマクドナルドの広告を過ぎたら左側にある。札幌中心部から車で約30分。
最寄りのランドマーク:マックスバリュ
お勧めポイント:山嵐系列の集大成を味わえる店
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三代目 海





豚骨らーめん


白タン
赤タン



藤野ザンギ

月見醤油・あぶら中華そば


北区
米風亭HOSODA
薄野エリアにあるダイニングバー「米風亭(→ 札幌グルメバイブル・B級グルメの頁を参照)」から暖簾分けされた店。「米風亭」同様、基本的にこの店もバーなので駐車場はない。「米風亭」は比較的大箱店で、ビールをはじめとするアルコールだけでなく、食べ物も充実している。しかしながら、北大病院近くにあるこの店は、基本カウンターバー(奥にテーブル席が5席ある)なので、食べ物もおつまみ程度しかなく、とくにお勧めするものもないが、「米風亭」から受け継がれた「油そば」だけはお勧めできる。
「米風亭」のオーナーが、東京での学生時代に武蔵野市境にあった「珍珍亭」の油そばに惚れ込み、試行錯誤して完成させたのが、現在の「米風亭」の油そばだといわれている(※ 食べログ・鷲尾ジローさんの記事から一部引用)。この1950年代に東京で考案された油そばを、僕の記憶では、初めて札幌に持ち込んだのが「米風亭」ではないかと思っている。
麺は西山製麺の中細縮れ麺で、コシがあってタレによく絡む。具材はシナチクと刻みチャーシュー、煮ウズラ玉子、焼き海苔、青ネギ、白ゴマと実にシンプル。そのまま食べてももちろん美味しいが、酢を少しだけ垂らすとコクが増し、さらにラー油を加えると深みが倍増する。同じ北区にある人気の油そば専門店「たおか」や「汁なし六鶴」に比べると、ボリューム感やトッピングなどといった創作性に関しては一歩譲るものの、味的にはこちらの方がシンプルで美味しいと思う。但し、アルコール類を飲んだ後の締めとしてはちょうど良いボリュームだが、食事として食べるなら「並盛」では物足りないので、是非「大盛り」で注文することをお勧めしたい。(2025年7月追加)
北区北17条西4丁目1-11 マンションニユーエルム1階 ![]()
電話番号:011-738-6688
定休日:日曜
営業時間:【月曜〜木曜】12時〜14時半、17時〜22時半、【金曜、土曜】12時〜14時半、17時〜翌0時半
予算:油そば(並盛)880円、(大盛り)1080円
アクセス:地下鉄南北線・北18条駅2番出口を出て左へ進む。すぐに、北海道大学前郵便局のある信号を左折し、西5丁目・樽川通(通称:北大通)を進むと、大塚眼科病院の手前にある。北18条駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:西5丁目・樽川通((通称:北大通)、大塚眼科病院
お勧めポイント:老舗・米風亭のシンプルな美味しい油そばが食べられる
西5丁目・樽川通(通称:北大通)沿いの角にあるマンションの1階です
ココです!
ランチタイムはもちろん、金曜と土曜は深夜までやっています
店内はカウンター席がメインですが、奥に5席だけですがテーブル席もあります
フードメニューは米風亭本店ほど多くない
ドリンクメニューも同様に少ない
油そば(並盛り)
麺は西山製麺の中細縮れ麺で、コシがあってタレによく絡む。具材はシナチクと刻みチャーシュー、煮ウズラ玉子、焼き海苔、青ネギ、白ゴマと実にシンプル。そのまま食べてももちろん美味しいが、酢を少しだけ垂らすとコクが増し、さらにラー油を加えると深みが倍増する
末廣ラーメン本舗 札幌北24条分店
秋田に本店を構える昭和13年創業のラーメンチェーン店。これまで、秋田駅前分店や青森分店、仙台駅前分店の3店舗に行ったことがあったが、今年(2025年)になって北大近くの北24条にもオープンしたので、早速訪れてみた。実は、この店の創業者は、僕の大好きな京都たかばしの「新福菜館本店(→ 京都グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」で修行し、その味を雪国東北に合うよう改良して、近年フランチャイズチェーン店として全国展開させたのである。
店内は縦長で、入口に券売機があり、奥にL字型のカウンター席がある。創業者が「新福菜館本店」出身とはいえ、異なる点がいくつかある。「新福菜館本店」は、基本的に「中華そば」と「ヤキメシ」の2本立てメニューであるが、この店は定番である醤油味の「中華そば」や「ヤキメシ」の他、「チャーシューメン」、「塩中華そば」、「煮干し中華」、「あさり醤油」、「塩バター」、「あさり醤油バター」と麺メニューが豊富だ。また、「新福菜館本店」の「中華そば」は具材に九条ネギを使用しているが、この店は通常の白ネギである。
僕は「新福菜館本店」の「ヤキメシ」が好きすぎて、ときどき「新福菜館・冷凍特製炒飯(→ 日本全国旨いもの宅配便を参照)」を取り寄せているくらい。なので、この店につけた1つ星は、実は「中華そば」ではなく「ヤキメシ」につけた点数なのである。つまり、麺類はあくまでも「ヤキメシ」のついでに食べてもいいくらいの評価であり、お勧めはあくまでも「ヤキメシ」であることに留意していただきたい。とくに、11時~14時のランチタイムには、「中華そば+ヤキメシハーフ」のセットが1000円とお値打ちだ。また、11時から通しで深夜までやっているので、実に使い勝手が良い店である。
「中華そば」は「新福菜館本店」と同様に、京都の溜まり醤油を使った鶏ガラと豚骨を使ったスープであるが、酸味に加えて旨味調味料のような風味が口に残り、「新福菜館本店」ほどスープに深みがない。その一方で、胡椒がきいた「ヤキメシ」は、かなり似ていてお勧めである。やはり京都の溜まり醤油を使用しているので、色が黒くてコクがあり、北海道にないタイプのシンプルな炒飯である。(2025年7月追加)
北区北23条西5丁目2−33 フラワービル1階![]()
電話番号:011-600-1357
定休日:月曜
営業時間:11時〜翌0時(金曜と土曜は翌3時)
予算:ヤキメシ730円、ヤキメシハーフ380円、中華そば+ヤキメシハーフセット(ランチタイム)1000円、(ランチタイム以外の時間帯)1240円
アクセス:地下鉄南北線・北24条駅 1番出口を出て右側へ。札幌サンプラザのある西5丁目・樽川通(北大通)の信号を過ぎるとすぐ左側にある。北24条駅より徒歩2分
最寄りのランドマーク:札幌サンプラザ
お勧めポイント:新福菜館本店直伝の溜まり醤油を使用した黒い炒飯が食べられる
札幌サンプラザのある西5丁目・樽川通(北大通)の信号を過ぎるとすぐ
黄色い看板が特徴のこの店です
入口に券売機が
駐輪場や駐車場はない
店内は縦長で、L字型の赤いカウンター席
麺メニュー
ご飯やトッピング、サイドメニュー
「ヤキメシ」は、「新福菜館本店」のものにかなり似ていてお勧めである
溜まり醤油を使用しているので色が黒くてコクがあり、北海道にないタイプのシンプルな炒飯
「ヤキメシ黄身ののせ」は、黄身による相乗作用がないのでお勧めしない
「新福菜館本店」の「中華そば」は具材に九条ネギを使用しているが、この店は通常の白ネギ
「中華そば」。「新福菜館本店」の「中華そば」と同じように、薄切りのチャーシューがたくさんのったほぼチャーシューメン状態
「新福菜館本店」と同様に溜まり醤油を使った真っ黒いスープであるが、酸味に加えて旨味調味料のような風味が口に残り、「新福菜館本店」ほどスープに深みがない。
低加水のストレート細麺はコシがある
「塩中華そば」
スープは旨味調味料を感じるが、「中華そば」よりもこちらの方がバランス良く、「ヤキメシ」にも合う
「煮干し中華」
スープは煮干しが効いていて通常の「中華そば」のスープよりは美味しいが、コスパは悪い
「あさり醤油」
あさりの旨味がある分、旨味調味料の風味が薄れ、他の麺のスープよりも美味しい。この店のスープの中ではベストかも
ら~めん とめ治
2021年にオープンした地下鉄北18条駅近くのラーメン店。元ミュージシャンでラジオパーソナリティの店主は、父親に食べさせたい中華そばを目指して、この店をオープンさせたという。取材開始した当初は中華そばが中心で、4種の醤油とポルチーニ出汁タレが香る「醤油ラーメン」が魅力的だった。しかし、2025年の3月からメニューが一新され、豚清湯スープと切り立てのチャーシュー、ライスがセットになった「ちゃん系ラーメン」がメインの店となった。さらに、薄野に深夜11時まで営業するセカンド店「札幌豚清湯STYLE とめち屋」もオープンさせた。
“地下飲食店街”と書かれた古いマンションのガラスドア(閉まっているのでは?と思うほど重たい)を引いて地下へと通じる階段を降り、さらに、昭和ガラスがはめ込まれた店の扉を開けると、中はジャズが流れる今時のラーメン店。入ってすぐに自動券売機があり、左奥にオープンキッチンのカウンター席、左側手前と右奥にもカウンター席がある。
先ずは、自動券売機で食券を購入。現在のメニューは、新メニューのちゃん系「豚清湯ラーメン(醤油、塩)」と従来メニューの「溜まり醤油ラーメン(豚清湯、煮干しスープ)」、「つけ麺(豚清湯、煮干しスープ)」、「塩ラーメン(豚清湯、煮干しスープ)」の4種類。そして、これに「期間限定のラーメン(取材期間中に登場したのは「味噌ラーメン激辛ホルモンブースト」)が加わる。ちゃん系の「豚清湯ラーメン(醤油、塩)」は、生卵にニンニクと背脂が入った付けダレ「生卵ブースト」をトッピングできる。
この店の僕のイチオシは、「豚清湯ラーメン(醤油)生卵ブーストセット」。白醤油なのか?通常の醤油ラーメンと比べてもかなり色は薄め。ちゃん系らしく薄切りのチャーシューがドンブリ一杯に広がり、表面にはラードが浮かぶ。スープは豚の臭みなどは一切なく、むしろ野菜の甘みと豚の旨みを感じさせる。平太麺は高加水のモチモチ麺で、全体的な印象としては喜多方ラーメンに近いかも。さらに、ニンニク風味の背脂入り生卵につけ麺のようにつけて食べると二度美味しく、最後にミニライスを投入して食べると、ジャンクなリゾットのような味わいに大満足である。この「豚清湯ラーメン(醤油)生卵ブーストセット」だけに限定すれば、2つ星でも良いくらいの出来である。さらに、もう一つお勧めするとすれば「塩ラーメン(煮干し)」である。清湯とは言ってもスープは薄濁りで、煮干しスープにピッタリ合っていて、しかも洗練されている。麺はコシのある低加水の中太麺。
今回2つ星にしなかった最大の理由は、塩味が安定していないことである。スープもさることながら、毎日味を確認していないのか?と思えるくらいシナチクやチャーシューの塩味が異なるのだ。これでもう少し塩味控えめだったら良いのになあ〜・・・と思うことが取材中何度もあった。(2025年6月追加)
北区北18条西4丁目1−25 北18条ハイツ 地下1階 ![]()
電話番号:非公開
定休日:木曜(不定休として水曜)
営業時間:11時〜13時半、17時〜19時30分(土曜は昼営業のみ)
予算:豚清湯ラーメン・生卵ブーストセット1350円
アクセス:地下鉄南北線・北18条駅1番出口を出て直進する。信号を渡り、次の西5丁目・樽川通(北大通)の信号を右折すると右角にあるマンション。北18条駅から徒歩1分
最寄りのランドマーク:西5丁目・樽川通(北大通)
お勧めポイント:札幌では珍しい“ちゃん系ラーメン”が食べられる
【札幌豚清湯STYLE とめち屋】
央区南2条西4丁目10-4 MK2・4ビル2階 ![]()
電話番号:非公開
定休日:無休
営業時間:11時〜23時
予算:豚清湯ラーメン・生卵ブーストセット1350円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅2番出口を出て直進する。札幌東急REIホテルの信号を右折し、ノルベサ、狸小路を過ぎた「生ホルモン 牛乃家本店」の手前のビル。すすきの駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:ノルベサ、狸小路
北18条の西5丁目・樽川通(北大通)沿いの右角のマンションです
ココです
“地下飲食店街”と書かれた古いマンションのガラスドア(閉まっているのでは?と思うほど重たい)を引いて・・・
地下へと通じる階段を降り・・・
さらに、昭和ガラスがはめ込まれた店の扉を開けると・・・
中はジャズが流れる今時のラーメン店。入ってすぐに自動券売機があり、左奥にオープンキッチンのカウンター席、左側手前と右奥にもカウンター席がある
先ずは、自動券売機で食券を購入。これが今年3月以前のメニュー
これが今年3月以降のメニュー。新メニューのちゃん系「豚清湯ラーメン(醤油、塩)」と従来メニューの「溜まり醤油ラーメン(豚清湯、煮干しスープ)」、「つけ麺(豚清湯、煮干しスープ)」、「塩ラーメン(豚清湯、煮干しスープ)」の4種類。そして、これに「期間限定のラーメン(取材期間中に登場したのは「味噌ラーメン激辛ホルモンブースト」)が加わる。ちゃん系の「豚清湯ラーメン(醤油、塩)」は、生卵にニンニクと背脂が入った付けダレ「生卵ブースト」をトッピングできる
ちゃん系「豚清湯ラーメン(醤油、塩)」生卵ブーストの食べ方
僕のイチオシの「豚清湯ラーメン(醤油)」。ちゃん系らしく薄切りのチャーシューがドンブリ一杯に広がり、表面にはラードが浮かぶ
白醤油なのか?通常の醤油ラーメンと比べてもかなり色は薄め。スープは豚の臭みなどは一切なく、むしろ野菜の甘みと豚の旨みを感じさせる
「豚清湯ラーメン(塩)」
醤油よりも色が薄めの清湯スープ。ラードたっぷりで、オイリーな函館ラーメンのようなスープ
平太麺は高加水のモチモチ麺で、全体的な印象としては喜多方ラーメンに近いかも
生卵ブーストとミニライス
さらに、ニンニク風味の背脂入り生卵につけ麺のようにつけて食べると二度美味しい
最後にミニライスを投入して食べると、ジャンクなリゾットのような味わいに大満足
さらに、もう一つお勧めするとすれば「塩ラーメン(煮干し)」
清湯とは言ってもスープは薄濁りで、煮干しスープにピッタリ合っていて、しかも洗練されている
麺はコシのある低加水の中太麺
「溜まり醤油ラーメン(煮干し)」
「溜まり醤油ラーメン(煮干し)」のスープは、「塩ラーメン(煮干し)」のスープほどシックリとこない
かつての「醤油ラーメン」。4種の醤油とポルチーニ出汁タレが香るが魅力的だった
かつてのクリスマス島の塩を使用した「塩ラーメン」
かつての4種の醤油とポルチーニ出汁タレの「醤油つけ麺」

肉ワンタンをトッピングしたつけ汁
ラーメン まるひら 札幌店
今年(2025年)オープンした地下鉄北24条駅近くの人気ラーメン店。本店(→ その他北海道の旨い店・道東・釧路市を参照)は、グルメバイブルでも取り上げたことがある有名ラーメン店である。創業67年を迎え、現在も店主・平野さんの御両親が元気にやっているという。
“釧路ラーメン”と言えば、醤油味の清湯スープと細縮れ麺が特徴。スープはサッパリとしており、元々は鰹節を使った日本蕎麦に近いスープであったらしい。店によって鶏ガラや豚骨などといった動物系素材は異なるが、具材はネギやチャーシュー、海苔、シナチクだけといったシンプルな中華そばスタイルの店が多い。
店内に入ると、手前にカウンター席と左奥にオープンキッチンのカウンター席があり、そして右奥にテーブル席がある。値段は麺の量によって異なり、「ラーメン(1玉)」、「大盛ラーメン(1.5玉)」、「特大ラーメン(2玉)」の3サイズ。そして、「醤油」、「塩」、「ミックス(塩8:醤油2のブレンド)」の中からそれぞれのスープの味を選べる。本店では「醤油」と「塩」しかなかったので、「ミックス」が増えた理由を店主に聞いてみたところ、本店の常連さんの裏メニューだったものを、今回表メニューにしたという。
この店の推しポイントは、何と言ってもそのスープ。サッパリとした魚介系スープが非常に美味しく、毎日でも飲み飽きないほど。特に「醤油」は、日本蕎麦の出汁のような酸味を感じ、旨味と余韻が強く感じられる。なので、お勧めは「醤油」、「塩」、「ミックス」の順。「ミックス」は、「醤油」と「塩」のいいとこ取りとも思えるが、逆にどっちつかずで中途半端なような気がする。
今回、スープの完成度が高かった札幌店の方を2つ星にしようかと考えたが、西山製麺に委託して製造している麺(本店は釧路の三原製麺)の食感が、歯切れの悪いコシのない日本蕎麦っぽくイマイチだったので、本店と同じ1つ星とした。これで、麺の問題さえ解決できれば2つ星にしても良いレベルだと思う。(2025年6月追加)
北区北23条西4丁目2-20 木村ビル1階
電話番号:070-5288-0141
定休日:火曜と水曜
営業時間:10時半〜15時(麺がなくなり次第終了)
予算:ラーメン850円、大盛ラーメン1000円、特大ラーメン1200円
アクセス:地下鉄南北線・北24条駅1番出口を出て右側へ。札幌サンプラザのある西5丁目・樽川通(北大通)の信号を左折するとすぐ左側にある。北24条駅より徒歩2分
最寄りのランドマーク:札幌サンプラザ、西5丁目・樽川通(北大通)
お勧めポイント:札幌では激レアな釧路ラーメンの店
「札幌サンプラザ」近くの西5丁目・樽川通(北大通)沿いにあります
ココです!
入口近くにカウンター席があり
左奥にもオープンキッチンのカウンター席があり、右奥にテーブル席が2つある
値段は麺の量によって異なり、「ラーメン(1玉)」、「大盛ラーメン(1.5玉)」、「特大ラーメン(2玉)」の3サイズ。そして、「醤油」、「塩」、「ミックス(塩8:醤油2のブレンド)」の中からそれぞれのスープの味を選べる。本店では「醤油」と「塩」しかなかったので、「ミックス」が増えた理由を店主に聞いてみたところ、本店の常連さんの裏メニューだったものを、今回表メニューにしたという。
イチオシは「醤油」
日本蕎麦の出汁のような酸味を感じ、旨味と余韻が強く感じられる。これで煮干しの風味が強ければ、まさに津軽ラーメンであり、忘れた頃にまた食べたくなる美味しさ
最大の問題点は麺。西山製麺に委託して製造している麺(本店は釧路の三原製麺)の食感が、歯切れの悪いコシのない日本蕎麦っぽくてイマイチ
ロース肉?のチャーシューは美味しいが、モモ肉のように硬くて食感がイマイチ。薄切りにするか、豚バラなど部位を変えるかの変更が必要と感じた
やや細切りのメンマは最高に美味しい
「塩」
鰹節を中心とした魚介系スープが塩スープにピッタリとマッチしている
「ミックス(塩8:醤油2のブレンド)」
「醤油」と「塩」のいいとこ取りとも思えるが、逆にどっちつかずで中途半端なような気がする
マルエーラーメン店
「men-eiji HIRAGISHI BASE(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」の古川オーナーの息子さんである永慈(エイジ)さんが、2023年6月に立ち上げた新店舗。店は北24条バスセンター横のマンション1階の元弁当屋だった場所にある。「men-eiji 」系列の新ブランド店ということでのオープンであるが、「men-eiji 」はこれまで、タンメンの「札幌タンメン MEN-EIJI(閉店)」や鴨ラーメンの「ダックラーメン エイジ(掲載せず)」、家系ラーメンの「MEN-EIJI EAK(掲載せず)」などといった多種多様なラーメン店を立ち上げてきた実績があるが、これらの中にあっても、この店はコアな客に特化したチャレンジングな店だと思う。
店の前には2台分の駐車スペースがあり、明るめで清潔感がある店内。混み合うためなのか?丸亀製麺のように入口と出口が別々に作られている。専用の入口から入ると、奥にオープンキッチンのカウンター席が5席と入口側に3席、さらに、手前にテーブル席が4つある。先ずは自動券売機で食券を購入する。自動券売機は最新鋭のもので、クレジットカードだけでなく電子マネーも使うことができる。
メニューを見ると、ラーメンは通常の「マルエーラーメン」と背脂入りの「コッテリマルエーラーメン」の2種類だけというシンプルさ。それぞれ、そのまま「ラーメン」として食べるか、「つけ麺」として食べるかを選択できる。麺は大盛りも普通盛りも同一料金で、紙エプロンは有料(50円)である。中でも、「特製ラーメン」は、煮卵に加えて倍量のチャーシューとメンマが入っていて魅力的ではあるが、僕のお勧めは、煮卵と具材のバランスが良い「煮卵コッテリラーメン」である。
この店の特徴は、何と言っても極太の平縮れ麺である。熟成した自家製麺を調理する直前に切って、さらに手揉みして茹で上げられる。店主こだわりの強めのコシは決して悪くはないが、この麺の太さや食感は、人によってかなり好みが分かれてしまう。少なくとも、個人的にはこの麺はスープに合っていないと思う。もしも、今後もこの麺を使用していくのであれば、この麺と対照的な全粒粉の中細ストレート麺などをメニューに加え、客が麺を選択できるようにしてくれれば良いのではないかと思う。スープは意外にも、サッパリと和テイストの旨味が感じられる清湯スープである。動物系や魚介系、野菜の甘みなどが調和した完成度の高いスープであり、背脂が入ったチャッチャ系の方がシックリとくる。しかしながら、この極太麺が引き立つよう塩味を調整しているためか?塩味が強めであるのが残念。チャーシューは、低温調理された豚モモとスモークされた豚バラの2種類が入っている。メンマは最近流行の極太メンマで美味しいのだが、この切り方や食感も好みが分かれところ。僕的には、むしろ帯広の「衆來(→ その他北海道の旨い店。道東・帯広市を参照)」や「醤油專科 ら〜めん 仙人掌(→ その他北海道の旨い店。道東・帯広市を参照)」のような極細メンマの方が、この旨みのあるスープと上手くマッチするのではないかと思う。
前述のように多少気になる点が幾つかあり、今回の掲載は見送ろうかとも考えたが、25才の若き店主にとってトライアンドエラーは必然であり、これをベースに徐々に完成度を高めていってくれるのではないかという期待を込めての1つ星である。(2023年10月取材/2024年1月追加)
北区北23条西4-2-3 プラザハイツ1階
電話番号:非公開
定休日:水曜
営業時間:11時〜15時、17時〜21時
予算:煮卵コッテリラーメン1100円
アクセス:地下鉄南北線・北24条駅4番出口を出たら目の前。北24条駅から徒歩1分
最寄りのランドマーク:北洋銀行北24条支店、北二十四条バスターミナル
お勧めポイント:「MEN-EIJI」のDNAを受け継ぐラーメン店
店は北24条バスセンター横のマンション1階の元弁当屋だった場所にある
ココです!混み合うためなのか?丸亀製麺のように入口と出口が別々に作られている。こちらが入口専用
店の前には2台分の駐車スペースがある
こちらは出口専用
明るめで清潔感がある店内。入口を入った奥にオープンキッチンのカウンター席が5席と入口側に3席、さらに、手前にテーブル席が4つある
先ずは自動券売機で食券を購入する。自動券売機は最新鋭のもので、クレジットカードだけでなく電子マネーも使うことができる
メニューを見ると、ラーメンは通常の「マルエーラーメン」と背脂入りの「コッテリマルエーラーメン」の2種類だけというシンプルさ。それぞれ、そのまま「ラーメン」として食べるか、「つけ麺」として食べるかを選択できる。麺は大盛りも普通盛りも同一料金で、紙エプロンは有料(50円)
この店こだわりの食材
「特製マルエーラーメン」は、煮卵に加えて倍量のチャーシューとメンマが入っている
チャーシューは、低温調理された豚モモとスモークされた豚バラの2種類が入っている。メンマは最近流行の極太メンマで美味しいのだが、この切り方や食感も好みが分かれところ。僕的には、むしろ帯広の「衆來」や「醤油專科 ら〜めん 仙人掌」のような極細メンマの方が、この旨みのあるスープと上手くマッチするのではないかと思う
この店の特徴は、何と言っても極太の平縮れ麺である。熟成した自家製麺を調理する直前に切って、さらに手揉みして茹で上げられる。店主こだわりの強めのコシは決して悪くはないが、この麺の太さや食感は、人によってかなり好みが分かれてしまう
スープは意外にも、サッパリと和テイストの旨味が感じられる清湯スープである。動物系や魚介系、野菜の甘みなどが調和した完成度の高いスープ。しかしながら、この極太麺が引き立つよう塩味を調整しているためか?塩味が強めであるのが残念
煮卵は、茹で加減、味共に申し分なしの完成度の高い煮卵
「コッテリマルエーラーメン」
このスープは、背脂が入ったチャッチャ系の方がシックリとくる
「煮卵コッテリマルエーつけ麺」
基本具材は同じ
スープは背脂入りのコッテリ。ラーメンのスープに比べると酸味や甘み、辛みなどが若干異なっている
極太の平縮れ麺はコシがあり、割り箸くらいの太さがある。つけ麺に関しては、スープとのバランス上、大盛りにした方が良いかも
麺を食べ終えたら、スープ割りで2度味わう
らーめん さかい
2016年にオープンした麻生の人気ラーメン店。2022年には姉妹店の 「煮干ラーメン北栄」もオープンし、今のりにのっているラーメン店である。寿司職人だった店主の堺さんは、ラーメン好きが高じてラーメン店をオープンするに至ったという。まずは、店内の入口側にある自動券売機で食券を購入。狭い店内は、手前にカウンター席、奥にテーブル席がある。
店の一番人気は「鶏そば醤油」であるが、僕のお勧めは、ずばり!鶏清湯の「鶏そば塩」である。清湯スープの表面に鶏油が浮かび、鶏の旨味が半端ない。完成度が高いスープなだけに、添えられた柚子皮はかえってバランスを悪くしてしまう。なので、予め柚子皮を載せないよう伝えておいた方が良いかも。また、鶏油が入っていることで、後述の「旨塩」よりも深みがあって美味しい。北海道小麦を使用した自家製の低加水のストレート中細麺も、このスープによくマッチしている。具材には、長ネギと紫色のタマネギ、糸唐辛子、穂先メンマの他、低温調理された薄切り豚チャーシューと鶏チャーシューが入っている。とくに、穂先メンマは柔らかく、鶏チャーシューはシットリとしており、最高に美味しい。「鶏そば塩」よりもお勧め度は少し下がるが、「旨塩」も決して悪くはない。「旨塩」は、とにかく鶏白湯スープのバランスが絶妙。昆布や魚のアラからとったのか?実に洗練された深みがあり、まるで日本料理のお椀の様。レモンスライスが入っているが、これもいい。
2番目にお勧めしたいのは、「鶏そば醤油」と「こっさり味噌」。「鶏そば醤油」のスープには鶏油が浮かび、バランスが良く鶏の旨味も十分。前述と同じ理由で、柚子皮は不要と思う。「こっさり味噌」は、白味噌に三河産の大豆八丁味噌と津軽赤味噌がブレンドされているらしい。コッテリとアッサリの中間というが、スープは濃厚かつ輪郭がハッキリとした感じで美味しい。これは八丁味噌の為せる技かも。しかしながら、低加水の中太縮れ麺はモチモチ感に欠け、イマイチで物足りない。また、牛蒡のスライスは食感が面白いが、乾燥麩はスープをあまり吸わないので食感が良くない。創作ラーメンのジャンルとして、「鶏辣油(チーラーユ)」もお勧めできる。鶏ガラベースの清湯スープに魚介の重層感を感じる。10種以上の香辛料と4種の唐辛子に自家製辣油が作り出すスープは、ニラの強烈な香りに酸味と花山椒の香りが加わってエスニック料理と思えるほど。とにかく個性が際立ち、クセになる味だ。
サイドメニューの唯一のお勧めは「(半)チャーハン」。パラパラと炒められたご飯に、刻みチャーシューがたっぷり入ったベーシックなチャーハンであるが、お勧めできる。これに対して、「炙りコロコロチャーシュー飯」や「特製餃子」、「油淋鶏(ユーリンジー)」などはごく普通で、お勧めできない。(2020年〜2021年取材、2026年1月改変)
北区北38条西5丁目1-57 初音ビル1階 ![]()
電話番号:011-727-1166
定休日:火曜
営業時間:11時半~14時45分、17時半〜20時45分(スープがなくなり次第終了)
予算:鶏そば塩930円、鶏そば醤油930円、半チャーハン300円
アクセス:地下鉄南北線・麻生駅8番出口を出て左へ。北洋銀行の前の信号を渡り、左へ進むとすぐ。麻生駅より徒歩3分
最寄りのランドマーク:イオン札幌・麻生店、北洋銀行・麻生支店
ココです
メニュー1
メニュー2
まずは、店内の入口側にある自動券売機で食券を購入
僕のお勧めの「鶏そば塩」
清湯スープの表面に鶏油が浮かび、鶏の旨味が半端ない。また、鶏油が入っていることで、「旨塩」よりも深みがあって美味しい
北海道小麦を使用した自家製の低加水のストレート中細麺も、このスープによくマッチしている
完成度が高いスープなだけに、添えられた柚子皮はかえってバランスを悪くしてしまう。なので、予め柚子皮を載せないよう伝えておいた方が良いかも
トッピングした「ワンタン」は、餃子の餡と共通なのでイマイチ
「旨塩」は、とにかく鶏白湯スープのバランスが絶妙
昆布や魚のアラからとったのか?実に洗練された深みがあり、まるで日本料理のお椀の様
「鶏そば醤油」
スープには鶏油が浮かび、バランスが良く鶏の旨味も十分。前述と同じ理由で、柚子皮は不要と思う
「こっさり味噌」は、白味噌に三河産の大豆八丁味噌と津軽赤味噌がブレンドされているらしい
コッテリとアッサリの中間というが、スープは濃厚かつ輪郭がハッキリとした感じで美味しい。これは八丁味噌の為せる技かも
低加水の中太縮れ麺はモチモチ感に欠け、イマイチで物足りない
「辛味噌」
味噌ダレはこっさり味噌とは異なるというが、「こっさり味噌」に花山椒と唐辛子を加えた感じの味。これはこれで良いが、「こっさり味噌」の方が個性的でお勧めできる
「鶏辣油(チーラーユ)」
鶏ガラベースの清湯スープに魚介の重層感を感じる。10種以上の香辛料と4種の唐辛子に自家製辣油が作り出すスープは、ニラの強烈な香りに酸味と花山椒の香りが加わってエスニック料理と思えるほど。とにかく個性が際立ち、クセになる味だ
サイドメニューの唯一のお勧めは「(半)チャーハン」。パラパラと炒められたご飯に、刻みチャーシューがたっぷり入ったベーシックなチャーハンである
「特製餃子」は、中身の餡も焼き方もイマイチ
「油淋鶏(ユーリンジー)」
「コロコロチャーシュー飯」
らーめん清湯
北大病院前のビルの1階にある小さなラーメン店。実は、ここは以前「あらとん」の支店があった場所で、隣には当別の「かばと製麺所」が運営する季節限定の人気うどん店「まんでがん外伝」がある。店内は右に調理場とカウンター席があり、そしてそれを背にするように同じくカウンター席がある。まずは、自動券売機で食券を購入。メニューを見ると、基本的なラーメンは、「清湯塩」と「清湯醤油」、「鶏塩」、「気まぐれ味噌」、「辛味噌」、そして動物系素材を使用しないヴィーガン向けラーメン「清湯ベジらーめん」の3種類。ラーメンに「特製」が付くのは、トッピング全部のせのラーメンのことである。
僕のこの店のお勧めは、トッピングの全てが入った「特製しお」。通常の「清湯しお」には、鶏チャーシューが2枚とネギ、穂先メンマ、岩のりが入っているだけだが、特製には豚チャーシューと味玉が加わる。塩スープは魚介系のみの素材で作られ、動物系では鶏油が入っているだけという。口に含むと、まずは鰹節の風味が感じられ、それを追うように昆布の味がする。日本料理のお椀のように、スッキリと後味の良い重層感のあるスープだ。更に、鶏油がその旨味を包み込むことで、最高レベルの塩スープに仕上がっている。なので、このスープにライスを入れて食べると、もう最高なのである。ブラックペッパーが香る低温調理された鶏胸肉のチャーシューは、しっとり柔らかく塩味もピッタリ。豚チャーシューも同じく低温調理されていて、鶏チャーシューほどではないものの、こちらも非常に高いレベルだ。麺は中細ストレート麺で、モッチリと適度なコシがあり、このスープと良くマッチしている。その他の具材として、穂先メンマは柔らかくて美味しいが、日によってメンマ臭さが残っていることもある。味玉は半熟加減が最高で、塩味もドンピシャである。これに対し、「清湯醤油」のスープは、鶏油たっぷりで野菜の甘味を感じる。魚介は感じられないが、鶏の旨みがあってこれはこれで完成されているスープである。数量限定のサイドメニュー「肉めし」は、しっかりと火の入った刻みチャーシューに、甘辛のタレがかかっている。これ自体はよくある普通の味で、むしろシンプルなライス(めし)を注文して、スープと一緒にじっくりと味わいたい。(2023年1月追加、2026年1月改変)
https://www.instagram.com/ramen.ching_tang/
北区北15条西5丁目1-7 ほくせいビル1階 ![]()
電話番号:011-839-0674
定休日:水曜(不定休あり)
営業時間:10時45分〜14時半、17時〜21時
予算:清湯しお1000円、特製しお1400円
アクセス:地下鉄南北線・北12条駅2番出口を出て右へ。西5丁目・樽川通(北大通)とのT字交差点を右折する。北大構内沿いに北へ進み、北海道大学病院、郵便局を過ぎると消防署の並びにある。北12条駅から徒歩8分
最寄りのランドマーク:北海道大学病院
お勧めポイント:洗練された魚介スープの塩ラーメンが味わえる
西5丁目・樽川通(北大通)沿いの・・・
ココです!ここは以前「あらとん」の支店があった場所で、隣には当別の「かばと製麺所」が運営する季節限定の人気うどん店「まんでがん外伝」があります
まずは、自動券売機で食券を購入。メニューを見ると、現在販売しているラーメンは、「清湯塩」と「清湯醤油」、そして動物系素材を使用しないヴィーガン向けラーメン「清湯ベジらーめん」の3種類。さらに、不定期メニューとして「気まぐれ味噌」があるようだ。ラーメンに「特製」が付くのは、トッピング全部のせのラーメンのこと。現在、ラーメンを注文した方は生ビールか氷彩サワー、ジュースの何れかが1杯無料というサービスも行っています
店内は右に調理場とカウンター席があり、そしてそれを背にするように同じくカウンター席が
これが通常の「清湯塩」。鶏チャーシューが2枚とネギ、穂先メンマ、岩のりが入っている
塩スープは魚介系のみの素材で作られ、動物系では鶏油が入っているだけという。ブラックペッパーが香る低温調理された鶏胸肉のチャーシューは、しっとり柔らかく塩味もピッタリ
口に含むと、まずは鰹節の風味が感じられ、それを追うように昆布の味がする。日本料理のお椀のように、スッキリと後味の良い重層感のあるスープだ。更に、鶏油がその旨味を包み込むことで、最高レベルの塩スープに仕上がっている
麺は中細ストレート麺で、モッチリと適度なコシがあり、このスープと良くマッチしている
これがトッピング全部のせの「特製醤油」
豚チャーシューも同じく低温調理されていて、鶏チャーシューほどではないものの、こちらも非常に高いレベル
「清湯醤油」のスープは、鶏油たっぷりで野菜の甘味を感じる。魚介は感じられないが、鶏の旨みがあってこれはこれで完成されているスープ
味玉は半熟加減が最高で、塩味もドンピシャ
麺や hide
2017年にオープンした北区新川のラーメン店。この店の特筆すべきは、無化学調味料で作られた素晴らしいスープである。オープンした頃にはよく訪れていたが、中心部から離れているということもあって、その後足が遠のいていた。ある日、久しぶりに食べたくなり、札幌グルメバイブルで情報確認をしようとしたところ、掲載していないことが判明。折角なので、新たに追加取材して掲載することに。
久しぶりに訪れてみると、外のドアに、コロナ禍である現在は夜の営業はしていないという貼り紙が貼られていた。店内に入ると、手前に小上がりのテーブル席が2つ、そして奥にキッチンとカウンター席がある。コロナ前に比べると、カウンター席にパーティションが置かれ、席の間隔も広くなったような気がする。メニューを見ると、定番メニューの「醤油ラーメン」と「塩ラーメン」、「味噌ラーメン」、「辛味噌ラーメン」の他に、期間・数量限定の「マグロ出汁の中華そば 白醤油仕立て」、「マグロ出汁の中華そば 塩」、「醤油つけ麺」、「辛みそつけ麺」が、さらにサイドメニューには、「半チャーハン」や「チャーハン」、「ミニチャーシュー丼」などがある。
中でも僕のお勧めは、「マグロ出汁の中華そば 白醤油仕立て」、「塩ラーメン」、「醤油ラーメン」の3つ。とくに、魚介の風味が前面に出ている「マグロ出汁の中華そば 白醤油仕立て」と「塩ラーメン」がいい。「塩ラーメン」と「醤油ラーメン」のスープはやや混濁しており、動物系と魚介系のバランスが絶妙。無化学調味料でも、これだけの旨味のあるスープを作れるというお手本のような良質なスープである。「マグロ出汁の中華そば」のスープは、「塩ラーメン」のスープに凝縮したマグロの旨味を加えたようなスープだが、実に洗練されており、まさに食べる価値のある魚介ラーメン。また、「マグロ出汁の中華そば」は、100円で「追い飯」をオーダーできる。「追い飯」には、岩海苔、魚粉、アラレ、ネギがのっており、スープをかけて食べると、至高のお茶漬けに変身する。最初はそのまま食べて、後半に梅肉を溶かして味変させると、もう最高なのである。
「醤油ラーメン」と「塩ラーメン」には、青ネギとタマネギのダブルネギ、味付け玉子、穂先メンマ、2種類の部位の豚チャーシューがのっている。中でも、穂先メンマが柔らかくて秀逸である。麺は自家製の低加水の細〜中細のストレート麺で、時間が経つとパフォーマンスがやや低下するものの、時間をかけずに食べると、程よくコシがあってスープとよくマッチしている。美味しかった記憶のあるチャーシューは、オープン当時と比べると何故か脱水気味で、味付け玉子も日によって火の入り方に多少のムラがあった。
サイドメニューの「ミニチャーシュー丼」は、タレが甘くなくて僕好みだが、前述のようにチャーシューが脱水気味なので、全体的な評価としてはお勧めレベルではない。一方、「チャーハン」は、チャーシューと卵、ネギを使ったシンプルな塩味のチャーハンだが、パラパラで美味しく、お勧めできるレベルだ。「半チャーハン」もあるので、「醤油ラーメン」や「塩ラーメン」を注文する際には、一緒にオーダーしたい。(2021年4月追加)
北区新川7条16丁目709-8
電話番号:080-8287-8858
定休日:水曜(祝日の場合は翌木曜)
営業時間:11時~14時半、17時~19時45分(日曜と火曜は11時~14時半)
予算:醤油ラーメン750円、塩ラーメン750円、半チャーハン300円
アクセス:札幌中心部より新川通りを北へ進む。「新川インターチェンジ」を過ぎて、2つめの信号(コーチャンフォー新川通り店の手前の信号)を右折し、ワークマンプラス、ゆで太郎を過ぎたら右側にある
最寄りのランドマーク:コーチャンフォー新川通り店、ワークマンプラス新川店、ゆで太郎新川6条店
お勧めポイント:無化学調味料ながらもスープが美味しい北区の名店
ココです
久しぶりに訪れてみると、外のドアに、コロナ禍である現在は夜の営業はしていないという貼り紙が貼られていた
店の前に3台、裏に3台分の駐車スペースがある
店内に入ると、手前に小上がりのテーブル席が2つ・・・
そして奥にキッチンとカウンター席がある。コロナ前に比べると、カウンター席にパーティションが置かれ、席の間隔も広くなったような気がする
メニューを見ると、定番メニューの「醤油ラーメン」と「塩ラーメン」、「味噌ラーメン」、「辛味噌ラーメン」があり・・・
この他に、期間・数量限定の「マグロ出汁の中華そば 白醤油仕立て」、「マグロ出汁の中華そば 塩」・・・
「醤油つけ麺」、「辛みそつけ麺」がある
僕の一押しの「マグロ出汁の中華そば 白醤油仕立て」
ドンブリの縁には、梅肉とワサビが添えられている
具材として乾燥麩の他、三つ葉、ネギ、鰹節、味付け玉子、穂先メンマ、鶏軟骨入りつくねがのっている
「塩ラーメン」のスープよりも透明度の高い清湯スープ
麺は自家製の低加水の細〜中細のストレート麺で、時間が経つとパフォーマンスがやや低下するものの、時間をかけずに食べると、程よくコシがあってスープとよくマッチしている
鶏軟骨入りつくね
「マグロ出汁の中華そば」は、100円で「追い飯」をオーダーできる
「追い飯」には、岩海苔、魚粉、アラレ、ネギがのっている
スープをかけて食べると、至高のお茶漬けに変身する。最初はそのまま食べて、後半に梅肉を溶かして味変させると、もう最高!
2番目にお勧めの「塩ラーメン」
「マグロ出汁の中華そば」よりも、スープは少し混濁している
同じく麺は自家製の低加水の細〜中細のストレート麺
3番目にお勧めの「醤油ラーメン」
2種類の部位の豚チャーシューがのっている。豚バラチャーシューは軽く炙られている
スープはやや混濁しており、動物系と魚介系のバランスが絶妙に良い。無化学調味料でも、これだけの旨味のあるスープを作れるというお手本のような良質なスープ
「辛味噌ラーメン」
花椒が香る豚骨スープは、見た目ほど辛くない。「味噌ラーメン」と同様にインパクトに欠け、お勧めではない
「辛味噌ラーメン」と「味噌ラーメン」の麺は、モッチリとした太麺
「半チャーハン」
チャーシューと卵、ネギを使ったシンプルな塩味のチャーハンだが、パラパラで美味しく、お勧めできるレベル
「ミニチャーシュー丼」は、タレが甘くなくて僕好みだが、チャーシューが脱水気味なので、全体的な評価としてはお勧めレベルではない
麺処 四代目 ゆうじ
JR新琴似駅からほど近いところにある人気のラーメン店。店内にはカウンター4席の他、テーブル席が3つだけと狭いが、とても清潔感があっていい。
この店のスープは基本的に濁った「鶏白湯」と澄んだ「鶏清湯」の2種類。どちらも美味しいが、「鶏白湯」の方はより旨味調味料を感じてしまうので、「鶏清湯」の方がお勧めである。麺は、卵の入らない「ストレート麺」と卵の入っている「札幌ちぢれ麺」、そして「道産小麦極太麺」の3つから選ぶことができるが、何も言わなければ最適の麺で供される。
「鶏白湯醤油らーめん」は強火で鶏ガラを煮込んで抽出したコラーゲンタップリのスープで、とろみが強く濃すぎる感じもする。麺は中細ストレート麺で標準的なレベルだ。チャーシューは脱水しすぎでイマイチ。穂先メンマは歯ごたえが良いものの味がやや濃すぎる感じがする。「味玉」はトロッとしていて最高の出来でお勧め。一方、清湯スープを使った「あっさり醤油らーめん」が僕のお勧めで、こちらも麺は中細ストレート麺である。スープは鶏の旨味と野菜の甘みを感じられ、とても美味しい。今流行の魚介系風味は抑えられていて、どこか懐かしい味である。「鶏白湯 濃厚魚介 つけ麺」は魚介風味が強めの鶏白湯スープで、言われなければトンコツがブレンドされているのでは?と思ってしまうくらい濃い。この濃厚で温かいスープと冷たく締められた「道産小麦極太麺」との相性はいい。しかし、濃厚なスープはやや甘めに仕上がっているので、ブラックペッパーをかけて食べた方が美味しい。また、「きざみちゃーしゅーマヨご飯」は想像通りのごく普通の味だ(2013年6月追加)
北区新琴似8条8丁目1-1
電話番号:011-765-5060
定休日:不定休
営業時間:11時〜15時、17時〜21時
予算:あっさり醤油らーめん650円、味玉100円
アクセス:JR新琴似駅2番出口を出て、西5丁目樽川通を右折する。新琴似神社、消防署、北洋銀行、札幌練成会を過ぎ、「パチンコ パーラージャパン」が見えたらその並び。JR新琴似駅から徒歩15分。
最寄りのランドマーク:パチンコ パーラージャパン
お勧めポイント:鶏清湯スープが美味しいラーメン店





















北山龍
麻生の交差点近くにある無化学調味料のラーメン店。店に入ると、感じの良い白いコック帽を被った女性店主が迎えてくれる。2011年度版と変わった点は、新たに「カレーライス」と「カレーらーめん」が加わったことである。カレー粉は奄美のものを使用しているらしく、本格的なカレー専門店のようにスパイシーで美味しい。辛さは中辛未満で、豆カレーには“ひよこ豆”が入っている。
この店はマスコミに露出することが少なく知名度が低いせいか、残念ながらいつも空いている。しかしながら、この店のラーメンのレベルは高く、特にチベット海底岩塩を使用した「塩ラーメン」が有名。塩は5種類を使い分けているそうで、「塩ラーメン」は他に「ジンジャーソルト」や「ブラックソルト」などもあるが、通常の「塩ラーメン」がベスト。10時間かけて作られたスープは、トンコツに鶏ガラを加えて作られたもので、鯵節と鰹節に野菜の甘みが加わり、サッパリとしながらコクのある濁った白湯スープである。旭川ラーメンのような中細ストレート麺は、コシがなくイマイチだが、スープだけで評価するなら、北海道最高レベルの塩ラーメンと言ってもいい。もう一つのお勧めは「醤油ラーメン」。特にチャーシューが美味しいので「醤油チャーシューメン」をお勧めしたい。チャーシューにはかなりこだわっているらしく、「しおチャーシュー」と「醤油チャーシュー」の2種類を使い分けている。このチャーシューに自家製味噌を塗り、白髪ネギを載せて食べるとビールのつまみとして最高である。「カレーらーめん」は、奄美の無農薬栽培で作られた生ウコンと36種類のスパイスを使用して作られる。あまり辛くなくスパイシーさもほどほどながら結構旨い。特に、スープに溶け込んだ野菜の甘さがカレー味を引き立たせている。辛さが足りない方は特製スパイスをセルフで追加する。ちなみに、200円を追加すれば残ったスープを「おじや」にしてもらえる。これは、旭川ラーメンで有名な「加藤ラーメン」系と同じサービス。 残ったスープに御飯を入れて玉子でとじ、刻みチャーシューがのせて食べる。これも美味しいので、ラーメンを食べた後には是非お勧めしたい。(2013年4月更新)
北区麻生町2丁目4-8 第3山重ビル1階
電話番号:011-893-7107
営業時間:11時半〜15時、17時半〜20時
定休日:火曜、水曜
予算:塩ラーメン850円、醤油ラーメン750円(チャーシューメンは200円増し)
アクセス:地下鉄南北線・麻生駅6番出口(ダイエー麻生店前)を出て右へ。東光ストアを過ぎた五叉路の交差点を「CUCINA」、「JOG常口アトム」側へ向かうとすぐ右側。麻生駅より徒歩3分。
最寄りのランドマーク:ダイエー麻生店、東光ストア
お勧めポイント:塩と醤油のチャーシューメンが美味しい













麺や けせらせら
元「豚そばFuji屋」があったから場所から僅か数百メートルのところにあるラーメン店。この店のお勧めは「塩らあめん」。白く混濁した鶏ガラベースのスープは、まるでポタージュスープのようにトロッとしている。非常に濃厚な鶏白湯(パイタン)であるが、それでいながら、飲んだ瞬間それが丁寧にとられた最上の白湯スープであることを感じ取れるほど円やか。もしも、北海道の塩ラーメンランキングをつけるなら、鶏ガラベースの白湯系部門のナンバーワンを、 「麺屋 菜々兵衛(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 や 「我流麺舞 飛燕(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 と共に争うことになるかも。麺はかん水の入った黄色い縮れ麺で、スープとマッチしているとは言えない。この点が3つ星でない最大の理由である。大ぶりのチャーシューはバラ肉なので、トロッとしていて美味しい。また、味付け玉子も魚介系のダシが染みていて美味しい。しかしながら、カイワレにはちょっと違和感を感じてしまう。(2013年2月更新)
北区太平7条5丁目2-5
電話番号:011-771-5246
営業時間:11時半~15時、17時~21時
定休日:木曜
予算:塩らあめん650円
アクセス:JR学園都市線・百合が原駅から500m。札幌中心部から北へ向かい、東8丁目篠路通の「太平ゴルフセンター」のすぐ向かい。
最寄りのランドマーク:太平ゴルフセンター
お勧めポイント:北海道最高レベルの鶏白湯塩ラーメン
- 真
雪月花(せつげっか)
北区にある「純連・すみれ」系のラーメン店。北区では唯一の「純連・すみれ」系のラーメン店であるが、東区の同じエリア内には「さっぽろ 純連 北31条店」がある。店内に入ると、手前にテーブル席が1つと奥にカウンター席があり、右側には小上がりがある。
この店のお勧めは、もちろん「味噌らーめん」。「純連・すみれ」系とは言っても、同じ「純連・すみれ」系の 「千寿(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 にも似たスパーシーな風味のスープである。表面にはラードがタップリと浮かび、味噌はやや甘めなので好みが分かれると思う。具材は、チャーシューと刻みチャーシュー、ネギ、シナチク、炒めた玉葱とモヤシ、そして擦り生姜で、どれも悪くない。麺は黄色い中太縮れ麺で、これはごく普通。また、チャーハンもお勧めと言うほどではない。もしも、「純連・すみれ」系ファンであるなら、一度は試してみても良いかも。(2013年8月追加)
北区新琴似4条2−8−1
電話番号:011-300-0121
定休日:月曜
営業時間:11時半〜15時、17時〜19時半
予算:味噌らーめん800円
アクセス:①車で行くなら北大通り(西5丁目樽川通)を北に進み、高速道路(札幌新道)下の交差点5叉路を斜め左へ入る。3つ目の信号の琴似栄町通、「札幌鈴木病院」を過ぎ、学園都市線を過ぎると右側に見える(札幌北郵便局の手前)。
②地下鉄南北線麻生駅の8番出口を出て、左にあるローソンの交差点を右折し、斜め通りを北西に進む。琴似栄町通との交差点を左折し、「ケーズデンキ」を過ぎてしばらく進むと「札幌鈴木病院」が見えるので信号を右折。学園都市線高架橋を過ぎると右側に見える(札幌北郵便局の手前)。南北線地下鉄麻生駅から徒歩18分。
最寄りのランドマーク:ケーズデンキ、札幌鈴木病院、札幌北郵便局
お勧めポイント:北区唯一の「純連・すみれ」系ラーメン店












豊平区
RAMEN N’n(ラーメン ん)
札幌中心部から少し離れた豊平区にあるラーメン店。コンクリート打ちっぱなしの店内にはジャズが流れ、カフェのようなオシャレな雰囲気。入ってすぐにカウンター席があり、その奥にテーブル席がある。また、マンション1階の店舗横には3台、隣の駐車場にも3台の車が駐車できる。
先ずは入口近くの自動券売機で食券を購入。店名からも想像できるように、インバウンド客を意識しているのか、メニューは「OGON(黄金?)」などというふうにローマ字表記されている。僕のイチオシは、鶏出汁醤油味の「OGON」であるが、この他に鶏出汁塩味の「SHIROGANE」や魚貝出汁塩味の「HINOKASA」、夏期限定の冷たい魚貝出汁塩味「HINOKASA BLUE」、冬季限定の魚貝出汁醤油味「TUKIGASA」などといったラーメンがある。さらに、サイドメニューとして、無水チキンカレーの「MINI SABAKU(フルサイズのSABAKUやフルトッピングのSABAKU LXもある)」や低温調理されたミニチャーシュー丼「MINI SANMYAKU」などもあり、ラーメンにプラス400円すればそれぞれをラーメンとセットにすることができる。それにしても、名前からすぐにメニューをイメージできないのは、正直面倒くさいなあと思う。
前述のように、僕のイチオシは鶏出汁醤油味の「OGON」で、次にお勧めなのは鶏出汁塩味の「SHIROGANE」である。鶏出汁醤油味「OGON」のスープは、表面に鶏油がたっぷりと浮かぶビジュアル。凝縮された鶏の風味と野菜の甘味をしっかりと感じられる旨み溢れるスープだ。全てのラーメンに共通なストレート細麺は、コシがあってまさに僕好み。メンマの代わりには、中華漬け物のような味付け大根、そしてスライスされた紅芯大根、さらには、小口切りされた長ネギとレッドオニオンのおろし、焼き海苔が加わる。低温調理された豚チャーシューはとても柔らかく、味付けや肉質も含めて最高レベルの美味しさ。なので、セットで注文するなら、ミニチャーシュー丼「MINI SANMYAKU」とのセットがお勧め。(2025年7月追加)
豊平区美園2条4丁目4−1 ハイツアカシヤ1階 ![]()
電話番号:011-598-8717
定休日:水曜
営業時間:11時〜14時45分、17時〜20時
予算:OGON(鶏出汁醤油味)950円
アクセス:地下鉄東豊線・豊平公園駅3番出口を出て、そのまま豊園通沿いに(ローソンの方向へ)直進する。「レーベン美園保育園」や「美園7・4メディカルビル」がある信号を左折し、ニトリ美園店のある36号線の信号を渡るとすぐ右側のマンションの1階。豊平公園駅より徒歩15分。札幌中心部より36号線を福住方面へ向かう。ニトリ美園店の信号を左折すると、信号の手前の右側にあるマンションの1階
最寄りのランドマーク:ニトリ美園店、国道36号線
お勧めポイント:最高レベルの鶏出汁中華そばが味わえる
札幌中心部より36号線を福住方面へ向かう。ニトリ美園店の信号を左折すると、信号の手前の右側にあるマンション
ココです
マンション1階の店舗横には3台、隣の駐車場にも3台の車が駐車できる
コンクリート打ちっぱなしの店内にはジャズが流れ、カフェのようなオシャレな雰囲気。入ってすぐにカウンター席があり・・・
その奥にテーブル席がある
先ずは入口近くの自動券売機で食券を購入
メニュー。店名からも想像できるように、インバウンド客を意識しているのか、メニューは「OGON(黄金?)」などというふうにローマ字表記されている。それにしても、名前からすぐにメニューをイメージできないのは、正直面倒くさいなあと思う
僕のイチオシの鶏出汁醤油味「OGON」のスープは、表面に鶏油がたっぷりと浮かぶビジュアル
凝縮された鶏の風味と野菜の甘味をしっかりと感じられる旨み溢れるスープだ
低温調理された豚チャーシューはとても柔らかく、味付けや肉質も含めて最高レベルの美味しさ。メンマの代わりには、中華漬け物のような棒状の味付け大根が入っている
そしてスライスされた紅芯大根、さらには、小口切りされた長ネギとレッドオニオンのおろしが
全てのラーメンに共通なストレート細麺は、コシがあってまさに僕好み
鶏出汁塩味の「SHIROGANE」
基本的には同じ具材であるが、焼き海苔が岩海苔に替わっている点だけが異なる
鶏油浮かぶ黄金色のスープは、鶏の香りと旨味をしっかりと感じる。野菜の甘味もバランス良く、実に洗練された味わい。もちろん醤油味の「OGON」がベストだが、この塩味もトップレベルの美味しさだ
魚貝出汁塩味の「HINOKASA」の具材は、更に白髪ネギが加わっている
温かいスープで、煮干しなどの乾物の他に貝の旨味も感じられる。鶏ガラのスープに比べて塩味は強めだが、飲めば飲むほど魚貝の深みが感じられるスープだ
夏期限定の冷たい魚貝出汁塩味「HINOKASA BLUE」
氷が浮かぶ冷たいスープは、塩味が強く、煮干し乾物系の風味を強く感じる
ミニチャーシュー丼「MINI SANMYAKU」。まずはそのまま食べ、途中で添えられた山ワサビを投入して食べるのがいい。とにかく、低温調理された豚チャーシューがとても柔らかくて美味しいので、これがマズいはずがない
無水チキンカレーのミニサイズ「MINI SABAKU」。フルサイズの「SABAKU」やフルトッピングの「SABAKU LX」もある
パキスタン風のチキンカレーは、中辛程度の辛さ。後からじんわりと唐辛子の辛さが押し寄せてくるが、トマトベースなのでサッパリと食べられる。専門店レベルではないが、食べても良いレベルだ。辛さが足りないと思う方は、卓上にある四川赤山椒を加えて食べるといい
札幌豚骨ラーメン 常(JOE)
札幌ドームからほど近い羊ヶ丘展望台の入口にあるラーメン店。店内に入ると広めのカウンター席があり、右側にテーブル席がある。まずは入口にある自動券売機で食券を購入。メニューを見ると、塩ラーメンや醤油ラーメン、味噌ラーメンなど、札幌のラーメン店としてはごく一般的なメニューが並ぶ。通常のラーメンは550円と、非常に良心的な価格だ。この店の最大の特徴は、焦がしニンニクテイストの「マー油」をはじめ、「チー(鶏)油」、「えび油」、「炙り魚粉」、「ガゴメ昆布」、「背脂」などの調味料が無料でトッピングできること。さらに、スープは豚骨スープか鶏ガラスープかを選ぶことができる。これらの組み合わせることにより、自分好みのラーメンを作ることが可能なのだ。さらに、レギュラーメニューの他に季節限定のラーメンもあり、夏には山形名物の「冷やしラーメン」も登場する。また、変わり種では「焼つけ麺」なるものもある。
この店で僕がお勧めしたいのは、鶏ガラスープの「醤油ラーメン」。もちろん、限定ラーメンの「鶏白湯」があるときにも「醤油ラーメン」をチョイスしよう。通常の麺は黄色い中太縮れ麺で、コシがほどほどあって良い。これに対し、限定ラーメンは中細のストレート麺である。具材のメンマは厚めに切られ、小さく切られているので食べやすい。また、この店のチャーシューは豚バラと肩の2種類があり、限定ラーメンや「特製味噌ラーメン」では2種類が入っている。もしも、観光で羊ヶ丘展望台を訪れた際には、訪れても良い店である。(2015年10月追加)
豊平区福住3条10-3-2
電話番号:011-854-1052
定休日:火曜(祝日の場合には翌平日)
営業時間:11時〜20時(スープが売り切れ次第終了)
予算:醤油ラーメン550円、限定・鶏白湯醤油ラーメン650円
アクセス:地下鉄南北線・澄川駅あるいは地下鉄東豊線・福住駅から車で5分分。羊ヶ丘展望台の入口にある
最寄りのランドマーク:羊ヶ丘展望台
お勧めポイント:鶏ガラベースの醤油ラーメンが美味しい
- 写真
ここです
自動券売機
限定ラーメンは2種類あります
このときの限定ラーメンは「鶏白湯」と「コラニボ(コラーゲン+煮干し)醤油ラーメン」
スープの種類
限定ラーメンの「鶏白湯」の醤油
チャーシューは豚バラと肩の2種類
麺は中細ストレート
限定ラーメンの「鶏白湯」の塩
通常の「醤油ラーメン」の鶏ガラスープに、チー油と背脂をトッピング
麺は黄色い中太縮れ麺
通常の「塩ラーメン」豚骨スープに炙り魚粉とマー油をトッピング
マー油入り豚骨スープ
マー油の少ない部分をすくうとこんな感じ
「特製味噌ラーメン」には擦った生姜が(背脂トッピング)
チャーシューは豚バラ2枚と肩が1枚
中太縮れ麺
すみれ 中の島本店
2017年10月にリニューアルオープンした有名ラーメン店。元をたどれば、「すみれ」と「純連」という2つの店は、両店主の母親である村中明子さんがやっていたラーメン店「純連(と書いて“すみれ”と読んだ)」から、それぞれ漢字と平仮名をとって分かれた店なのである。
母親の明子さんがやっていた店は、札幌パークホテル近くの現在「味噌らーめん専門店 狼スープ(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」がある場所で、その後、北区新琴似に移転して店名を「らーめんの駅」に変更した。さらに、2010年に新横浜ラーメン博物館内に移転したが、明子さんの引退により名前を「すみれ新横浜店」とし、「すみれ新横浜店」はその後閉店し、現在は野毛サーク内に「すみれ横浜店」として営業している。そして、現在札幌には、この「中の島本店」と「札幌すすきの店(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」、そして「札幌里塚店」の3店舗がある。
これら「すみれ」と「純連」、「らーめんの駅」の名物は、何と言っても味噌ラーメン。他店では味わえないような、オリジナリティあふれる味噌ラーメンなのである。たっぷりのラードでしっかりと炒められたモヤシと豚挽肉、そして濃厚なスープは、何とも言えず後を引く味だ。人によっては「脂っこい」とか「塩辛い」と感じる方もいるかも知れないが、頼めば濃さを調整してもらえる。「すみれ」と「純連」との違いは、「純連」の方が焼きが強めで濃厚。どちらかと言えば、「純連」の方が母親の「らーめんの駅」に近いような気がするが、「すみれ」の方がオリジナルを進化させ、より洗練された味わいとなっている。ちなみに、使用している麺は「西山製麺」特製の黄色い中太縮れ麺・33丸麺である。「味噌キムチラーメン」は美味しいものの、キムチによってこの味噌の特徴が失われてしまい、しかも旨味調味料をより強く感じてしまい、お勧めできない。僕のお勧めは「味噌チャーシューメン」で、この味噌には一味だけをかけて味わうのが一番である。サイドメニューでは、唯一刻みチャーシューの入った「チャーハン」がお勧めである。コンガリとパラパラに仕上げられた炒飯はとても美味しく、かつてセブンイレブンのおにぎりとして販売されたほど。
「中の島本店」の横にはショップがあり、ここでは人気の「塩チャーシュー」が冷凍販売されている。また、バンダナやドンブリ、オリジナルTシャツなどのグッズも販売されている。しかしながら、かつて販売されていたストレートスープのお土産用ラーメンは復活されておらず、日持ちのする濃縮タイプのラーメンだけになってしまったのが残念。(2019年4月更新)
http://www.sumireya.com
【中の島本店】
豊平区中の島2条4丁目7−28
電話番号:011-824-5655
定休日:不定休(基本は無休)
営業時間:【4月〜10月】11時〜15時、16時〜21時、【11月〜3月】11時〜15時、16時〜20時(土日・祝日は通し営業)
予算:味噌ラーメン870円、味噌チャーシューメン1080円
アクセス:地下鉄南北線・平岸駅2番出口を出て右へ進む。信号を右折し、平岸街道を南へ進む。500mほど進むとマクドナルドとモービル石油のガソリンスタンドが見える広い交差点にでるので、そこを右折する。「紳士服のはるやま」、「ネッツトヨタ」を過ぎ、橋が見えたらすぐ左側。平岸駅より徒歩15分
最寄りのランドマーク:ネッツトヨタ道都平岸
お勧めポイント:ガツンとパンチのある濃厚味噌ラーメン
以前の本店とは全く雰囲気が変わり、打ちっ放しのモダンな建物に。駐車場も駐めやすくなった
ここが入口(開店20分前)
土曜日の開店5分前には、既に入口に行列が出来はじめる
本店にも自動券売機が導入された
入口近くにはオープンキッチンのカウンター席がある。ガラスの仕切りがあるので、調理場からの臭いが漏れないので快適
カウンター席の奥にはテーブル席がある
メニュー1
メニュー2
メニュー3
メニュー10
この店の近くには、系列店の「おにやんま」がある。この店では、全く別なラーメンを食べることができる
僕のお勧めの「味噌チャーシューメン」
チャーシューの上には擦った生姜がのせられている
スープは濃厚
使用している麺は「西山製麺」特製の黄色い中太縮れ麺・33丸麺
この味噌には一味だけをかけて味わうのが一番である
柚子胡椒は合わない
店の横にあるショップ
ココです!
豚肩ロースを使った「特製の塩チャーシュー」

冷凍の特製チャーシューが店のバンダナ付きで販売されている
ロングとハーフの2サイズあったが、今回はロングを購入
湯煎したものを切ったところ。
- 写真
まるでニシン御殿のような札幌本店

入って左側にオープンキッチンのカウンター席が、そして右側にテーブル席がある
メニュー
これが名物の「味噌ラーメン」
刻みチャーシューが入っている

黄色の中太縮れ麺はコシがあっていい
味付け玉子でなく普通のゆで卵になってしまったのは残念
「味噌キムチラーメン」は美味しいが、「味噌ラーメン」の個性がなくなっている
チャーシューは柔らかい(後の札幌すすきの店のチャーシューと比べてみてほしい)
キムチがタップリ入っている
凄く辛そうに見えるが、実際は中辛程度の辛さ
入口の左側に併設されたグッズを販売するショップ
冷凍の特製チャーシューが店のバンダナ付きで販売されている
ロングとハーフの2サイズあったが、今回はロングを購入
湯煎して切ったところ。そのままビールのつまみとして食べても良いが、細かく切ってチャーハンの具材にしたり、細かく刻んだチャーシューとネギ、七味、刻みミョウガなどと和え、醤油を少々足して少し濃いめの味にして、それを炊きたての炊飯器の白米の中に投入してかき混ぜ、最後に刻み海苔をかけて混ぜご飯として食すれば最高
春一家 三代目 麵宿
味噌ラーメンで人気の 「麺屋 彩未(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照) の斜め向かいにあるラーメン店。店内に入ると、1階の右側にはカウンター席、そして左側にはテーブル席があり、さらに2階にも客席がある。まずは券売機で食券を購入。
この店は自家製麺と濃厚スープにこだわりがあるらしく、22番の切刃で切られるという中太ストレートの玉子麵が美味しい。適度なコシと太さ、加水率も絶妙にいいのである。加えて、厚く切られたチャーシューも口の中でとろける。また、食べログで地図をプリントアウトすると「地黄卵のトロトロ味玉」の無料クーポン券が付いてくるが、この「味玉」も美味しいのである。
僕のお勧めは何と言っても、一番人気の「えびらーめん」と鶏白湯を使った昼限定10食の「極上の塩らーめん・極」。「えびらーめん」は、「かき揚げ」か「チャーシュー」のいずれかの具材を選べる。タマネギで作られた「かき揚げ」は合うには合うが、濃厚なスープがさらに油っぽくなってしまうので、僕的にはチャーシューの方が好みである。 「えびそば一幻(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)、(→ 札幌グルメバイブル・新千歳空港の頁を参照)」 の「えびそば」に比べても、勝るとも劣らない濃厚で完成度の高い海老ラーメンである。「えびらーめん」だけでは物足りないと言う方は「えびふりかけご飯」を追加し、それに残ったスープを入れておじや風にして食すと満足度は更に増す。また、「極上の塩らーめん・極」は表面に赤いクコの実が浮かび、ネギは白髪ネギと青ネギのダブルネギ。やや味が濃めの鶏白湯スープであるが、コラーゲンと鶏の旨味は十分で美味しい。中太ストレート麵もこのスープによくマッチしている。このラーメンの具材であるコショウの効いた鶏チャーシューと豚バラ肉を使ったチャーシュー、メンマなどの脇役陣もいい。「えびらーめん」のつけ麺版「えび塩つけ麺」は、つけ麺らしく麵は全粒粉入り極太麺。海老串と海老満月、海老団子などの具材は面白いが、「えびらーめん」ほどの完成度はなく、「餃子」と共にお勧めできない。一方、「醤油らーめん」は鰹節を中心とした魚介系スープが香り、こちらもなかなか高いレベルだ。
唯一残念だったのは、「黒八味噌らーめん」、「春一味噌らーめん」、「辛味噌らーめん」の3種類の味噌系ラーメン。何故かこの味噌系だけはどれも旨味調味料が強めに感じられて後味が悪い。なので、味噌ラーメンだけは通りを挟んだ向かいの「麺屋 彩未」の方がお勧めだ。
ちなみに、平日ランチタイムには小ライスのサービスがあり、さらに髪留めや紙エプロンなどのサービスも。従業員の対応が実に良く、帰りの挨拶も含めて、味、サービス共に素晴らしい店である。(2014年8月追加)
豊平区美園11条6−1
電話番号:011-822-3344
定休日:不定休(電話で要確認)
営業時間:【平日】11時〜15時、17時〜21時、【土日・祝日】11時〜21時
予算:えびらーめん810円、極上の塩らーめん・極860円
アクセス:地下鉄東豊線・美園駅1番出口(美園郵便局)を出て左方向へ進む。200mほど進むと右側に大きな空き地(駐車場)が見えるので、その先。美園駅から徒歩3分。
最寄りのランドマーク:地下鉄東豊線・美園駅、美園郵便局
お勧めポイント:コシのある自家製麺とトロトロの厚切りチャーシューが美味しい人気ラーメン店






えびらーめん (味玉トッピング)




えびふりかけご飯

えびふりかけご飯にスープを投入したところ

えび塩つけ麺

えび塩つけ麺のつけ汁


えび塩つけ麺の極太麺と具材(左から海老串、海老団子、海老満月)




締めのスープ割り

極上の塩らーめん・極(味玉トッピング)




醤油らーめん



黒八味噌らーめん

麺処まるは BEYONDビヨンド
ラーメン激戦区の中の島エリアに昨年12月オープンしたラーメン店。この店の店主は未だ若いが、実は西岡から薄野に移転した後に閉店となった有名ラーメン店「麺処まるは 健松丸」の息子さんだという。この店の店名は、亡き父のラーメンを越えたいという思いから“ビヨンド"と名付けたとのこと。
店内は左手前にL型のカウンター席が、そして右奥には4名用のテーブル席が1つある。まずは自動券売機で食券を購入。メニューを見ると「中華そば 醤油」と「中華そば 塩」、「背脂みそ」の3種類しかなく、「麺処まるは 健松丸」の名物であったあの超濃厚系ドロドロ豚骨ラーメンはなくなっていた。
この店の僕の一押しは「背脂みそ」。とてもマイルドなスープは、 「麺屋 彩未(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 や 「らーめん 庵(いおり)(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」などの「純連・すみれ」 系を彷彿させる。札幌ラーメン定番の豚挽肉と玉葱、モヤシ炒めがのっており、さらに背脂と焦がしニンニク油“マー油"が香る。チャーシューは角切りのものしか入っていないので、「背脂みそ」にはチャーシューのトッピングを是非お勧めしたい。また、トッピングの味玉もトロトロの半熟でお勧め。しかしながら、厚めに切られたシナチクは柔らかいのはいいが甘過ぎてよろしくない。麺は札幌定番の中太よりやや太めの縮れ麺。この麺は、先代の「麺処まるは 健松丸」頃からわざわざ京都の「麺屋 棣鄂(ていがく)」に特注して仕入れているらしい。
この他に「中華そば 醤油」も悪くない。スープはほぼ完璧で、魚介の香りや旨味も出過ぎておらず、鶏ガラや豚骨の旨味と野菜の甘みを感じる。「中華そば 塩」のスープは鶏ガラの旨味がより前面に出ている。「中華そば 醤油」は、スープだけなら3つ星でもつけても良いくらい美味しい。一方、「中華そば 醤油」や「中華そば 塩」で使われている中細縮れ麺は、低加水と縮れの食感が良くない。さらに、前述のシナチクが全体のバランスを悪くしている。これで、シナチクと麺が改善されれば、北海道トップレベルの中華そばとなるであろう。(2014年2月追加)
豊平区中の島1条3丁目7-8
電話番号:011-812-0688
定休日:火曜、第3水曜
営業時間:【平日】11時〜15時、17時〜20時45分、【土日・祝日】11時〜20時
予算:背脂みそ、中華そば 醤油 各750円
アクセス:地下鉄南北線・中の島駅2番出口を出て右へ。「中の島通」を進み、「みよしの」、「アパマンショップ」を過ぎると、正面に「パスタの店 ピアット」が見えるのでそのすぐ先右側。中の島駅より徒歩10分。
最寄りのランドマーク:市立中の島中学校
お勧めポイント:マー油が香るマイルドなスープの味噌ラーメン





















らーめん佳(よし)
月寒中央にある食べログで人気のラーメン店。ご夫婦なのだろうか?店は店主と女性の2人でやっている。店内はカウンター席しかなく、しかも7席のみと狭い。この席数の少なさに加え、この店は昼の4時間しか営業していないため、土日はすぐに行列ができてしまう。
メニューを見ると、「らーめん」とそれに味玉がトッピングされた「あじ玉らーめん」の2種類しかない。スープの表面には魚粉が浮かび、豚骨ベースの魚介系スープはトロリとしてコラーゲンたっぷり。口に含むと全く臭みがなく、とても洗練された旨味タップリのスープである。低加水の中細ストレート麺はシコシコとした食感が素晴らしく、シナチクもすこぶる美味しい。一方、分厚いチャーシューや味玉は、普通に美味しいくらいのレベル。添えられた青ネギと玉葱のダブルネギは、この濃厚なスープには良く合う。これでもう少しスープの濃厚さが抑えられていたなら、更に洗練された味となり、3つ星相当の評価になるであろう。(2013年11月追加)
豊平区月寒西1条7丁目8-19
電話番号:011-856-5632
定休日:月曜、第1第3火曜
営業時間:11時〜15時
予算:らーめん700円、あじ玉らーめん800円
アクセス:「札幌フードセンター」月寒中央店の入っているビルの地下鉄東豊線・月寒中央駅3番出口を出て、「札幌信用金庫」月寒支店の方へ信号を渡る。水源地通りを100mほど進むと右側にある。月寒中央駅から徒歩2分。
最寄りのランドマーク:札幌フードセンター月寒中央店、札幌信用金庫月寒支店
お勧めポイント:コラーゲンタップリの超濃厚な魚介系ラーメン
- 真










さっぽろ 純連(じゅんれん)
「純連」と「すみれ」の2店は、札幌に住んでいる方なら誰もが知っている味噌ラーメンの有名店。しかも、平岸にある「すみれ 本店」と「さっぽろ 純連 本店」は、地下鉄駅2つ分ほどしか離れていない。元を辿ると、両店は母親である村中明子さんがやっていたラーメン店「純連(と書いて“すみれ"と読んだ)」からそれぞれ漢字と平仮名をとって分かれた兄弟店なのである。それ故、両店から独立した「純連・すみれ」系の店のスープは、強火のフライパンで焼かれ、表面にタップリとラードが浮いた極めて類似した濃厚な味噌ラーメンなのである。もちろん麺は黄色い中太の縮れ麺。
この店のお勧めは、もちろん鉄板メニューの「みそ」ラーメン。この他に、この店には「辛みそ」ラーメンがあるなど、「すみれ」とは若干異なる点も幾つか見受けられる。先ずはスープであるが、「純連」の方が多少炒め方が強いせいか味噌のブレンドが異なるのか、スープにコクと深みがあり、母親である村中さんのオリジナルレシピに近い味だ。シナチクはどちらも変わらないが、チャーシュー「すみれ」の方が美味しい。また、「純連・すみれ」共通の名物であるチャーハンは、通常のレギュラーサイズの他、「純連」では小ポーションの「半チャーハン」もある。さらに、チャーハンの上に刻みチャーシューとマヨネーズでアレンジした「まかないチャーハン」などもあるのだ。ちなみに、「半チャーハン」や「まかない丼」はいずれかのラーメンとセットにできる。平岸の本店のみ数量限定で、中華そば風の「なつかしラーメン(“すみれ"のメニューでは昔風ラーメン)」をやっている。
札幌では本店の他に、2013年2月21日新たに創成川通沿いに「北31条店」がオープンしたが、本店とは微妙に味が異なるような気がする。こちらの方が旨味調味料をあまり感じない点は良いのだが、濃厚さが少なくなった分インパクトも弱い。また、味噌のスープには山椒のような後味を感じる。ちなみに、道外では高田馬場に東京店が、そしてJR恵比寿駅前に恵比寿店、さらに東北大学農学部前には仙台店がある。(2015年3月更新)
【さっぽろ 純連 本店】
豊平区平岸2条17丁目1-41
電話番号:011-842-2844
定休日:木曜
営業時間:11時〜21時
予算:みそラーメン820円、半チャーハン付きは1200円
アクセス:地下鉄南北線・澄川駅北口を出て左へ。信号を右折して「北大学力増進会」を過ぎ、澄川墓地を過ぎるとすぐ左側に見える。澄川駅より徒歩10分
最寄りのランドマーク:澄川墓地
お勧めポイント:村中オリジナルを忠実に守る純連・すみれ系本流の味噌ラーメン
【さっぽろ 純連 北31条店】
札幌市東区北31条東1-1-8
電話番号:011-750-5678
定休日:木曜
営業時間:11時~15時、17時~21時
アクセス:地下鉄南北線・北34条駅5番出口を出て右へ進む。信号を左折して進むと広い創成川通へ出るので、信号を渡り創成川通に沿って左へ進むとすぐに見える。北34条駅から徒歩5分
最寄りのランドマーク: 札幌創成高校
これが本店
左が待合のベンチシート、右がオープンキッチンのカウンター席
「みそ」ラーメンと「半チャーハン」のセット
「みそ」に「味玉」をトッピングしている
「みそ」のアップ。チャーシューは刻まれている
「味玉」は半分に切られ、擦り生姜ものっている
中太縮れ麺はコシがあっていい
スープは濃厚
これが創成川通沿いにある北31条店


まずは自動券売機で食券を購入。これは本店と同じ

手前にテーブル席、左奥に待合のベンチシート、右奥がオープンキッチンのカウンター席。これも本店と同じスタイル

「みそ」に味玉トッピング

見た目は本店と同じラードタップリの濃厚スープ
これが「辛みそ」ラーメン
特製の辛味噌がのっている
純連の味噌ラーメンに山椒の辛みがが加わり、何とも言えない美味しさ。これもお勧め!!辛みは追加することも可能です
麺屋 彩未
札幌郊外の美園にある人気のラーメン店。店内にはL字型のカウンター席が10席、4人用テーブルが1つ、2人用テーブルが1つと狭め。また、カウンター席の後ろには、人気店らしく待つ客のためのベンチ席もある。この店を一躍有名にしたのは「味噌らーめん」。何故なら、この店の店主は味噌ラーメンの超有名店「すみれ」の出身。「すみれ・純連」出身者の作るラーメンは、どの店も一口食べれば「すみれ・純連」と分かるラードたっぷりの濃厚な味であるが、この店のラーメンは似てはいるが全くの別物で、オリジナリティがある。「すみれ・純連」に比べれば濃厚さがない分インパクトに欠けるが、擦り生姜が香る自然で優しい味なのである。また、「すみれ・純連」系にある煮卵やチャーハンなどもメニューにない。さらに、味噌の甘さか野菜の甘さかは不明だが、スープは若干甘めでスープが少ない。ラードも少なめで、モヤシの火の通り方も浅く、チャーシューもスープも「すみれ・純連」に比べると味は薄めである。僕も若い頃は「すみれ・純連」の濃い味の方が好きだったが、最近年を取るにつれてこちらの方が好みになってきた。麺は森住製麺の黄色い中風と縮れ麺でコシがあっていい。この店はチャーシューが美味しいせいか、多くの人は200円増しの「味噌チャーシューメン」を注文する。開店の11時ともなると平日でもすぐに行列ができ、駐車場も満杯となって入れないので、開店10分前に行くのがベスト。しかし、たとえ行列ができていたとしても、回転が良いので比較的待たずには入ることができる。ちなみに、月に2回の不定休日があるので、行く前には電話での確認が必要。(2013年3月更新)
豊平区美園10条5丁目3-3
電話番号:011-820-6511
営業時間:11時〜15時15分、17時〜19時半
定休日:月曜(月2回の不定休あり)
予算:味噌らーめん700円、味噌チャーシューメン900円
アクセス:地下鉄東豊線・美園駅1番出口(美園郵便局)を出て左方向へ進む。200mほど進むと右側に大きな空き地(駐車場)が見えるので、その先。美園駅から徒歩3分。
最寄りのランドマーク:地下鉄東豊線・美園駅、美園郵便局
お勧めポイント:擦り生姜が香る自然で優しい味噌ラーメン
men-eiji HIRAGISHI BASE
平岸街道沿いの場所から移転し、店名も「麺 eiji」から「men-eiji HIRAGISHI BASE」というラーメン屋らしからぬ名前となった。現在の店舗は西友平岸店駐車場側の裏通りにあり、前店舗からさほど離れていないが、近くに「山嵐(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」や「すみれ本店(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」などが集まるラーメン激戦区である。
僕のお勧めは「魚介豚骨醤油」と、そのあっさりバージョン「あっさり醤油」の2つ。いずれも力強いコシのある自家製中細ストレート麺が秀逸で、「らーめん 侘助(閉店)」と共に僕の好きな麺の一つ。ベースとなっているスープは、魚介系と豚骨系のダブルスープ。魚介系のスープは深いコクがあり、鰹節以外の魚介の風味も感じられる。また、「魚介豚骨醤油」は、通常の「あっさり醤油・塩」よりもスープが濃厚なだけでなく、ゆず風味の魚介エキスジュレが入っている。食べ進めるうちに徐々にジュレが溶け出し、四次元的な変化を楽しむことができる。また、「山嵐」と同様に、葉葱と千切りされた玉葱が入っている。「あっさり醤油」はトンコツの風味が抑えられ、ジュレも入っていないのでインパクトには欠けるが、むしろストレートな分、素直にスープの旨味が感じられ、かえって完成度が高い気がする。なので、この店を初めて訪れた方は、まずは「あっさり醤油」を試してみてほしい。
つけ麺の「つけBUTO」や「まぜ麺」は、以前より美味しくなっており、魚介ジュレ入り「玉子かけごはん」とともに、お勧めできるレベルになった。特に、名古屋名物の「まぜ麺」は、極太麺を食べ終えた残り汁に「追い飯」という少量のライス(無料)をもらい、混ぜて食べると大満足間違いなし。さらに、「札幌味噌eijistyle」も悪くはないが、こちらはどちらかと言えばインパクトに欠けるので、道外客にのみお勧めしたい。(2016年7月更新)
豊平区平岸2条11丁目1-12
営業時間:11時~14時45分、17時~20時45分(スープ無くなり次第閉店)
定休日:水曜(不定休あり)
予算:魚介豚骨醤油1100円、あっさり醤油950円、台湾まぜ麺(小、中)950円
アクセス:地下鉄南北線・平岸駅2番出口を出て右へ進む。信号を右折し、平岸街道を南へ進む。マクドナルドを過ぎるとイオン平岸店が見えるので角を右折する。イオン平岸店の駐車場を過ぎた角を左折すると右に白い喫茶店の様な建物が見える。地下鉄南北線・平岸駅より徒歩15分
最寄りのランドマーク:イオン平岸店
お勧めポイント:北海道トップクラスの醤油ラーメン
- 写真
山嵐
札幌第3世代を代表するラーメン店。大人気店「すみれ本店(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」の斜め向かいにあり、店主の自信のほどを伺わせる。この店の特徴は何と言ってもストレート太麺と濃厚なトンコツスープ。濃厚なトンコツスープを売りにしている店はたくさんあるが、札幌で成功をおさめている店は少ない。しかし、この店のトンコツスープは背脂入りでドロドロしているにも関わらず、洗練されていて太麺とも上手くマッチしている。2011年度版では、背脂入り塩味の豚骨スープに魚粉が入っている「海スープ」と、魚粉が入っていない「白スープ」の2種類のみであったが、その後メニューが増え、白スープに辛みがプラスされた「赤スープ」と「油そば」が加わった。
僕のお勧めはズバリ「白スープ」と「赤スープ」。「白スープ」には海苔と味付け煮玉子をトッピングするのがお勧めで、「赤スープ」は九条ネギたっぷりの「ネギダク」をチョイスしよう。「赤スープ」は赤、赤辛、赤大辛、赤激辛の4段階から辛さを選択できる。見た目は真っ赤で辛そうだが(写真は赤)、食べてみるとそれほど辛くはなく、「赤」は中辛程度と思っていい。麺を食べた後にはライスを注文し、赤スープに入れて食べれば最高に美味しい!
ところで、スープものは100円追加すると替え玉が出来る。これがただの替え玉ではなく、「白、黒、赤」の3つから選択できる。「白」はスタンダードな単なる替え玉であるが、「黒」は焦がしニンニクの黒い油が、「赤」は特製唐辛子油が加わり、1杯目とは異なった味の変化が楽しめる。(2016年7月更新、2026年1月改変)
豊平区平岸1条9丁目6-1
電話番号:011-815-3030
営業時間:11時~15時、17時~20時(スープなくなり次第閉店)
定休日:月曜
予算:白スープ1000円、赤スープ1050円
アクセス:地下鉄南北線・平岸駅2番出口を出て右へ進む。信号を右折し、平岸街道を南へ進む。500mほど進むとマクドナルドとモービル石油のガソリンスタンドが見える広い交差点にでるので、そこを右折する。「紳士服のはるやま」を過ぎ、左側に「ネッツトヨタ」が見えたらその向かい側(右側)。地下鉄南北線・平岸駅より徒歩15分
最寄りのランドマーク:ネッツトヨタ道都
お勧めポイント:札幌濃厚豚骨ラーメンの最高峰

清田区
RAMEN RS改
「清田バッティングセンター」に行く途中で見つけたラーメン店。名前もさることながら、ぱっと見「これは?!」と思わせる今時の目新しい外観。調べてみると、中央区でやっていた店がここに移転してきたようだ。その後店主は中央区に「支那そば 鋳(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」をオープンさせ、現在この店を後継者に託しているようだ。
店内は手前にテーブル席、奥がカウンター席となっており、明るく清潔感のあるインテリア。先ずは、自動券売機で食券を購入する。メニューを見ると、塩、醤油、味噌の3種類のラーメンがあるが、塩は「鶏出汁艶塩」のみ。醤油は一番人気の「鶏出汁醤油」の他、「煮干中華そば」と「背脂中華そば」の3種類。さらに、味噌も「味噌」、「辛味噌」、「背脂味噌」の3つ。
僕のお勧めは、一番人気の「鶏出汁醤油」ではなく「鶏出汁艶塩」だ。この塩はスープがいい。最近食べた塩の中では抜きん出ている。丸鶏や魚介系の旨味、さらには野菜の甘味、これら全てが調和しながら絶妙なバランスを保っている。それは誰もが最後の一滴まで飲み干したくなるような、味わい深いスープ。また、鴨チャーシューと豚バラチャーシューという組み合わせも面白い。しかしながら、低加水の中細のストレート麺は、スープには合ってはいるものの、低加水過ぎてコシがなく、パサつくドライな食感もイマイチ。これで、麺の完成度が高ければパーフェクトである。願わくば、このスープに「men-eiji HIRAGISHI BASE(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」や「麺屋 菜々兵衛(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」の自家製麺で食べてみたいと思う。
醤油系の中では、一番人気の「鶏出汁醤油」が、ベーシックな鶏の旨味を感じるスープであるが、前述の低加水の中細ストレート麺も含めて、物足りなさ感は否めない。むしろ、それに煮干し魚介系スープが加わった「煮干中華そば」や「背脂中華そば」の方が、重層感が増して完成度が高い。「煮干中華そば」と「背脂中華そば」の違いは2つあり、1つは背脂のあるなし、そしてもう一つは、「煮干中華そば」が低加水の中細ストレート麺であるのに対し、「背脂中華そば」は縮れたモチモチの平打ちの中太麺である点だ。どちらの麺が、この魚介系スープに合うのかと言えば、中細ストレート麺の方であり、「煮干中華そば」の方が完成度が高くお勧めである。これらに対して、「味噌」は全く良くない。中細ストレート麺に、スープが全く絡まないのだ。さらに、スープのバランスも悪く、味噌特有のインパクトにも欠ける。(2025年12月更新)
清田区平岡1条4丁目2-11
電話番号:011-376-0370
定休日:火曜
営業時間:【月曜】11時~14時半、【水曜〜日曜】11時~14時半、17時半~19時半
予算:鶏出汁艶塩620円
アクセス:地下鉄東西線・大谷地駅あるいは札幌ドームより約3㎞強
最寄りのランドマーク:ニトリ平岡店、清田区区役所、美しが丘自動車学校
お勧めポイント:ビジュアル的にも美しく、スープの完成度が高い塩ラーメン
国道36号線の1本東側の通り沿いの・・・
ココです
駐車場は6台分
ドアを開けると、壁には「香水の香りの強い方の入店はお断りいたします。退店していただく場合もございます。」という店主の張り紙が・・・。それもそのはず、予め言っておくが、この店のスープはそれほど繊細なスープなのである
店内は手前にテーブル席、奥がカウンター席となっており、明るく清潔感のあるインテリア
メニュー
僕のお勧めは、一番人気の「鶏出汁醤油」ではなく「鶏出汁艶塩」だ。また、鴨チャーシューと豚バラチャーシューという組み合わせも面白い。
この塩はスープがいい。最近食べた塩の中では抜きん出ている。丸鶏や魚介系の旨味、さらには野菜の甘味、これら全てが調和しながら絶妙なバランスを保っている。それは誰もが最後の一滴まで飲み干したくなるような、味わい深いスープ
しかしながら、低加水の中細のストレート麺は、スープには合ってはいるものの、低加水過ぎてコシがなく、パサつくドライな食感もイマイチ。これで、麺の完成度が高ければパーフェクトである
一番人気の「鶏出汁醤油」。ウットリするほどビジュアル的に美しいラーメンである。トッピングの味玉は火が通り過ぎていた
ベーシックな鶏の旨味を感じるスープであるが、前述の低加水の中細ストレート麺も含めて、物足りなさ感は否めない
「煮干中華そば」
「鶏出汁醤油」のベーシックな鶏の旨味に煮干し魚介系スープが加わった「煮干中華そば」のスープ方が、重層感が増して完成度が高い
「背脂中華そば」
「煮干中華そば」と同じ煮干し魚介系スープであるが、縮れたモチモチの平打ちの中太麺とは相性が良くない
「味噌」
中細ストレート麺に、スープが全く絡まない
スープのバランスも悪く、味噌特有のインパクトにも欠ける
ら〜めん 虎 TORA
札幌郊外の清田にある人気のラーメン店。店内はかなり広くカウンター席が2つある他、小上がりとテーブル席があるかなりの大箱店である。店主はクレイジーケンバンドの熱狂的ファンなのであろうか?店内にはクレイジーケンバンドの曲が流れ、壁にはたくさんのポスターが張られている。また、ショップカードを見ると、驚いたことに「健」という名前の店主は自ら「CRAZY KEN」と名乗っている。
店のメニューを見ると、基本は正油味と塩味のトンコツスープのみ。先ずはこの店の1番人気「濃厚鯱(のうこうしゃち)」を注文。「純連・すみれ」系の味噌ラーメンを彷彿させるような油(ラード?)タップリの濃厚醤油ラーメンで、スープを口に含むと最初に野菜の甘さを、時間差で鰹節ベースの魚粉の苦さを感じる。しかしながら、「濃厚鯱」はあまりにもスープの油分が多すぎで、僕としては油の少ない「鯱」の方がお勧めである。意外にもどちらの麺も札幌ラーメン特有の黄色い中太縮れ麺でとてもコシがあり、第一世代の札幌ラーメン醤油の進化形と言えるかもしれない。僕が 「えびそば一幻(→ 札幌グルメバイブル・ラーメン、札幌グルメバイブル・新千歳空港の頁を参照)」 に出会って以来、久々に衝撃を受けた濃厚系ラーメンである。また、メンマも美味しく、煎り胡麻との相性も抜群である。しかし、チャーシューは多少脱水気味でイマイチだ。2番人気の「琥珀(こはく)」は魚介系トンコツ塩ラーメンであるが、「濃厚鯱」をそのまま塩ラーメンにしたように表面の油分たっぷりのスープ。「琥珀」は表面が茶色をしているため、かき混ぜなければ醤油ラーメンと勘違いしてしまうほどで、この「琥珀」も僕のお勧めである。3番人気の「白虎(びゃっこ)」はクリーミーなトンコツスープで、これもお勧めであるが、これをさらにピリ辛にした「赤虎(あかとら)」の方が後を引く美味しさで1番のお勧め!!それにしても、この店は九条ネギなどの青ネギと玉葱、そして九条ネギと白ネギという2つのダブルネギを使い分けているのが面白い。4番人気の「虎そば」は、動物系スープを用いずに作ったラーメンであるにもかかわらず、表面に油が浮いていて中華そばのようにサッパリとして美味しいが、これは“にぼし油”を使っているため。また、このようなサッパリ系のラーメンであるにもかかわらず、黄色い中細縮れ麺を使っているのも意外性があって面白い。
「ちゃーしゅー飯」は刻みチャーシューとネギがのった最近流行のドンブリであるが、これは想像範囲内の味。むしろ、この店のコッテリとしたスープには「山わさび飯」の方がサッパリとしていて合う様な気がする。
「菓子工房 北の国ものがたり」の「かぽぷ〜」は、プリン、カボチャプリン、粒餡が3層になったプリンで、この組み合わせが意外にも美味しい。「SWEETS LAB」謹製の冷凍プリン「カタラーナ」も濃厚かつクリーミーで美味しかった。また、ラーメン店にしては珍しく北海道名物の「コアップガラナ」が置いてあるのもマル!
それにしても、旨味調味料がそれ程気にならなければ、実にインパクトがありまた食べたくなるようなラーメンである。(2013年7月追加)
清田区北野3条3丁目15-30
電話番号:011-376-0730
定休日:木曜
営業時間:11時〜14時45分、18時〜21時半
予算:鯱750円、琥珀850円
アクセス:北野通にある北野博善斎場の隣(北野中学校向かい)。
最寄りのランドマーク:北野博善斎場、北野中学校
お勧めポイント:現代的に進化した濃厚系ラーメンが味わえる
花丸
美しが丘・北広島エリア唯一の「純連・すみれ」系のラーメン店。北広島インターや「三井アウトレットパーク」に近く、羊ヶ丘通にも面しており、比較的アクセスが良くて分かりやすい。店内にはカウンター席の他にテーブル席も5つあり、比較的広めである。僕のお勧めは「味噌らーめん」で、一口食べるとすぐに「純連・すみれ」系ラーメンと判るような味である。スープの表面をラードが覆い、色も濃くてスパイシー。擦った生姜がのっており、何故かカルダモンのようなスパイシーな香りもして、どこかしら 「千寿(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 を彷彿させるオリジナリティを感じる味わい。麺は黄色い中太麺で、とてもコシがあって良い。チャーシューはスライスと刻みチャーシューの両方が入っている。「純連・すみれ」ほどの美味しいチャーシューではないが、平均レベル以上で悪くない。もう一つのお勧めは「餃子」で、肉の食感と風味を感じ、ラーメン専門店の餃子と思えないほどジューシーで美味しい。ちなみに、月に1回土曜が休みとなるので、土曜日に行く場合は事前に電話での確認が必要。(2013年7月更新)
清田区美しが丘3条7丁目1-33
電話番号:011-883-5003
営業時間:11時半〜15時、17時半〜19時半(金曜日は11時〜15時)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日休み、月1回土曜休み)
予算:味噌らーめん750円
アクセス:北広島インターを出て三井アウトレットパークへ向かい、羊ヶ丘通の信号を右折する。羊ヶ丘通を進み、左に「二木ゴルフ」と「かねひろ羊ヶ丘店」が見えたら、その右側向かい。北広島インターから車で5分。
最寄りのランドマーク:二木ゴルフ、かねひろ羊ヶ丘店
お勧めポイント:美しが丘・北広島エリア唯一の「純連・すみれ」系ラーメン








白石区
鶏白湯そば 燠(ゆう)
兵庫県西宮市にある「(株)お客様みなさまおかげさまOMO INC」がプロデュースする鶏白湯ラーメン店。店の前あるいは近くにある店の駐車場に車をとめ、開店5分前から店の前に並ぶ。実はこの店、開店してすぐに満席となる人気店なのである。清潔感ある明るめの店内は、L字型のカウンター席が11席のみ。
先ずは、入口近くの自動券売機で食券を購入する。ラーメンメニューは僕のお勧めの「鶏白湯ラーメン」の他、「味噌鶏白湯ラーメン」と「7種の魚介塩そば」の3つ。この他に、汁なしの「肉まぜそば」もある。サイドメニューはいろいろあるが、以前あった御飯ものの「肉飯」はなくなり、鶏チャーシューを利用した「知床鶏丼」となってしまった。ラーメンと共にいただく店のお勧め飯は「ダイブめし」で、「ダイブめし」と「高菜めし」は学生証を提示すると無料となるサービスも。
「鶏白湯ラーメン」のスープは、提供する直前にブレンダーを使ってドンブリの中で泡立てされる。表面には細かな泡が立っていて、スープは乳化されて白濁している。また、スープは宮崎産の鶏ガラをメインに、魚介出汁と豚骨を加えて作っているという。一見濃そうにも見えるが、意外にもあっさりとしており、その分深みに欠ける印象。全てのラーメンに共通の自家製麺は、高加水の中太平麺で、モチモチとして適度なコシがあって美味しい。具材は長ネギの他、紫タマネギや水菜、甘めの煮卵、そしてブラックペッパーが少々。ラーメンなのに、シナチクが入っていないのは非常に珍しい。知床鶏の胸肉を使用したという鶏チャーシューは、レア過ぎて食感と鶏の旨味が乏しい。卓上には味変用に、「煮干し酢」や「オレンジ酢」、「エキゾチック酢」といった酢が用意されている。中でも、ラー油ベースの「エキゾチック酢」のスパイシーな辛さがいい。また、切った生レモンも添えられてくるが、これもサッパリとした味変となる。テーブルの説明書きには、スープが余ったら「ダイブめし」を注文して、残ったスープに入れて食べることを勧めているが、要は白飯と梅干しなので、確かにスープと合わないわけがない。
「味噌鶏白湯ラーメン」は、旨味調味料を感じさせない良質なスープであるが、野菜炒めが入っていないせいかコクがなく、お勧めではない。また、「7種の魚介塩そば」は、前出した2つの鶏白湯ラーメンとは異なり、厚めに切られた炙り豚チャーシューがのっている。柚子が香る清湯スープは、魚介弱めでインパクトに欠け、やはり白湯スープの方が美味しいと思う。現在は販売されていない「肉飯」は、豚チャーシューが細かく切られていて、肉のボリューム感たっぷり。甘辛な味付けと黄身がマッチして、もしも復活販売したならお勧めである。「知床鶏丼」はレアな鶏チャーシューを使ったドンブリで、ブラックペッパーのかかった黄身と甘めの醤油ダレ、さらに紫タマネギを絡めて食べると美味しい。さらに、それにタップリのスープを入れ、お茶漬けのようにして食べると更に美味しい。(2021年〜2022年取材/2023年4月追加)
白石区菊水6条1丁目1-22 ![]()
電話番号:011-867-0036
営業時間:11時〜14時45分、17時〜20時45分
定休日:水曜(祝日の場合には翌木曜)
予算:鶏白湯ラーメン880円
アクセス:地下鉄東西線・菊水駅1番出口を出て左へ。最初の交差点を左折し、勤医協札幌病院を過ぎ、南郷通の信号を左折すると右側にある。菊水駅より徒歩5分
最寄りのランドマーク:水穂大橋、勤医協札幌病院
お勧めポイント:自家製麺と円やかなスープがマッチした鶏白湯ラーメン
南郷通にあるこの鶏白湯の看板が目印です
未だ開店前ですが、人気店なので早めに並びます
清潔感ある明るめの店内は、L字型のカウンター席が11席のみ
先ずは、入口近くの自動券売機で食券を購入する。ラーメンメニューは僕のお勧めの「鶏白湯ラーメン」の他、「味噌鶏白湯ラーメン」と「7種の魚介塩そば」の3つ。この他に、汁なしの「肉まぜそば」もある。サイドメニューはいろいろあるが、以前あった御飯ものの「肉飯」はなくなり、鶏チャーシューを利用した「知床鶏丼」となってしまった。ラーメンと共にいただく店のお勧め飯は「ダイブめし」で、「ダイブめし」と「高菜めし」は学生証を提示すると無料となるサービスも
テーブルに置かれた「鶏白湯ラーメンの食べ方」
これがお勧めの「鶏白湯ラーメン」
スープは提供する直前にブレンダーを使ってドンブリの中で泡立される。表面には細かな泡が立っていて、スープは乳化されて白濁している。また、スープは宮崎産の鶏ガラをメインに、魚介出汁と豚骨を加えて作っているという。一見濃そうにも見えるが、意外にもあっさりとしており、その分深みに欠ける印象
「味噌鶏白湯ラーメン」
旨味調味料を感じさせない良質なスープであるが、野菜炒めが入っていないせいかコクがなく、お勧めではない
全てのラーメンに共通の自家製麺は、高加水の中太平麺で、モチモチとして適度なコシがあって美味しい
「7種の魚介塩そば」は、前出した2つの鶏白湯ラーメンとは異なり、厚めに切られた炙り豚チャーシューがのっている
柚子が香る清湯スープは、魚介弱めでインパクトに欠け、やはり白湯スープの方が美味しいと思う
「ダイブめし」
残ったスープに入れて食べることを勧めているが、要は白飯と梅干しなので、確かにスープと合わないわけがない
現在は販売されていない「肉飯」は、豚チャーシューが細かく切られていて、肉のボリューム感たっぷり。甘辛な味付けと黄身がマッチして、もしも復活販売したならお勧めである
「知床鶏丼」はレアな鶏チャーシューを使ったドンブリで、ブラックペッパーのかかった黄身と甘めの醤油ダレ、さらに紫タマネギを絡めて食べると美味しい。さらに、それにタップリのスープを入れ、お茶漬けのようにして食べると更に美味しい
麺屋 おざわ
「彩未(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」出身の若い店主がやっている人気ラーメン店。店の前の駐車場に車をとめて店内に入ると、右にL字型のオープンキッチンのカウンター席があり、左側にテーブル席が2つある。最近のラーメン店にありがちな自動券売機はなく、席に着くとまずラーメンを注文し、料金を支払う前金制システム。
メニューを見ると、ラーメンは味噌と醤油の2種類のみ。ネット情報では、ホールスタッフがいる時だけの限定で塩も可能だそうだ。基本の味噌と醤油それぞれに、「生姜」と「辛ねぎ」のトッピングできるので、メニューは、「基本(味噌あるいは醤油)」、「基本+生姜」、「基本+辛ねぎ」、「基本+生姜+辛ねぎ」の各4種類,計8種類の組み合わせとなる。紙ナプキンも用意されているようなので、必要な方は申し出るといい。
店主は「彩未」出身なので、もちろん、僕のお勧めは「みそらーめん」。しかし、「彩未」出身とはいえ、決して「彩未」そのままの味ではなく、店主独自工夫が見られる。例えば、彩未・味噌ラーメンの必須アイテムといえる「擦り生姜」が選択できるようになっていることや、「辛ねぎ」をトッピングできること、さらには、炒め野菜のモヤシに加えて白菜も入っていることなどである。また、熊本ラーメンで用いられる黒いマー油が入っているのも特徴である。
「みそらーめん」のスープは、「彩未」のようにマイルドでありながらも、さらにそれをサッパリさせたような優しいスープである。なるほど、このように完成度の高い繊細なスープには、むしろ生姜を入れない方がバランスが良いかもしれない。麺は中太の縮れ麺。チャーシューは、炙りチャーシューが1枚とサイコロ状のチャーシューが2個入っているが、最近流行のとろける様な感じではない。最終的な結論として、「辛ねぎ」と「生姜」のトッピングは不要と感じた。
ちなみに、最後に無料で供されるミルクプリンのような杏仁豆腐は、サッパリとしていて滑らかで美味しい。(2019年1月追加)
白石区菊水6条3丁目1-22 I'Sコート1階
電話番号:011-577-9626
定休日:木曜(月2回の不定休あり)
営業時間:【月曜〜水曜】11時〜14時45分、【金曜〜日曜】11時〜14時45分、18時〜23時30分(スープが売り切れ次第終了)
予算:みそらーめん800円、生姜付みそらーめん850円
アクセス:地下鉄東西線・菊水駅4番出口を出て右後ろへ、南7条米里通を進む。「菊水3−3」交差点を過ぎ、「菊水6−2」の信号を右折して南郷通を進む。最初の押しボタン信号を左折するとすぐ左側にある(幌東小中学校の裏側)。
最寄りのランドマーク:幌東小中学校、菊水3−5交差点(南郷通と菊水旭山公園通の交差点)
お勧めポイント:彩未出身の店主が作るマイルドな味噌ラーメン
ココです!(この日はひどい雨だったので、車の中から撮影。引きの外観は撮れず)
オープンキッチンのカウンター席から撮影
メニューはこれだけ
最近流行の自動券売機ではなく、注文してお金を支払う前払い制
生姜付みそらーめん
「彩未」と異なり、野菜炒めにはモヤシの他に白菜も入っている。また、熊本ラーメンで使われることの多い黒いマー油も入っている
マー油を溶かす前のスープはこんな感じ
麺は札幌ラーメンでポピュラーな黄色い中太縮れ麺
マー油を溶かした後のスープはコクを増してこの様になる
みそらーめん(辛ねぎ)
辛ねぎを入れた方が辛味噌のようにパンチが出るかなと思いきや、とくに相乗効果はなかった
無料の杏仁豆腐
サッパリとしていて滑らかで美味しい
ラーメン専門店 林
2014年にオープンした「 すみれ(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁 を参照)」の流れを汲むラーメン店。「すみれ系」であるということは、店の売りが濃厚な味噌ラーメンかと思いきや、実はそうではない。この店のラーメンは他の「すみれ系」出身者のラーメン店とは微妙に異なり、店主の個性が出ているのである。
店舗は本郷通沿いのビルの1階にあり、右にベンチタイプのカウンター席と左に4人掛けのテーブル席が2つだけという小さな店である。メニューを見ると、定番である「味噌ラーメン」、「塩ラーメン」、「正油ラーメン」の他、昼限定の「黒醤油ソバ」と「あっさり塩ラーメン」の計5種類。僕のお勧めは、前述のように「味噌ラーメン」ではなく「正油ラーメン」。
「正油ラーメン」は今流行の清湯・魚介系醤油ではなく、真っ黒なビジュアルの札幌・第一世代タイプの醤油ラーメンだ。表面にはタップリのラードが浮き、炒めたモヤシが入った正統派・札幌醤油ラーメンなのである。麺はもちろんコシのある黄色い中太縮れ麺で、ネギは炒めた玉葱の他に白髪ネギがのっている。チャーシューは、「すみれ系」特有の厚めのトロトロのチャーシューで美味しい。しかし、もしもチャーシューをトッピングする場合には、「黒醤油ソバ」の方の薄切りチャーシューの方がお勧めである(店主によると、「正油ラーメン」のトッピングとしてはやったことがないが可能とのこと)。「正油ラーメン」のスープは、チャーシューを煮た醤油ダレをそのままスープにしたような独特のコクと深みを感じる。この動物系が強調されたスープが麺と良く絡み、鼻腔を刺激する後を引く美味しさとなっている。これに対し、「正油ラーメン」を現代風にアレンジした「黒醤油ソバ」のスープは、中華そば風に魚介系を加えたバランス重視の大人しいスープとなっている。このスープに合うよう炒めたモヤシは加えず、麺は中細ストレート麺、ネギは青ネギ、チャーシューは薄切りのバラチャーシューとなっている。インパクトをとるかバランスをとるかは個々の好みによると思うが、僕はインパクトの方をとりたい。
「味噌ラーメン」は本家である「すみれ」ほどの濃厚さはないが、濃い中にもバランスを感じる「味噌ラーメン」だ。どちらかと言えば、 「麺屋 彩未(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 に近い味といえる。また、細麺を使った昼限定の「あっさり塩ラーメン」は、スープ自体は悪くないものの、とにかく麺が良くない。歯にくっつくような独特の食感で、スープと全く合っていない。もう少し低加水にして歯切れの良い麺になれば良いのだが。(2017年7月追加)
白石区本郷通8丁目北8−1 クリオ本郷通壱番館1階
電話番号:011-862-9771
定休日:月曜
営業時間:11時半〜15時半、18時〜20時
予算:正油ラーメン750円
アクセス:地下鉄東西線・南郷7丁目駅3番出口を左へ出て、南郷通の交差点をすぐに左折する。「幌東病院」の奥の角信号を右折して、本郷通(一方通行・右折での進入禁止)に入るとすぐ左側にある。南郷7丁目駅より徒歩5分
最寄りのランドマーク:幌東病院、本郷通
お勧めポイント:真っ黒でコクのある正油ラーメンが美味しい
本郷通沿いにあります(取材のスタートは今年の桜の咲く頃だった)
ココです!
店内は、右にベンチタイプのカウンター席、左に4人掛けのテーブル席が2つある
メニュー
僕の一押しの「正油ラーメン」
まっ黒なビジュアルの札幌・第一世代タイプの醤油ラーメン。表面にはタップリのラードが浮き、炒めたモヤシが入った正統派・札幌醤油ラーメンだ
麺はもちろんコシのある黄色い中太縮れ麺
「正油ラーメン」を現代風にアレンジした「黒醤油ソバ」。チャーシューをトッピングしたわけではなく、6枚の薄切りバラチャーシューが入っている
スープに合うよう炒めたモヤシは加えず、シナチクの他、ネギは青ネギで、チャーシューは薄切りのバラチャーシュー
「黒醤油ソバ」のスープは、中華そば風に魚介系を加えたバランス重視の大人しいスープとなっている
麺は中細ストレート麺
「味噌ラーメン」
「すみれ系」特有の厚めのトロトロのチャーシューには、すり下ろした生姜がのっている。ネギは白髪ネギで、もちろん、ラードで炒めたモヤシと玉葱入っている
スープは「すみれ」ほどの濃厚さはないが、濃い中にもバランスを感じる
麺は「正油ラーメン」と同じコシのある中太縮れ麺
昼限定の「あっさり塩ラーメン」 
野菜の甘味を感じる鶏ガラベースのスープ
歯にくっつくような独特の食感の細麺が良くない
「すみれ系」の「チャーハン」は美味しい 
「餃子」はごく普通でお勧めではない
中華そば カリフォルニア
菊水にある現在人気急上昇中の中華そば店。店の前に立つと本当にココ?と思うようなカフェのような外観。店内は、入って左にオープンキッチンのカウンター席があり、右にテーブル席と待合席がある。店名通り、インテリアはアメリカンカントリーテイストで、置いているビールもアメリカナンバーワンクラフトビールである「BLUE MOON」というこだわりよう。店主は東京調布で人気の「柴崎亭」で修行したらしく、麺もその店で使っているのと同じ八王子の「田村製麺所」から取り寄せているという。
一番人気はワンタンメンで、醤油味の「黒わんたんそば」と塩煮干し味の「白わんたんそば」がある。いずれの「わんたんそば」にもチャーシューが入っていないため、チャーシューも食べたい方は、ワンタンが半量の4つとチャーシューが4枚入った「チャーシュウ肉わんたんそば」にする必要がある。ワンタンの餡は豚肉と背脂が入った肉ワンタンで、紹興酒のような香りも感じられる。しかも、餡の量は餃子と同じくらいのボリュームがあり、女性であれば食べきれないくらいの量だ。僕的には、ワンタンのボリュームがありすぎで、ワンタンを食べているうちに麺がのびてしまうのが難点だと思う。人気の「わんたんそば」の他には、ワンコインで食べられる醤油味の「中華そば」と白醤油味の「煮干そば」の2つがある。店員さんによると、「白わんたんそば」は塩煮干しスープだが、「黒わんたんそば」の醤油スープは、基本的に「中華そば」と同じと考えて良いのだそうだ。
何れのそばの麺も中細のストレート麺で、コシもほどほどあり、このスープに実に良くマッチしている。チャーシューは煮豚でなく、オーブンでローストされたバラ肉で、弾力ある食感も含めてごく普通だ。メンマは若干甘めで、さらにカイワレとネギがのっている。
何と言っても僕のお勧めは、ワンコインで食べられる「煮干そば」とプラス100円の「味付け玉子」の組み合わせだ。味が良く染みた「味付け玉子」は、半熟加減もよくお勧めである。カタクチイワシがメインの「煮干そば」の清湯スープは白醤油を用いているため、塩ラーメン?と勘違いしてしまうほど美しく澄んだ黄金色のスープである。その表面には煮干しと菜種油で作られた「香味油」が浮いている。無化学調味料でこれだけ洗練された完成度の高い煮干しラーメンは、昨年取材した大阪でも、本場である青森県でも食べたことがないくらいの逸品。
後で気がついたのだが、通路には紙エプロンも置いてあり、当初手が回らなかった従業員のサービスも良く行き届くようになった。また、店の横には1台分の駐車できるスペースがあるが、いつも埋まっているので基本的に駐車場はないものと考えて行った方がいい。すぐ近くの表通りには有料駐車場があるので、そこを利用するのが便利。ちなみに、開店直後はかなり混み合うので、行くなら一段落する13時半くらいの方が待ち時間が短い。(2016年3月追加)
札幌市白石区菊水3条4-4-6 ビバ菊水1階
電話番号:011-598-7773
定休日:月曜
営業時間:【平日】11時半〜14時半、18時〜21時半、【土・日・祝日】11時半〜15時
予算:煮干そば500円
アクセス:地下鉄東西線・菊水駅6番出口を出て左へ。「全労済」を過ぎた角を右折し、さらに次の交差点を右折すると左側にある。菊水駅から徒歩5分
最寄りのランドマーク:全労済道央支店
お勧めポイント:ワンコインで洗練された煮干しそばが食べられる奇跡の店
- 真
ココです
ラーメン屋らしからぬ外観
左にあるカウンター席
右にあるテーブル席
右にあるベンチシートの待合室
これがメニュー
裏には店のこだわりが書かれています
「煮干チャーシュウ麺」。チャーシューは煮豚ではなくオーブンでローストされたバラ肉で、弾力ある食感も含めてごく普通。なので、「煮干そば」で十分だ
「煮干そば」の清湯スープは白醤油を用いているため、塩ラーメン?と勘違いしてしまうほど美しい黄金色のスープだ。その表面には煮干しと菜種油で作られた「香味油」が浮いている。無化学調味料でありながらこれだけ洗練された完成度の高いはなかなか味わえない
麺は中細のストレート麺で、コシもほどほどあり、このスープに実に良くマッチしている
醤油味の「黒わんたんそば」
ワンタンの餡は豚肉と背脂が入った肉ワンタンで、紹興酒のような香りも感じられる
餡の量は餃子と同じくらいボリュームがあり、8個も入っているので女性であれば食べきれないかも
「黒わんたんそば」の醤油スープは基本的に「中華そば」と同じで、野菜の甘味を感じる。万人受けしそうな味であるが、逆にアイデンティティを感じさせない
麺は八王子の「田村製麺所」から取り寄せているという共通の中細のストレート麺
味が良く染みた「味付け玉子」は、半熟加減もよくお勧め
雨は、やさしく
札幌インターに近い菊水エリアに移転してきた創作ラーメンの店。敢えて“創作”という言葉を使ったのは、これまでの既成概念を覆すラーメンだからである。 全てのラーメンには、4次元的なスープの変化が楽しめるよう「鶏の白レバーペースト+昆布・干し椎茸を細かく刻んだもの+刻み大葉」が添えられていたり、 麺に抹茶をまぶした「抹茶和え辛つけ麺」があったり、シナチクの代わりに揚げゴボウを用いたりと、ラーメンマニアの好奇心をくすぐるようなメニューなのである。移転後は更に「生ハムとかけそば」や以前は口頭で伝えなければならなかったレバーペースト抜きの「ぬきそば」が加わり、一部のメニューも入れ替えられてさらに充実してきた
この店の1番人気は「味噌(ラーメン)」のようだが、僕のお勧めは「醤油(ラーメン)」と「塩(ラーメン)」。「醤油」のスープは、鰹出汁が香る魚介系と鶏ガラベースの動物系のバランスがとれた旨味溢れるスープである。「塩」のスープは昆布の風味がより強く感じられ、こちらも美味しい。食べログ上では鶏白レバーペーストを絶賛している記事も散見されるが、これがラーメンに相乗的あるいは相加的効果を与えているかと言えば微妙だ。何故なら、レバーペーストに鶏の動物臭を感じるからである。しかもその臭みを消すためなのかさらに香りの強い刻み大葉が入っているのも良くない。この店の「塩」や「醤油」のスープは、非常に繊細かつ完成度の高いスープなので、レバーペーストは不要であろう。どうしても試してみたいという方は、「味噌ラーメン」か「辛味噌ラーメン」の方で試してみてほしい。今回評価を下げた理由は、新店舗になってから食べた揚げゴボウが揚げすぎで、かつ、変わらない低加水の中細ストレート麺がやはり微妙だからである。歯切れが良いものの、モチモチ感のない独特の食感で、僕好みではない。これで麺が良くなって、チャーシューや揚げゴボウなどの脇役陣が美味しくなって主役を盛り上げることができれば、スープが最高なだけにさらに評価を上げても良いと思う。(2015年3月更新)
白石区菊水元町4条2丁目1-7 古川ビル1階
電話番号:011-871-3922
定休日:月曜(祝日の場合営業。翌日休み)
営業時間:11時~15時半、18時~21時
予算:醤油、塩780円(ぬきそば各740円)
アクセス: JR苗穂駅を出て通りを真っ直ぐ進む。「マツダ」、「マルハン」を過ぎて豊平川を渡り、道なりに進む。一つ目の歩道橋と「北洋銀行」を過ぎ、2つめの歩道橋手前の信号を左折する。南7条米里通を進み、「札幌信用金庫」と「ラッキー」が見えたらすぐ右側。JR苗穂駅から徒歩20分(1.2km)、中心部から車で15分
最寄りのランドマーク:南7条米里通
お勧めポイント:北海道トップレベルのスープが味わえる
移転後の新店舗




新メニュー

新メニュー

ぬきそば(醤油)味玉トッピング

今回の揚げゴボウ

大葉と白髪ネギ入り

大葉とネギをどけると、その下には昆布・干し椎茸を細かく刻んだものがのっている
移転後の醤油スープ
低加水の中細ストレート麺は好みが分かれる食感

分厚いチャーシューは脱水気味

味玉は普通

醤油、味玉トッピング(旧店舗のときの)

これが鶏レバーペースト

かつての揚げゴボウ

かつての醤油スープ

塩・レバーペースト抜き(旧店舗のときの)

以前の揚げゴボウ

ラーメン まるいし 白石店
札幌市郊外の白石にあるラーメン店。店名に“白石店"とあるが、暖簾分けをした桑園の本店は既になく、現在「まるいし」はこの店だけとなっている。喫茶店だった店舗を改装して使用しているせいか、インテリアはラーメン店としては多少違和感を感じる。入って手前と右側奥にテーブル席が、そして左側にはカウンター席がある。また、入り口側にはマンガと飲み放題のホット黒烏龍茶のポットが置かれている。壁のメニューを見ると、「正油ラーメン」、「塩ラーメン」、「みそラーメン」などの定番メニューの他、「カレーラーメン」や「懐かしラーメン」、「タンメン」、「スパイシー塩ラーメン」、「野菜ラーメン」、「きのこラーメン」などが。さらに、サイドメニューとして「ミニチャーハン」と「ミニチャーシュー丼」がある。
お勧めは「カレーラーメン」と「正油ラーメン」の2つで、特に「カレーラーメン」が僕の一押し。豚バラが入った「カレーラーメン」は、夕張にあった名店「藤の家」の“カレーそば"を彷彿させる美味しさである。「カレーラーメン」のスープは、辛さやスパイシーさなど一切感じられないが、ベースのスープが美味しいだけに、マイルドでありながら最高レベルのカレースープに仕上がっている。辛さが物足りないと思う方は、添えられる辛子味噌のような自家製辛子ペーストを溶かして食べると、ピリッとエスニックな味に変身する。また、「カレーラーメン」には中太の縮れ麺も良く合い、是非一度味わって頂きたい逸品である。食べログ上で評価の高い「塩ラーメン」も悪くはないが、お勧めと言うほどではない。「正油ラーメン」は、とにかくスープが旨い。中華そばのスープのように、サッパリとしていながら野菜の旨味を感じる清湯スープだ。恐らく、スープだけで評価するなら、札幌の醤油ラーメンの中でもトップレベルのスープであるが、全ての麺が札幌ラーメン特有の黄色い中太縮れ麺であるため、この麺が繊細な「正油ラーメン」や「塩ラーメン」のスープとマッチしていない。これでもしも「正油ラーメン」と「塩ラーメン」が中細のストレート麺であったなら、さらに評価を高くしても良いと思う。
一方、「懐かしラーメン」は「正油ラーメン」と「塩ラーメン」の中間的なスープで、中途半端な感じが否めない。「タンメン」は黒胡椒風味の野菜炒めがのったスープで、ごく普通。ピリ辛の「味噌ラーメン」は、決して悪くはないがインパクトに欠ける。さらに、「スパイシー塩ラーメン」はトムヤムクンのようなエスニックな辛口スープで、インパクトはあるものの、辛さが勝って折角の美味しいスープが生かされていない。これらに対し、サイドメニューの「ミニチャーハン」は、ご飯がパラパラとしていて刻みチャーシューともマッチしていてお勧め。「ミニチャーシュー丼」は、意外にも炒めたチャーシューと白髪ネギがのっている。それなりに美味しいが、どちらかと言えば「ミニチャーハン」の方がお勧めである。
ちなみに、店内は禁煙で、通し営業なのでとても使い勝手が良い。しかしながら、店主1人で作っているので、混んでくると出てくるまでに時間がかかってしまうことも。(2014年3月追加)
白石区本郷通7丁目北7-17
電話番号:011-598-9239
定休日:木曜
営業時間:11時〜21時
予算:正油ラーメン680円。カレーラーメン800円
アクセス:地下鉄東西線・南郷7丁目駅3番出口を出て左へ。すぐに信号を左折して水源地通を進む。「幌東病院」、「ENEOS」を過ぎるとすぐ左側。南郷7丁目駅から徒歩8分。
最寄りのランドマーク:幌東病院
お勧めポイント:マイルドなテイストのカレーラーメンが美味しい





カレーラーメン






正油ラーメン




塩ラーメン



懐かしラーメン



タンメン


味噌ラーメン



スパイシー塩ラーメン





麺屋 菜々兵衛
札幌郊外にある有名ラーメン店。開店当初はマスコミにあまり取り上げられず空いていたが、ミシュラン北海道版に掲載されて以降、食べログの点数もグッとアップして、昼間には行列が出来るほどの超人気店となってしまった。しかし、スタッフの手際が良いため、非常に回転が良く、行列ができていてもあまり待たずに入ることができる。この店を一躍有名にしたのは限りなく透明なスープの塩ラーメン。アッサリ系の塩で、味もコンソメスープのように繊細。これで豚骨が加わればまさに函館ラーメンだが、この店は鶏ガラ一本にこだわっている。隠し味に使用している柚子皮は、和食のお椀を意識しているのかどうかは不明だが、この様な繊細なスープには僕は不要だと思う。ちなみに、「名古屋コーチン 塩」には柚子皮がはいっていないので、サッパリとした透明なスープにこだわるならそちらの方が良い。好みにもよるが、むしろ白濁した「鶏白湯 塩」の方が濃厚な鶏の旨味が感じられて美味しいと思う。 「麺や けせらせら(札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 に比べるとやや薄めに感じられるが、鶏の旨味は十分で、むしろ濃厚さが少ない分上品な感じがして、完成度が高いような気がする。僕の一押しは「鶏白湯 醤油」。スープと麺の一体感が良く、魚粉などの強い魚介系スープに頼らなくても美味しいラーメンができることを証明している。つけ麺以外の麺は自家製麺中細ストレートで、以前と比べると若干コシがないような気がするが十分美味しい。特に大ぶりのチャーシューがめちゃくちゃ美味しいので、どのラーメンも200円増しのチャーシューメンにして食べるのがお勧め。「つけ麺」に使われる自家製麺は、全粒粉を使用した中太の平麺なので小麦の香りが感じ取れる。つけ汁は魚粉入りの魚介系醤油スープで、細切りにされた柔らかい穂先メンマとブツ切りのチャーシューが印象的だ。 「ほっぺ家(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 と共に、北海道トップランクに位置するつけ麺である。「つけ麺」は、200g+味玉半個(柚コショウ風味)か、味玉なしの300gへの増量かを選べる。また、熱盛と冷盛のどちらかも選択でき、鶏白湯のスープ割りが美味しい。「濃厚鶏白湯」と「特濃つけめん」は、日によってあるときとないときがあり、滅多に出会えないレアメニューだ。さらに、夜のメニュー「鶏白湯・名古屋コーチンつけ麺」は数量限定である。なお、夜の営業は平日のみで、みそ、塩、醤油ラーメンが500円とお得である。開店後の11時〜13時まではかなり混み合うので、その時間帯を外して行った方がベターである。(2013年2月更新)
白石区川下3条4丁目3-21
電話番号:011-873-8860
営業時間:平日11時〜15時、18時〜20時50分、土日・祝日11時〜15時
定休日:水曜
予算:鶏白湯 塩750円、鶏白湯 醤油750円
アクセス:JR千歳線・平和駅出入り口1番を出て右へ進む。300mくらいで「札幌信用金庫」に面した北13条北郷通に出るので右折。さらに500mほど進んで「コープさっぽろ」を過ぎ、「北海道銀行」手前の交差点を左折するとすぐ左側。平和駅より徒歩15分。
最寄りのランドマーク:コープさっぽろ川下店
お勧めポイント:鶏白湯スープが美味しい郊外のラーメン店





















らー麺 山さわ
最近人気の煮干しラーメンが売りの店である。店内に入ると、正面にオープンキッチンのカウンター席が、そして手前にはテーブル席がある。店主は未だ若いが、なかなか素晴らしいスープを作る。中でも一押しは鶏白湯スープのラーメンである。鶏白湯スープは「塩」と「醤油」があるが、「醤油」が特にお勧めだ。この他に、通常のスープ「塩」、「醤油」、「味噌」の3種類と煮干し醤油スープのラーメンがある。煮干し醤油スープは「あっさり煮干し醤油」と「ぶっかけ煮干し醤油」、「凶煮干し醤油」の3つがある。トータル8種類のラインナップであるが、この他に季節メニューとして「つけ麺」もある。
僕の一押しの「鶏白湯醤油」は、魚介スープと鶏白湯スープのバランスが極めて良く、この店のラーメンの中でも傑出したスープである。「煮干し醤油」以外は、中細ストレート麺かサッポロラーメンタイプの中太縮れ麺のどちらかを選べる。どちらかと言えばストレート麺がお勧めだが、こちらも低加水なのでコシはあるがモチモチ感のない微妙な麺なのである。「煮干し醤油」だけは麺を選べず、特注の中細縮れ麺である。これが驚くほどコシがなく、まるでインスタントラーメンのよう。「ぶっかけ煮干し醤油」は、特製の煮干しペーストが入ったラーメンで、徐々に煮干しの風味が強まって4次元的変化を楽しめる。ペーストが溶けた後は煮干し風味の混濁したスープとなるが、溶け出す前のスープでも十分魚介の風味を感じる美味しいスープなので、「あっさり煮干し醤油」の方が良いと思う。前述のように、煮干しマニア向けに煮干しの風味がパワーアップした「凶煮干し醤油」もある。どのラーメンにも「サバ油」か「煮干し油」などの煮干しオイルを無料で追加できるが、これは相乗効果がないので敢えて追加しなくても良いと思う。チャーシューは美味しいこともあるが、日によって出来具合がまちまちで安定していない。しかしながら、この店オリジナルの薄くて幅広の板状のメンマは、ゴマ油が香って非常に美味である。(2013年9月追加)
白石区栄通2丁目8-25
電話番号:011-856-3737
定休日:水曜
営業時間:11時半〜21時
予算:鶏白湯 醤油680円
アクセス:地下鉄東西線・白石駅6番出口を出て左へ、「ロイヤルホスト」の見える交差点を すぐに左折する。陸橋、「洋服の青山」を過ぎ、「ドラッグ セイムス」の見える交差点を左折して東北通を進む。「大畠紙 器」、「虹の家栄通」を過ぎたらすぐ左側。白石駅から徒歩15分
最寄りのランドマーク:ドラッグ セイムス
お勧めポイント:魚介風味の鶏白湯醤油スープが美味しい店




























厚別区
ラーメン大王
新札幌にあるファミレスのように駐車場が広めのラーメン店。店名の「ラーメン大王」と聞いてまず思い出すのは、苫小牧の「味の大王・総本店」と室蘭の「味の大王・室蘭本店」。そもそも、北海道におけるカレーラーメンの発祥は苫小牧にある「味の大王・総本店」なはずだが、味の大王・岩見沢店で働いていた方が独立し、同じ店名で室蘭・カレーラーメンを売り始めたことが事を複雑にしている。結果的に、本店を名乗る2つの「味の大王」ができてしまったため、北海道各地に点在する「味の大王」も、本流の苫小牧総本店系と分流の室蘭本店系の2系統が存在する。この店の店主は苫小牧系らしいが、苫小牧総本店のカレーラーメンは、味が濃厚で洗練されておらず、お勧めできない。この店の味は、どちらかと言えば室蘭系に近いが、独自に進化したカレーラーメンと言える。
店内に入ると、オープンキッチンを囲むようにL字のカウンター席があり、席同士やテーブル間隔が広めにとられている。この店のお勧めはもちろんカレーラーメンであるが、カレーラーメンには、もやし炒めが入った「カレーラーメン」と、もやしが入らない「とんこくカレーラーメン」の2つがある。僕のお勧めは「カレーラーメン」で、とくに美味しい薄切りチャーシューがたっぷりとのった「カレーチャーシューメン」が秀逸である。もやし炒めが入らない「とんこくカレーラーメン」は、ラードに代わって表面に背脂が浮かび、乾燥麩がのっている。両者のスープは基本的には同じで辛くないが、何故かスパイシーさと味覚を刺激するインパクトがある。また、ネギの切り方も独特で、シャキシャキしとした食感も良い。唯一問題なのは、使用している中太縮れ麺がコシがない点だ。(2025年2月更新)
厚別区厚別中央1条7丁目2−43 ![]()
電話番号:011-801-1118
定休日:水曜
営業時間:11時〜21時
予算:カレーチャーシューメン1050円、カレーラーメン850円
アクセス:地下鉄東西線・BiVi新さっぽろのある新札幌駅7番出口を出て、正面にJCHO札幌北辰病院の駐車場を見ながら右へ進む。損保ジャパンの看板が見えたらその先にある。新札幌駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:BiVi新さっぽろ、ホテルエミシア、JCHO札幌北辰病院
お勧めポイント:カレーラーメンとチャーシューが秀逸なラーメン店
新札幌にあるファミレスのような駐車場広めのラーメン店で
店内に入ると、
メニュー。 この店のお勧めはもちろんカレーラーメンであるが、
美味しい薄切りチャーシューがたっぷりとのった「
スープは基本的に同じで、辛くないがスパイシーさやパンチがある
中太縮れ麺は弾力に欠けてイマイチ
もやし炒めの入らない「とんこくカレーラーメン」は、
「とんこく正油ラーメン」
スープはたまり醤油のように濃厚で、
手稲区
元祖旭川 かとうらーめん 手稲本店