移転 おお田ラーメン店

 札樽道・札幌北インター近くの醤油にこだわったラーメン店。この店の特筆すべき点は、早朝6時からワンコインでクオリティの高い中華そばが食べられること。500円でこのようなクオリティの高い中華そばが食べられる店は、札幌では 「中華そば カリフォルニア(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 と 「ラーメン 木曜日(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 、「 赤星(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 くらいであろう。
 店内は狭く、コの字型のカウンター席のみ。店主一人でやっているため、このくらいの広さが限界かもしれない。基本メニューは、「たまり・醤油ラーメン」と「淡口・醤油ラーメン」、「白たまり・醤油ラーメン」の3種類。これらのラーメンはワンタンメンに変えることもできるが、特にお勧めではない。この他に朝の営業時間限定で、量を少なめにした特別メニュー「朝ラー(400円)」もある。さらに最近になって、季節限定の「濃厚たまり醤油の黒い油そば」も登場した。
 スープは動物系と魚介系のWスープで、動物系は鶏ガラがメインだ。魚介系は鰹節と煮干しのバランスがラーメンの種類によって異なり、「淡口・醤油ラーメン」が最も煮干しの風味が出ている。一番人気は「たまり・醤油ラーメン」であるが、煮干しの風味がより感じられる「淡口・醤油ラーメン」が、最も動物系と魚介系のバランスが良く、僕の一押しである。醤油のコクがある「たまり・醤油ラーメン」も決して悪くないが、「白たまり・醤油ラーメン」は醤油、塩どっちつかずのぼやけた味でお勧めできない。
 具材は小さく厚めに切られたチャーシューが1〜2枚と乾燥麩、ネギ、シナチクのみ。特に、細切りのシナチクがいい。香ばしく焼かれて浸されたと思われるチャーシューは美味しいが、豚肉自体に多少臭みがあるのがマイナス点だ。麺は博多ラーメンのような低加水の中細ストレート麺であるが、東京の製麺所から取り寄せているためか?日によっては低加水に感じられないこともあり、不安定さがある。一方、50円プラスすれば道産小麦の手もみ平打ち太麺に変更できるが、決してお勧めではない。
 サイドメニューには、「チャーシューめし」や「平飼い鶏の卵かけめし」、「おかかめし」などがあるが、サイコロ状に切られたチャーシューと焼き鳥のような香ばしいタレがかかった「チャーシューめし」がお勧めである。また、トッピングの「味玉」もトロトロで美味しい。ちなみに、ラーメンには予め僅かにコショウが入っているが、スープの完成度が高いだけに、これは不要だと思う(2016年11月追加)

東区北36条東1丁目5-1 大越ビル1階  
電話番号:090-9432-5617
定休日:日曜・祝日
営業時間:6時〜9時、11時〜17時
予算:淡口ラーメン500円、
アクセス:地下鉄南北線・北34条駅1番出口を出て、高速道路に沿って左へ進む。創成川通を過ぎ、次の札幌禎心会病院がある交差点を左折する。スバル自動車を過ぎ、札幌日産自動車が見えたらその向かい(右側)。北34条駅より徒歩15分
最寄りのランドマーク:札幌禎心会病院、札幌日産自動車・北36条店
お勧めポイント:札幌で旨い朝ラーを食べるならココ

昼の様子秋の早朝6時の様子(確かにやっていました)ココです店内は狭く、コの字型のカウンター席のみ奥の調理場では店主がラーメンを作っていますメニュー店主のこだわりが感じられるそれぞれのラーメンの説明サイドメニュー基本は低加水の中細のストレート麺であるが、50円のプラスで道産小麦の手もみ平打ち太麺に変更も可能(お勧めではない)一番人気の「たまり・醤油ラーメン」たまり醤油による真っ黒なスープには、予め黒コショウが入っていた「淡口・醤油ラーメン」が最も動物系と魚介系のバランスが良く、僕の一押し魚粉も入っているのか?煮干しの風味が前面に出ている「白たまり・醤油ラーメン」は醤油、塩どっちつかずのぼやけた味で、唯一お勧めできないどのラーメンも博多ラーメンにも似たやや低加水の中細のストレート麺プラス50円で、道産小麦の手もみ平打ち太麺に変更できるが、決してお勧めではない「たまり・醤油ラーメン」のワンタンメンバージョン。ワンタンは普通なのでお勧めではない11月限定の「濃厚たまり醤油の黒い油そば」。白いのは酸味のある大根(ほぼナマスと同じ)よく混ぜてからいただく好みで酢、七味唐辛子、マヨネーズを入れる煮干し味のスープが付くサイドメニューで一押しの「チャーシューめし」。サイコロ状に切られたチャーシューと焼き鳥のような香ばしいタレがかかっているトッピングで一押しは、トロトロの「味玉」「おかかめし」は、最初から鰹節と醤油がかかっているのではない鰹節、胡麻の入ったふりかけ状のものを白米にふりかけ、好みで醤油を加えて食べる