キッチンバー ボーダー
築70年以上の料亭だった家屋をリノベーションしたベイエリアのダイニングバー。料理はイタリアンをベースにした創作料理であるが、どの料理も何故か醤油のような和テイストが感じられる。かつては末広町の南部坂に店を構えていたようだが、2008年に和の佇まいが感じられるこの場所に移転してきたという。
店内に入ると、右手前に車とバイク、そしてその奥に昭和を感じさせる畳座敷があり、さらに左側手前にはテーブル席が、左奥にはカウンター席とキッチンがある。これだけ広いキャパがありながら、何故かサービス担当はおらず、全ては店主のワンオペなのである。なので、混み合うとどうしても時間がかかってしまうことを覚悟して利用しなければならない。
カウンターの上の黒板には、数々の魅力的なメニューが並ぶ。ワインはニューワールド中心のリーズナブルなワインのみで、こだわりの高級ワインなどはない。ボトルワインは店主にその旨を告げ、セラーから各自ボトルを選んで店主に抜栓してもらうというシステム。店主の佐藤さんは一見すると愛想がないが、決して感じの悪い人ではない。古民家を改装した店内は居心地が良く、親しい同僚や友人たちとワイワイガヤガヤ飲んで食べるには最適の店だ。味的には1つ星だが、地方であることとコスパを考慮しての2つ星である。(2024年9月追加)
https://www.hakobura.jp/spots/154
函館市豊川町10-20
電話番号:0138-27-6630
定休日:日曜
営業時間:18時〜23時
予算:カニみそのグラタン900円、スペアリブ1400円、じゃが芋ニョッキのグラタン850円、ボトルワイン2500円〜、
アクセス:函館市電・十字街電停で下車し、セブンイレブンと交番の間の通りを進む。「池見石油」を過ぎ、出光のガソリンスタンドの手前を右折すると左側にある。十字街電停から徒歩2分
最寄りのランドマーク:函館市電・十字街電、函館西警察署・十字街交番
お勧めポイント:リノベーションした古民家で味わえるコスパ抜群な創作料理
築70年以上の料亭だった家屋をリノベーションしたココです
店内に入ると、右手前に車とバイク・・・
そしてその奥に昭和を感じさせる畳座敷があり・・・
さらに左側手前にはテーブル席が、左奥にはカウンター席とキッチンがある
カウンターの上の黒板には、数々の魅力的なメニューが並ぶ
ドリンクメニュー
生ビールはサッポロビールのエーデルピルス
「ローストビーフのたたき風(サイズM)1200円(Sは900円)」。ミディアムに火が通された牛肉に、醤油ベースのソースがマッチする
「ホーレン草のサラダ850円」。こちらも醤油ベースのドレッシングなので食べやすい
「アボガド・豆腐・モッツァレラチーズのわさび風味750円」。アボガド、豆腐、モッツァレラチーズ、鰹節、トマト、レタスなど全ての素材が、醤油ベースのソースによってサッパリと味がまとまっている
「カニみそのグラタン900円」。ほんのりと甘い味付けで、カニの香りと旨味が爆発している。お勧め!!
「マグロのたたき・ガーリックソース900円」。これは想像通りの味で普通
「じゃが芋ニョッキのグラタン850円」。もっちりとしたニョッキの食感とチーズの香りが素晴らしく、塩味もパーフェクト。お勧め!!
「スペアリブ(醤油)1400円」。醤油、塩、ガーリック、マスタードの4種類があるが、函館中央病院の相原先生によると、醤油がお勧めとのこと。確かに、軟骨食感も感じられ、肉も柔らかで美味しい
「ホヤ塩辛のスパゲッティ850円」。ミスマッチかと思いきや、意外と美味しい
「砂肝のエスカルゴ風850円」。食感、深み、カリッと香ばしいバゲット、ガーリックバター、全てが絶妙にマッチしている。もしかすると、ツブやエスカルゴなどよりも美味いかも。お勧め!!
「明太子トースト650円」。ガーリックトーストにピリ辛の明太子は合うが、お勧めと言うほどではない
「セセリのスパゲッティわさび風味850円」
ガーリックが効いていてピリ辛で美味しい。これもお勧め!!