グリーン ビーントゥバーチョコレート日本橋店 green bean to bar chocolate

 中目黒に本店を構えるカカオ豆からチョコレートになるまでの全行程を一貫して手作業で行う、日本初のビーントゥバーチョコレート専門店。世界各地のカカオ農園から直接仕入れたカカオ豆は、本店のファクトリー内でカカオ豆の鑑定と選別から始まり、焙煎、粉砕、グラインディング、コンチング、熟成、
テンパリング、成型、そして和紙を使ったラッピングに至るまで、約45日間の製造期間をかけ、すべて手作業で行っているという。素材はシングルオリジンのカカオ豆と、オーガニックシュガーのみというこだわりようで、他には何も加えず、カカオ豆が持つ香りや風味といった個性を最大限に引き出すようにしているらしい。
 COREDO室町テラスの1階にある店内には、ショップの他に4テーブルのイートインスペースがある。イートインスペースでは、ケーキやドリンクをいただくことができる。また、ショップ内で販売される板チョコ(生チョコやボンボンショコラなどは除く)は全て試食できるので、食べて気に入ったものを購入することができる。
 ショップ内でいろいろ試食した結果、板チョコレートは「タンザニア70%」が最も良かった。フルーティーな酸味とカカオの濃厚な香りがガツンと来る。かなりのインパクトがあり、チョコ好きには堪らない逸品。コーヒーと一緒にいただくと更に美味しい。そして、もう一つのお勧めはボンボンショコラ。どれも味が複雑で、どちらかと言えばチョコマニア向きである。これに対し、「チョコパウンドケーキ」は、サクッとしているがシットリとしておらず、まるで生チョコを食べているかのようで、お勧めではない。産地別の「生チョコレート」は、ボンボンショコラに比べるとどれも硬めで粉っぽい味だが、「MADAGASCAR」だけはリッチで深みがあり、滑らかで良かった。また、店内のイートインでいただいたケーキは、特にお勧めというほどのレベルではなかった。
 ちなみに、下記のオンラインショップからも購入できる。(2020年2月追加)
https://greenchocolate.jp

中央区日本橋室町3丁目2−1 COREDO室町テラス1階 
電話番号:03-5542-1785
定休日:無休(不定休あり)
営業時間:10時〜22時
予算:タンザニア70%1500円、ボンボンショコラ(4個)1400円
アクセス:東京メトロ銀座線・三越前駅で降り、「室町三丁目方面改札口」へ向かう。改作口を出てまっすぐJR新日本橋方向へ進むと、地下で直結している
最寄りのランドマーク:日本橋三越本店
お勧めポイント:日本初のビーントゥバーチョコレート専門店

COREDO室町テラスの1階にあります 世界最大のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」で最高位を受賞しました店内 これが僕がお勧めの「タンザニア70%」 これが「サロン・デュ・ショコラ」で最高位を受賞した「ナティーボ ブランコ・ペルー73%」。マニア向きの味 ボンボンショコラもお勧め 「チョコレートタルト」の上にはクリームがのっており、チョコとのバランスがいい。甘さ控えめで、これはなかなか良い「マラノン」 カカオの香りが強く酸味とのバランスも素晴らしいが、全体的には濃厚すぎて味が洗練されていない印象 イートインのドリンクメニュー 「タンザニア70%」 説明書き 産地別板チョコ フルーティーな酸味とカカオの濃厚な香りがガツンと来る。かなりのインパクトがあり、チョコ好きには堪らない逸品。コーヒーと一緒にいただくと更に美味しい産地別の生チョコは、どれもボンボンショコランに比べると硬めで粉っぽい。唯一、MADAGASCARだけは滑らかでリッチな深みのあるテイストボンボンショコラもお勧め。「ゴマ」と「アーモンド」良かった