マルシン飯店
東大路通にある人気の中華料理店。中華料理店とは言っても、本格的なものではなく、いわゆる町中華の店である。油で薄汚れた看板と店の前の料理サンプルが何とも印象的で、まるで昭和にタイムスリップしたかのようだ。店の横には駐輪場と生餃子のテイクアウト専門店もある。
今回は開店10分前に到着したが、店の前には既に行列ができていた。開店の11時となり、幸運にも1回転目に入店することができた。店内も外観と同様に昭和を感じさせる佇まい。テーブルが6つと狭いので、基本は相席である。
まずは、餃子に合うよう開発されたというオリジナルクラフトビール「GYO-SEN」を注文。原料に八朔を入れているというが、特に柑橘系のフルーティーさが増しているというわけではなく、よくあるホップの香りのするドライタイプのドラフトビールだ。餃子に合うかと問われれば、もちろん、ビールなだけに間違いなく合う。
名物の焼き餃子は、通常の「ギョーザ」と「熟成豚肉ギョーザ」の2つがある。「熟成豚肉ギョーザ」は、京都産の厳選された熟成豚肉を使用しているという。京都らしい小振りな餃子は、表面がカリッと焼かれ、野菜や肉の繊維をあまり感じない餃子だ。味的に大きな差はないものの、やはり熟成豚肉の方が肉のコクがあって美味しい。もう一つの名物「天津飯」は、餡掛けがたっぷりとかけられている。玉子は半熟トロトロで、餡も酸味がなくて美味しい。「京都 王将」の京風ダレの天津飯と共通する味ではあるが、玉子の柔らかさも含めて、こちらの方が完成度は高い。
それにしても、午前11時から朝の6時までの通し営業なので、とても使い勝手がいい。また、隣にある「マルシン生餃子直売店」では、冷凍餃子を全国配送してくれるので、お土産としてもいいかも。この店オリジナルの餃子のタレ「餃子醤」も、1袋30円(20g)でお持ち帰りできる。(2019年8月追加)
https://marushinhanten.com
東山区東大路三条下ル南西海子町431-3
電話番号:075-561-4825
定休日:火曜
営業時間:11時~翌6時
予算:マルシン熟成豚肉ギョーザ380円、ギョーザ300円
アクセス:地下鉄東西線・東山駅エレベーター側の出口を出て左へ。「東山三条交差点」を左折して東大路通り(ひがしおおじどおり)を進むと、すぐ右側にある。東山駅から徒歩2分
最寄りのランドマーク:東山三条交差点、東大路通り
お勧めポイント:焼き餃子と天津飯が美味しい町中華
東大路通り(ひがしおおじどおり)沿いにあります
隣にある「マルシン生餃子直売店」
冷凍餃子を全国配送してくれるので、お土産としてもいいかも
今回は開店10分前に到着したが、店の前には既に行列ができていた
店の前には食品サンプルがあり、昭和の町中華の雰囲気
店内も外観と同様に昭和を感じさせる佇まい。テーブルが6つと狭いので、基本は相席
まずは、餃子に合うよう開発されたというオリジナルクラフトビール「GYO-SEN」を注文
メニュー1
メニュー2
原料に八朔を入れているというが、特に柑橘系のフルーティーさが増しているというわけではなく、よくあるホップの香りのするドライタイプのドラフトビールだ。餃子に合うかと問われれば、もちろん、ビールなだけに間違いなく合う
「熟成豚肉ギョーザ」は、京都産の厳選された熟成豚肉を使用しているという。京都らしい小振りな餃子は、表面がカリッと焼かれ、野菜や肉の繊維をあまり感じない餃子だ。味的に大きな差はないものの、やはり熟成豚肉の方が肉のコクがあって美味しい
通常の「ギョーザ」
もう一つの名物「天津飯」は、餡掛けがたっぷりとかけられている。玉子は半熟トロトロで、餡も酸味がなくて美味しい。「京都 王将」の京風ダレの天津飯と共通する味ではあるが、玉子の柔らかさも含めて、こちらの方が完成度は高い