リストランテ ミヤモト
熊本ではかなり有名なイタリアン。店内は暖色系カラーを基調としたインテリア。入口側にオープンキッチンのカウンターが3席と奥にテーブル席があり、この他に個室が2つある。この店はソムリエがいるにも関わらず、グラスワインにスパークリングワインがなく、赤と白のみ。しかも、基本的にソムリエが選んでくれるようなので、予め好みを告げておいた方がいい。2階のセラーには、トスカーナを中心とした貴重なヴィンテージワインが揃っているという。今回は11000円のディナーコースで予約。
先ずはオーナーシェフによる挨拶。アミューズに「カツオのコンソメとカツオの血合を使った血のソーセージ風」が出て、さらに、「肉の前菜盛り合わせ」、塩がかかった「ミニ角食」、「魚の前菜盛り合わせ」、「ホワイトアスパラガスのグリル 天草産穴子のスモークとアワビのソテー」、「燻製にしたジャガイモのビシソワーズ 揚げニョッキ入り」、「八代産トマトのソースにグリルした塩トマトのダブルトマトスパゲッティ 」、「薪で焼いた黒ムツのグリル グリーントマトとともに」、「薪でグリルした赤牛のタリアータ」と続き、「液体窒素で作る即席イチゴのソルベ」と「エスプレッソ」で終了となった。今回のコースのナンバーワンは「薪でグリルした赤牛のタリアータ」で、塩味も火加減も完璧だった。表面がカリッと焼かれていて、スモーキーかつジューシーで、ステーキ店として、これだけを食べに来てもよいくらいの美味しさ。また、目の前で即席で作られる「イチゴのソルベ」も、ライブ感があるだけでなく、甘さも自然で良かった。
今回の全体的なイメージとしては、料理によって塩加減がかなりばらついていたのが気になった。当初は掲載を見送ろうかとも思ったが、後半が良かったことや、谷原先生の推薦もあったため、1つ星として掲載することに。(2019年8月追加)
https://forzakenken0609.wixsite.com/ristorantemiyamoto
熊本市中央区辛島町6-15 クマモトイタリー亭ビル1階
電話番号:096-356-5070
定休日:日曜
営業時間:11時半~13時半(火曜日を除く)、17時半〜21時、【バータイム】21時〜24時
予算:【ランチ】1800円、3800円、【ディナー】6500円、11000円、17000円、
アクセス:熊本市電・西辛島町電停で降り、電停と電停の間にある交差点を「Times Car RENTAL」と反対側へ曲がるとすぐ右側にある。西辛島町電停から徒歩1分
最寄りのランドマーク:西辛島町電停
お勧めポイント:熊本の有名イタリアン
西辛島町電停のある通りから入った・・・
ココです!
ランチを再開したそうです
入口側にオープンキッチンのカウンターが3席があり・・・
奥にテーブル席と個室が2つある。店内は暖色系カラーを基調としたインテリア
アミューズは「カツオのコンソメ」と「カツオの血合を使った血のソーセージ風」
これが「カツオの血合を使った血のソーセージ風」
塩がかかった「ミニ角食」
「肉の前菜盛り合わせ」は写真を撮り忘れた。こちらは、次の「魚の前菜盛り合わせ」
「岩牡蠣」は素材は良かったが、塩味が足りず素材が生かされていない
「ツムブリのカルパッチョ」は、とても美味しかった
「アオサのりのロワイヤル」は、予想通りの味
「ズワイガニのトマトゼリー・ブロッコリーのムース キャビア添え」は。写真を撮る前に食べてしまった。ブロッコリーのムースの味が前面に出てしまっていた
「ホワイトアスパラガスのグリル 天草産穴子のスモークとアワビのソテー」
全体的に悪くないが、アスパラガスがもうひと塩足りない
「燻製にしたジャガイモのビシソワーズ 揚げニョッキ入り」
滑らかで美味しいが、やっぱりもうひと塩足りないために、素材が生かされていない
「八代産トマトのソースにグリルした塩トマトのダブルトマトスパゲッティ 」
トマトソースはぼんやりとした味で深みがなくキレもない。グリルした塩トマトを加えた意味も不明だ。これなら、シンプルな唐辛子入りトマトスパゲッティの方がまだいい
「薪で焼いた黒ムツのグリル グリントマトとともに」
トマトと黒ムツを合わせたことによる相乗効果も相加効果もない微妙な味
「薪でグリルした赤牛のタリアータ」
塩味も火加減も完璧だった。表面がカリッと焼かれていて、スモーキーかつジューシーで、ステーキ店として、これだけを食べに来てもよいくらいの美味しさ
目の前で即席で作られる「イチゴのソルベ」
ライブ感があるだけでなく、甘さも自然で良かった
エスプレッソ