閉店 リストランテ カプリカプリ

 開店20年目を迎えたイタリア料理店。2012年に札幌郊外にある南郷18丁目から移転してきた店である。この店の売りは何と言っても道産素材を使った料理。「足寄町石田牧場」のサウスダウン種の羊や「えりも短角牛」、「大樹町古川牧場」のアップルポーク、「白糠・酪恵舎」のチーズ、「洞爺・佐々木ファーム」や「瀬棚・ソガイ農園」の無農薬野菜など、枚挙に暇がない。さらに、自家菜園でハーブや花ズッキーニなどを作るといったこだわりようだ。
 木をふんだんに使ったシックな店内は、テーブル席のみでカウンター席はない。オーナーシェフの塚本さんと若手料理人が料理を担当し、マダムがサービスとソムリエールを担当している。店内にはワインセラーがあり、グラスワインも含めてリーズナブルなワインが揃っている。メニューはコース料理の他にアラカルトメニューが豊富だ。なので、基本的にはアラカルトメニューで注文し、シェアして食べるのがお勧めである。料理はどれも火の通し方が良く、塩味にブレがない。もしも、メニューの中に「イタリア産フレッシュポルチーニ茸と栗のフリット」や「ポリート ミスト」を見つけたら、是非注文してみて欲しい。「イタリア産フレッシュポルチーニ茸と栗のフリット」はえも言われぬフレッシュポルチーニの妖艶な香りを堪能できる。また、「ポリート ミスト」はソーセージ(サルシッチャ)や仔羊、鶏などが入ったポトフのような北イタリア名物の煮込み料理で、素直に美味しいと思える。さらに、デザートの「ココナッツのビアンコマンジャーレ・ブドウと白ワインのジュレ」もとろけるような食感でいい。
 ちなみに、今回は1つ星としたが、正確に言えばあと一歩で2つ星という評価である。(2016年3月追加)

札幌市中央区南1条東2丁目13  
電話番号:011-222-5656
定休日:水曜、第2火曜
営業時間:【ランチ(土日・祝日限定)】12時〜13時半、【ディナー】17時半〜22時(日曜・祝日は21時まで)
予算:【ランチ】1,700円、2,600円、3,500円、【ディナー】5,400円(前日までの予約で8,640円と10,800円のスペシャルコースがある)
アクセス:地下鉄東西線・バスセンター駅3番出口を出て右へ。すぐに「大通東1交差点」を右折するとすぐ右側。バスセンター駅より徒歩2分(地下鉄大通駅よりさっぽろテレビ塔方向から出て徒歩4分)
最寄りのランドマーク:さっぽろテレビ塔、大通東1交差点、バスセンター
お勧めポイント:道産食材にこだわったイタリアン

このビルの1階にあります店内1店内2前菜の前のメニュー前菜のメニューパスタのメニューメインのメニューデザートのメニュー「釧路仙鳳趾産殻付きカキとぶどうの海水ジュレ」「自家菜園で収穫したシシリアンルージュのドライトマトのブルスケッタ」「日高・銀聖のスモークサーモンとリコッタチーズ、イクラを添えて」「イタリア産フレッシュポルチーニ茸と栗のフリット」崩すと栗も出てきてこんな感じ。えも言われぬフレッシュポルチーニの妖艶な香りを堪能できる「スモークした根室産サンマとジャガイモ、自家製アンチョビのスパゲッティーニ」盛り付けたところ「釧路仙鳳趾産カキとノリのリゾット」「ポリート ミスト」ソーセージ(サルシッチャ)や仔羊、鶏などが入ったポトフのような北イタリア名物の煮込み料理で、素直に美味しいと思えるそのままでも美味しいが、4種類の調味料(ソース)を入れて食べると、また別な美味しさに変身する「足寄町石田めん羊牧場の仔羊の炭火焼き」はシンプルな美味しさ「ココナッツのビアンコマンジャーレ・ブドウと白ワインのジュレ」はブランマンジェのようにトロトロで美味しい「瀬戸内産尾道レモンのジャムのタルトと紅茶のジェラート」ここからはある日の3500円のランチコースパンはフォカッチャスープと前菜の盛り合わせメインは煮込み料理デザートは百合根のモンブランだったかな?