ル・ボーズ Le Bonze
東銀座の小さなビルの3階にある食べログで人気のビストロ。エレベーターを降りて店内に入ると、テーブル席とオープンキッチンのカウンター席がある。ご夫婦なのであろろうか?坊主頭の男性シェフが料理を作り、女性がサービスを担当している。ウェブ上ではビストロ・ダイニングバーという位置づけであるが、ワインメニューを見るとボトルワインの種類はそれほど多くなく、新しいヴィンテージのものが中心である。価格は5000円〜6000円前後のものが多いようだ。もちろん、アラカルトメニューを複数でシェアして食べても良いが、料理のアラカルトメニューもそれほど多くないせいか、「シェフのおまかせコース(要予約)」が人気のようである。
この店の料理の特徴は、まずビジュアルが良いこと。つまり、容器や皿などの色合いも含めた盛りつけのコントラストが素晴らしいのである。さらに、素材の組み合わせの妙による食感のサプライズも加わり、満足感が高まるのだ。例えば、「茹でたてオマール海老のタブレ(クスクスのサラダ)」は、プリプリとしたオマール海老とクスクスの食感が良かったし、「焼き穴子 鳥なんこつ玄米のリゾット添え」は、玄米と同じ大きさに砕かれた鳥軟骨の食感がショッキングかつ刺激的で、これまでに体験したことのない美味しさだった。
サービスは女性1人であるにもかかわらず、それをあまり感じさせないくらいテキパキとこなしている。一人で調理しているため、混んでくると多少料理が出てくるのが遅くなるが、これは大目に見て頂きたい。ちなみに、この店はWEBにて24時間オンライン予約することもできる。(2014年10月追加)info@lebonze.net
http://www.lebonze.net/
中央区銀座4-10-1 銀座AZAビル3階
電話番号:03-5565-3055
定休日:月曜
営業時間:【火曜〜土曜】18時〜22時半、【日曜】17時〜20時
予算:シェフのおまかせコース(要予約)5940円、茹でたてオマール海老のタブレ1620円、焼き穴子 鳥なんこつ玄米のリゾット添え2270円
アクセス:東京メトロ(銀座線、丸ノ内線、日比谷線)銀座駅A5番出口を出て京橋方面に進む。「松屋銀座」や「アップル」のある「銀座3丁目交差点」を右折する。「スターバックス」、「王子製紙本社」を過ぎ、「ソラリア西鉄ホテル銀座」のすぐ先にある右側のビル。東京メトロ銀座駅(4丁目交差点)から徒歩3分。
最寄りのランドマーク:松屋銀座、王子製紙本社、ソラリア西鉄ホテル銀座
お勧めポイント:東銀座にある優良ビストロ
右のビルの3階です
入口
奥がオープンキッチンのカウンター席、手前窓側がテーブル席
「モンサンミッシェル産ムール貝のマリニエール」。マリニエールとは船乗り風という意味で、白ワインやエシャロットなどとともに魚介類を煮込み、仕上げにバターを加える調理法のこと
「ル・ボーズ特製フレンチフライ」は、ローズマリーが効いた香草風味なので好みが分かれると思う
「パテ・ド・カンパーニュ」はレッドペッパーがのった美しい盛りつけ
「茹でたてオマール海老のタブレ」。タブレとはフランス語で言うクスクスのサラダのことで、茹でたてのプリプリとしたオマール海老の下に歯ごたえのあるクスクスが敷き詰められている
珍しいコルシカ島のピノ・ノワール。フルーティでライトな感じで、あまりお勧めできない
「焼き穴子 鳥なんこつ玄米のリゾット添え」は、玄米と同じ大きさに砕かれた鳥軟骨の食感がショッキングかつ刺激的で、これまでに体験したことのない美味しさ
「牛テールごはん」は、野菜と共に炊かれた御飯と牛テールの煮込みが別盛りで出てくる
まずは御飯をよそう
牛テールの煮込みをほぐして御飯にのせます
最後に煮込みソースを掛けて食べます