ル・マノアール・ダスティン
Le Manoir D’HASTINGS
シェフの五十嵐さんは、勝どきにあった「オー・シザーブル」のシ ェ フ を か わ き り に 、旧「 C L U B N Y X 」、「 ア ン フ ォ ー ル 」を 経 て、現在の「ル・マノアール・ダスティン」を開店した。さらに、銀座8丁目にあった同店を現在の地に移転して12年目を迎えた。僕は勝どきの旧「CLUB NYX」で食べて以来、五十 嵐シェフの料理を食べるのはおよそ30年ぶり。30年以上を経た彼の料理は、今なお色あせておらず、スペシャリティ「人参のムースとコンソメジュレ・ウニ添え」の素材の三重奏は、やはり美味しかった。この料理は、彼の弟子がやっている恵比寿の「レストラン・ヒロミチ」や六本木の「ル・ブ ルギニオン(→ 銀座グルメバイブル・フレンチの頁を参照))」、元麻布の「ボン・ピナール(→ 銀座グルメバイブル・フレンチの頁を参照)」でも食べることができるが、まずはこの店のオリジナルを食べてみてほしい。
ワインの品揃えも良く、価格はフランス料理店としてかなり良心的である。しかし、デートや接待など、華やかさが求められるときには、「エスキス(→ 銀座グルメバイブル・フレンチの頁を参照)」や「ベージュ BEIGE アラン・デュカス東京(→ 銀座グルメバイブル・フレンチの頁を参照)」などの方が良いかもしれない。もしも、家族や友人などのようなフランクな関係で、美味しい料理を食べながら良質なワインを飲みたいという時にはお勧めである。但し、厨房の喧噪が店内に伝わる構造になっているので、開店時の客の少ない静かな時間帯は避けた方がいいかも。
中央区銀座6-5-1 MSTビル 地下1階
電話:03-5568-7121
定休日:無休
営業時間:11時半~14時、18時~21時
予算:ランチ:3600円。4800円、6500円、ディナー:8500円、10500円、13000円
アクセス:東京メトロ(銀座線、丸ノ内線、日比谷線)銀座駅B6、B7番出口を出て左へ進み、「エルメス」と「Ginza Sony Park」の間の通りを左折。「TAG Heuer」の向かいにあり、通りを挟んだ右角「Brioni」の入ったビル。東京メトロ銀座駅(数寄屋橋交差点)から徒歩2分。
最寄りのランドマーク:Ginza Sony Park
お勧めポイント:ワイン価格が安く、コストパフォーマンスの良いフレンチ店