閉店 札幌四川飯店
東京の 「赤坂 四川飯店(→ 札幌グルメバイブル・中華の頁を参照)」 から暖簾分けされた四川料理店。この店は「四川飯店」と名乗ってはいるが全く別の店で、ホテル札幌カーデンパレス内にある「赤坂 四川飯店」の方が東京の直営店である。もちろん、直営の「赤坂 四川飯店」の方が陳建民氏のオリジナルレシピに限りなく近く、“エビチリ”などは直営店の方が圧倒的に美味しい。20年くらい前までは、この店も「赤坂 四川飯店」の料理にかなり近かったが、現在は料理人が変わったのか、創作中華の要素が強くなり、「バンバンジー(棒々鶏)」や「エビチリ」などは独自の味となってしまった。しかし、料理の選択を誤らなければ、安くて美味しい四川料理を味わえる。まず前菜は「薄切り豚肉ガーリックソース」、炒め物は「芝エビのチリソース」や「豚肉細切りザーサイ炒め」、煮物は「干し貝柱入り白菜煮」や「牛肉とハルサメの辛子煮」などがお勧め。しかし何と言ってもこの店のスペシャリティは、「激辛マーボドウフ(陳麻婆豆腐)」と「カニのあんかけチャーハン」の2つ。「陳麻婆豆腐」は、「赤坂 四川飯店」と共に北海道ナンバーワンの陳麻婆豆腐である。「カニのあんかけチャーハン」はメニューにはない裏メニューだが、“陳先生の「カニのあんかけチャーハン」をお願いします!”と言えば作ってもらえる。札幌という地域性とコストパ考えれば、ギリギリであるが1つ星合格である。特に予め予約しておくと、宴会などのコース料理には普段メニューにない創作料理も登場する。直営の「赤坂 四川飯店」に比べると、こちらの店の方が価格設定が安く、コストパフォーマンスが良い。(2013年3月追加)
中央区北5条西2丁目 エスタ10階
電話番号:011-213-2603
定休日:無休(エスタに準ずる)
営業時間:11時〜22時
予算:薄切り豚肉ガーリックソース(小)1500円、激辛マーボドウフ(陳麻婆豆腐)(小)1500円、宴会料理は3000円〜
アクセス:JR札幌駅直結
最寄りのランドマーク:JR札幌駅
お勧めポイント:コストパフォーマンスが良い四川料理店