大阪 松下

 大阪の茶屋町近くにある蕎麦店。実はこの店、近くにあるオーセンティックバー 「バー オーガスタ(→ 大阪グルメバイブル・バーの頁を参照)」 のマスターから教えてもらった店である。店主は、東京南長崎の「翁」、広島「達磨」で全国的に有名となった高橋名人の門下生とのこと。
 白とダーク系が配色された店内は、入口側に自家製粉を引く石臼と蕎麦を打つ作業場があり、奥に蕎麦を茹でるオープンな作業場がある。客席はテーブル席のみで、カウンター席はない。メニューを見ると、基本的に冷たい「ざるそば」しかなく、他は酒のアテである「自家製かまぼこ」と「焼き蕎麦味噌」のみという、実に潔いメニューだ。
 蕎麦は契約農家から玄蕎麦を仕入れて自家製粉とし、細打ちの蕎麦に仕上げている。蕎麦は香り甘味ともに十分で喉ごしも良く、大阪で食べた蕎麦の中で最も蕎麦の香りを感じた。「ざるそば」自体は味的には2つ星でも良いかなとも思ったが、現在のメニューが「ざるそば」一つしかなく、この店にまた行くか?と考えた結果、物足りなさの実感を考慮して一つ評価を下げた。これで汁の温かい蕎麦が増えれば評価を上げても良いのでは。(2016年1月追加)
http://osakamatsushita.com

大阪市北区鶴野町4  
電話番号:06-6377-1553
定休日:月曜
営業時間:11時~18時
予算:ざるそば850円
アクセス:JR大阪駅、地下鉄御堂筋線・梅田駅北改札から阪急梅田駅・茶屋町口方面を目指す。「阪急茶屋町口」から「阪急古書のまち」、「阪急かっぱ横町」を過ぎ、「梅田芸術劇場」、「ホテル阪急インターナショナル」の角を右に曲がり、高速道路下にある御堂筋「鶴野町北」交差点を渡る。「北おおさか信用金庫」、超人気のうどん店「うどん屋 きすけ」のマンション1階(線路側)にある。阪急梅田駅から徒歩10分
最寄りのランドマーク:阪急茶屋町口、阪急古書のまち、ホテル阪急インターナショナル、鶴野町北交差点、北おおさか信用金庫
最寄りのランドマーク:阪急梅田駅・茶屋町口
お勧めポイント:ざるそば一本で勝負する店

人気の讃岐うどん店「うどん屋 きすけ」とは同じマンションの1階にある「うどん屋 きすけ」を過ぎ、マンションの角を右に曲がるここです入口側には自家製粉を引く石臼と蕎麦を打つ作業場奥の蕎麦を茹でる作業場はオープンスタイル店内はテーブル席のみ入口側にある蕎麦を打つ作業場入口側にある自家製粉を引く石臼メニューは、基本的に冷たい「ざるそば」しかなく、他は酒のアテである「自家製かまぼこ」と「焼き蕎麦味噌」のみという、実に潔いメニューざるそば蕎麦湯は濃厚で旨い