戸田うちわ餅店

 ある日、「マツコの知らない世界」の「ご当地愛され和菓子の世界」を見ていたときに紹介されていた店。調べてみると、100年以上続く老舗のようで、先代が亡くなり一時閉店されていたようだが、現在の6代目が継いで2016年から再開されたという。
 店は住宅街にひっそりと佇む古い一軒家で、店内に入ると、ショーケースの上には有名人の色紙が飾られていた。ショーケースの中には、名物の四角い「うちわ餅(胡麻だれ)」と団子状の「串餅(黒蜜だれ)」、そして「豆大福(粒あん)」の3つが並んでいた。店の奥の茶の間では、昭和を感じさせるガラス越しに、お母さんが餅に串を刺しており、息子さんらしき男性が客対応をしていた。
 「うちわ餅」も「串餅」も、あらかじめタレをかけていない後がけタイプなので、どうしても串を持ち上げると白いタレが付いていない部分ができてしまう。なので、食べる前に串をもってタレを絡めて食べるといい。「うちわ餅」は四角い角餅で、「串餅」は団子状。「串餅」に比べると「うちわ餅」の方が弾力がある。僕的にはもう少し柔らかい方が好きだが、レンジで少し温めて食べると更に食感が良くなるのかも。「うちわ餅」の特筆すべきは胡麻だれで、ネットリと濃厚で香り高い。「串餅」の団子は上新粉なのか柔らかい。黒蜜だれは、胡麻だれとは対照的にあまり香らず、イマイチである。僕的には、「串餅」の団子を胡麻だれにつけて食べたいところだ。「豆大福」は、餅がもっちりと耳たぶのような柔らかさで美味しいが、粒あんは小豆の香りに乏しい。
 最勝院の五重塔にも近く、春の「弘前さくらまつり」で訪れた際には、是非立ち寄って味わってみて欲しい店だ。(2023年2月追加)

弘前市銅屋町21 
電話番号:0172-32-7698
定休日:月曜
営業時間:10時〜18時
予算:うちわ餅140円
アクセス:JR弘前駅から1.3㎞
最寄りのランドマーク:最勝院五重塔、弘前大学医学部附属病院
お勧めポイント:秘伝の胡麻ダレが美味しいうちわ餅が味わえる

店は住宅街にひっそりと佇む古い一軒家 ココです! お昼過ぎに行ったら、既に売り切れていたので、翌日は開店時に訪問することに・・・ 開店時間に既に客がいた 店内に入ると、ショーケースの上には有名人の色紙が飾られていた ショーケースの中には、名物の四角い「うちわ餅(胡麻だれ)」と団子状の「串餅(黒蜜だれ)」、そして「豆大福(粒あん)」の3つが並んでいた 店の奥の茶の間では、昭和を感じさせるガラス越しに、お母さんが餅に串を刺しており、息子さんらしき男性が客対応をしていた これが名物の「うちわ餅」 開けるとこんな感じ。あらかじめタレをかけていない後がけタイプなので・・・ どうしても串を持ち上げると白いタレが付いていない部分ができてしまう なので、食べる前に串をもってタレを絡めて食べるといい。「うちわ餅」の特筆すべきは胡麻だれで、ネットリと濃厚で香り高い 「串餅」の団子は上新粉なのか柔らかい 黒蜜だれは、胡麻だれとは対照的にあまり香らず、イマイチである 「豆大福」 餅がもっちりと耳たぶのような柔らかさで美味しいが、粒あんは小豆の香りに乏しい