日本料理 ねね
繁華街のビルの1階にある日本料理店。畳み敷きの廊下を進むと、両側を挟むように個室がある。今回は一人飯にもかかわらず個室ということは、全室個室なのであろうか。個室は掘りごたつになっており、座椅子もあっていい。BGMにはジャズが流れている。飲み物のメニューを見ると、日本酒と焼酎が意外に充実している。とくに、熊本でもなかなか飲めない「香露」の大吟醸や「千代園」の大吟醸エクセルなどがあった。日本酒は基本的に一合売りだが、ワインのようなコルク栓のエクセルはボトル売りのみ。僕的には「香露」の大吟醸の方が、フルボディでありながらバランスがよく好みである。「霊峰」は、華やかでやや甘めながら悪くはない。今回は初めてなので、1万円のコースで予約。
まず出てきた「ヒラメの肝 苺の白和えキャビア添え」は、あん肝かと思うほど濃厚で美味しい。苺の白和えも意外にサッパリとしていて舌をリセットするにはちょうど良い。「スッポンのお吸い物」は、僅かに生姜が効いていて洗練された味だ。「お造り」は、ヤイトガツオ(スマ)の藁焼きとトラフグ、白子。どちらも厚切りで、ヤイトガツオは皮目が香ばしくカリッとしていて脂がのっていた。トラフグは、ナタデココを硬くしたような凄い弾力で、これはこれで美味しいが、こちらはもう少し薄くても良いかも。焼物は「寒ブリとトラフグの白子の自家製カラスミがけ」で、脂がのった寒ブリにスダチを絞って味わうと、自家製カラスミのアミノ酸と絡み合って絶妙にマッチする。「ノドグロのたたき」は、熊本らしくやや甘めの醤油を使っていたが、刻んだ長芋、ミョウガ、紫蘇の葉の香りと食感がマッチしていた。ほんのり甘く炊かれた丹波の黒豆の炙りは、口直しとして良かった。「丹波の天然イノシシとセリの炊き合わせ」は、ほんのり柚子が香り、ネギの食感と相まって最高だった。「シラスと下仁田ネギの炊き込みご飯」は、シャキシャキとした下仁田ネギと三つ葉の食感が絶妙だった。水菓子の「栗のプリン」は、モチッとした食感と、きな粉や栗の香りがして上出来だった。(2019年8月追加)
http://www.nenejapan.com
熊本市中央区花畑町11-23 銀杏北通りビル1階
電話番号:096-356-2330
定休日:不定休
営業時間:17時半〜22時(昼は完全予約制で営業)
予算:会席料理5000円、7000円、10000円、15000円
アクセス:熊本市電・花畑町電停で降り、「みずほ証券」側へ渡る。「銀座通
り」へ進み、「吉野家」のある最初の交差点を左折すると右側にあるビル。花畑町電停から徒歩3分
最寄りのランドマーク:花畑町電停、みずほ証券、銀座通り、吉野家
お勧めポイント:個室でハイレベルな日本料理が楽しめる
このビルの・・・
1階にあります
畳み敷きの廊下を進むと、両側を挟むように個室が
今回は一人飯にもかかわらず個室ということは、全室個室なのであろうか。個室は掘りごたつになっており、座椅子もあっていい
ドリンクメニュー ワイン
ドリンクメニュー 焼酎1
ドリンクメニュー 焼酎2
ドリンクメニュー 日本酒1
ドリンクメニュー 日本酒2。熊本でもなかなか飲めない「香露」の大吟醸や「千代園」の大吟醸エクセルなどがあった。日本酒は基本的に一合売りだが、ワインのようなコルク栓のエクセルはボトル売りのみ。僕的には「香露」の大吟醸の方が、フルボディでありながらバランスがよく好み
まず出てきた「ヒラメの肝 苺の白和えキャビア添え」は、あん肝かと思うほど濃厚で美味しい。苺の白和えも意外にサッパリとしていて舌をリセットするにはちょうど良い
「スッポンのお吸い物」は、僅かに生姜が効いていて洗練された味だ
「お造り」は、ヤイトガツオ(スマ)の藁焼きとトラフグ、白子
どちらも厚切りで、ヤイトガツオは皮目が香ばしくカリッとしていて脂がのっていた。トラフグは、ナタデココを硬くしたような凄い弾力で、これはこれで美味しいが、こちらはもう少し薄くても良いかも
焼物は「寒ブリとトラフグの白子の自家製カラスミがけ」で、脂がのった寒ブリにスダチを絞って味わうと、自家製カラスミのアミノ酸と絡み合って絶妙にマッチする
「ノドグロのたたき」
熊本らしくやや甘めの醤油を使っていたが、刻んだ長芋、ミョウガ、紫蘇の葉の香りと食感がマッチしていた
ほんのり甘く炊かれた丹波の黒豆の炙りは、口直しとして良かった
「丹波の天然イノシシとセリの炊き合わせ」
ほんのり柚子が香り、ネギの食感と相まって最高だった
「シラスと下仁田ネギの炊き込みご飯」
シャキシャキとした下仁田ネギと三つ葉の食感が絶妙だった
水菓子の「栗のプリン」
モチッとした食感と、きな粉や栗の香りがして上出来だった
余った炊き込みご飯は、お土産にしてくれた