標津サーモン科学館
知床半島のつけ根にあたる「標津サーモンパーク」内にある水族館。このエリアには子供が遊べる公園や遡上したサケを直接橋の上から眺められる観覧橋、そして水族館である「標津サーモン科学館」がある。この水族館はサケ科の魚類の展示数が日本一を誇る。館内のシアターではサケの映像が見ることができ、「魚道水槽」では館内の魚道を遡上するサケを観察できる。また、北海道に住む幻の魚「イトウ」なども見ることができる。体験型水槽では「ドクターフィッシュ」が手の角質層を食べてくれるのを体験できたり、「チョウザメ」水槽では、チョウザメにパクッと甘噛みしてもらえたり餌やり体験も出来る。
もしもこの施設に行くのなら、9月〜11月初旬までのサケの遡上シーズンに訪れたい。まずは「標津サーモン科学館」の後ろにある標津川に架かる観覧橋からサケの大群を眺め、それから「標津サーモン科学館」を見学しよう。また、「標津サーモン科学館」には30mのタワーがあり、そこからは知床連峰や北方領土の国後島、冬期の流氷などを見ることができる。さらに、入り口近くの売店ではサケ科魚類のグッズなども購入できる。
さらに、時間に余裕がある方は、「標津サーモン科学館」から244号線を北へ数㎞進み、忠類川に架かる橋の上からのサケの遡上見学もお勧めしたい。忠類川は標津川とは違った清流なので、また趣が異なるのである。(2013年10月追加)
標津町北1条西6丁目1-1-1
電話番号:0153-82-1141
定休日:5月から10月は無休、その他の月は水曜休館(12月〜1月閉館)
営業時間:9時半〜16時半
予算:大人610円、高校生500円、小中学生200円、70才以上500円
アクセス:中標津空港から車で20分。標津の中心部からすぐ。
最寄りのランドマーク:標津町国保病院
お勧めポイント:シーズンには遡上するサケを見ることができる