竹屋町 三多(たけやまち さんた)

 寺町通にひっそりとある日本料理店。この店はミシュラン1つ星ながら、 「炭火割烹 いふき(→ 京都グルメバイブル・日本料理の頁を参照)」 や「草喰 なかひがし」、「食堂 おがわ」などと共に、現在、京都で最も予約の取りづらい店の一つである。
 店内にはカウンター席しかないが、店主と奥さんの2人だけでやっているので、この広さくらいが丁度良いのかもしれない。実は、2階には座敷があるらしいのだが、今のところそこまでは手が回らず、一度も使用したことがないという。
 店主は 「旬席 鈴江(→ 京都グルメバイブル・日本料理店の頁を参照)」 出身で、「旬席 鈴江」には10年以上いというが、まだかなり若く見える。料理は「旬席 鈴江」とは若干異なるが、そこは全く同じような料理を出したくないという彼の料理人としてのプライドであろう。しかしながら、素材の力を最大限に引き出すシンプルな料理という点で、方向性は同じである。
 奥さんと二人三脚による心づくしともてなしにはホスピタリティを感じ、また来たいなあと思わせる店である。ちなみに、クレジットカードは使用できなのでご注意を。(2014年11月追加)

中京区寺町通竹屋町下ル西側久遠院前町667-1  
電話番号:075-231-3556(完全予約制)
定休日:無休
営業時間:17時〜21時
予算:
アクセス:地下鉄烏丸線・丸太町駅5番出口を出て、「ハートピア京都」の角をすぐ左折して竹屋町通を進む。「御所南小学校」、「森歯科医院」を過ぎ、突き当たりにある寺町通との交差点右角にある。丸太町駅から徒歩10分
最寄りのランドマーク:御所南小学校、竹屋町通、寺町通
お勧めポイント:今、京都で最も人気の日本料理店

カウンター奥には焼き物に使う七輪が用意されていた

日本酒のメニュー

京都の秋の定番「子持ち鮎の山椒煮」

平貝と菊の酢の物

イクラの醤油漬け

イカと真鯛のお造り

お椀はグジ(甘鯛)の白味噌仕立て

炭火焼きの最初は名残ハモが一切れずつ焼かれて出てくる

続いて焼き松茸

焼き松茸と名残ハモを一緒に頂く

焼きイカと大葉の和え物だったかなあ?

松葉ガニ(ズワイガニ)の餡かけ

和牛のヒレステーキ・キノコとネギ

季節のご飯(鯛とミョウガ?)

水菓子はぶどう3種

栗きんとん

余ったご飯はお握りにしてくれたので、翌朝の朝食に