結び亭

 かつて、時計台ビルの地下に「結び亭」というおにぎり屋があった。その後現在の地に移転し、「ジンギスカン 結び亭」としてリニューアルオープン。なので、当初のメニューの中には“おむすび”があり、以前のグルメバイブルでも「おむすび(タラコバター)」がお勧めと書いた。しかし、その後手狭だった店内を拡張し、インバウンド客が増えるにつれて、ご主人が調理、奥さんがサービスという2人体制のオペレーションでは提供が困難となり、メニューから消えてしまった。また、マンパワーが原因で大きく変わったことがもう一つある。七輪がカセットガスコンロになってしまったことである。火力調整が容易になり、以前よりも煙たくなくなった点は良いのだが、ジンギスカン屋という風情が感じられなくなってしまったのが残念。
 メニューは品数が絞られていて、とてもシンプル。肉は「生ラムロース」と「生ラムショルダー」の2種類だけというストロングスタイルの店なのである。肉は主にニュージーランドとオーストラリア産のラム(1才未満の羊)の肩肉を、冷蔵庫で更に熟成させて使用している。オーダーされるとご主人がその都度手切りにして供される。500円高くなるが、「生ラムロース」の方が圧倒的に柔らかく、羊臭さがなくてお勧めだ。肉には無料のモヤシが付いてくるが、他の野菜は別料金である。ラム肉は、煎った白ゴマに唐辛子とニンニクを加えたタレで食べても良いし、数種のハーブと香辛料が入った「ハーブ塩」をかけて食べても美味しい。また、ラム肉は白飯と一緒に食べても最高だが、まずはビールを飲みながら肉だけを食べ、そして最後の締めとして、肉汁から染み出たジンギスカンダレを入れた「平飼い鶏の卵かけご飯 黄金比の小ライス」をいただいてもいい。
 この店では、北海道を代表する地ビール「小樽ビール」と北海道限定の「サッポロ・クラッシック」が飲める。「小樽ビール」は、函館の「大沼ビール」と並んで品質が安定していて美味しい。常に置いてある小樽ビールは、「ピルスナー」と「ドンケル」、「ヴァイス」、「ノンアルコールビール」の4種(いずれも瓶ビール)で、これに季節のビールが加わることも。羊の脂はビールと相性が抜群なので、こちらも是非一度試してみて欲しい。(2023年11月更新)

中央区南2条西9丁目998  
電話番号:011-208-2001
営業時間:【平日】17時~22時、【日曜・祝日】 17時~21
定休日:無休(不定休) 
予算:生ラムロース1500円 小樽ビール・ドンケル700
アクセス:地下鉄東西線西11丁目駅2番出口を出て、右(南側)へ向かう。札幌プリンスホテル前の信号を左(東側)に渡り、100円ショップWattsの隣にある中央区民センター前の角を左折して200mくらい進むと左側にある。西11丁目駅より徒歩5分。駅前通りからは、狸小路を西へ進み、7丁目(アーケードがなくなる)を過ぎて更に進み、次の交差点角の「三角山五右衛門ラーメン」が過ぎたらすぐ右側 にある
最寄りのランドマーク:札幌プリンスホテル、中央区民センター、狸小路 
お勧めポイント:熟成したラム肉とタレが美味しいジンギスカン店

狸小路のアーケードがなくなる石山通近くにあります ココです! 階段を上がると・・・ 店内は開店当初よりも広くなっています。テーブル毎の排気ダクトがないので、混み合うと煙たく服に臭いが付きます 七輪がカセットガスコンロに変わってしまいました ドリンクメニュー フードメニューはシンプル
この店では、北海道を代表する地ビール「小樽ビール」と北海道限定の「サッポロ・クラッシック」が飲めます。「小樽ビール」は、函館の「大沼ビール」と並んで品質が安定していて美味しい。常に置いてある小樽ビールは、「ピルスナー」と「ドンケル」、「ヴァイス」、「ノンアルコールビール」の4種(いずれも瓶ビール)で、これに季節のビールが加わることも。羊の脂はビールと相性が抜群なので、こちらも是非一度試してみてほしい ラム肉は、煎った白ゴマに唐辛子とニンニクを加えたタレで食べても良いし・・・ こんな感じです 「ハーブ塩」をかけて食べても美味しい 500円高くなりますが、こちらの「生ラムロース」の方が圧倒的に柔らかく、羊臭さがなくてお勧め 「生ラムショルダー」は、「生ラムロース」よりも硬めで、羊臭さも感じられます 肉は「生ラムロース」と「生ラムショルダー」の2種類だけというストロングスタイルの店です。肉には無料のモヤシが付いてきますが、他の野菜は別料金

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