草喰 常(つね)
並木坂にひっそりと佇む小さな日本料理店。入口を入ると、オープンキッチンのカウンター席が6席とテーブル席があり、さらに奥にもテーブル席が1つと個室がある。見てはいないが、2階には20名まだ対応できる座敷もあるようだ。今回はランチタイムの訪問であったが、折角なので、7000円の懐石コースで予約。昼の食事の場合には、前日までの予約が必要とのこと。
先付は「柿の白和え」。キノコと野菜の食感に加え、ほんのりと甘い柿ソースがいい。「八寸」は、辛子レンコン、車麩の牡蠣フライ見立て、ホンシメジの天ぷら、茄子田楽、甘鯛焼き、子持ち鮎の南蛮漬け、トウモロコシの素揚げ、あん肝、ツブ、鯛の酒盗、トウモロコシ豆腐など。そして、「松茸とハモの土瓶蒸し」、「お造り」へと続く。お造りは、ホタテ、地物の真ダコ酢味噌、アラとアラの胃袋、赤貝、戻り鰹と長ポン酢芋千切りなどで、どれも素材の質が良かった。そして、この店のスペシャリティ「柚子釜のグラタン」には、チーズやバターが入っているのか?とてもオイリーで美味しかった。さらに、「海老芋と蟹の餡かけ」、「蒸し鮑」、「穴子寿司」、「はったい粉のうどん」と続き、「わらび餅」で終了となった。
正直な評価としては、1〜1.5つ星くらいというところであるが、地方店ということやコスパがいいこと、さらに店主の料理に取り組む実直な姿勢なども踏まえ、今回は2つ星とした。それにしても、女将さんのホスピタリティーのあるおもてなしは、一人飯の僕にとって非常にありがたかった。(2019年8月追加)
http://tsu-ne.net
熊本市中央区南坪井町6-4
電話番号:096-353-0817
定休日:不定休
営業時間:11時半〜13時半、18時〜22時
予算:懐石料理5500円、7500円、9500円(昼夜ともに同じ価格)
アクセス: 熊本市電・通町筋電停で降り、上通アーケードを進む。しばらく進むと、アーケードの屋根がなくなる並木坂に出る。並木坂を道なりに進むと、広い通り(県道1号)に出る手前の右側にある。通町筋電停から徒歩6分
最寄りのランドマーク:上通アーケード、並木坂
お勧めポイント:コスパが良い実直な日本料理店
並木坂にひっそりと佇むこの店です
昼のお品書き
夜のお品書き
オープンキッチンのカウンター席
ホスピタリティーのあるおもてなし
先付は「柿の白和え」
「八寸」は、辛子レンコン、車麩の牡蠣フライ見立て、ホンシメジの天ぷら、茄子田楽、甘鯛焼き、子持ち鮎の南蛮漬け、トウモロコシの素揚げ、あん肝、ツブ、鯛の酒盗、トウモロコシ豆腐など
土瓶蒸しは・・・
「松茸とハモの土瓶蒸し」
お造りは・・・
「ホタテ」、「地物の真ダコ酢味噌」
肉厚の「赤貝」
「アラとアラの胃袋」
「戻り鰹と長ポン酢芋千切り」
この店のスペシャリティ「柚子釜のグラタン」
チーズやバターが入っているのか?とてもオイリーで美味しかった
「海老芋と蟹の餡かけ」
「蒸し鮑」
「穴子寿司」
冷たいうどんは・・・
「はったい粉のうどん」
「わらび餅」で終了となった