菜香楼

 2007年度版に初めて掲載した中華料理店である。中華料理店とは言っても通常の日本的な中華料理ではなく、日本人の味に合わせていない現地に近い料理を出す。しかし、中華料理とは言っても高級店の料理ではなく、家庭料理なので、基本的に味付けは濃い。しかし、これらがビールとよく合うのである。なので、もしも中華・居酒屋的なポジションで利用すれば、値段も安くユーティリティーの高い店である。お勧めは、揚げ鶏皮とネギやスパイスで炒めた「五香焦塩鶏皮」、中華風マグロの漬け「冷鮪」、ホウレン草と海老を使った餡かけ料理「翡翠芙蓉蝦」、エノキ茸と鶏肉の黒胡椒炒め「黒椒金針菜」、「砂肝の醤油煮込み」、「棒味鶏」、「北京炒合菜」、「皮蛋菠菜」など。没個性的な札幌の中華料理店にあって、中国本土の家庭料理(家常料理)店に最も近い味である。以前に琴似にあった支店を閉めたため、現在はこの店だけとなった。(2013年4月更新)

中央区北2条西13丁目1-14 エイケービル1F・2F  
電話番号:011-280-6884
営業時間:11時半〜14時半、17時〜22時(土日・祝日は20時45分まで)
定休日:火曜
予算:棒味鶏590円、五香焦塩鶏皮650円、北京炒合菜690円、皮蛋菠菜690円
アクセス:地下鉄東西線・西11丁目駅1番出口を出て、南大通を西(右)へ向かう。しばらく進むと、右に見える大通公園内に「札幌市資料館」が見えるので、その手前の信号を右折。左に「教育文化会館」を見ながら、右に「ニトリ文化会館(旧・札幌厚生年金会館)」を見ながら進み、しばらく行くと左に見える建物。西11丁目駅から徒歩12分。 
最寄りのランドマーク:ニトリ文化会館(旧・札幌厚生年金会館) 
お勧めポイント:リーズナブルな値段で現地の味の中国料理を味わえる