道の駅 ピア21しほろ

 士幌町にある道の駅「ピア21しほろ」は、ショップの他に食堂やカフェなども備えた、食の充実した道の駅。中でも、建物の一番奥にある「CAFE KANICHI 寛一」は、「よつば乳業」の創業者である太田寛一氏の名を冠したカフェである。創業の地である士幌町に農村ユートピアを作りたいとして、東洋一と呼ばれるジャガイモコンビナートを作り、さらによつ葉乳業を創設。酪農色のイメージの強い士幌町であるが、実はジャガイモも凄いのである。この「CAFE KANICHI 寛一」では、「しほろスタイルフライドポテト」が販売されており、外がカリッと、中がフンワリとした素晴らしい食感。さらに、熟成したジャガイモのような独特の甘みがあり、フライドポテト好きならば一度は食べてみたい逸品。一方、「しほろ牛ハンバーガー」は、バンズはまあまあだが、パティにジューシーさがない上に、冷たいポテトサラダがパティを冷やしてしまって全てを台無しにしている。
 「ミルク」は独特の旨味があって食感もとても滑らか。口に含むと、良質でピュアな牛乳の風味が押し寄せてくる。甘さはやや強めだが、実に洗練されている。ソフトクリーム好きの僕は、これまで十勝のいろいろな有名店を食べ歩いてきたが、閉店となってしまった藤丸デパート地下にあった「パパラギキッズ」を上回るような店はなかった。その中にあって、この「道の駅 ピア21しほろ」のソフトクリームは、現在十勝ナンバーワンの最高峰のソフトクリームである。カップやコーンの他、プラス50円でワッフルコーンでもいただける。ちなみに、「寛一コーヒーがけソフト」は、アフォガートのような淹れたてのエスプレッソではないので香りに乏しいが、コーヒーそのものはソフトクリームの味を損なうことなく相性も良いので、こちらも食べてみても良いかも。
 また、ショップで販売されている人気のオリジナル大福は、残念ながら5種のうち「あんバタ大福」しか試してない。餅は柔すぎず硬すぎず、耳たぶの様な絶妙な食感。バターの塩味を感じ、小豆入りのクリームとの相性も良かった。こちらもお勧めできる。(2023年6月追加)

https://pia21shihoro.jp

士幌町字士幌西2線134番地1 
電話番号:01564-5-3940
定休日:無休(年末年始を除く)
営業時間:9時~17時(GW期間中は〜18時)
予算:ソフトクリーム(ミルク)400円、しほろスタイルフライドポテト480円
アクセス:道東道・音更・帯広インターを出て、国道241号線(足寄国道)を左折する。しばらく道なりに走ると、音更町 焼肉「平和園」士幌店、中士幌郵便局、セイコーマート中士幌店を過ぎ、右にヤンマーアグリジャパン士幌支店が見えたらもうすぐ左に見える。
最寄りのランドマーク:中士幌郵便局、ヤンマーアグリジャパン士幌支店
お勧めポイント:ソフトクリームが美味しい道の駅

広めの駐車場に入ると・・・ ココです!中に入ると、天井が高くて木の温もりを感じます 建物の一番奥にある「CAFE KANICHI 寛一」は、「よつば乳業」の創業者である太田寛一氏の名を冠したというカフェ特産の「しほろ牛」を使ったハンバーガーを中心としたメニュー。中でも、セットにも付いてくる「しほろスタイルフライドポテト」は、外がカリッと、中がフンワリとした素晴らしい食感。さらに、熟成したジャガイモと同じ独特の甘みがあり、フライドポテト好きならば一度は食べてみたい逸品 「にじいろ食堂」は、特産のしほろ牛を使ったメニューが中心 もう一つ、この道の駅で絶対に外せないのがソフトクリーム。入口近くにあるこのショップで販売されている。ソフトクリームは「ミルク」、「黒ごま」、「ミックス」の3種類があるが、僕のお勧めは「ミルク」。「ミルク」は独特の旨味があって食感もとても滑らか。口に含むと、良質でピュアな牛乳の風味が押し寄せてくる。甘さはやや強めだが、実に洗練されている。ソフトクリーム好きの僕は、これまで十勝のいろいろな有名店を食べ歩いてきたが、閉店となってしまった藤丸デパート地下にあった「パパラギキッズ」を上回るような店はなかった。その中にあって、この「道の駅 ピア21しほろ」のソフトクリームは、現在十勝ナンバーワンの最高峰のソフトクリーム「寛一コーヒーがけソフト」は、アフォガートのような淹れたてのエスプレッソではないので香りに乏しいが、コーヒーそのものはソフトクリームを損なうことはなく相性も良いので、こちらも食べてみても良いかも ショップで販売されている人気のオリジナル大福 この日は5種類の大福が販売されていた.左から「じゃがいも大福」、「桜じゃが大福」、「芋まぶしきなこクリーム大福」、「かぼちゃみたらし大福」、「あんバタ大福」「あんバタ大福」 餅は柔すぎず硬すぎず、耳たぶの様な絶妙な食感バターの塩味を感じ、小豆入りのクリームとの相性も良かったしほろ牛ハンバーガーセット(ポテトとホットコーヒー) 「しほろスタイルフライドポテト」。外がカリッと、中がフンワリとした素晴らしい食感。さらに、熟成したジャガイモのような独特の甘みがあり、フライドポテト好きならば一度は食べてみたい逸品 「しほろ牛ハンバーガー」は、バンズはまあまあだが、パティにジューシーさがない上に、冷たいポテトサラダがパティを冷やしてしまって全てを台無しにしている じゃがいもの生産地なだけに、3種類の生産者還元用のポテトチップスが販売されている