鮨 一條

 東日本橋のビルの1階にある昭和の佇まいを感じさせる寿司店。店内はL字型のカウンター席のみで、昔風のガラスケースの中には、美味しそうな寿司ネタが並ぶ。新しい寿司店と聞いてきたので、その古さを意外と思うのと同時に、「来たことがあるかも」というデジャブが頭を駆け巡る。後で調べてみると、果たして、移転前の「日本橋橘町 都寿司(移転後は日本橋蛎殻町 すぎたに名称変更)→ 銀座グルメバイブル・寿司の頁を参照」の建物であった。どうやら、元の寿司店を居抜きのまま使用しているらしい。現在の店主は、元の店とは関係のない人形町「六兵衛」出身とのこと。
 この店の真骨頂は、何と言っても酒のつまみが美味しいこと。その美味しさは、東京にある他の江戸前寿司店と比べてもトップレベルである。握りは、赤酢と塩がしっかりと効いたクラッシックタイプの酢飯である。ネタの締め方はやや強めで、決して僕好みとはいえないが、ネタの質が素晴らしく、握り方を含めたトータルな評価として2つ星とした。つまみを食べながら酒を飲み、そして最後に江戸前の握りで締めたい!という方にはお勧めである。 (2017年11月追加)

中央区東日本橋3-1-3 奥田ビル1階 
電話番号:03-6661-1335
定休日:水曜
営業時間:12時~14時、17時~21時半
予算:握りのおまかせ1万円、つまみと握りで2万円くらい(ランチの握りは3700円〜)
アクセス:都営地下鉄・新宿線の馬喰横山駅、浅草線・東日本橋駅A3番出口を出て、向かいの郵便局の通りへ渡る。「タカラ部品」、「セブンイレブン」を過ぎ、1つ目のマンションの角を左に曲がるとすぐ右側。馬喰横山駅、東日本橋駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:東日本橋三郵便局
お勧めポイント:つまみを食べながら酒を飲み、最後は握りで締めるという方にお勧め

このビルの1階にあります ココです 店内はカウンター席のみ。最近の新しい寿司店では見かけなくなった昭和を感じるガラスケース まずは真鯛の刺身から 茹でシャコ 大ぶりの牡蠣(忘れましたがキッチリと仕事がしてありました。旨いです) 鯖の刺身を玉葱と紅葉おろしで 炙ったメヒカリだったかな? 甘く煮たあん肝を擦ったワサビと共に 煮穴子を炙ったもの 見事な真鱈の白子(雲子) 戻り鰹のタタキは・・・ 刻み玉葱と共にいただく 春子(小鯛) 真ツブ コハダ スミイカ 赤貝 サワラ 蛤とシジミの潮汁 本マグロの赤身 本マグロの大トロ 青柳 本マグロのカマトロ 煮ハマグリ ミル貝 車エビ 生ニシン 穴子2種の味で(塩とツメ)