麺や 亀陣
東区太平にある自家製麺と無化学調味料スープで人気のラーメン店。店内は、手前にL字のカウンター席と奥にボックス席が1つだけという小さな店だ。 まずは自動券売機で食券を購入。混み合う時間帯に来店すると呼び出しベルを渡され、20~30分くらい車で待つこととなる。なので、土日は開店10分前の10時50分頃に到着するか、閉店時間が近い14時半くらいがベストタイムかも。
この店のスープは、基本澄んだ清湯(ちんたん)スープと濁った白湯(ぱいたん)スープの2種類。清湯スープは「丸鶏中華そば 醤油」と「丸鶏中華そば 塩」、「有機白醤油えびの香り」などがあり、白湯スープには「鶏白湯 醤油」と「鶏白湯 塩」の2種類がある。さらに、清湯と白湯の両方を使用した「味噌らーめん」と「辛味噌らーめん」がある。この他に、「季節限定のラーメン(この時は、白湯魚介トマトらーめんと鶏とガゴメ昆布の冷たい醤油らーめん)」と「鶏白湯醤油つけ麺」がある。
店の一番人気は「鶏白湯 醤油」だが、僕のイチオシは清湯系の「丸鶏中華そば 醤油」。両者とも麺は自家製の低加水細ストレート麺で、しっかりとしたコシがあってスープに良くマッチしている。また。両スープとも鰹節が香るコクのある洗練されたスープで、思わず全て飲み干してしまうくらい旨い。チャーシューは鶏と豚が1枚ずつ入っており、豚チャーシューは厚めで脱水気味だが、低温調理された鶏チャーシューはシットリとしていて美味しい。トッピングの「味玉」は、以前よりも洗練された味に進化していてお勧めできる。これらに対し、「丸鶏中華そば 塩」や「鶏白湯 塩」などといった塩系は、魚介の風味が控えめでスープの個性が感じられず、もちろんそれなりには美味しいが、お勧めというレベルではない。「味噌らーめん」や「鶏白湯醤油つけ麺」なども同じような印象で、とくにお勧めではない。
ちなみに、250円を追加すれば、麺を食した後にお茶漬け風の「〆ご飯(旧名・ライスイン)」が頂ける。「〆ご飯」には岩海苔、刻みチャーシュー、ネギ、柚子皮などが入っており、残ったスープをかけて食べるとサッパリと美味しく、お腹に余裕があれば是非追加購入することをお勧めしたい。(2024年7月更新)
東区北47条東8丁目 1-1 47ビル1階
電話番号:011-753-1305
定休日:水曜
営業時間:11時〜15時、17時〜20時
予算:丸鶏中華そば 醤油900円、鶏白湯 醤油900円
アクセス:市内中心部から東8丁目篠路通を北へ進む。高速道路(札樽道)を過ぎ、さらに丘珠空港通りの「ドン・キホーテ北42条店」を過ぎた500m右側にある
最寄りのランドマーク:東8丁目篠路通、ドン・キホーテ北42条店
お勧めポイント:鰹節が香る無化学調味料スープが旨いラーメン店
店は東8丁目篠路通沿いにあります
店内は、手前にL字のカウンター席と奥にボックス席が1つだけという小さな店
8台分の駐車スペースがあります
先ずは自動券売機で食券を購入します。容器代を払えば、テイクアウトもできる(フードデリバリーのWoltにも対応している)
混み合う時間帯に来店すると呼び出しベルを渡され、20〜30分くらい車で待つこととなります
僕のイチオシの「丸鶏中華そば 醤油」に、味玉をトッピング
表面に鶏油が浮いた清湯スープは、鶏と鰹節が香る旨味溢れる最高のスープ
麺は自家製の低加水細ストレート麺で、しっかりとしたコシがあってスープに良くマッチしています
トッピングの「味玉」は、以前よりも洗練された味に進化していてお勧めです
店の一番人気の「鶏白湯 醤油」
魚介の風味が前面に出ていて、基本的に「丸鶏中華そば 醤油」と同じですが、より濃厚に仕上がっています
麺は同じ低加水の細ストレート麺。こちらの「鶏白湯 醤油」の方が、この麺に合っているかも
「有機白醤油えびの香り」に味玉をトッピング
塩に近い白醤油スープは干しエビの香りが前面に出ているので、好みが分かれるところ
麺は同じ低加水の細ストレート麺
「鶏白湯 塩」
鶏の旨み十分だが、乳化されていないせいか滑らかではない
麺は同じ低加水の細ストレート麺
「味噌らーめん」
個性的で濃厚なスープは、好みが分かれるところ
麺は全粒粉の中太縮れ麺で、コシがあっていい
「鶏白湯醤油つけ麺」
鶏白湯スープは濃厚。スープ自体の魚介風味は強くない
麺に魚粉と太メンマ、山椒がのっている
麺は味噌ラーメンと同じ全粒粉の中太縮れ麺で、高加水でモチモチしている
「チャーシューごはん」は普通