(同点)第4位 うなぎ 宮
かつて大須観音横に風情ある一軒家の鰻店があった。その名を「宮田楼」と言い、名古屋グルメバイブル「ひつまぶし・お勧めベスト8」の第4位にもなったことのある老舗店だ。その後閉店となり、この店と千種区の「三越星ヶ丘店」8階にある「うなぎの宮田」の2つに分かれてしまったという。
店内はテーブルが4つと奥に小上がりがあるが、思っていたよりもかなり狭い。経緯については詳しくわからないが、この店の職人こそかつての「宮田楼」の味を受け継ぐ人物であるらしい。確かに前店同様、鰻には臭みがなく、備長炭で焼かれた鰻はサクッとふっくらしている。タレも若干甘めで「宮田楼」の味である。なので、山椒やネギを加えて食べた方が美味しく感じられる。また、御飯も含めて全体の完成度が高い。好みかもしれないが、茶漬けをいただく時には若干醤油を足して食べた方が、さらに引き締まった味になって美味しい。名古屋国際会議場からも近くて便利である。(2015年11月追加)
名古屋市熱田区比々野町70
電話番号:052-682-6168
定休日:水曜
営業時間:11時〜14時、17時〜19時半
予算:ひつまぶし3000円
アクセス:地下鉄名港線・日比野駅2番出口を出て左へ。「泰文堂書店」を過ぎ、「日比野交差点」を左折すると50mほどで左側にある。日比野駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:地下鉄名港線・日比野駅
お勧めポイント:「宮田楼」の味を受け継ぐ店
間口の狭い小さな店
ランチセットもある
店内は4つのテーブル席と奥に小上がりがある
メニュー
ひつまぶし
焼き上がりはお見事
備長炭で焼かれた鰻はサクッとふっくらしている
ひつまぶしの薬味
タレはやや甘めなので山椒やネギを加えて食べた方が美味しい
茶漬けをいただく時には若干醤油を足して食べた方が、さらに引き締まった味になって美味しい