東京駅改札内(駅ナカ)の「グランスタ」
東京駅の駅ナカには、デパ地下のような“グランスタ”と全国の有名駅弁を取り扱う“駅弁屋 祭 グランスタ店”がある。特に、グランスタ・ダイニングの「ニッポンの駅弁(03-3212-4088)」では、「賛否両論」など有名料理店がプロデュースした駅弁が販売されている(季節によって店が入れ替わるが、この時期は賛否両論が良かった)。さらに、スーパーの紀ノ国屋でも様々な自家製弁当、コラボ弁当が販売されている。また、温かい弁当を食べたいという方には、イートイン・スペース店のテイクアウトがお勧め。例えば、「赤坂璃宮」がプロデュースするチャーハン専門店「東京炒飯」のテイクアウトも可能なのだ。グランスタの一押しは、神戸グルメバイブルでも紹介した伊トリノのチョコレート店「カファレル(03-3284-2121)」。とりわけ、この店で入手困難な名物ケーキ「ジャンドゥーヤ」と僕が日本一のチョコロールケーキと思う「ジャンドゥーヤロール」は外せない。また、「はせがわ酒店(03-6420-3409)」は、知る人ぞ知る日本酒の有名酒店。静岡の「磯自慢」や福井の「梵」などのレアアイテムも置いている。もしも、平和酒造が日本酒で作りあげた幻の「ゆず酒」が売っていたら、迷わず購入しよう。ソーダ割りにして飲むと、柚のフレッシュな風味が最高だ。また、180ml入りのかわいい日本酒のミニボトルも多数揃っており、新幹線の車内で駅弁をつまみにやるのもいい。隣には日本酒バーも併設されており、新幹線に乗る前に一杯飲むこともできる。「ピエール・マルコリーニ(03-5220-4560)( http://www.c-c-c.co.jp/shopping/ )」のチョコ・パレファンは僕が最も好きなチョコレート。「まめぐい(03-3287-4884)」は、日本手拭い専門店「かまわぬ」が経営する店。飴、あられ、お茶などが売られているが、凄いのは、その商品を包むミニ手拭い(27×27cm)。カラフルで可愛い手拭いが約200種類揃っており、どちらかというと、商品よりも手拭いの方が主役のようだ。また、八重洲中央改札口近くにある「駅弁屋 祭 グランスタ店」は、全国各地の有名駅弁などを200種類以上取り揃える駅弁の専門店。中でも、僕のお勧めは「賛否両論の弁当」と「えび 千両ちらし」、「牛肉どまん中」など。帰りの新幹線の中で食べても、お土産として持って帰っても喜ばれる。