らふ家

地下鉄・大通駅近くにある“油そば"の専門店。夜は瓶ビールを飲みながら油そばを楽しめる“油そばビアバー"に変身する。とは言っても、実は常にビールを出していて、土日などの休日には、昼間からビールを飲みつつ最後に「油そば」を食べて帰る客もいるという。
 店内はオープンキッチンのカウンター席が5つと入口側に2席しかなく、まるで屋台のような狭さである。当然、調理もサービスも店主一人がやっている。この「oyoyovalley」というビルの2階は、同じような小さく個性的な店が集まっているようだ。
 メニューを見ると、昼と夜のフードメニューは基本的に同じである。レギュラーの油そばは、「油そば」、「辛そば」、「ネギマヨそば」、「辛マヨそば」、「しおそば」の5種類。「さがみ屋製麺」に特注した平太麺はモッチリとしていてコシの方はまあまあ。普通盛り、大盛り、特盛りともに値段は変わらず良心的だ。さらに、ご飯ものとして、油そばの麺がご飯になった「油飯」や「ミニチャーシュー丼」などがある。ランチタイムにはこれらにソフトドリンクが付く。また、夜メニューには「台湾まぜそば」が加わる他、「生さつま揚げ」や日替わりのつまみもあるので、食べた後の2軒目の店としてもいいかも。
 この店の僕のお勧めは、「辛そば」と「台湾まぜそば」、「ネギマヨそば」の3つ。「辛そば」は0〜3の4段階から辛さを選べる。2の辛さで通常の辛口程度と考えていただきたい。通常の「油そば」で感じた物足りなさを、「辛そば」のニラと辛さが見事にカバーしている。「台湾まぜそば」には、魚粉、ニラ、刻みタマネギ、ピリ辛に炒めた挽肉、卵の黄身などが入っている。名古屋の 「麺屋 はなび(→ 名古屋グルメバイブル・台湾まぜそばの頁を参照)」 の様に、背脂やニンニクが効いていないのでインパクトこそないものの、これはそれなりに美味しい。ちなみに、「追い飯」は有料である。「ネギマヨそば」は、マヨネーズのコッテリした旨みとネギや辛みのバランスがいい。(2015年8月追加)

中央区南2条西4 oyoyovalley2階  
電話番号:011-231-7200
定休日:月曜
営業時間:【昼】11時45分〜16時、【夜】17時〜21時半
予算:辛そば750円、辛マヨ700円
アクセス:地下鉄・大通駅10番出口を出て、札幌駅前通りを反対方向の「4丁目プラザ」方向へ向かう。「ピヴォ」手前の小路を右折し、交差点を1つ過ぎた左側にある。大通駅より徒歩5分
最寄りのランドマーク:4丁目プラザ、ピヴォ
お勧めポイント:平麺タイプの油そばが食べられる小さなバー

このビルの2階ですとなりは中華そばの店で、続いて取材する予定ですオープンキッチンのカウンター席はたったの5席外に立ててあったメニュー(中にもあります)ビールのメニュートッピングメニュー変化を楽しむための調味料の説明辛そば唐辛子とニラがタップリ混ぜたところ。油そばやまぜそばで太打ちの平麺は珍しい「台湾まぜそば」は最も多くの具材がのっている混ぜてみたが、魚粉がなかなか均等に混ざらない「ネギマヨそば」には、たっぷりの長ネギと海苔が入っている海苔をどけると、タマネギのみじん切りもタップリ入っている