アモワールAmoir

 フレンチをベースに、イタリアンや和のテイストを盛り込んだ創作系フュージョンレストラン。目新しい建物の階段を上って2階へ上がると、天井の高い広い空間が広がる。それはダイニングそのものの広さというよりもむしろ、キッチンとダイニングが一体となった空間がそう感じさせているようだ。キッチンと客席の間には視界を遮るようなものがなく、客席からキッチンが丸見え状態なのである。最近のトレンドなのか?大阪の 「アニエルドール(→ 大阪グルメバイブル・フレンチの頁を参照)」 などと同様なキッチンと客席が一体となったレストランを、たまに見かけるようになってきた。
 この店のコースは5000円(税込み)のみで、基本はアラカルトメニューである。メニューを見ると、北海道各地の食材を使った品々が並ぶ。どうやら、この店は道産食材を使った料理が売りのようだ。また、素材の火の通し方にもこだわっている様で、生のタルタルから炙り、さらに55℃ボイルやコンフィなど、食材を様々な温度で調理する。ちなみに、ハムやソーセージなども自家製である。
 料理はどれも平均以上のレベルで美味しい。コース料金の設定が安く、しかも道産素材をふんだんに使用しているので、道外からの観光客にも受けそうだ。しかしながら、料理人一人、サービス一人でやっているので、混んでくると料理が出てくるのに時間がかかるかもしれない。(2017年4月追加)https://en-gb.facebook.com/amoir2016.11.1/

中央区南2条西10丁目1000-15 アオイビル2階  
電話番号:080-4505-8336
定休日:不定休
営業時間:17時〜翌1時
予算:おすすめコース5000円
アクセス:地下鉄東西線・西11丁目駅2番出口を出て、右手(南側)に向かう。札幌プリンスホテル前の信号を東側へ渡り、100円ショップ隣の中央区民センター前の角を左折し、150mくらいで左側にある。地下鉄東西線・西11丁目駅より徒歩5分。(駅前通りからだと、狸小路を西に進み(数字が多い方)、アーケードがなくなって「三角山五右衛門ラーメン」を過ぎたらすぐ右側
最寄りのランドマーク:札幌プリンスホテル、中央区民センター図書室、狸小路
お勧めポイント:厳選された北海道産素材を使った美味しい一皿が味わえる

狸小路を西に向かい、屋根がなくなる石山通に近い通りにあります(ジンギスカンの結び亭の並び) ココです 階段を上がって2階へ向かいます 店内は白を基調とした明るい感じ。奥に見えるのが調理場です コースメニューはフルコースで税込み5000円とお値打ち アラカルトメニューの本日のお勧め アラカルトメニュー1 アラカルトメニュー2 突き出し 「北海道産鶏レバーのムース」は滑らかでリッチな味わい。お勧め! 「伊達産めぐみ鶏とナンコツのリエット」 「本日のOSASHIMI 醤油とオリーブオイルのソース」は、カルパッチョというより、和食そのもの 「十勝彩美牛の炙り刺し」は赤肉がトロトロ。お勧め! 「今金町男爵いものフライドポテト」は今金町男爵の濃厚な風味が感じられず、「ゴルゴンゾーラチーズとナッツを練り込んだポテトサラダ」にすべきだったと後悔 「厚岸産牡蠣とキノコの軽いソテー 貝類の泡ソース」 皮がカリッと焼かれ、肉がシットリと軟らかい「伊達産めぐみ鶏の55℃ 凝縮エキス」はシットリとして美味しい。お勧め! 小海老、トマト、オリーブ、ケーパ、茄子などで作った「ブッタネスカ(娼婦風スパゲッティ)」