オーチャードグラス
JR川湯温泉駅の駅舎内にあるレストラン。1987年にJR川湯温泉駅が無人駅になったのを契機に、JR川湯温泉駅駅舎をリフォームしてオープンした。駅舎横には川湯らしく足湯も備えている。JR川湯温泉駅は基本的には無人駅であるが、レストランの入り口横には現在もキップ売り場があり、不定期で臨時のJR職員が駐在しているようだ。
店内は、入口側と奥の2つのエリアに分かれている。手前はかつての駅の事務室で、天井が高く重厚感のある奥は、かつての駅長室である。手前はアメリカンダイナーのような雰囲気で、カウンター席の他にテーブル席もある。奥のエリアにはミュージックボックスやストーブが置かれ、ゆったりとテーブル席が配置されている。実はこの店、向かいにある人気カフェ「森のホール(→ その他北海道の旨い店・道東版を参照)」も経営しているのだ。なので、この店でも姉妹店「森のホール」のスイーツが味わえる。しかしながら、この店で味わえるスイーツはごく限られたものしかないので、食べるならば、この店での食事した後に「森のホール」で頂くことをお勧めしたい。
僕の一押しは、5月〜11月の季節限定の「フルーツサンデー」で、ベースとなっているソフトクリームがとにかく美味しい。滑らかかつクリーミーで、しかもサッパリとしている。さらに、フレッシュフルーツやラズベリーソースとの相性も抜群だ。近くに来たなら、これだけでも食べに行きたいほどの逸品である。さらに、食事なら「ハンバーグ」がいい。フンワリと焼かれたハンバーグは、特製のデミグラスソースと良くマッチしている。このレストランの名物である「ビーフシチュー」は、デミグラスソースに深みがあり、肉も軟らかくて美味しいが、塩味が強めでお勧めというほどではない。「特製オムライス」も人気商品であるが、ケチャップライスとデミグラスソースのバランスがイマイチで、こちらもお勧めではない。この他に、「ハヤシライス」や「スパゲッティ」、「ピザ」などもある。もしも鉄男や鉄子を自認するなら、是非一度は訪れてみたい駅舎レストランである。(2021年1月更新)
弟子屈町川湯駅前1-1-18 川湯温泉駅舎内
電話番号:0154-83-3787
定休日:火曜(7月〜8月は無休)
営業時間:10時〜17時半
予算:ハンバーグ(サラダ、ライス付き)1100円
アクセス:JR川湯温泉駅内
最寄りのランドマーク:JR川湯温泉駅
お勧めポイント:JR川湯温泉駅駅舎をリフォームしたレストラン
現在の川湯温泉駅
駅舎横には川湯らしく足湯も備えています
これが足湯です
駅の入口には、レストランの看板が・・・
JR川湯温泉駅は基本的には無人駅であるが、レストランの入り口横には現在もキップ売り場があり、不定期で臨時のJR職員が駐在しているようだ
改札口の左がレストラン
現在も網走〜釧路間を、1〜2両編成のワンマン列車が走っている
駅のプラットホーム
改札口の左側にあるレストラン
入口側と奥の2つのエリアに分かれている。手前はかつての駅の事務室で、アメリカンダイナーのような雰囲気(カウンター席)
手前エリアのテーブル席
奥のエリアにはミュージックボックスやストーブが置かれ、ゆったりとテーブル席が配置されている
天井も高い
ミュージックボックス
シックなレトロ調
5月〜11月の季節限定の「フルーツサンデー」
ベースとなっているソフトクリームがとにかく美味しい。滑らかかつクリーミーで、しかもサッパリとしている。さらに、フレッシュフルーツやラズベリーソースとの相性も抜群
「ハンバーグ」
フンワリと焼かれたハンバーグは、特製のデミグラスソースと良くマッチしている
このレストランの名物である「ビーフシチュー」
デミグラスソースに深みがあり、肉も軟らかくて美味しいが、塩味が強めでお勧めというほどではない
食事に付くサラダ
「特製オムライス」も人気商品であるが、ケチャップライスとデミグラスソースのバランスがイマイチ