カレー工房 インド ガンガ店

 旭川医大近くにある有名カレー店。外観はまるでデザイナーズレストランようで、一見してカレー店とは思えないようなデザイン。この店には「カリ」と「カレー」、そしてドライカレー様の「マザッタカレー」3つがある。「カリ」とは、南インドのタミール語で“煮汁(御飯に掛けるソース)”を意味する。この店での「カリ」とはサラサラのスープタイプのカレーのことで、「カリー」はトロみのあるルータイプのカレーを意味する。「マザッタカレー」は、真のドライカレーではなく、「カレー」のルーと御飯を混ぜた大阪「自由軒」のようなカレーなので、メニューでは「カレー」の方に分類されている。混ぜるルーはポークカレーを使用しており、ライスを混ぜてリゾットにしたような、まさに“混ざったカレー”なのである。「カリ」、「カレー」ともに辛さは1番(普通)から20番(激辛)までが無料オーダー可能で、21番以上は10番毎に50円増しとなる。初日は試しにビーフの中辛3番を選択。辛さは唐辛子系の辛さで、さほど辛くはなかった。メニューでは3番が中辛、5番が辛口だが、5番くらいが通常の中辛くらいの辛さだと思う。僕のお勧めは「カシミールカリ」で、大きいな骨付きチキンとジャガイモが1個ずつ入っていている。スパイシーさはあまり感じられず、僅かに酸味がある。サラサラしており、ルーとスープカリーの中間のようなカレーだ。3番を注文したが全然辛くなく、やはり注文するなら5番以上の方が良いと思う。「ビーフカレー」はマイルドでコクがあるが、肉が多少パサつくのがちょっと気になる。「ポークカレー」は甘さが強めだ。1番人気の「カツカレー」は、ポーク、ビーフいずれかのカレールーを選択できるが、ビーフをチョイスしよう。厚めのカツはサクッとして柔らかく食べ応え十分で、こちらもお勧め。「ビーフカレー」以外は、+50円で「ガンガマサラ」というオリジナルミックススパイスを追加できる。「ガンガマサラ」を加えた方がホールスパイス感が高まるので、5番以上をオーダーして、さらにガラガマサラ追加することをお勧めする。ちなみに、店内は全面禁煙である。(2013年1月追加)

旭川市旭神3条5丁目3-2  
電話番号:0166-66-1666 
営業時間:11時~22時 
定休日:第2,第4火曜(但し、祝日の場合には営業) 
予算:カシミールカリー850円、カツカレー950円 
アクセス:旭川環状線を旭川医大方面に向かい、忠別川を渡ってマクドナルドのある信号を過ぎ、旭川医大病院へ続く上り坂の手前脇道を左沿いに進むとすぐ。 
最寄りのランドマーク:旭川医大病院