閉店 ブラン
今年移転してリニューアルオープンした薄野のフレンチダイニングバー。「ブランblanc(フランス語で白)」という名のとおり、カウンター席は白を基調としたインテリア。広いガラス張りのワインカーブがあった前店とは異なり、通路に造られたワインカーブは小さめ。また、テーブル席は隣接するグループ店の中華料理「インズyinzu」との共有スペースであるため、残念ながらワインバーとしての雰囲気ではなくなってしまった。
ワインは仏ブルゴーニュを中心とした品揃えで、中には数十万円もするクリュッグ「クロ・ダンボネ」のような高級シャンパンなどもある。最近では、ボルドーやイタリアワインも充実し、飲めるか飲めないかは不明だが、かなりのオールドヴィンテージワインも置いている。
今年になってソムリエールの森田さんが退職し、ソムリエ不在の状況が続いているが、「IWBろまね」や「ルアンジュ・クー」のシェフを勤めた山田さんの料理は相変わらず美味しい。メニュー構成は、基本的に前・山内シェフの頃と変わっていないが、山田シェフが作る料理は、とてもダイニングバーとは思えないハイレベルな美味しさである。ワインと料理、両者のバランスがとれたワインバーなので、一次会からでも使えそうだ。
ちなみに、店のインテリアが変わり、さらにソムリエの森田さんが抜けてソムリエ不在となったため、3つ星から一気に1つ星まで下げようかと考えたが、山田さんの美味しい料理とワインリストそのものは健在であるため、2つ星に留めることに。(2019年3月追加)
http://blanc.gallus.jp
札幌市中央区南5条西3丁目プレシャス6ビル 地下1階
電話番号:011-513-4060
定休日:月曜
営業時間:【火曜~土曜】18時〜翌2時、【日曜・祝日】18時〜翌1時
予算:お通し代550円、グラスワイン1000円〜、田舎風パテ1520円、鮮魚のタルタル・トースト添え1620円、おまかせコース5400円(6品)、7560円(7品)
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅3番出口を出て、右の薄野交番側に向かわず、左の交差点を左折し、駅前通を南へ進む。「ROUND1」の信号を過ぎ、次の交差点を左折すると左側のビル(ROUND1の裏のビル)。地下鉄南北線・すすきの駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:ROUND1
お勧めポイント:美味しいフレンチが味わえるワインバー
ROUND1の裏にあるこのビルです!
地下にある店への入口は専用のもの
階段を下りると・・・
扉が・・・
扉を開けると長い通路がある
手前には同じグループ店である中華料理「インズyinzu」の扉がある
さらに進むと奥に店の扉が・・・
扉を開けるとカウンター席がある
カウンター席横の扉を開けると、「インズyinzu」との共有スペースであるテーブル席がある
テーブル席はパーティッションで仕切られた半個室
シャンパンはお手頃なものから、このような高いものまである
ブルゴーニュの赤も、この様なお手頃なものから・・・
このような高級なものまである
コースメニュー
メニュー(おつまみ)
メニュー(前菜1)
メニュー(前菜2)
メニュー(メイン)
メニュー(炭水化物)
メニュー(チーズとデザート)
この日の突き出しはジュンサイ入りの「ガスパッチョ」
「富良野産ピュアホワイトの冷静ポタージュ」はトウモロコシの旨味タップリでお勧め!
「鮮魚(この日はヒラメ)のタルタル トースト添え」
「北海縞エビと牡蠣燻製の冷菜」
「田舎風パテ(パテ・ド・カンパーニュ)」は、レバーが多めに入っていて美味しく、お勧め!
メニューにはなかったこの日お勧めのジビエ「エゾ鹿肉のロースト」。左がフィレの部分、右が心臓
エゾ鹿のフィレのアップ
エゾ鹿の心臓のアップ
炭水化物は「蝦夷アワビのリゾット」は、天然キノコ(名前は忘れた)との相性が抜群だった