ラーメン まるひら 札幌店

 今年(2025年)オープンした地下鉄北24条駅近くの人気ラーメン店。本店(→ その他北海道の旨い店・道東・釧路市を参照)は、グルメバイブルでも取り上げたことがある有名ラーメン店である。創業67年を迎え、現在も店主・平野さんの御両親が元気にやっているという。
 “釧路ラーメンと言えば、醤油味の清湯スープと細縮れ麺が特徴のラーメン。スープはサッパリとしており、もともとは鰹節の出汁を使った日本蕎麦に近いスープであったらしい。スープは店によって鶏ガラや豚骨など使う動物系素材が異なり、具材はネギやチャーシュー、海苔、シナチクだけといったシンプルな中華そばスタイルの店が多い。
 店内に入ると、左奥にオープンキッチンのカウンター席があり、右奥にテーブル席が2つと入口側にもカウンター席がある。値段は麺の量によって異なり、「ラーメン(1玉)」、「大盛ラーメン(1.5玉)」、「特大ラーメン(2玉)」の3サイズ。それぞれが、「醤油」、「塩」、「ミックス(塩8:醤油2のブレンド)」の中からスープの味を選べる。本店では「醤油」と「塩」の2つしかなかったので店主に聞いてみたところ、「ミックス」は本店の常連さんの裏メニューだったものを、表メニューにしたとのこと。
 この店の推しポイントは、何と言ってもそのスープ。サッパリとした魚介系スープが非常に美味しく、毎日でも飲み飽きないほど。特に「醤油」は、日本蕎麦の出汁のような酸味を感じ、旨味と余韻が強く感じられる。なので、お勧めは「醤油」、「塩」、「ミックス」の順。「ミックス」は、「醤油」と「塩」のいいとこ取りとも思えるが、逆にどっちつかずで中途半端なような気がする。
 今回、スープの完成度が高かった札幌店の方を2つ星にしようかと考えたが、西山製麺に委託して製造している麺(本店は釧路の三原製麺)の食感が、歯切れの悪いコシのない日本蕎麦っぽくイマイチだったので、本店と同じ1つ星とした。これで、麺の問題さえ解決できれば2つ星にしても良いレベルだと思う。(20256月追加)

北区北23条西4丁目2-20 木村ビル1階  
電話番号:070-5288-0141
定休日:火曜と水曜
営業時間:10時半〜15時(麺がなくなり次第終了)
予算:ラーメン850円、大盛ラーメン1000円、特大ラーメン1200円
アクセス:地下鉄南北線・北24条駅1番出口を出て右側へ。札幌サンプラザのある西5丁目・樽川通(北大通)の信号を左折するとすぐ左側にある。北24条駅より徒歩2分
最寄りのランドマーク:札幌サンプラザ、西5丁目・樽川通(北大通)
お勧めポイント:札幌では激レアな釧路ラーメンの店

「札幌サンプラザ」近くの西5丁目・樽川通(北大通)沿いにあります ココです! 入口近くにカウンター席があり 左奥にもオープンキッチンのカウンター席があり、右奥にテーブル席が2つある 値段は麺の量によって異なり、「ラーメン(1玉)」、「大盛ラーメン(1.5玉)」、「特大ラーメン(2玉)」の3サイズ。それぞれが、「醤油」、「塩」、「ミックス(塩8:醤油2のブレンド)」の中からスープの味を選べる。本店では「醤油」と「塩」の2つしかなかったので店主に聞いてみたところ、「ミックス」は本店の常連さんの裏メニューだったものを、表メニューにしたとのこと イチオシは「醤油」 日本蕎麦の出汁のような酸味を感じ、旨味と余韻が強く感じられる。これで煮干しの風味が強ければ、まさに津軽ラーメンであり、忘れた頃にまた食べたくなる美味しさ最大の問題点は麺。西山製麺に委託して製造している麺(本店は釧路の三原製麺)の食感が、歯切れの悪いコシのない日本蕎麦っぽくてイマイチロース肉?のチャーシューは美味しいが、モモ肉のように硬くて食感がイマイチ。薄切りにするか、豚バラなど部位を変えるかの変更が必要と感じたやや細切りのメンマは最高に美味しい「塩」 鰹節を中心とした魚介系スープが塩スープにピッタリとマッチしている 「ミックス(塩8:醤油2のブレンド)」 「醤油」と「塩」のいいとこ取りとも思えるが、逆にどっちつかずで中途半端なような気がする