中華そば 嘉一
仙台国際ホテルの総支配人・野口さんから教えて頂いた中華そばの店。着いた時間はまだ開店間もない午前11時20分であったが、店の外には既に行列が。店の中を覗くと、カウンター席の後ろにもズラッと客が並んでいるので、都合20人以上が並んでいる計算になる。店主は意外と若く、独特のリズミカルな麺の湯切りが印象的だ。「中華そば」は通常の醤油味と100円増しの「塩中華そば」がある。単品の他、これら中華そばとライスがセットになったランチメニューがある。Aは鶏飯とのセット、Bは白飯と鶏皮とのセット、Cはアサリ御飯とのセットである。野口さんのお勧めはBセット。麺は栃木県佐野ラーメンのような平麺っぽい手打ち風の中太麺。スープは鶏ガラベースの透明な清湯スープ。口に含むと鶏の旨さがストレートに伝わり、それは一流中華料理店を凌ぐ美味しさ。一口飲むとまた飲みたくなり、まさにエンドレスな美味しさなのである。地鶏なのだろうか?鶏チャーシューは歯ごたえがあって硬いが、味わいは深い。細めのシナチクはやや甘めだ。セットに付いてくる鶏皮はトロトロで柔らかく、ライスと一緒に食べると丁度良いくらいの塩辛さ。麺を食べ終えた後、白飯の上に鶏皮をのせて食べ、そしてスープを飲む。御飯がなくなるまでこの行為を繰り返すことで、鶏の旨味の全て堪能したような満足感が得られた。ちなみに、開店直後から13時頃までは混み合うので、13時過ぎに行くのが良いかも。(2012年10月追加)
仙台市青葉区国分町3-8-12
電話番号:022-265-5907
定休日:日曜
営業時間:11時~15時
予算:ランチセットA~C各780円
アクセス:地下鉄南北線・勾当台公園駅公園2出口を出て「三井のリハウス」の見える方に進む。定禅寺通を更に進んで「吉野家」を過ぎ、「カフェ・ヴェローチェ」の角を国分町通りに右折する。パチンコタイガーを過ぎてしばらく進むと、右に「中居堂」が見えるのでその手前左側。勾当台公園駅より徒歩5分。
最寄りのランドマーク:パチンコタイガー国分寺店、中居堂
お勧めポイント:鶏の旨味を全て味わい尽くせる中華そば店