串かつ 凡 銀座

 大阪の北新地にある串カツ専門店。大阪の他に、東京やパリにも支店があり、大阪グルメバイブル(→ 大阪グルメバイブル・串カツの頁を参照)にも掲載されている。また、「串かつ 凡」は、ミシュランガイドの1つ星を獲得したことでも知られる人気店である。 
 ビルの3階にある店内は、コの字型のカウンター席とテーブル席、そして個室がある。カウンターの中央には銅板で覆われた揚げ場がある。メニューを見ると、ボトルワインはそれなりにあるようだが、日本酒や焼酎は少なく、グラスワインは850円〜1900円であった。
 串カツの味つけは、「出汁割り醤油」、「辛子ソース」、「黒ソース」、「塩」の4つが基本。ストップと告げなければ、串揚げは全部で30種ほど用意されているそうだ。この日のコースは、「穴道湖の白魚」からスタートし、「赤酢の酢飯の串揚げに中トロと葉ワサビの醤油漬け」、「魚介いろいろ詰め」、「山形牛のシャトーブリアン」、「堀川ゴボウ」、「車海老」、「椎茸の肉詰め」、「アボカドのクリームコロッケ」、「子持ち昆布 ウニとキャビアのせ」、「フォアグラとズッキーニ」、「口直しの豚汁うどん」、「タラの芽」、「牡蠣の昆布締め」、「北海道八雲豚」、「オニオンヌーボー」、「イワシ」、「アスパラ」、「氷見の寒ブリ」、「黒毛和牛のカイノミは辛子ソース」、「海老芋」、「パルマハム トマトの串揚げ」、「芽キャベツ」、「和牛のメンチカツ」、「大黒シメジ」、「三つ葉のキス巻き」、「下仁田ネギ」、「金目鯛」、「新ゴボウ」、「黒毛和牛の赤身 トリュフチーズ」、「北海道のインカの目覚め」、「カチュカバロチーズ」と続き、締めは「大山鶏の鳥ゴボウご飯」と味噌汁、そして香の物で、デザートは、揚げ物3種と苺のシャーベットの中から選ぶ。
 ソムリエ兼サービススタッフの対応は、昔で言うホテル的な感じで、いまいちホスピタリティを感じないが、串揚げ自体は芦屋の名店「あーぽん(→ 神戸グルメバイブル・串カツの頁を参照)」の味を受け継いでおり、軽くて美味しい。 (2020年2月追加)
http://www.kitchen-dan.jp

中央区銀座8丁目2-8 銀座高本ビル3階  
電話番号:03-6274-6649
定休日:無休(不定休あり)
営業時間:12時〜13時(日曜、月曜、火曜を除く)、17時半〜22時
予算:13000円~18000円
アクセス:JR新橋駅・銀座口を出て、外堀通りを数寄屋橋方面へ向かう。「すしざんまい新橋店」と過ぎて高速の下を通り、「リクルート スタッフィング本社」を過ぎた交差点を左折する。すぐに狭い小路があるので右折すると、すぐ左側にあるビル。JR新橋駅から徒歩4分
最寄りのランドマーク:リクルート スタッフィング本社
お勧めポイント:ミシュランガイドの星を獲得した串カツ店

このビルです エレベーターで3階まで上がります コの字型のカウンター席とテーブル席、そして個室がある。カウンターの中央には銅板で覆われた揚げ場がある 串カツの味つけは、(左から)「出汁割り醤油」、「辛子ソース」、「黒ソース」、「塩」の4つが基本(右は梅) この日のコースは、「穴道湖の白魚」からスタート 5匹くらいを串に刺して、筏状にして揚げている 「赤酢の酢飯の串揚げ」に、中トロの漬けと葉ワサビの醤油漬けをのせたもの。まるで温かいマグロの握りのよう 「魚介のいろいろ詰め」は、中は魚介のクリームコロッケ。黒ソースでいただく 「山形牛のシャトーブリアン」は柔らかく、噛まなくても溶けてしまう。最高! 「堀川ゴボウ」は、割り醤油でいただく。ゴボウの中には煮付けたタラが入っており、この組み合わせはなかなか良い 「車海老」は、レモンと塩で。レアな火の通し方なので、非常に甘みを感じる 「椎茸の肉詰め」は、片面のみがパン粉が塗されている。薄い醤油味が付いている「アボカドのクリームコロッケ」は、黒ソースで 「子持ち昆布のウニとキャビアのせ」。意外にも、この2つは相性がいい「フォアグラとズッキーニ」は、そのままいただく。ほんのりと酸味があり、2つの素材のハーモニーも素晴らしい 口直しの「豚汁うどん」。味はかなり薄めで、口直しにしては麺が太すぎで、イマイチ
「タラの芽」は、割り醤油でいただく。シンプルに美味しい 「牡蠣の昆布締め」は、タルタルソースで。これは思った通りの味 「北海道八雲豚」は、辛子ソースで。とてもジューシーで美味しい 「オニオンヌーボー(新玉ねぎの芽)」は、まるで青ネギ。黒ソースで 「イワシ」。皿の串カツの文字が梅ソースで、凡がバジルソース。どちらもソースも美味しい 「アスパラ」は、お好みのソースで 「氷見の寒ブリ」は、黒ソースで 「黒毛和牛のカイノミ」は、辛子ソースで。味が濃く、脂身の甘みも感じる肉質 「海老芋」は、割り醤油で。これも素直に美味しいと思えるが、「串揚げ あもん」の方が、とろけるように美味しい 「パルマハムとトマトの串揚げ バジルチーズ」。これも「串揚げ あもん」と同じであるが、こちらの方が生ハムが美味しい分旨い 「芽キャベツ」は、黒ソースで 「和牛のメンチカツ」「大黒シメジ」には、酸味のある天つゆが塗られている「三つ葉のキス巻き」は、割り醤油で 中味はこんな感じ 「下仁田ネギ」は、黒ソースで 「金目鯛」は、塩でいただく
「新ゴボウ」は、割り醤油でいただく。4本並んだ新ゴボウは、香り良し、食感良し 「黒毛和牛の赤身 トリュフチーズ」は、チーズとのバランスが良くない 「素揚げにされた北海道のインカの目覚め(ジャガイモ)」は、塩で 最後の「カチュカバロチーズ」塩で。粘り気があり、胡椒と良く合う 締めは、「大山鶏の鳥ゴボウご飯」と味噌汁、香の物 「大山鶏の鳥ゴボウご飯」のアップ デザートは揚げ物と苺のシャーベットから選ぶ。揚げ物は、「桜餅」、「フォンダンショコラ」、「アイスクリーム」の3種類。選んだのは「フォンダンショコラのアイス添え」割ってみると・・・チョコがとろける