和みの器N.(エンネ)

 2022年にオープンした創作イタリアン。エレベーターを3階で降りて店内に入ると、明るく暖色系の店内。手前にオープンキッチンのカウンター席が6席あり、奥にテーブル席がある。テーブル席は4名用が3つと2名用が2つあり、トータルでは22席と比較的キャパが大きい。このキャパに対してキッチンは2人体制なので、混み合うと料理が出てくるのにどうしても時間がかかってしまうのが難点である。しかしながら、シェフは次々と手際よく調理している
 今回はアラカルトメニューをいただいたが、どの料理も塩味がピッタリ決まっていて、素材もなかなか良かった。料理は全て2人前を基本としているようだが、僕のような一人飯客のためにも、1人前の小さなポーションを用意してくれているのが有り難い。また、現時点でラストオーダーが夜中の2時までという点も、とても貴重である。しかしながら、暖房が脆弱なのか?冬は足元が冷えるのでご注意を。(2024年2月追加)

中央区南3条西3-1 プレイタウンふじ井ビル3階 
電話番号:011-596-7284
定休日:木曜
営業時間:18時~翌2時
予算:【おまかせコース】5500円、7700円、11000円、【アラカルトメニュー】穴子のフリット 百合根のマッシュと春菊ソース(2人前)1800円(1人前)1000円、ザリガニとあさつき、万願寺とうがらしのトマトソース(2人前)2000円、(1人前)1400円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅1番出口を出て、ジャンカラの角を右折する。郵便局、G-DININGビルの前を通り、ファミマの角を右に曲がるとすぐ右側のビル。すすきの駅から徒歩2分
最寄りのランドマーク:すすきの交差点、東横INN札幌
お勧めポイント:深夜まで営業しているカジュアル創作イタリアン

このビルです
エレベーターを降りたらすぐの・・・ この店です! オープンキッチンのカウンター席
テーブル席
ドリンクメニュー
本日のアラカルトメニュー
色々なクラフトビールの中から選んだのは、このアメリカのクラフトビール
「地アジと紅まどんなの香草パン粉焼きとキャベツのコールスロー」
塩味はピッタリ。アジは皮目が炙られているが、身はレアでしっとり。紅まどんなの柑橘系の香りと甘みに加え、下に敷かれたコールスローとも合う
「穴子のフリット 百合根のマッシュと春菊ソース」
肉厚の穴子(北海道産?)は、外側がカリッと、中がふんわりとしており、火の通し方も合格。春菊ソースもインパクトあって美味しい。お勧め!
グラスの泡を注文
プロセッコは1杯1100円
”本日は混んでいて時間がかかっておりますので” ということでサービスで出された「パンチェッタ」
フルーティーなオリーブオイルにネットリと塩味があるパンチェッタは、メニューにあったら是非注文したい逸品
「ザリガニとあさつき 万願寺とうがらしのトマトソース」
やや細めのスパゲッティを使用。濃厚な甲殻類の香りとアサツキの深みでありながらも、ピリ辛でサッパリと仕上がっている。万願寺とうがらしの食感もアクセントになっていて、お勧め!
「赤豚 肩ロース 香草焼き」
火の通しも良く、ソースもシンプルで美味しいが、香草は香らない。この豚肉が美味しいか?と問われれば、ちょっと微妙かも
「メープルバニラのプリン ヘーゼルナッツのジェラート 花梨のコンポート」
プリン硬めで、ジェラートは普通。しかしながら、トータル的には悪くない