手打ちうどん 牛コロ 宮内

 “ころ(香露)うどんとは、愛知県や岐阜県などの中京エリアで食べられている冷たいうどんのことで、冷たいきしめんは、きしころあるいはころきしとも呼ばれている。牛コロはこの店の登録商標で、甘辛く煮た薄切りの牛肉をのせた冷やしうどんである。
 取材した日は2回とも平日の開店前であったが、店の前には既に数台の車が止まっていた。開店数分前になると行列ができ始め、2~3分前になると、店員さんがメニューを渡しにやって来る。店内に入ると、外観よりもキャパが広めで、入って右側にオープンキッチンのカウンター席があり、左手前にテーブル席が3つと左奥の小上がりにテーブル席が2つある。
 メニューを見ると、コロの麺は「うどん」と「きしめん」、「そば」の3つから選べるようだ。「うどん」は茹で置きで、「きしめん」と「そば」は注文を受けてから茹でるので、時間がかかるそう。この他に、温かい各種うどん(牛カレーうどん、黄金うどん、牛うどん、焼豚うどん)や名古屋名物の「味噌汁煮込みうどん」などもある。
 僕の一番のお勧めは、この店の名物「牛コロ」のきしめんバージョン「牛きしコロ」。甘辛の牛肉は軟らかくて美味しいので、是非トッピングで「肉増し」にすべきである。出てきた「牛きしコロ」は、きしめんの上に牛肉が盛られたいわゆる冷たい肉ぶっかけうどん。太めのきしめんは、意外にもモッチリとしたコシがあり、甘辛い汁と具材の煮た長ネギや薄切りの牛肉ともよく合う。ワサビが添えられてくるが、薬味はワサビよりも一味の方がいい。一方、うどんバージョンの「牛コロ」の麺もコシがほどほどあって、決して悪くはない。しかし、「味噌コロ」の味噌だれはポン酢のような酸味があり、味噌の風味を生かし切っておらず、中途半端な味なのでお勧めできない。(20251月追加)

北区大蔵町22-2   
定休日:日曜
営業時間:11時〜15時、17時〜20時(土曜日は午前のみ)
予算:牛きしコロ1060円 、肉増量450円
アクセス:地下鉄名城線・志賀本通駅1番出口を出て、「ファミリーマート」や「名古屋タンメン若葉」、「すき家」の方向へ進む。「名古屋タンメン若葉」、「すき家」の角を左折すると見える。志賀本通駅から徒歩1分
最寄りのランドマーク:地下鉄名城線・志賀本通駅
お勧めポイント:冷たいきしめん「きしコロ」が美味しい

ココです。店の前には駐車スペースがあります “ころ(香露)うどん“とは、愛知県や岐阜県などの中京エリアで食べられている冷たいうどんのことで、冷たいきしめんは、”きしころ“あるいは”ころきし“とも呼ばれている。”牛コロ“はこの店の登録商標で、甘辛く煮た薄切りの牛肉をのせた冷やしうどん 混んでいる場合には、ここに名前を書いておきます 開店数分前になると行列ができ始め、2〜3分前になると、店員さんがメニューを渡しにやって来る 暖簾が掛かり、オープンです 店内に入ると、外観よりもキャパが広めで、入って右側にオープンキッチンのカウンター席があり 左手前にテーブル席が3つと左奥の小上がりにテーブル席が2つある 僕の一番のお勧めは、この店の名物「牛コロ」のきしめんバージョン「牛きしコロ」 太めのきしめんは、意外にもモッチリとしたコシがあり、甘辛い汁と具材の煮た長ネギや薄切りの牛肉ともよく合う この店の名物「牛コロ」の肉増しトッピング。甘辛の牛肉は軟らかくて美味しいので、是非トッピングで「肉増し」にすべき うどんバージョンの「牛コロ」の麺もコシがほどほどあって、決して悪くはない 「味噌コロ」。味噌だれはポン酢のような酸味があり、味噌の風味を生かし切っておらず、中途半端な味なのでお勧めできない