港屋Minatoya 2

 漫画・島耕作にも登場する人気の立ち食いそば店「港屋」は、かつての銀座グルメ バイブルで3つ星で掲載されていた店である。2019年の2月4日に突如閉店してしまい、今年、ベンツとのコラボで六本木に「Minatoya3」がオープンしたが、 オリジナルとは異なる新作蕎麦店なので、今回は「港屋Minatoya 2」の方を紹介する。
 この店は、2016年からホテル「星のや東京」のビルの1階で営業していたという。この日は平日で、開店20分前に到着したが、既に15人くらいの行列ができていた。その後行列はさらに延び、開店時には40人くらいまで膨れあがった。
  まずは、店の前にある自動券売機で食券を購入し、再び行列に戻る。メニューは、牛肉を使った「冷たいそば」1 種しかなく、2種類あった「港屋」とは若干異なる。しかし、セルフの立ち食いというシステムは同じで、蕎麦を渡すカウンター前のスペースが狭いため、少人数ごとに店内に案内される。店内は手前右側に蕎麦を渡すカウンターがあり、正面から左側にかけて長く大きな御影石のテーブルが鎮座している。店全体が黒を基調としたシックなインテリアに統一されており、若干ではあるが、かつての「港屋」の面影を残している。
 店内は、手前右側に蕎麦を渡すカウンターがあり、正面から左側にかけて長く大きな黒い御影石のテーブルが鎮座している。店全体が黒を基調としたシックなインテリアに統一されており、かつての「港屋」の面影を残している。
 食券を渡して蕎麦を受け取り、空いているテーブルにオン。蕎麦はラーメンで言う中太くらいで、蕎麦としては異常なくらいコシがある。蕎麦の上には、茹でた牛肉スライスとネギ、刻み海苔、胡麻などがのっている。ラー油入りのつけダレは、ほんのりと甘い。先ずは、一味をつけダレに入れていただく。さらに、中盤頃につけダレに生卵を投入して食べるのがベスト。テーブル上の天かすを入れると、冷たい蕎麦ではどうしても油っぽくなってしまうので、お勧めできない。
 「グルメバイブル2012」では3つ星店として掲載したが、インスパイアされた同じような蕎麦を出す店が多くなったせいもあり、今回は2つ星とした。(2020年1月追加)

千代田区大手町1丁目9-1 星のや東京1階 
電話番号: 非公開
定休日:土日・祝日
営業時間:11時半〜売り切れまで
予算:冷たいそば1000円
アクセス:東京メトロ丸ノ内線、都営三田線・丸の内駅A3(A1)出口を出て、右側に茶色いビルが見える方へ進む。その手前に黒い格子状の外壁のある「星のや東京」が見えるのでその1階。丸の内駅から徒歩2分
最寄りのランドマーク:読売新聞・東京本社
お勧めポイント:かつて一世を風靡した伝説の立ち食いそば店

「星のや東京」は上の階にあります。黒い格子状の外壁で囲まれています この日は平日で開店20分前に到着したが、既に15人くらいの行列ができていた 店の前にある自動券売機で、先ずは食券を購入して再び行列に戻る 食券には何も書いていないが、牛肉を使った「冷たいそば」1種のみしかないため 蕎麦をお盆に載せて渡すカウンター前のスペースが狭いため、少人数ごとに店内に案内される。呼ばれる順番が来て、自動ドアが開いた。一瞬中の様子が見えた。正面から左側にかけて長く大きな黒い大理石のテーブルが鎮座している。店全体が黒を基調としたシックなインテリアに統一されており、かつての「港屋」の面影を残している 入口の手前右側にある蕎麦を渡すカウンター 牛肉を使った「冷たいそば」 蕎麦の上には、茹でた牛肉スライスとネギ、刻み海苔、胡麻などがのっている 蕎麦はラーメンで言う中太くらいで、蕎麦としては異常なくらいコシがある ラー油入りのつけダレは、ほんのりと甘い。先ずは、一味をつけダレに入れていただく さらに、中盤頃につけダレに生卵を投入して食べるのがベスト テーブル上の天かすを入れると、冷たい蕎麦ではどうしても油っぽくなってしまうので、お勧めできない蕎麦湯を入れて汁を楽しむ食べ終わって出た頃(開店後20分)には、さらに行列が長くなっていた