生記粥品專家
「羅富記粥麺専家」と並ぶ上環・中環地区の人気粥店。表通りには同じ系列の「生記清湯牛腩麺家」があり、こちらの方が広い。この店では、お粥の他にもいろいろな麺や朝食セットを頂くことが出来るため、「生記粥品專家」が混んでいるときにはこちらでも良い。「生記粥品專家」はこの店の角を曲がった小路にあり、「生記清湯牛腩麺家」よりも狭く、生活感のあるチープな雰囲気である。こちらの方はお粥の専門店なので、麺はやっていない。テーブル席は1つだけしかなく、基本的にカウンター席。店内のメニューは中国語であるが、言えば日本語メニューもある。お粥のサイズはミニ、シングル、ダブル、トリプルの4種類で、サイズが大きくなると具材や種類も変わるようだ。ミニやシングルでも通常の中華粥のボリュームなので、朝食としてはこれでも十分である。むしろ、ダブルやトリプルは量が多すぎて余してしまうかも。この店の特徴は、お粥を注文すると細切りのネギと生姜が入った醤油が付いてくること。お粥に入っている具材を、このタレにつけて食べるのである。特に地元客に人気なのが「鮮鯇魚骨粥」という骨付き魚のお粥。魚自体には特に味はついていないので、タレにつけて食べると丁度良いのである。もう一つの人気商品は、豚肉の肉団子が美味しい「鮮猪肉丸粥」。しかし、僕のお勧めはやはり「皮蛋痩肉粥(ピータンと豚肉入り粥)」。粥はとても滑らかで美味しく、塩味が濃いしっかりとした感じの粥である。「羅富記粥麺専家」に比べると微妙に味が洗練されていないような気がする。お粥以外で両店に共通したメニューと言えば、魚のミンチをハンバーグような「香煎魚餅」である。(2012年12月追加)
香港上環畢街7號地下
G/F, 7 Burd St. Sheung Wan, Hong Kong
電話番号:2541 1099
定休日:日曜
営業時間:6時半〜21時(祝日は18時まで)
予算:皮蛋痩肉粥24HK$、鮮猪肉丸粥24HK$(12時半〜14時半以外の時間帯はマイナス3HK$となる)
アクセス:地下鉄・上環駅A2を出てサークルKとセブンイレブンの間の通りを進む。次の交差点の正面建物1階に「鴻源辨館」が見えるので、その右斜め横の通りを進む。「寶記有限公司漁具發行」という黄色い看板の方向に進むとすぐ左側に「生記清湯牛腩麺家」が見えるので、その角を左折するとすぐ。上環駅から徒歩5分。
最寄りのランドマーク:上環駅、鴻源辨館
お勧めポイント:ボリューム満点の美味しいお粥