青竹手打ちラーメン 日向屋
佐野市郊外にある人気のラーメン店。周りには田んぼが広がり、店の前にはのどかな田園風景が広がる。土曜日の今回は開店10分前に到着。しかしながら、駐車場は既に満杯(店の前の駐車場以外にも隣に駐車場がある)。さらに、店の前には20人くらいの行列が出来ていた。開店時間となったが一向に開店する気配がない。常連客によるといつも10~15分くらい遅れて開店するらしい。なので、この店は開店前に並ぶのではなく、3回転目くらいの開店1時間後12時くらいがベストかも。
店内は入ると、右奥にオープンキッチンとカウンター席が、右手前にテーブル席が、さらに左側には小上がりがある。メニューは醤油味の「ラーメン」のみととてもシンプル。他にトッピングが異なるだけの「チャーシューメン」や「ニンニクラーメン」、「メンマラーメン」、「ワカメラーメン」、「コーンラーメン」があるだけだ。客の2組に1組くらいの割合でラーメンと一緒に「餃子」も注文していたので、僕もそれに倣って「餃子」と「ラーメン(+煮卵をトッピング)」を注文。
先ず餃子が出てきたが、かなり大ぶりの餃子である。同じ栃木県の「宇都宮餃子」を見慣れた僕にとっては、「佐野餃子」はかなり大きく感じられる。中の餡は歯ごたえを残したキャベツがメインで、「宇都宮餃子」同様サッパリとした感じだ。「ラーメン」は色が薄く澄んでおり、醤油ラーメンというよりは塩ラーメンに近いかも。スープを啜ると鶏の旨味が広がり、スープだけで評価すると全国的に見ても最高レベルの味。思わず、仙台の名店 「中華そば 嘉一(→ その他日本の旨い店・宮城県の頁を参照)」 を彷彿させるようなラーメンである。麺は佐野ラーメンの麺にしてはやや細めの中細縮れ麺。そのせいか、麺は“給食の麺?”と感じるくらいコシがない。にもかかわらず、“麺を固めに”とリクエストしている客は見当たらない。バラ肉と使ったチャーシューはトロっとして美味しいので、「チャーシューメン」の方が良いかも知れない。また、実家が野菜農家なのだろうか?レジ前には“ご自由にお持ち帰りください”と書かれた袋入りのキュウリやナスなどが置かれていた。(2013年7月追加)
栃木県佐野市免鳥町548-7
電話番号:0283-22-4620
定休日:水曜
営業時間:11時~14時半、17時~20時半
予算:ラーメン550円、チャーシューメン800円
アクセス:東武佐野線、JR両毛線佐野駅から3㎞。
最寄りのランドマーク:セイジョー免鳥店、免鳥町交差点
お勧めポイント:全国的に見ても最高レベルのスープが味わえる