鮨さいとう

 もともと琴似の古いマンションの1階にあった店だが、今年(2025年)になって近くの新しい建物へと移転した。場所は、こちらも近くから移転した二郎系ラーメン店「らーめん てら」と同じ建物であるが、「鮨 さいとう」の方は外に看板や暖簾などが一切出ていないので、知っていなければフラッと入れない店となった。
 階段を上って店内に入ると、目新しいカウンター席とテーブル席がある。しかしながら、テーブル席は宴会でもない限り使用していないようで、基本カウンター席のみと考えておいたほうが良い。大将と女将さんだけでやっている小さな寿司店なので、やはり早めの予約が必須である。
 まず出てきたのは「タコの柔か煮」。甘めながら、タコの香りを感じる。続く2品目のつまみは、茹でて殻から剥きたての「利尻島産・毛蟹」。これから出回る流氷明けのオホーツク産毛蟹ほどではないというが、香り、甘みとも申し分ない。つまみ3品目は「ほうぼうの刺身」。身に旨味と弾力があって雪塩と本ワサビとの相性も抜群。4品目は「帆立とウロの刺身」。帆立のウロは、目を瞑って食べれば美味しい生ウニような味。5品目の「鰹のタタキ」は、塩レモンでいただく。6品目は「キンキの煮付け」。やや甘めの味付けながら、脂が乗っている。7品目の「ホタルイカの炙り」は、シンプルに美味しい。8品目はカズチーをイメージして作ったという「数の子 酒粕クリームチーズ」。イカの粕漬けのように、酒粕の香りが強めの大人の味だ。「塩茹での空豆」は、切れ目入ってないので食べづらい。
 ここから握りとなる。この店の酢飯はやや酸味を感じるものの、中庸と言おうか、実にバランスがいい。1貫目の「コウイカ」は、塩レモンでいただく。とても歯切れが良く、甘みも感じられる。2貫目は「甘エビの昆布締め」。白板昆布がのせられ、甘みだけでなく、深みがあって深い味わい。3貫目の「本鮪のづけ」は、ネットリさっぱりとしている。4貫目の「本鮪のトロカマ」は線維を感じるが、脂がのっていて美味しい。5貫目の「ホッキ貝の炙り」は、塩でいただく。6貫目の「真鯵」は、ネットリとした弾力あって美味しい。7貫目の「バフンウニの手巻き寿司」は、この時期のウニとしては悪くない。最後に「干瓢巻き」と「玉子焼き」で終了となる。「玉子焼き」は、しっとり感がなくイマイチだったが、握り自体はどれも良かった。
 イトウ釣りのアングラーである店主も女将さんも人当たりがよく、とても居心地の良い。加えて、酒のアテも豊富で、しかもコスパも良いので、常に満席なのも納得である。ちなみに、薄野にも似たような名前の寿司店があるので、予約の際には間違わないよう注意していただきたい。(202510月更新)

西区琴似1条1丁目3−8 512ビル2階 
電話番号:011-615-2600
営業時間:17時~22時
定休日:日曜
予算:おまかせ11000円 (仕入れの状態により多少変動あり)
アクセス:JR琴似駅を出て、高架下に沿って左へ進む。「松尾ジンギスカン」側へ信号を渡り、右へ進む。さらに、右に「5588KOTONI」を見ながら進み、最初の信号(旭川信用金庫やdocomoショップ、松屋がある交差点)を左折すると、左側に見える建物。JR琴似駅より徒歩3分
最寄りのランドマーク:松尾ジンギスカン・札幌琴似店、5588KOTONI
お勧めポイント:JR琴似駅エリアでナンバーワンのコスパ抜群な寿司店

場所は、こちらも近くから移転した二郎系ラーメン店「らーめん てら」と同じ建物 「らーめん てら」の看板は目立つが、「鮨 さいとう」の方は外に看板や暖簾などは一切出ていないので、知っていなければフラッと入れない店となった(でも、ガラス越しによく見れば、「鮨 さいとう」を書かれた短冊が見える) 階段を上がると・・・ 暖簾が掛かった入口が見える 店内に入ると、目新しいカウンター席とテーブル席がある。しかしながら、テーブル席は宴会でもない限り使用していないようで、基本カウンター席のみと考えておいたほうが良い まず出てきたのは「タコの柔か煮」。甘めながら、タコの香りを感じる 続く2品目のつまみは、茹でて殻から剥きたての「利尻島産・毛蟹」。これから出回る流氷明けのオホーツク産毛蟹ほどではないというが、香り、甘みとも申し分ない つまみ3品目は「ほうぼうの刺身」 身に旨味と弾力があって、雪塩と本ワサビとの相性も抜群 4品目は「帆立とウロの刺身」。帆立のウロは、目を瞑って食べれば美味しい生ウニような味
5品目の「鰹のタタキ」は、塩レモンでいただく。 6品目は「キンキの煮付け」。やや甘めの味付けながら、脂が乗っている 7品目の「ホタルイカの炙り」は、シンプルに美味しい 8品目はカズチーをイメージして作ったという「数の子 酒粕クリームチーズ」。イカの粕漬けのように、酒粕の香りが強めの大人の味だ 「塩茹での空豆」は、切れ目入ってないので食べづらい ここから握りとなる。1貫目の「コウイカ」は、塩レモンでいただく。とても歯切れが良く、甘みも感じられる 2貫目は「甘エビの昆布締め」。白板昆布がのせられ、甘みだけでなく、深みがあって深い味わい 3貫目の「本鮪のづけ」は、ネットリさっぱりとしている 4貫目の「本鮪のトロカマ」は線維を感じるが、脂がのっていて美味しい5貫目の「ホッキ貝の炙り」は、塩でいただく 6貫目の「真鯵」は、ネットリとした弾力あって美味しい 7貫目の「バフンウニの手巻き寿司」は、この時期のウニとしては悪くない 簾で巻いた「干瓢巻き」 「玉子焼き」で終了となった