鶴岡市立 加茂水族館

 だだ茶豆で有名な山形県鶴岡市にある小さな水族館。この小さな水族館を一躍有名にしたのは、通称「クラゲドリーム館」と言われるクラゲの展示スペースである。ライトアップされ、「クラゲドリームシアター」と名付けられた直径5mの世界最大級のクラゲ専用水槽の中を、流れに乗ってゆっくり静かに動くミズクラゲの姿は圧巻である。また、この他にもいろいろなクラゲがおり、下村先生がノーベル賞を受賞して話題になった緑色蛍光タンパク質(GFP)を持つ「オワンクラゲ」や、UFOのような形をした発光クラゲ「シンカイウリクラゲ」なども展示されている。その優雅で神秘的な姿を見ていると、まるで大古のカンブリア紀にでもタイムスリップしたかのような錯覚を覚え、とても癒やされる。
 メインであるクラゲ展示スペースの他にも淡水魚や海水魚などの展示スペースなどがあり、さらに屋外にはアシカのショースペースやウミネコの餌付け場所などもある。地方レベルの水族館としてはなかなかのハイレベルで、クラゲ好きには堪えられない場所であろう。(2015年9月追加)

山形県鶴岡市 今泉字大久保657-1  
電話番号:0235-33-3036
定休日:無休
営業時間:9時〜17時(夏休み期間中は18時まで)
予算:一般1000円
アクセス:JR鶴岡駅から車で30分
最寄りのランドマーク:山形自動車道、日本海東北自動車道・鶴岡ジャンクション
お勧めポイント:日本でも珍しいクラゲ展示が充実した水族館

このモダンな建築物が水族館水族館前の駐車場には海産物や飲み物を販売する出店がある水族館側から駐車場を見たところ。駐車場の奥が海に面しており、港となっているこれが「クラゲドリームシアター」。水槽前の子供と比べるとその大きさが分かるカラフルなクラゲ1カラフルなクラゲ2カラフルなクラゲ3これがノーベル賞をとった下村先生が使ったという「オワンクラゲ」兜の形をした「キタカブトクラゲ」僕のお気に入りのUFOのような形をした発光クラゲ「シンカイウリクラゲ」ミズクラゲを7色の光でライトアップした「レインボークラゲ」淡水魚のコーナー「シロザケ」の稚魚のトルネード屋外のアシカショー屋外にあるゴマフアザラシの展示スペースショップ