麺屋 丈六

 難波にある高井田系の中華そばの店。高井田系と言えば、大阪市東部と東大阪市西部エリアのラーメンである (→ 大阪グルメバイブル・中華そば 住吉の頁を参照) 。ウィキペディアによれば、「麺は沖縄そばのような極太ストレートで、スープは鶏ガラと昆布を使用し、醤油味で供される」とのことであるが、この店の麺はそれほど太くはないので、敢えて「高井田風」と名乗っているのかもしれない。店は表通りから少し入った寂しい小路に面しており、開店して10分くらいに訪れたが、店の前には既に長い行列が・・・。客の中にはアジア系の観光客もかなりいた。待つこと30分、やっと入店できた。店内はカウンター席のみの狭い店だ。メニューは鶏ガラの「(東大阪高井田風)中華そば」と「秋刀魚(サンマ)醤油」、豚骨の「和歌山・中華そば」の3種類のみで、「東大阪高井田・中華そば」以外は数量限定である。特に、「(東大阪高井田風)中華そば」は、小、普通、大の3サイズから選択できるのがいい。さらに、和歌山のラーメン屋でよく見かける「早寿司」もあった。
 出てきた「(東大阪高井田風)中華そば」は、濃い醤油の清湯スープに鶏脂が浮かぶ。京都の 「新福菜館 本店 (→ 京都グルメバイブル・ラーメンの頁を参照) 」 の中華そばを彷彿させるスープの色だ。口に含むと鶏ガラの風味が広がり、後味に魚介系の酸味を感じる。例えて言えば、鶏ガラスープに蕎麦つゆとウスターソースを加えたような後を引くような味だ。麺は中太のストレート麺で、ツルツルとした乾麺のような独特なコシのない歯ごたえ。なので、硬めと要望する客でもいるのか?注意書きに「麺硬めはお断りします」との表示が・・・。ザックリと切られた青ネギの上には、何故かコショウが予め振られている。また、薄く切られたチャーシューには淡泊なモモ肉を使用していた。(2016年2月追加)

大阪市中央区難波千日前6-16  
電話番号:06-6643-6633
定休日:水曜
営業時間:11時半~15時、18時~21時(第1日曜は7時~10時、11時半~15時)
予算:(東大阪の高井田風)中華そば650円、小サイズは550円
アクセス:地下鉄御堂筋線・なんば駅、南海本線・難波駅から「大阪タカシマヤ」1階の正面出口へ出て右へ、建物に沿って進む。「Loft」、「大阪信用金庫」を過ぎ、「難波中2」交差点(GAMEのTAITO STATIONあり)を左折する。「松屋」、「リンガーハット」、「とんかつ松乃家」、「看板の桃太郎」、「Step」を過ぎ、「ジーストア大阪」の横の小路を左折すると右側に見える。なんば駅から徒歩13分
最寄りのランドマーク:大阪タカシマヤ、Loft、難波中2交差点
お勧めポイント:第1日曜には高井田風「中華そば」が朝から食べられる

「大阪タカシマヤ」1階の正面出口へ出て、この「TAITO STATION」のある「難波中2」交差点を左折する。後ろに見えるビルが「スイスホテル南海大阪」この「ジーストア大阪」の横の小路を左折すると・・・こんな感じです来た方向を振り返るとこんな感じです開店してまだ10分というのにこの行列店内は狭いカウンター席のみメニューは「(東大阪高井田風)中華そば」と「和歌山・中華そば」、「秋刀魚(サンマ)醤油」の3種類のみで、「東大阪高井田・中華そば」以外は数量限定だ和歌山のラーメン屋でよく見かける「早寿司」もあるこれが「早寿司」。中は鯖寿司です人気ラーメン店の証しである「らの道CLIMAX」にも出ますその案内(意外にもその店でやるようです)これが「(東大阪高井田風)中華そば」の小サイズ