175°DENO 〜担担麺〜
ビルの裏通にある担々麺専門店。店内は細長く、入り口側にL字型のカウンター席があり、奥には2人用と4人用のテーブル席が1つずつある。最初はこの小さな店からスタートした同店だが、現在では札幌駅北口に「札幌北口店」、札幌駅南口に「駅前通店」の2つの支店ができた。
何れの店舗も、先ずは入り口にある自動券売機で食券を購入する。自家製ラー油が自慢であるこの店のメニューは、基本的に「汁無・担担麺」と「汁有・担担麺」しかなく、両メニューとも無料で「痺れない」と「痺れる」を選択できる。違いは、「痺れない」がラー油のみの辛さで、「痺れる」はラー油と3種の中国産花(山)椒がスプーン2杯入っている。無理矢理カレーに例えるならば、「痺れる」は辛口程度である。もしも中辛くらいにしたいのなら、「痺れない」と「痺れる」の中間である花山椒スプーン1杯でもオーダー可能だ。前述のように、味の辛さは中国産・唐辛子(ラー油)に、痺れは中国産・花椒によるものである。50円を支払えば「すごく痺れる」に、更にもっと辛さと痺れを追加したい場合には50円で「痺れ増し」と「辛さ増し」をオーダーできる。
僕のお勧めは、中国四川省で一般的な「汁無・担担麺」の方。麺は「うどん」のような極太麺で、モチモチとした弾力がある。干しエビ、ナッツ、挽肉が入った辛い汁を絡めて食べると、胡麻ペースト「芝麻醤」とラー油の風味が一体となって美味しい。さらに、食べた後の残り汁に「小ごはん(玄米入り北海道産ゆめぴりか)」を入れてかき混ぜ、名古屋・台湾まぜそばの「追い飯」のようにして食べると満足感は倍増する。「汁有・担担麺」はコシのある中細ストレート麺で、麺自体は美味しいのだが、美味しいスープと上手く絡まない。
汁が飛ぶのが気になる方には、ヘアゴムと紙エプロンの無料サービスがある。ちなみに、店舗ではこの店の自家製ラー油「175°辣油」が販売されている。(2016年7月更新)
【本店】
中央区南1条西6−20 KYビル1階
電話番号:011-777-1177
定休日:日曜
営業時間:【平日】10時半〜14時半、17時半〜20時半、【土曜】10時半〜15時
予算:汁無・担担麺(痺れる)800円
アクセス:地下鉄南北線、東西線・大通駅1番出口を出て左へ。角に「富士フイルム札幌ビル」のある次の信号を左折して、すぐに一方通行(進入禁止)の中通りを右折すると左側にある。地下鉄南北線、東西線・大通駅から徒歩2分。
最寄りのランドマーク:富士フイルム札幌ビル
お勧めポイント:中国産唐辛子と花(山)椒を使った担担麺専門店
【北2西3 駅前通店】
中央区北2条西3丁目 敷島ビル地下1階
電話番号:011-211-4157
定休日:日曜
営業時間:【月曜〜金曜】11時半〜15時、17時半〜21時、【土曜、祝日】11時半〜15時半
アクセス:JR札幌駅から駅前通を大通方面へ進み、「日本生命札幌ビル」、「赤レンガテラス」を過ぎたら左側のビル(札幌グラントホテルの手前)。JR札幌駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:赤レンガテラス
【札幌北口店】
北区 北7条西4丁目1-1 東カン札幌ビル1F
電話番号:011-769-0334
定休日:月曜
営業時間:【火曜〜土曜】:10時半~21時半、【日曜・祝日】10時半〜15時半
アクセス:JR札幌駅・西改札口から北口を出るとサンクスの隣のビル
最寄りのランドマーク:JR札幌駅北口から徒歩1分
本店はこのビルの1階奥にある
ビルの奥へ進むと自動券売機が見える
先ずは食券を購入
正面にカウンター席、左奥にテーブル席がある
漢方の成分も入っているという自家製のラー油
汁無・担担麺(痺れる)
干しエビ、ナッツ、挽肉が入った辛い汁を絡めて食べる
混ぜた後の状態
汁有・担担麺
鶏ガラベースのスープは美味しい
しかし、コシのある中細ストレート麺とは上手く絡まない
「北2西3 駅前通店」はこのビルの地下
コの字型のカウンター席のみ
汁が飛ぶので紙エプロンは必須アイテム
汁無・担々麺の麵を食べた後にライスを投入
ライスをかき混ぜ、名古屋・台湾まぜそばの「追い飯」のようにして食べると満足感は倍増