二条 有恒(ありつね)
ワンランク上の「大人の居酒屋」をコンセプトに、お酒と旬の食材が楽しめる店。入って左側にオープンキッチンのカウンター席、右奥に2名用のテーブル席があり、さらに2階には4〜6名用の個室もある。
この店にはコース料理はなく、アラカルトメニューの中から好きなものを頼んで食べるスタイル。メニューには値段表示がないが、よほど特別なものをたくさん頼まない限り、料理予算は1万円くらいと考えておけばよい。日本酒は純米酒がメインで、プレミアム的なものこそないが、島根の「出雲富士」の特別純米や三重の「作」の純米大吟醸などといった僕好みのものがあった。ワインは国産ワインが中心である。
まず出てきた突き出しは、「冷やし茶碗蒸し」。酸味のある餡が夏らしく、車海老と芋茎の食感もいい。注文した「お造りの盛り合わせ」は、バフンウニ、本鮪の中トロ、真イカの3種であったが、それぞれの素材の良さを感じられて良かった。続いて注文したのは、この店の名物である八寸。「未熟メロンの浅漬け明太子詰め」、「サツマイモの蜜煮」、「ハモ寿司」、「トコブシ煮」、「トウモロコシのすり流し」、「水前寺草の胡麻和え」、「枝豆」、「胡麻豆腐」、「長芋酢とシシトウ」、「ジャコ万願寺唐辛子」が盛り付けられていた。焼きものは、しっとりと焼かれた「グジの炭火焼」。グジの皮は剥がされてカリカリに揚げられていたが、塩がかけられていないのが良くない。身は薄塩であるが旨味があり、醤油をかけた大根おろしと一緒に食べるといい。「びふかつ」は、和食屋らしく塩とワサビでいただく。モモ肉なのか?肉は旨味があって悪くないが、油切れが良くないので、お勧めというほどでない。また、塩ワサビだけでは飽きてしまったので、ウスターソースをリクエストしたが、やはり、ウスターソースの方がビフカツ合う。「龍のたまごの玉子かけご飯・カラスミがけ」は、ご飯が醤油ご飯になっていて、トロロに削られたカラスミと黄身を混ぜて食べると、ムース状のトロロと醤油ご飯の海苔の香りが絶妙だった。(2019年9月追加)
中京区二条寺町西入丁子屋町694-3
電話番号:075-212-7587
定休日:月曜(月に1回火曜も休みに)
営業時間:17時〜22時
予算:1万円くらい
アクセス:地下鉄東西線・京都市役所前駅を出て、「寺町通り」を京都御所方向(北側)へ進む。少し通りが広くなった「二条通り」を左折するとすぐ右側にある。京都市役所前駅より徒歩5分
最寄りのランドマーク:京都市役所前駅、二条通り
お勧めポイント:京都ならではの割烹風大人の居酒屋
二条通り沿いの・・・
ココです!
入って左側にオープンキッチンのカウンター席、右奥に2名用のテーブル席があり、さらに2階には4〜6名用の個室もある
カウンター席から見た厨房
ドリンクメニュー1。日本酒は純米酒がメインで、プレミアム的なものこそないが、島根の「出雲富士」の特別純米や三重の「作」の純米大吟醸などといった僕好みのものがあった。ワインは国産ワインが中心である
ドリンクメニュー2
本日のメニュー1(全て単品メニュー)。メニューには値段表示がないが、よほど特別なものをたくさん頼まない限り、料理予算は1万円くらいと考えておけばよい
本日のメニュー2
本日のメニュー3
本日のメニュー4
まず出てきた突き出しは、「冷やし茶碗蒸し」。酸味のある餡が夏らしく、車海老と芋茎の食感もいい
注文した「お造りの盛り合わせ」は、バフンウニ、本鮪の中トロ、真イカの3種であったが、それぞれの素材の良さを感じられて良かった
この店の名物である八寸。「未熟メロンの浅漬け明太子詰め」、「サツマイモの蜜煮」、「ハモ寿司」、「トコブシ煮」、「トウモロコシのすり流し」、「水前寺草の胡麻和え」、「枝豆」、「胡麻豆腐」、「長芋酢とシシトウ」、「ジャコ万願寺唐辛子」が盛り付けられていた
左から「長芋酢とシシトウ」、「枝豆」、「ジャコ万願寺唐辛子」
手前左から「トウモロコシのすり流し」、「水前寺草の胡麻和え」、「胡麻豆腐」、奥左からキウイのような「未熟メロンの浅漬け明太子詰め」、「サツマイモの蜜煮」、「ハモ寿司」、「トコブシ煮」
しっとりと焼かれた「グジの炭火焼」
グジの皮は剥がされてカリカリに揚げられていたが、塩がかけられていないのが良くない。身は薄塩であるが旨味があり、醤油をかけた大根おろしと一緒に食べるといい
「びふかつ」は、和食屋らしく塩とワサビでいただく。モモ肉なのか?肉は旨味があって悪くないが、油切れが良くないので、お勧めというほどでない