ローリエ
1994年にオープンした元町駅近くの小さな洋食店。店舗はビルの1階にあるが、入口が裏通りに面しているため、通りがかりにふらっと入るような店ではない。扉を開けて店内に入ると、中は狭く、奥の調理場に面したカウンター席が3席と手前のテーブル席が3つ(12席)のみ。また、店内には小さな洋食店にはミスマッチとも思える自動券売機が置かれている。聞くところによると、料理長の北山さんは東京の帝国ホテルで修行したらしく、それを示すように、壁には伝説の村上信夫シェフの色紙が飾られていた。
先ずは、自動券売機で食券を購入。メニューはグランドメニューの他に、日替わりのA、Bランチセットなどがある。僕の一押しは「オムライス」で、ケチャップとデミグラスのどちらかを選べる。中のチキンライスはベチャっと水分多めで、トマトの酸味も強めなので、この点は好みが分かれるところ。しかし、ライスを包んでいる玉子はフワッとしていてシェフのスキルが感じられ、しっかりとコクのあるデミグラスソースも美味しい。その他のお勧めは、「ハンバーグ」と「サーロインのビーフカツレツ」の2つ。「ハンバーグ」は、デミグラスソースかおろしポン酢ソースを選べ、挽肉は牛と豚の合挽きのような香りがする。焼き方はジューシーで良いがボリューム少なめなので、240円を追加してメガサイズにすることをお勧めしたい。いずれにしても、ハンバーグのデミグラスソースが素晴らしく、コクや苦味なども含めて、全てのバランスが最高である。「サーロインのビーフカツレツ」は、ハンバーグと同様にデミグラスソースかおろしポン酢を選べる。もちろん、美味しいデミグラスソースの方をチョイスすべき。肉の脂身はカットされているため、ほぼ赤身に近い適度な歯応えがある。パン粉は細かく薄めで、肉は細長くカットされていた。
全てのセットメニューには「コーンポタージュスープ」と「サラダ」が付くが、「コーンポタージュスープ」は濃厚で甘みがあり、刺身のツマのような大根とレタスが入った「サラダ」は、シャキシャキとした食感と和風テイストのドレッシングが良い。
それにしても、このようなしっかりとした技術に裏打ちされた良質な洋食を提供してくれる店は意外に少なく、札幌にとって貴重な財産である。(2021年〜2022年取材/2023年5月追加)
https://www.laurier.store
東区北24条東16丁目1-21 FC元町ビル1階
電話番号:011-782-1839
定休日:月曜、第2・第4火曜
営業時間:【ランチ】11時半〜14時、【ディナー】17時〜20時半
予算:オムライス(ケチャップorデミグラス)1100円、ハンバーグ(おろしポン酢orデミグラス)1300円(デミフォンデュチーズは1400円)、ビーフカツレツ(おろしポン酢orデミグラス)2150円
アクセス:地下鉄東豊線・元町駅3番出口を出て右へ。最初の交差点(常口アトムあり)を右折し、更に次の交差点をすぐに左折すると左側にある。元町駅から徒歩1分
最寄りのランドマーク:地下鉄東豊線・元町駅
お勧めポイント:技術に裏打ちされた良質な洋食を提供する素晴らしい洋食店
元町駅の交差点。常口アトムが入っているビルの隣のビルです
角を曲がると左に見えるオレンジ色の・・・
ココです!
駐車スペースは1台しかないので、近くのタイムズ24に駐めると1時間分がサービスとなります
支払いには現金しか使えませんので、ご注意を
扉を開けて店内に入ると、中は狭く、奥の調理場に面したカウンター席が3席と・・・
手前にテーブル席が3つ(12席)のみ
グランドメニューはかなり品数が絞られている
この日の日替わり。A、Bランチセット
店内には小さな洋食店にはミスマッチとも思える自動券売機が置かれている
僕の一押しは「オムライス」で、ケチャップとデミグラスのどちらかを選べる
中のチキンライスはベチャっと水分多めで、トマトの酸味も強めなので、この点は好みが分かれるところ。しかし、ライスを包んでいる玉子はフワッとしていてシェフのスキルが感じられ、しっかりとコクのあるデミグラスソースも美味しい
その他のお勧めの「ハンバーグ」。「ハンバーグ」は、デミグラスソースかおろしポン酢ソースを選べ、挽肉は牛と豚の合挽きのような香りがする
フライングでナイフを入れてしまった。焼き方はジューシーで良いがボリューム少なめなので、240円を追加してメガサイズにすることをお勧めしたい。いずれにしても、ハンバーグのデミグラスソースが素晴らしく、コクや苦味なども含めて、全てのバランスが最高である
「サーロインのビーフカツレツ」は、ハンバーグと同様にデミグラスソースかおろしポン酢を選べる。もちろん、美味しいデミグラスソースの方をチョイスすべき
.肉の脂身はカットされているため、ほぼ赤身に近い適度な歯応えがある。パン粉は細かく薄めで、肉は細長くカットされていた
根室のご当地B級グルメ「エスカロップ」
シェフがアレンジした筍入りバターライスに豚カツレツ、さらに自慢のデミグラスソースをかけている
単品で注文した「有頭エビフライ」。タルタルソースはヨーグルトの様にサッパリしている。エビフライ自体はごく普通
牛スジを8時間煮込んで作るという「ビーフシチュー」
シチューの味はほんのり甘くて僕好みではない。しかも肉は脱水気味で、パサついている