モツの朝立ち
「焼肉 グルマンズいとう(→ 札幌グルメバイブル・焼肉の頁を参照)」 系列の串焼き店。女性と一緒に行くとセクハラともとられかねないこのネーミングから、ホルモン専門の焼肉2号店かと思いきや、内臓料理が豊富な串焼き店なのである。実はこのエリア、 「生ラムジンギスカン 山小屋(→ 札幌グルメバイブル・ジンギスカンの頁を参照)」 や「焼肉世界チャンピオン南4条店」などの有名焼肉店がひしめく激戦区。この激戦区の中で、今やナンバーワンの人気店なのである。
店内は串焼き店とは思えない白と白木を基調とした明るいインテリア。右にはオープンキッチンのL字型のカウンター席が、そして左側にテーブル席がある。壁には店名をイメージしているのか天狗のお面が飾られ、カウンターにはハブ酒やまむし酒が置いてある。サービスの女性は、「焼肉 グルマンズいとう」と同じような割烹着の和服姿だ。メニューを見ると、いろいろな焼き串や生肉を使ったメニューの他、中華料理?と思われるようなメニューもあった。
まずは、生ビールのサッポロクラシックを注文。そして、この店の名物である「モツの煮込み・玉子入り」と「韮菜炒牛肚(レバテキ)」も注文。「モツの煮込み・玉子入り」は、良質なモツがトロトロと煮込まれており、ユッケジャンのようなピリ辛のスープと良く合う。「韮菜炒牛肚」はまさに美味しいレバニラ炒めで、火の通し方や鷹の爪のピリ辛も最高。これら2つはお勧めである。この他のお勧めは、「香酥炸鶏支羽(手羽先の香り揚げ)」や「五香粉 とん足」、串では「赤せん」や「さがり」など。串はそのまま何もつけずに食べるものとタレをつけて食べるものがあるが、基本的には味がついているので、あとは好み次第。
さすが「焼肉 グルマンズいとう」の系列店だけあって、どのメニューも外れなく美味しい。とくに、中華メニューが美味しいので、もしかすると中華料理の経験のあるスタッフがいるのかもしれない。ちなみに、予約は受け付けておらず、満員の場合には外で待たなければならないのでご注意を。(2015年8月追加)
中央区南3条西4-9 カミヤビル1階
電話番号:011-233-0088
定休日:月曜、第2火曜
営業時間:【火曜〜土曜】18時~翌2時、【日曜・祝日】17時~23時半
予算:モツの煮込み・玉子入り600円、韮菜炒牛肚(レバテキ)550円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅2番出口を出て「すずらんビル」を過ぎ、サンクスの信号を右折。すぐに「かつや」が見えので、さらに右折するとすぐ左側。すすきの駅より徒歩2分
最寄りのランドマーク:すずらんビル
お勧めポイント:「焼肉 グルマンズいとう」系列のワンランク上の串焼き店
赤線で囲まれたドリンクメニューには「まむし」や「ハブ」、「高麗人参」などが・・・
白菜キムチ
「モツの煮込み・玉子入り」は、良質なモツがトロトロと煮込まれており、ユッケジャンのようなピリ辛のスープと良く合う
「韮菜炒牛肚」は、まさに美味しいレバニラ炒めで、火の通し方や鷹の爪のピリ辛も最高
中国の代表的な混合香辛料である「五香粉」の八角とシナモンの香りが僕は大の苦手。でも、「五香粉 とん足」は香りのバランスとゼラチン状のトロトロ感が絶妙で、美味しい!!
「香酥炸鶏支羽(手羽先の香り揚げ)」は表面がカリッと中がシットリとしていてビールにベストマッチ
「はちのすの和え物」は塩と辛和えをチョイスできるが、今回は辛和え
生肉はちょっと怖いので、今回は湯引きした薄造りのミノをフグに、センマイを皮に見立てた「ふぐもどき」を注文
ミノ串
タレに漬けていただく
しっかりとした歯ごたえの「こめかみ」
牛タン入りの「つくね」
「赤せん」は豚足のようにコラーゲンを感じる
「さがり」は赤身の旨さが濃厚