バンブルビー Bumblebee
本町にある人気のキーマカレー店。オープンは11時なはずだが、時間が過ぎてもいっこうに始まる様子がない。常連客によると、よく遅れることがあるという。結局この日は11時20分のオープンとなった。
店内は古い喫茶店かカフェのような雰囲気で、ソウルミュージックが流れている。店内は狭く、左側にカウンター席が、そして右側にテーブル席が2つある。店主はミュージシャンなのだろうか?カウンター内にはスパイスの他に、マニアックな真空管アンプやエレキギターなどといった楽器が並んでいる。
メニューを見ると、キーマカリーは素材によって辛さが異なっており、「牛肉」、「とり肉」、「鴨肉」、「とり肝」、「馬肉」、「ラムレバー」、「マトン」の順で辛くなる。キーマカリーの他に「山羊のカリー」や「野菜カリー」、「シーフードカリー」などといった通常のカリーもあった。中でも、最も辛口という「山羊のカリー」にとても興味を引かれたが、今回の取材目的はあくまでもキーマカリーだったので、一番人気のセット「キーマ三昧」を注文。「キーマ三昧」は、「鴨肉キーマ」、「マトンキーマ」、「牛肉キーマ」の3種類のキーマカリーがかかったカレーである。ご飯は白米と玄米から選ぶことができる。
出てきた「キーマ三昧」はご飯を取り囲むように3種類のキーマカリーがかかっており、まるでミッキーマウスのような姿。カレーは三重県津市にある 「東洋軒(→ 名古屋グルメバイブル・カレーの頁を参照)」 のブラックカレーを彷彿させるような、黒みがかったカレーだ。どのカレーもまるでデミグラスソースでも入っているのかと思わせるほどのコクがあり、欧風カレーのようにマイルドで濃厚。しかも、キーマカリーであるが、挽肉の食感をほとんど感じさせない。どれも思ったほどの辛さではないが、しっかりとホールスパイスを感じさせるカレーである。最も辛くない「牛肉キーマ」は中辛程度の辛さで、果物の甘さだろうか?ほんのりと甘いカレーだ。最も辛い「マトンキーマ」は、酸味が口の中に残るカレーだ。最も美味しかったのは「鴨肉キーマ」で、最もバランスが良くお勧めである。
ちなみに、土日は開店前から行列ができるが、比較的空いている平日に訪れるなら、遅くオープンするのを見越して11時半くらいに来た方が良いかも。(2016年2月追加)
http://www.maido.zaq.jp/bumblebee/index.html
大阪市西区西本町1-14-2 住吉ビル1階
電話番号:06-6534-0894
定休日:日曜・祝日
営業時間:11時~16時
予算:鴨肉キーマ1000円、キーマ三昧1200円
アクセス:地下鉄四つ橋線・本町駅24番出口を出て、中央大通を高速に沿って進む。「カフェ ヴェローチェ」、「セコパーキング」を過ぎ、「ESLEAD」と「大阪西本町郵便局」の間の交差点を右折して、通りを1本過ぎるとすぐ左側にある。本町駅より徒歩3分
最寄りのランドマーク:大阪西本町郵便局
お勧めポイント:ここでしか味わえない個性的な濃厚キーマカレー
地下鉄四つ橋線・本町駅24番出口を出て、高速道路に沿って進みますこの古いビルの1階です
この日は平日の昼だったので僕の前の客は1組。開店10分前に到着したが、結局オープンしたのはその30分後
店内は狭い
壁に置かれたスパイスの瓶
マニアックな真空管アンプ
エレキギターや民族楽器が・・・
メニュー
カレー毎の辛さが表示されている
3種盛りのセットもいろいろとある
出てきた「キーマ三昧」はご飯を取り囲むように3種類のキーマカリーがかかっており、まるでミッキーマウスのような姿
ご飯は白米と玄米から選ぶことができるが、今回は玄米をチョイス