たんか
福岡放送本社の近くにある肉居酒屋。何でもこの店の大将は、福岡の老舗肉料理専門店「かね萬」の店長から独立したらしく、確かに食べログの写真を見ても、類似のメニューが見受けられる。また、この店は博多ではかなりの人気店らしく、1人飯の僕でも21時からやっと入れたほど。21時に訪れてみると、店内は満員状態で、女性客が目立つ。
僕の一押しは、タン芯を使用した厚切りの「たんかの牛タン焼」。値段を考えれば、恐らく和牛タンではないと思うが、臭みなどは一切なく、歯通りが良くジューシー。お腹が空いていたなら、何回でもお代わりしたくなるくらい美味しく、コスパも最高。さらに、「たんかの牛サガリ焼」も、肉の旨味が十分で濃厚。1人飯の方には、これら2つを同時に楽しめる「たんかの牛タン焼と牛サガリ焼のハーフ焼き」もある。もう一つ絶対に外せないのは「炙りユッケ」で、肉の旨味だけでなく、ネットリと甘い脂肪が美味しく、ユッケファンには堪らない一品だ。さらに注文するなら、茹でた脂付きシマチョウをポン酢で頂く「ホルポン」や、焼豚足のような「たんかの牛テール焼」などがいい。デザートの「なめらか杏仁豆富」は全く杏仁の香りがしないが、牛乳プリンのようなものと思えば、それほど悪くない。大将を含めた店員の対応も良く、また来たいと思わせる福岡の優良肉居酒屋である。人気店だけに、早めの予約が必須。(2012年11月追加)
福岡市清川2-19-28
電話番号:092-531-8529
定休日:無休
営業時間:18時~翌3時
予算:たんかの牛タン焼、たんかの牛サガリ焼、たんかの牛タン焼と牛サガリ焼のハーフ焼き・各1300円、炙りユッケ900円、たんかの牛テール焼950円
アクセス:西鉄・渡辺通駅2番出口を出て、渡辺通りを「ホテルニューオータニ」側へ進む。「福岡放送本社」を過ぎた高砂1丁目信号を左折すると、すぐ左側。西鉄・渡辺通駅より徒歩5分。
最寄りのランドマーク:福岡放送本社
お勧めポイント:また来たいと思わせる福岡の優良肉居酒屋