アンジェリック
Angelique弘前店
今、弘前で最も人気のあるスイーツ店。失礼ながら、地方レベルのスイーツ店とは思えないほど規模がでかく、1階にはショップが、さらに2階にカフェがある。カフェではケーキや飲み物の他、パフェやサラダ、ピザなどを食することができ、土日には行列が出来るほどの大人気。この弘前店の他に、青森店と鶴田店の計3店舗を展開している。特に公表はしていないが、恐らく店の規模などから考えて、この弘前店が本店だと思われる。
この店のケーキは季節毎に大幅に入れ替わるため、通年した同じ商品のものは少ない。中でもチョコレート系ケーキはどれもハズレがないので、もしも迷ったらチョコレート系を選ぼう。しかし、何と言っても僕の一番のお勧めは「アンジュプリン」。このプリンは言葉では言い表せないくらいフワフワトロトロで、これまで食べたプリンのトップ3に入れても良いくらい旨い。敢えてもう一つ選ぶならば、練乳を使ったイチゴミルクケーキのような「いちごみるく」など。しかし、実はこの店の現在の一番人気は「アップルパイ」。薄いパイの上にスライスされたリンゴがのっており、カラメルの香ばしさとサクッとしたパイの風味が存分に楽しめる。この様なアップルパイは、どちらかと言えばパイが主役であるが、この店以外の青森の他店でも見かけた。何故このタイプが青森で人気であるのかは不明だが、僕としてはゴロッとした煮リンゴが中に入っている通常タイプか、上にのせるなら、タルトタタンのようにシットリとした煮リンゴがタップリ入っている方が好みかも。
お土産品で特にお勧めしたいのは焼き菓子。どの焼き菓子もバターやチョコの香りに加え、しっとり感があって美味しい。特に、「ケーク・オ・ショコラ」は、シットリと濃厚なチョコレートの焼き菓子で、必ず購入してほしい逸品。また、「マドレーヌ」はレモン風味のバターの香りがしてこれも美味しい。しかし一番のお勧めは「ポルボローネショコラ」。これは仏・カカオバリー社製チョコ「オール・ノアール」を使用したチョコクッキーで、サクッとした食感とビターなカカオのバランスが何とも言えず良い。「津軽香々欧(かかお)」は、サクッとしたクッキーの表面にチョコレートをコーティングしたお菓子。その模様が素晴らしく、まるで津軽塗の唐塗(からぬり)にそっくりなので、青森のお土産としてもインパクト大である。さらに、フワッとしたシフォンケーキ生地にトロリとした練乳のようなミルキークリームが入った「アンジェミルク」もなかなかいい。これらに対し、厳選素材を使用したカステラ「弘前物語 奏(かなで)」は、特に特徴のないオーソドックスな味なのでお勧めできない。(2014年8月追加)
弘前市大字野田1丁目3-16
電話番号:0172-35-9894
定休日:火曜
営業時間:10時~19時(カフェは11時~18時半)
予算:ポルボローネショコラ1134円(6袋入り)
アクセス:JR青森駅を出て斜め右の駅前通を進む。「イトーヨーカドー」、「みちのく銀行」を過ぎ、「弘前郵便局」や「ENEOS」のある交差点を右折する。「ろうきん」、「パッケージプラザ」、「北大通り交差点」を過ぎて300mほど進むと「健生病院」が見えるのでその真向かい。JR青森駅から徒歩15分、車で4分(健生病院の向かい)
最寄りのランドマーク:健生病院
お勧めポイント:青森トップクラスのスイーツ店
1階のショップ
2階カフェの入り口
パフェのカフェメニュー
アンジュプリン
いちごみるく
オペラ津軽
プラリネシトロン(チョコレートムースにレモンクリーム+ヘーゼルナッツ)
ショートケーキ
アップルパイ
レアチーズ
マンゴーのタルト?(詳しい名称は忘れました)
桃のタルト?(詳しい名称は忘れました)
AKIRA(チョコクリーム+生クリームとチョコスポンジ)とモンブラン
焼き菓子
オール・ノアール
津軽香々欧(かかお)
アンジェミルク
弘前物語 奏(かなで)
黒糖(クロワッサン生地で作った黒糖味のデニッシュ)
クイニーアマン・フロマージュ(クリームチーズ入りのクイニーアマン)