ラ・サンテ

 「宮の森スポーツ倶楽部」の駐車場横に移転し、リニューアルオープンしたフレンチの有名店。かつてのビルの2階にあった旧店舗に比べると、一軒家となった現在の店は、古い建物を利用しているせいかシックな落ち着いた雰囲気がいい。奥と入口には半個室の席もでき、テーブル間隔も以前より広くなった。奥には2〜3名用のカウンター席もあるので、もちろん1人飯でもOKである。
 北海道フレンチを代表する高橋シェフのスキルは健在で、相変わらず素晴らしい料理を食べさせてくれる。特に、新店舗に移って変わった点は、ビルでは実現できなかった薪のオーブンを取り入れたことである。彼は熟成肉や熟成魚など、素材の味を生かせるようなグリル料理をやってみたかったという。もちろん、料理の味にはブレがなく、重厚さと軽さを併せ持つようなシンプルな料理に進化した。この店にはドライエージング用の冷蔵庫もあり、熟成された十勝・足寄の「石田めん羊牧場」の仔羊を食べることができる。そして、もしもデザートメニューに「ブランマンジェ」を見つけたら、必ず注文してほしい。トロトロの絶妙な食感に感動すること請け合いである。(2015年3月更新)

中央区北3条西27丁目2-16   
電話番号:011-612-9003
営業時間:【ランチ(土日・祝日のみ)】12時 〜13時半、【ディナー】18時〜21時 
定休日:水曜、第2、3木曜
予算:ランチ2800円~4000円、ディナー6000~10000円
アクセス:地下鉄東西線・西28丁目駅3番出口を出ると右に「宮の森スポーツ倶楽部」が見えるが、その裏の駐車場横にある。西28丁目駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:宮の森スポーツ倶楽部 
お勧めポイント:高橋シェフのスキルの高い素晴らしい料理を味わえる

奥の一軒家が店です

店の玄関前には薪が積まれています

前より若干広くなったメインダイニング

6名までの奥の半個室とシェフの高橋さん

奥の半個室前のカウンター席(2名まで)からはキッチンが見える

火が見えるのが、薪のオーブン

本日の8000円のコースメニュー

アミューズの「ニシンのデンマーク風トースト」

「北海道野付産ホタテ貝のタルタルキャビア添え」は、実は容器が2段になっている

持ち上げるとこんな感じ

下の容器には「北海道羽幌産南蛮海老(甘エビ)コンソメジュレ」が

実はこの前に「平目と春野菜のマリネ」があったが撮り忘れてしまい、これは次の「エゾアワビとホッキ貝のスープ」。スープとは思えないほど具だくさん

薪オーブンによる「桜鯛と徳島産新タケノコの薪焼き」

驚き!!ゴボウがメインの料理「帯広・和田ごぼうと平茸のプレゼ トリュフ風味」

極太のゴボウを切るとこんな感じ

本日の肉料理は北海道足寄町「石田めん羊牧場の11才マトン」か北海道十勝「清水人舞牛のサーロイン」の薪焼きのいずれかをチョイスできるが、迷ったあげく牛をチョイス

口直しのソルベ

ブランマンジェ

ハーブティー