出雲富士 吟醸 山田錦 富士酒造合資会社
■ 楽天での最低参考価格:3150円(1800ml)
札幌の地酒でありながら、創作和食店 「うさぎや(→ 札幌グルメバイブル・和食、居酒屋の頁を参照)」 で初めて知った日本酒。ぐい呑みを鼻に近づけと、華やかな吟醸香が漂ってくる。口に含むと、滑らかでシルキーな舌触り。驚くほどスルッと入ってくる。それでいて、甘くフルーティーな香りが鼻腔をくすぐり、久々に美味しいと思った日本酒である。皇太子ご成婚酒にも使われたという福井県の「梵 超吟 純米大吟醸」を、少し荒々しくしたような感じだ。それもそのはず、この酒は原酒なのである。あと1〜2年寝かせれば、より完璧な酒に近づくことだろう。もしもブラインドで飲んで、“これは札幌の地酒だ”と言い当てることが出来る人がいたなら天才だと思う。それほどこの日本酒のレベルは高いのである。間違いなく全国でもトップレベルの酒に肩を並べることが出来る酒であり、北海道の日本酒の実力を示す1本。この酒を造っている日本清酒株式会社は、「千歳鶴」や「ことぶきみそ」、「余市ワイン」ブランドを展開する会社である。これはあくまでも僕個人の憶測だが、もしかするとこれは、千歳鶴の「大吟醸 吉翔」の原酒なのではないかと思っている。全国でもこの酒を販売しているのは、札幌北区にある 「銘酒の裕多加(→ 札幌グルメバイブル・お土産、ショッピングの頁を参照)」 と東区の「マルミ北栄商店」の2店のみ。この2店で購入して飲むか、前述の札幌の「うさぎや」や 「味百仙(→ 札幌グルメバイブルの和食・居酒屋の頁を参照)」 で飲むことが出来る(要確認)。
以下は販売店のコメント
「最高級の酒造好適米である兵庫県産「山田錦」を丹念に40%まで磨き上げ、果実を思わせる華やかな香りに爽やかな余韻を忍ばせる絶品のお酒です。」