Denkikan電氣舘
1895年フランスのリュミエール兄弟により、映写機の原形となる「シネマトグラフ投影機」が公開され、その8年後の明治36年に、活動写真常設館「浅草電気館」が東京に誕生した。活動写真を上映するにあたり「国家のため電気知識の普及を意図し、電気の名をとどめるように」との条件があり、名が「電気館」となった。浅草・電気館の隆盛により、全国に「電気館」という名の劇場が次々と誕生していった。
明治44年、窪寺喜之助が熊本で初めての活動写真常設館「電気館」を、現在のシャワー通りに創設。新市街周辺には活動写真館が立ち並び、市民の娯楽の中心となっていく。大正3年に現在地に2代目電気館が移転した。時代は移り、昭和3年には、1階に飲食店等のテナント、2階〜4階が映画館、さらに屋上に娯楽施設やエレベーター設置など、当時としては画期的な3代目電気館が誕生。戦前〜戦後を通して賑わった3代目電気館も再開発のため、平成7年に現在のビルへ改築された。平成11年には、2階ホールにカウンターバー、劇場内座席をゆったりと配置するなどに改装し、劇場としては初めて「日本映画批評家賞特別賞」を受賞した。(以上ホームページより改編)
なお、受付はビルの2階で、2階(96席)、3階(140席)、5階(140席)にスクリーンがある。ちなみに、毎週月曜はメンズデイとして男性が1100円、毎週水曜はレディースデイとして女性が1100円、毎週金曜はペアデイとして2名で2400円、毎月1日はファーストデイとして全員が1100円となるサービスも。(2019年7月追加)
https://www.denkikan.com
熊本市中央区新市街8−2
電話番号:096-352-2121
定休日:ホームページを参照
営業時間:ホームページを参照
予算:一般1800円、大学生1500円、高校生以下1000円、シニア1100円
アクセス:熊本市電・辛島町電停で降り、サンロード・新市街アーケードへ進むと、すぐ右側にある。辛島町電停より徒歩2分
最寄りのランドマーク:サンロード・新市街アーケード
お勧めポイント:1911年から続く熊本が誇る名画座
熊本市電・辛島町電停で降り、サンロード・新市街アーケードに入るとすぐ
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