ねぎ焼き やまもと 福島ほたるまち店
福島の「堂島クロスウォーク」という商業施設に入っている十三(じゅうそう)のお好み焼きの人気店 。本店である「ねぎ焼き やまもと(→ 大阪グルメバイブル・お好み焼きの頁を参照)」の方は大阪に来るとよく訪れ、かれこれ20数年間通っている。大阪や京都、神戸などでいろいろな「ねぎ焼き」や「とん平焼き」を食べてきたが、この店が抜きん出ていると思う。その「ねぎ焼き やまもと」が福島でも味わえるようになったことは、本当に喜ばしいことである。
店内は左側にカウンターと鉄板があり、中央の鉄板ではベテランの焼き手が手際よく焼いている。また、右側には広めのテーブル席があり、狭い本店とは対照的に、この種の店としてはかなりお大箱店である。
まずは、氷点下の生ビール「アサヒスーパードライEXTRA COLD」を注文。この店のお勧めは、ズバリ「すじねぎ焼き」と「とん平」の2つ。もしも、どうしてももう一品追加したい場合は、「豚玉お好み焼き」がいい。「とん平」は関西特有の食べ物で、店によってかなりのバリエーションがある。この店の「とん平」は、ポピュラーな卵焼きロールタイプのものではなくお好み焼きタイプだ。それを目の前の鉄板で8等分してくれたのでそれを食してみると、豚バラ肉がカリッと焼かれていて豚の旨味を最大限に引き出していた。また、塗られるソースやマヨネーズ、鰹節とも実に良くマッチしていて、やはり間違いなく日本最高レベルの「とん平」だ。「すじねぎ焼き」は、甘辛く煮た牛スジとコンニャク(スジコン)が奥深さを演出しており、タップリ入った葱もシットリとしていて、葱の甘みや香りを十分堪能できる。加えて、この店特製の醤油だれとの相性も抜群である。
焼き方は本店ほど完璧とはいえず、2~3つ星くらいの評価となろうが、それでも他のお好み焼き店と比べるとやはり抜きんでた美味しさであり、相対的に繰り上げての3つ星評価となった。
ちなみに、「ねぎ焼き やまもと」では、「冷凍・すじねぎ焼き」を全国発送でしている。この日食べ残した「すじねぎ焼き」を翌朝冷えた状態で食してみたが、それでもかなり美味しかった。試してはいないものの、もしかすると冷凍もそこそこ美味しいのかもしれない。また、現在のところ、十三の本店を含めて5店舗あるが、JR新大阪駅ビル内にある「新大阪店」とJR大阪駅に近い「梅田エスト店」は、アクセスが良く便利。(2016年1月追加)
http://www.negiyaki-yamamoto.com
大阪市福島区福島1-1-48 堂島クロスウォーク
電話番号:06-4798-8220
定休日:第2・第4水曜
営業時間:11時半~22時
予算:すじねぎ焼き1190円、とん平680円
アクセス:JR環状線・福島駅を出て右へ。「ホテル阪神」側の駅前通(なにわ筋)を進み、次の「浄正橋」交差点を「mini・mini」側へ渡り、「ENEOS」あるいは屋上に電波塔の見える「朝日放送本社」、「関西電力病院」を目指して進む。「朝日放送本社」のある「上天神南」交差点を左折すると、右側に見える「堂島クロスウォーク」の中にある。JR福島駅より徒歩5分。大阪国際会議場から徒歩5分
最寄りのランドマーク:JR福島駅、ホテル阪神、浄正橋交差点、朝日放送本社、ABCホール
お勧めポイント:十三の名店「ねぎ焼き やまもと」が福島でも食べられる
福島の「堂島クロスウォーク」内にあるここです
左側にあるカウンター席
右側にあるテーブル席
メニュー1 「ねぎ焼き」
メニュー2 「お好み焼き」
メニュー3 「焼きそば」と「お勧め鉄板焼き」
メニュー4 「お勧め鉄板焼き」の続き
ほたるまち店限定メニュー
カウンター中央にある鉄板
まずは、氷点下の生ビール「アサヒスーパードライEXTRA COLD」を注文
「アサヒスーパードライEXTRA COLD」はマイナス2℃
「とん平」は、ポピュラーな卵焼きロールタイプのものではなくお好み焼きタイプ
中央に半熟卵がのっている
豚バラ肉がカリッと焼かれていて豚の旨味を最大限に引き出している。また、塗られるソースやマヨネーズ、鰹節とも実に良くマッチしていて、間違いなく日本最高レベルの「とん平」だ
「すじねぎ焼き」
甘辛く煮た牛スジとコンニャク(スジコン)が奥深さを演出しており、タップリ入った葱もシットリとしていて、葱の甘みや香りを十分堪能できる。加えて、この店特製の醤油だれとの相性も抜群
「すじねぎ焼き」は冷凍で全国発送をしてもらえる
余った「すじねぎ焼き」をテイクアウト
箱代40円は有料
「すじねぎ焼き」を翌朝冷えた状態で食してみたが、それでもかなり美味しかった。試していないものの、もしかすると冷凍でも美味しいのかもしれない。